SQL Serverデータベースを作成する方法

SQL Serverデータベースは、データベースの作成やメンテナンスが簡単に行えるということもあり、最も使われているデータベースの一つです。SQL Server Managementなどの無料のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)ツールを使えば、コマンドラインによる複雑な操作を心配する必要がありません。下記のステップ1を参照してデータベースを作成し、数分以内にデータの入力を始めてみましょう。

ステップ編集

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    SQL Server Management Studioをインストールする SQL Server Management Studioは、Microsoftから無料で入手できるソフトウェアで、コマンドラインを使用せずにグラフィカルインターフェースからSQL serverに接続し、データベースを管理することができます。
    • SQL serverのインスタンスにリモート接続するためには、SQL Server Management Studioや類似のソフトウェアが必要です。
    • Macユーザーは、DbVisualizerやSQuirreL SQLなどのオープンソースのプログラムを使用できます。インターフェースは異なりますが、基本的な仕組みは同じです。[1]
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    SQL Server Management Studioを起動する プログラムを初めて実行すると、接続するサーバーを指定する画面が表示されます。すでにサーバーが起動しており、接続に必要な権限がある場合は、サーバーのアドレスと認証情報を入力しましょう。ローカルデータベースを作成したければ、「サーバー名」に「.」、「認証」に「Windows認証」を設定します。
    • 接続 をクリックして次に進みましょう。
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    「データベース」フォルダの場所を確認する ローカルまたはリモートのサーバーへの接続が確立すると、画面の左側に「オブジェクトエクスプローラ」ウィンドウが開きます。オブジェクトエクスプローラツリーの一番上が、接続しているサーバーとなっているはずです。ツリーが展開していなければ、サーバー名の横にある「+」アイコンをクリックし、「データベース」フォルダの場所を確認しましょう。[2]
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    新しいデータベースを作成する 「データベース」フォルダを右クリックして、「新しいデータベース」を選択しましょう。データベースを作成する前にデータベースの設定を行うウィンドウが表示されます。データベースを識別できるよう名前を付けましょう。ほとんどの場合、残りの設定はデフォルトのままにしておいて構いません。[3]
    • データベース名を入力すると、「データファイル」と「ログファイル」という2つのファイルが作成されます。データファイルには、データベース中のすべてのデータが保存され、ログファイルには、データベースへの変更内容がすべて記録されます。
    • OK をクリックしてデータベースを作成しましょう。展開された「データベース」フォルダに新しいデータベースが表示されます。新しいデータベースには、シリンダーのアイコンが付いています。
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    テーブルを作成する データを保存するための構造を作成しない限り、データベースにデータを保存することはできません。テーブルは、データベースに入力した情報を保持するもので、テーブルを作成してから先に進まなければなりません。「データベース」フォルダの中の新しいデータベースを展開して、「テーブル」フォルダを右クリックし「新しいテーブル」を選択しましょう。
    • 新しいテーブルを操作できるウィンドウがプログラムの画面上に表示されます。
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    主キーを作成する テーブルの最初の列として主キーを作成することが強く推奨されます。主キーは、ID番号やレコード番号のように振る舞い、主キーを使うと後でそのデータエントリーを簡単に呼び出すことができます。主キーを作成するには、「列名」のフィールドに「ID」、「データ型」のフィールドに int と入力し、「NULLを許容」のチェックを外します。ツールバーにある鍵のアイコンをクリックして、この列を主キーとして設定しましょう。
    • IDは、「1」以上の値が必要なため、NULL値を許可すべきではありません。NULL値を許可すると、最初のエントリーが「0」になってしまいます。
    • 「列のプロパティ」ウィンドウで、「IDENTITYの指定」オプションが表示されるまで下にスクロールしましょう。「IDENTITYの指定」オプションを展開し、「(IDである)」を「はい」に設定します。これで、エントリーが登録される度にID列の値が自動的に増加し、効果的にID番号を付けることができます。
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    テーブルの構造を理解する テーブルは、フィールドまたは列で構成されます。それぞれの列がデータベースのエントリーの属性にあたります。例えば、従業員のデータベースを作成する場合、「姓」列、「名」列、「住所」列、および「電話番号」列といった列が考えられるでしょう。
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    残りの列を作成する 主キーのフィールドの入力が終わったら、その下に新しいフィールドが表示されます。ここに次の列を入力することができます。必要なフィールドを登録し、その列に入力する情報に適したデータ型を選択しましょう。
    • nchar(#) - このデータ型は、名前や住所などの文字列に使用します。括弧内の数値は、このフィールドに許可された最大文字数です。制限を設定することで、データベースのサイズが管理可能な状態に保たれます。電話番号は、数値を使って数学的な計算を実行するわけではないので、この形式で保存すべきでしょう。
    • int - 整数用のデータ型で、通常、ID列に使用されます。
    • decimal(x,y) - 小数点の形式で数値を格納するデータ型で、括弧内の数値は、それぞれ小数点以下の桁数と小数点以下を示します。例えば、decimal(6,2) は、0000.00という形式で数値を格納します。
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    テーブルを保存する 列の作成が完了したら、情報を入力する前にテーブルを保存しなくてはなりません。ツールバーの「保存」アイコンをクリックし、テーブルの名前を入力しましょう。特に、複数のテーブルを持つ大きなデータベースの場合などは、テーブルの内容を認識しやすいテーブル名を付けた方がよいでしょう。
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    テーブルにデータを追加する テーブルを保存できたら、データの追加を始めましょう。「オブジェクトエクスプローラー」ウィンドウで「テーブル」フォルダを展開します。新しいテーブルが一覧に表示されていなければ、「テーブル」フォルダを右クリックして「更新」を選択しましょう。そして、テーブルを右クリックし、「上位200行の編集」を選択します。[4]
    • 中央のウィンドウにデータを入力するフィールドが表示されます。ID列には自動的に値が入るので、ここでは無視して構いません。残りの列に情報を入力しましょう。次の行をクリックすると、ID列に自動的に値が入るのが確認できます。
    • 必要な情報をすべて入力し終わるまでこの処理を続けましょう。
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    テーブルを実行してデータを保存する テーブルに保存したい情報を入力し終えたら、ツールバーの実行ボタンをクリックしましょう。SQL serverがバックグラウンドで保存処理を実行し、すべてのデータが作成した列に解析されます。実行ボタンは、赤いエクスクラメーションマークのようなアイコンが付いたボタンです。Ctrl+R を押して、保存処理を実行することもできます。
    • 入力したデータにエラーがあると、テーブルの保存処理が実行される前に、エラーが含まれているエントリーが示されます。
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    データの問合わせを行う これで、データベースの作成が完了しました。それぞれのデータベース内に必要な数だけテーブルを作成することができます(制限はありますが、ほとんどのユーザーは、企業レベルのデータベースで作業していない限り心配する必要はありません)。 レポート作成やその他の管理のためにデータの問合せを行ってみましょう。
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