K Popの練習生になる方法

今ではスターと呼ばれ、国際的な人気を誇るK-Popアイドルやシンガーにも練習生という無名の時代がありました。この「練習生」とは、9〜10歳くらいから歌・ダンス・演技などの訓練を集団で行うK-Popスターのタマゴのことです。親元を離れて練習場の近くで同世代の練習生と共同生活する者もいれば、実家から練習場へ通う者もいますが、所属する音楽事務所の厳重な管理と指導の下でスターになるための訓練を行います。K-Popスターへの足掛かりは他でもない練習生になること、これに尽きます。これから練習生になるための手順をご紹介します。

ステップ

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    練習生とは何かを理解しましょう。厳しい練習が待っている覚悟をしましょう。1日の平均練習時間は10時間を超えます。お気に入りのK-Popグループやシンガーを見ていると、アイドルとしての人気や活動を楽しんでいるように見えるでしょう。しかしK-Popアイドルの仕事は過酷です。またアイドルになれば高額なギャランティーがもらえ、あっという間に億万長者になれると信じる人も多いでしょう。しかし韓国の音楽業界では、アーティストに支払われるべきギャランティーと実際に支払われるギャランティーの間に大きな隔たりがあるのが現実です。かつては、大人気アイドルになってもギャランティーが上がらず、安普請の寮で生活する以外になかったアイドルたちもいました。この事実は、K-Popファンや、練習生になりたい人たちでさえも知らない人がとても多い負の側面といえます。しかしポジティブなこともたくさんあります。韓国の文化や言葉に親近感を持ち、音楽やダンスに情熱を注いでいる人にとっては、本当に素晴らしい経験となります。残念で不幸なアイドル人生にしないためにも、練習生のオーディションを受ける前にやっておくべきことが一つあります。それは自分が応募したい事務所の過去を調べること。過去に所属アーティストから、不当な扱いや劣悪な生活環境で告訴されている場合には、もう一度考え直してみましょう。
    • もう一つ忘れてはいけないことは、オーディションに合格して練習生になっても、その後のデビューは保証されない点です。厳しい練習を何年やってもデビューに至らないケースもあります。
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    歌やラップを練習しましょう。練習生になるための最初の関門が「歌が上手い」「ラップが上手い」という条件でしょう。 K-Popというのは、基本的に歌やラップの比重がとても大きい音楽です。すでに歌が上手いのであれば問題はありませんが、歌に自信がない場合はトレーナーを付けて練習する方法や、音楽学校のボーカルコースに通う方法があります。近くにボーカルトレーナーや学校が見つからないときは、毎日継続できるボーカルトレーニング方法を本やオンラインで探してみましょう。また、歌が上手くなくてもチャンスはあるので心配は無用です。カリスマ性があったり、容姿に恵まれている場合には、ラッパーとして採用され、訓練を受ける可能性が残されています。
    • 演奏できる楽器があるなど、歌やラップ以外の能力もプラスに働きますが、良い声を持っていることが大前提です。
    • 練習生に歌やダンスの他に外国語(韓国語以外)を教える事務所も多くあります。これは海外市場を見据えて、海外でも直接ファンと交流できるようにするためです。独学であっても歌とダンスにそれ相当の実力がある場合には、韓国語以外の外国語が一つできるとオーディションに合格する確率がぐっと高まるでしょう。
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    ダンスのキレをよくしましょう。SM、JYP、YGなどのエンターテインメント系の大手音楽事務所の場合、練習生のオーディションではダンスが不可欠です。ダンスが苦手であれば、それを正直に伝えましょう。K-Popアーティストにもイ・ハイのようにまったく踊らないシンガーもいますが、やはりダンス上手は常に優遇されます。ダンスの才能に恵まれているのならば、コーチを雇うなり、自分で懸命に練習するなりして卓越したスキルにまで磨き上げましょう。
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    演技の勉強をしましょう。K-Popスターはデビュー後、どこかの時点で演技を始めることが珍しくありません。自分のミュージック・ビデオで役柄を演じることもあれば、実際にドラマなどに出演することもあります。オーディションでは歌とダンスの才能が真っ先に評価されますが、そこにしっかりした演技力が加われば、合格への道が開ける可能性が高まるでしょう。演技指導者を雇ったり、地元の劇団に加入したりして演技力を磨いておきましょう。
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    韓国語をマスターしましょうK-Popアイドルやシンガーが流暢とは言い難い英語で英詞を歌うことがよくありますが、これは英語が彼らにとっては外国語だから許されることです。しかしK-Popの母国語である韓国語だとそうはいきません。K-Popアーティストとして成功するには、最低限でも意思の疎通が可能なレベルの韓国語力が必要でしょう。外国語をゼロから習得するには相当の時間と労力が必要になるので、独学では不安であれば家庭教師、語学教育ソフト、外国語学校などの選択肢も考えてみましょう。また韓国語への入り口として、簡単な単語を覚えたり、歌の歌詞を覚えたりして親しみながら感覚を掴んでみましょう。
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    事務所を選びましょう。韓国にはK-Popスターを抱える芸能事務所や音楽事務所が数多くありますが、中でも多くのスターを輩出している有名な事務所がSM、JYP、YG、Cube、LOEN、Pledis, Woolim、BigHitです。事務所によって選考基準が異なりますが、一次オーディションに合格した人だけが二次オーディションに呼ばれます。これはあくまでも噂ですが、選考傾向としてSMはルックス重視、JYPはルックスと能力を同等に評価、YGはルックスよりも能力重視と言われています。オーディションを決めるとき、このような傾向を考慮してもよいでしょう。
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    いざ、オーディションへ。K-Popのオーディションは世界中で行われています。対面でのオーディションは、審査員の前で歌ったり、踊ったり、演じたりする昔ながらの方法ですが、YouTubeを経由した今時のオーディションもあります。また、「K-Pop Star」(この番組では3人の審査員がスターを発掘する)のようなタレント発掘番組があるので、このような番組のオーディションも一考の価値があるでしょう。
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    韓国人の世界と理解しましょう。韓国人や東アジア出身者という条件があるわけではないのですが、K-Popアーティストの多くは韓国人です。ただ、国籍はあまり関係ないようで、韓国以外で生まれた韓国人も多くいます。韓国人が多いのは民族主義とはまったく関係なく、単純に韓国独自の美意識を満足させられるのが韓国人というだけのことなのです。また、アジア人が圧倒的に多い背景には、K-Pop自体が比較的新しい音楽ジャンルで、欧米の注目を集め始めたのがここ数年ということがあります。まだ欧米の音楽ファンに広く浸透していないのです。
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    オーディションを見極めましょう。受ける予定のオーディションに最適のスタイルを見極めます。オーディションで最も大事なのはプレゼンテーションです。奇抜な衣装や不快感を誘発する服装、例えばハメを外しすぎたパーティーピープルのような出で立ちは避けましょう。代わりに、自分の天然の美しさ、可愛さ、かっこよさを引き立たせるエレガントで気品のある服装にしてみましょう。シンプルな服装が最も似合うのならばジーンズとシャツでもいいでしょう。
    • 化粧をする場合は薄化粧にしましょう。審査員が見たいのはナチュラルな美しさなので、厚化粧で台無しにしないようにしましょう。
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    粘り強くがんばりましょう。成功を勝ち得るのは簡単ではないとはいえ、失敗から学ぶことも多いはずです。本気でK-Popを歌い踊りたいのであれば、合格するまでオーディションを受け続け、一度や二度の失敗にめげずに、思いを貫き通してみましょう。
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ポイント

  • オーディションでは礼儀正しく振る舞いましょう。
  • オーディションに最適な年齢は15〜16歳ですが、それよりも若い人が参加することもあります。17歳以上でも臆することなくオーディションを受けてみましょう。これまでデビューしたK-Popアイドルにも、10代後半や20代前半でオーディションを受けて成功した人たちが数多くいます。
  • エクササイズを欠かさないようにしましょう。健康を損なわないことが大事ですが、人によっては数キロの減量を要する場合もあるでしょう。 細身でスタイルのよい体型が合格への近道です。
  • 自分が選んだ道だと自覚しましょう。パパラッチや狂信的なファンというネガティブな要素は有名人につきものです。韓国ではストーカー紛いのファン対策のための法律が制定されています。
  • オーディション時間は長くはありません。1分で終わってしまうこともあります。
  • 所属したい事務所を事前に調べましょう。練習生の扱いがきちんとしている事務所を選びましょう。
  • 歌うときには力を抜きましょう。審査員は、声や表情に力みがなく、リラックスして自然に歌えるかどうかを見ています。
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注意事項

  • オーディションに合格したら、練習生になるために韓国に引っ越すことになるかもしれません。
  • 練習生のスケジュールは過酷です。寝る間を惜しんで厳しい練習を重ねます。本当にそれでいいのか、本当にしたいのか、覚悟できるまで考えてみましょう。
  • 家族と一緒に過ごしたり、友達に会ったりする時間もしばらくはなくなります。この点もよく考えてから決断しましょう。
  • K-Popの表舞台は華やかで楽しそうですが、業界自体には裏の部分もあります。練習生やアーティストへの虐待や性接待がニュースになったことが何度もあります。この点だけは注意を怠らないようにしましょう。
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