JPEG画像の画質を上げる方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

JPEG(JPGとも呼ばれる)画像は、ファイルサイズを小さくするために圧縮されており、インターネット上での共有や投稿に最適です。ただし、JPEG画像を拡大したり再利用したりしようとすると、画質が粗くなったり、画像がぼやけたりしてしまう場合があります。JPEG画像の画質は、画像のテクスチャや色、コントラストを写真編集ソフトで微調整すれば上げることができます。「Adobe Photoshop」は、最も人気のある写真編集ソフトです。「Adobe Photoshop」に会員登録していない場合は、「Pixlr」という無料のオンライン画像編集ソフトを使いましょう。この記事では、JPEG画像の画質を上げる方法を解説します。

2の方法1:
「Adobe Photoshop」を使う

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    「Adobe Photoshop」を開く 「Adobe Photoshop」は、真ん中に「Ps」というロゴが入った青色のアイコンになります。「Adobe Photoshop」を使うには、会員登録が必要です。「Adobe Photoshop」は、https://www.adobe.com/products/photoshop.htmlから会員登録してダウンロードすることができます。
    • 「Facebook」や「Instagram」などのアプリで使う画像の画質を上げたい場合は、「Adobe Photoshop」よりもフィルター機能付きのアプリのほうが適しています。Pixlrには、傷などを隠せる無料のフィルター機能が付いているので、写真をポップに加工したい、または圧縮によって画像が劣化しても気にしないという場合は、「Pixlr」を試してみましょう。
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    「Adobe Photoshop」から画像を開く 編集したい画像を「Adobe Photoshop」で開くには、以下の操作を行います。
    • ファイルをクリックします。
    • 開くをクリックします。
    • 開きたい画像を選択します。
    • 開くをクリックします。
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    画像のサイズを変更する(任意) 画像のサイズは、画素数によって決まります。この画素数が多ければ多いほど、画像のサイズは大きくなります。サイズの大きいJPEG画像は、メール送信やアップロード、ダウンロードに時間がかかってしまうため、画像のサイズを変更して画素数を減らせれば、画像をより速く共有することができるようになります。ただし、画像のサイズを大きくしても、画像の見栄えが良くなるわけではないので注意しましょう。「Photoshop」で画像のサイズを変更するには、以下の操作を行います。
    • イメージをクリックします。
    • 画像解像度をクリックします。
    • ウィンドウの上部にある「幅」または「高さ」の右側に任意のピクセル値を入力します。
    • OKをクリックします。
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    画像を切り抜きする 「切り抜きツール」を使えば、画像の不要な部分を簡単に切り取ることができます。また、このツールを使うと、ファイルサイズも小さくなります。「切り抜きツール」とは、2つの直角が重なり合っているようなアイコンのことで、左側のツールバーの上部付近にあります。画像を切り抜きするには、以下の操作を行います。
    • 左側のツールバーから「切り抜きツール」を選択します。
    • 切り抜きたい部分を範囲選択します。
    • 切り抜き範囲の端をクリックしながらドラッグして、切り抜き範囲の大きさを手動で調整します。
    • 右上のチェックマークアイコンをクリックします。
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    「ノイズを軽減」というフィルターを見つける 「ノイズ」フィルターは「フィルター」メニューの中にあります。そこから「ノイズを軽減」というフィルターを開くには、以下の操作を行います。
    • フィルターをクリックします。
    • ノイズをクリックします。
    • ノイズを軽減をクリックします。
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    「ノイズを軽減」の設定を変更する[1] まずは「プレビュー」というチェックボックスにチェックを入れて、変更をリアルタイムで確認できるようにします。チェックボックスにチェックを入れたら、スライドバーをドラッグして、フィルターの設定を調整しましょう。スライドバーは以下の通りです。
    • 強さ:この数値はノイズをどれだけ除去したいかを反映しており、JPEG画像の画質が悪い場合は、この数値を上げる必要があります。「強さ」の設定を上げながら画像を確認したいときは、スライドバーを右にドラッグしましょう。
    • ディテールを保持:パーセンテージを下げると、画像がぼやけてぼんやりしてしまいますが、ノイズは少なくなります。
    • ディテールをシャープに:「ディテールを保持」を低く設定した場合は、「ディテールをシャープに」の設定で補正すると、画像の端がより鮮明になります。このとき、「JPEGの斑点を削除」にチェックが入っていることを確認しましょう。
    • プレビューが完了したら、「OK」をクリックして、新規画像を保存しましょう。
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    モスキートノイズやブロックノイズに色をつける ほとんど細部のない広い部分(空や無地の背景、衣服など)にはブロックノイズ(色収差がついた小さな四角形のブロック)が出ることがあります。ここでは、この画像の色収差をできるだけ少なくします。ただし、特定のオブジェクトの細部には手をつけないようにしましょう。モスキートノイズやブロックノイズに色をつけるには、以下の操作を行います。
    • 「Ctrl」+「+」(Windows)または「Command」+「+」(Mac)を押して、ブロックノイズの部分を拡大します。
    • 左側のツールバーから「スポイトツール」(点眼器のようなアイコン)を選択します。
    • 色をつけたい部分の基調色(メインカラー)を選択して、色をサンプリングします。
    • 左側のツールバーにある絵筆のようなアイコンをクリックします。
    • 左側のツールバーの上にある円ブラシ(または選択したブラシタイプ)のアイコンをクリックします。
    • ブラシの「硬さ」を10%、「不透明度」を40%、「流量」を100%に設定します。
    • 「[」や「]」を押して、ブラシの大きさを変更します。
    • モスキートノイズやブロックノイズの部分にワンクリックで色をつけます。
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    「コピースタンプツール」を使って、テクスチャの細かい部分を修正する[2] 単色ではなく「コピースタンプツール」を使い、テクスチャをサンプリングして、染みや汚れ、傷の上のテクスチャを修正します(皮膚や石壁、道路など)。「コピースタンプツール」を使って傷や染みを消すには、以下の操作を行います。
    • 左側のツールバーにあるゴム印のようなアイコンをクリックします。
    • 左側のツールバーの上にある円ブラシ(または選択したブラシタイプ)のアイコンをクリックします。
    • 「硬さ」を50%以下に設定します。
    • 「不透明度」を100%に設定します。
    • 「[」や「]」を押して、ブラシの大きさを変更します。
    • 「Alt」(Windows)または「Option」(Mac)を押したまま、染みや汚れのすぐ横の部分をクリックして、テクスチャをサンプリングします。
    • 染みや汚れの部分を1回クリックします。
    • 他の染みや汚れにもすべて同じ処理を行います(1回クリックするごとに新しいテクスチャをサンプリングしましょう)。
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    さまざまなツールを使って画像を微調整する 「Adobe Photoshop」には、小さな傷を消したり、画像全体を修正したりすることができるブラシのようなツールがたくさんあります。まずは左側のツールバーに並んでいるアイコンの中から1つを選択しましょう。各アイコンの中には、たくさんのツールがひとまとめになっています。アイコンを長押しすると、そのアイコンに分類されているツールがすべて表示されるので、任意のツールを選択しましょう。ツールを選択したら、左上にある円ブラシ(または選択したブラシタイプ)のアイコンをクリックして、ブラシの種類とサイズを選択します。また、ブラシのサイズは「[」や「]」を押して変更することもできます。ポイントとしては、ソフト円ブラシの中から選択するとよいでしょう。選択できるツールは以下の通りです。
    • シャープ:プリズムのようなアイコンのことです。このツールは、ぼかしをシャープにするときに使います。また、「シャープツール」は「ぼかしツール」および「指先ツール」とセットになっています。
    • ぼかし:滴のようなアイコンのことです。このツールは、シャープをぼかしにするときに使います。また、「ぼかしツール」は「シャープツール」および「指先ツール」とセットになっています。
    • 指先:人差し指のようなアイコンのことです。このツールは、ピクセルをブレンドするときに使います。また、「指先ツール」は「シャープツール」および「ぼかしツール」とセットになっています。
    • スポンジ:スポンジのようなアイコンのことです。このツールは、部分的に彩度を上げたり下げたりするときに使います。また、「スポンジツール」は「覆い焼きツール」および「焼き込みツール」とセットになっています。
    • 覆い焼き:ゴム球注射器のようなアイコンのことです。このツールは、部分的に輝度を上げるときに使います。また、「覆い焼きツール」は「スポンジツール」および「焼き込みツール」とセットになっています。
    • 焼き込み:手でつまんでいるようなアイコンのことです。このツールは、部分的に輝度を下げたり影をつけたりするときに使います。また、「焼き込みツール」は「スポンジツール」および「覆い焼きツール」とセットになっています。
    • スポット修復ブラシ:両サイドブラシのようなアイコンのことです。このツールは、傷や染みを消すときに使います。また、「スポット修復ブラシツール」は「赤目修正ツール」とセットになっています。
    • 赤目修正:赤い目のようなアイコンのことです。このツールは、赤目を範囲選択して修正するときに使います。また、「赤目修正ツール」は「スポット修復ブラシツール」とセットになっています。
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    「色調補正」を使って画像の色と明るさを補正する 「Adobe Photoshop」には、画像の色や明るさ、色相、彩度を補正できる機能がたくさんあります。画像の色調を補正するには、以下の操作を行います。
    • イメージをクリックします。
    • 色調補正をクリックします。
    • 明るさ・コントラストまたは色相・彩度をクリックします。
    • スライドバーを動かして画像の明るさやコントラスト、色相、彩度を補正します。
    • 画像の補正が完了したら、OKをクリックします。
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    画像を保存する これで画像の編集は完了です。画像を保存するには、以下の操作を行います。
    • ファイルをクリックします。
    • 別名で保存をクリックします。
    • 「ファイル名」の右側に画像のファイル名を入力します。
    • 「ファイルの種類」の右側にあるドロップダウンメニューから「JPEG」または「PNG」を選択します。
    • 保存をクリックします。
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2の方法2:
「Pixlr」を使う

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    Webブラウザからhttps://pixlr.com/editor/にアクセスする 「Pixlr」は、画像編集のプロや愛好家が使っている高性能な画像編集ソフトです。このソフトでは、オンライン画像編集ツールを無料で使うことができます。また、通常の会員登録で高機能版にアップグレードすることも可能です。
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    編集したい画像を開く 最終的に編集した画像の画質は、元の画像の解像度または画素数によって決まります。「Pixlr」でプロジェクトを編集するときは、できるだけ最高画質で画像を開くように推奨されています。とくに画像を拡大するときは、低解像度の画像を拡大すると、画素間のスペースが広くなってしまい、画像もゆがんで見えてしまうので注意しましょう。「Pixlr」に画像をアップロードするには、以下の操作を行います。
    • ファイルをクリックします。
    • 画像を開くをクリックします(インターネットから画像を開きたいときは、画像URLを開くをクリックします)。
    • 画像ファイルを選択します(または画像のURLをコピーして貼り付けます)。
    • 開くまたはOKをクリックします。[3]
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    画像のサイズを変更する(任意) 画像のサイズは、画素数によって決まります。この画素数が多ければ多いほど、画像のサイズは大きくなります。サイズの大きいJPEG画像は、メール送信やアップロード、ダウンロードに時間がかかってしまうため、画像のサイズを変更して画素数を減らせれば、画像をより速く共有することができるようになります。ただし、画像のサイズを大きくしても、画像の見栄えが良くなるわけではないので注意しましょう。「Pixlr」で画像のサイズを変更するには、以下の操作を行います。
    • 画像をクリックします。
    • 画像サイズをクリックします。
    • 「縦横比を固定」にチェックを入れます。
    • 「幅」または「高さ」の右側に任意のピクセル値を入力します。
    • OKをクリックします。
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    画像を切り抜きする 「切り抜きツール」を使えば、画像の不要な部分を簡単に切り取ることができます。また、このツールを使うと、ファイルサイズも小さくなります。「切り抜きツール」とは、2つの直角が重なり合っているようなアイコンのことで、左側のツールバーの一番上にあります。画像を切り抜きするには、以下の操作を行います。
    • 左側のツールバーから「切り抜きツール」を選択します。
    • 切り抜きたい部分を範囲選択します。
    • 切り抜き範囲の端にある青色の正方形をクリックしながらドラッグして、切り抜き範囲の大きさを手動で調整します。
    • 切り抜き領域の外側をクリックします。
    • OKをクリックして、切り抜き範囲外の部分を削除します。
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    画像のノイズを軽減する このフィルターは、「Pixlr Editor」または「Pixlr」の会員版でのみ無料で使うことができます。ただし、一度にどれだけノイズを除去するかをこちらで決めることはできません。「ノイズを消す」フィルターを使うには、以下の操作を行います。[4]
    • フィルターをクリックします。
    • ノイズを消すをクリックすると、「ノイズを消す」フィルターがすぐにかかります。
    • ノイズが十分に除去できるまで同じ操作を繰り返します。
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    「クローンスタンプツール」を使って細かい部分を修正する 「クローンスタンプツール」とは、ゴム印のようなアイコンのことです。このツールは、染みや汚れの横の部分をサンプリングして、その上にスタンプを押すことで、画像の染みや汚れを消すときに使います。「クローンスタンプツール」を使って傷を消すには、以下の操作を行います。
    • 左側のツールバーから「クローンスタンプツール」を選択します。
    • 左上のブラシをクリックします。
    • ソフト円ブラシの中から1つを選択するか、任意のサイズを選択します。
    • 「Ctrl」(Windows)または「Command」(Mac)を押したまま、染みや汚れの横の部分をクリックします。
    • 染みや汚れの部分をクリックします。
    • 他の染みや汚れにも同じ処理を行います。
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    さまざまなツールを使って画像を微調整する 「Pixlr」には、小さな傷を消したり、画像全体を修正したりすることができるブラシのようなツールがたくさんあります。まずは左側のツールバーに並んでいるツールの中から1つを選択しましょう。ツールを選択したら、左上のブラシをクリックして、ブラシの種類とサイズを選択します。ポイントとしては、ソフト円ブラシの中から選択するとよいでしょう。選択できるツールは以下の通りです。
    • シャープ:プリズムのようなアイコンのことです。このツールは、ぼかしをシャープにするときに使います。
    • ぼかし:滴のようなアイコンのことです。このツールは、シャープをぼかしにするときに使います。
    • 指先:人差し指のようなアイコンのことです。このツールは、ピクセルをブレンドするときに使います。
    • スポンジ:黄色いスポンジのようなアイコンのことです。このツールは、部分的に彩度を上げたり下げたりするときに使います。
    • 覆い焼き:黒いゴム球注射器のようなアイコンのことです。このツールは、部分的に輝度を上げるときに使います。
    • 焼きこみ:手でつまんでいるようなアイコンのことです。このツールは、部分的に輝度を下げたり影をつけたりするときに使います。
    • スポット修復:両サイドブラシのようなアイコンのことです。このツールは、傷や染みを消すときに使います。
    • 赤目低減:赤い目のようなアイコンのことです。このツールは、赤目を修正するときに使います。
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    「調整」を使って画像の色と明るさを補正する 「Pixlr」には、画像の色や明るさ、色調、彩度を補正できる機能がたくさんあります。画像の色調を補正するには、以下の操作を行います。[5]
    • 調整をクリックします。
    • 明るさとコントラストまたは色調と彩度をクリックします。
    • スライドバーを動かして画像の明るさやコントラスト、色相、彩度を調整します。
    • 画像の調整が完了したら、OKをクリックします。
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    画像を保存する 画像の編集が終わったら、画像を保存しなければなりません。高画質の画像は圧縮率が低く、各画素に格納されるデータが多くなるため、ファイルサイズは大きくなり、画質も鮮明になります。一方、低画質の画像は圧縮率が高く、各画素に格納されるデータが少なくなるため、ファイルサイズは小さくなり、画質も不鮮明になったりぼやけたりします。画像を保存するには、以下の操作を行います。
    • ファイルをクリックします。
    • 保存をクリックします。
    • OKをクリックします。
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ポイント

  • 「Adobe Photoshop」の履歴には、過去数クリック分の作業内容しか保存されませんが、画像を編集するときは何度もクリックをすることになります。画像を拡大して目立つ傷を見つけたときには、もう履歴に保存されている以上にクリックをしてしまっているかもしれません。この履歴に保存されるクリックの回数を増やしたいときは、まず編集をクリックしてから、環境設定を選択しましょう。「環境設定」ウィンドウが開いたら、パフォーマンスをクリックして、「ヒストリー数」を「100」以上に設定します。
  • 写真を使うときは、さまざまな色が入っているので注意しましょう。例えば、青い花は光や影、反射によって青色や濃紺色、緑色、紫色、黄褐色などの色が入ることがあります。こうした色を混ぜ合わせるときは、ブラシツールの不透明度をできるだけ低くするようにしましょう。また、小さなスペースにあまりにも多くの色が入っている場合は、「コピースタンプツール」を代わりに使うとよいでしょう。
  • とくに「Adobe Photoshop」を使いこなせるようになってきたら、「ブラシツール」や「コピースタンプツール」の設定をどんどんいじっていきましょう。例えば、ツールを使ったときに画像に反映させたくない場合は、設定を変更してしまいます。
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このwikiHow記事について

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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: マルチメディア

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