静電気を取り除く方法

静電気は物体の表面に蓄積した電荷で、二つの物体の間でプラスとマイナスの電荷の均衡が崩れることにより発生します。乾燥した冬の時期には特に、静電気は避けられない、常に存在するもののように感じますが、意外と簡単に取り除くことができます。静電気がどのように発生し移動するかを理解すると、静電気を減らしたり、帯電した静電気が自分の体へ移動するのを防ぐことができます。物体に触れるたびに静電気ショックを受けることがなくなるでしょう。

4の方法1:
家庭内の静電気を取り除く
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    加湿器を使います。静電気は、空気が乾燥していると発生しやすくなります。特に冬場家庭で暖房器具を使っていると、空気がさらに乾燥します。加湿器で家庭や職場の湿度を上げましょう。湿気を含む空気で、静電荷の蓄積を減らします。[1]
    • 家庭や職場に植物があると、湿度を上げるのに役立ちます。
    • お湯を沸かすと、加湿器と同じ効果を得られるでしょう。また、お湯にシナモンや柑橘類の皮を加えると、加湿とともに良い香りを楽しめます。[2]
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    カーペットに静電気防止剤を使います。カーペットの販売店やオンラインショップなどの中には、カーペットや敷物の静電気防止処理を提供するところが多くあります。また、帯電防止成分で特別に作られたカーペットもあります。[3] 静電気防止スプレーをカーペットに少量使い、完全に乾くまで踏まないようにします。カーペットの上を歩いた後に感じる静電気の量を大幅に減らすことができます。
    • 静電気防止スプレーを家庭で作る方法もあります。スプレーボトルに水と柔軟剤1カップを入れ、振り混ぜてカーペットに軽く吹きかけましょう。[4]
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    乾燥機用のシートタイプ柔軟剤を布製家具に擦り付けます。シートタイプ柔軟剤を布製家具や車の座席に擦り付けると、表面の静電荷の蓄積を軽減できます。乾燥機用シートタイプ柔軟剤には電荷を中和する作用があります。[5]
    • 静電気防止噴霧器やスプレーを布製家具や車の座席に使うこともできます。
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4の方法2:
体の静電気を取り除く
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    肌の潤いを保ちます。入浴後や服を着る前に体にローションを塗ったり、日中頻繁にハンドクリームを塗って潤いを保ちましょう。
    • 肌の乾燥は、静電気や静電気ショックの原因になります。ローションや保湿クリームを塗ると、静電気が体に蓄積するのを防げます。[6]
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    衣類を変えましょう。身に着ける衣類は、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維ではなくコットンなど天然繊維のものに変えましょう。天然繊維は静電気を起こしにくい素材です。[7]
    • それでもなお衣類が静電気を発するようなら、乾燥機用柔軟剤シートを擦り付けたり、少量のヘアスプレーを軽く振りかけましょう。
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    静電気を放電する靴を履きます。ゴム底の靴は静電気の発生や蓄積の原因になりますが、革底の靴は静電気ショックを軽減するのに最適です。[8]
    • 靴を何足か試して、静電気ショックが一番少ない靴を見つけましょう。できれば、家では裸足で過ごします。
    • 電子関連の仕事をする人が履く靴は、靴底に導電性の糸が織り込まれており、歩くたびに静電気を放電する仕組みになっているものがあります。
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4の方法3:
洗濯時の静電気を予防する
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    重曹を加えて洗濯します。重曹 ¼ カップを加えて洗濯しましょう。重曹がプラスとマイナスの電荷間の障壁になり、電荷の蓄積と静電気を抑えます。
    • 洗濯物の量によって、重曹の量を調整しましょう。洗濯物が多い場合は重曹½ カップ、逆に少なければ大さじ1~2杯が適当です。[9]
    • 重曹には水を軟化し、繊維を柔らかくする効果もあります。
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    洗濯に酢を使います。洗濯機がすすぎを始めたら一時停止し、蒸留酢¼ カップを加えましょう。[10]
    • 酢には、静電気を軽減したり、衣類を柔らかくする効果があります。
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    乾燥機に濡れた布を入れます。乾燥機が残り10分になったら、低温設定に変更し濡れたふきんを入れましょう。その後乾燥を再開します。[11]
    • 濡れたふきんで乾燥機内の空気が潤い、電荷の蓄積を防止します。
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    衣類を振ります。乾燥機が止まったら、直ちに衣類を取り出し振りましょう。静電気の定着を防ぐことができます。[12]
    • 乾燥機を使わずに、干して乾かすと静電気を減らせます。
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4の方法4:
静電気防止の応急措置
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    衣類に安全ピンを付けます。ズボンの縫い目やシャツの首の裏側に安全ピンを付けましょう。安全ピンの金属が衣類に蓄積した電荷を放電し、静電気ショックや静電気で衣類がまとわりつくのを防げます。[13]
    • 安全ピンを縫い目に着けると、目立つことなく静電気防止効果を得られます。
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    衣類に金属製のハンガーを使います。衣類の表面(表と裏)や内側を金属製のハンガーで撫でましょう。こうすると、電子電荷が衣類からハンガーに移動するので、衣類の電荷を減らせます。[14]
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    金属製品を携行します。硬貨、指ぬき、キーホルダーなど金属製品を持ち歩きましょう。地面に設置した金属表面に触れるときは、まず携行した金属製品で触れてから、手で触れるようにします。[15]
    • この方法は、自分の体にたまった静電気を放出して静電気の蓄積を防止します。電荷は金属製品に移動するからです。
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ポイント編集

  • こぶし、肘、脚、腕など体の繊細でない個所を使って放電すると、静電気のショックが軽減します。
  • コンクリートの壁に放電すると、静電気の「ショック」を「少しチクチクする感じ」まで減らせます。

注意事項編集

  • 可燃性の液体や可燃性粉塵を取り扱う前に、個々の電気伝導体がすべて結合していることを確認しましょう。
  • ガソリンを入れている際に、人が車に出入りするのはやめましょう。静電気が蓄積し、金属製の給油ポンプに触れたり、給油ノズルが車の給油口に触れた際に放電する恐れがあります。
  • 静電気が蓄積しやすい場所から揮発性物質を遠ざけます。
  • カーペットの表面に洗濯用の柔軟剤を使う際は、完全に乾くまでその上を歩かないようにしましょう。柔軟剤が靴底につくと大変滑りやすくなります。

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