金魚の性別を見分ける方法

飼っている金魚の性別を知りたいと思う人は少なくありません。繁殖目的あるいは名前選びのためなど、その理由は人それぞれです。この記事では、身体的特徴や行動に見られる違いから金魚の雌雄を見分ける方法を紹介します。

パート1(全3パート):メスの見分け方

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    体の形と厚みを見ます。メスの金魚は、同品種で同年齢のオスと比べると、肉厚で丸い体つきをしている傾向があります。
    • また、横から見ると背から腹までの幅が広いのもメスの特徴です。
    • 繁殖期が近づくにつれて、メスたちは体内に卵を抱えるようになります。この時期になると、メスの体はどちらか一方が膨らんで左右非対称になります。[1]
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    お尻の穴(排泄口)が突き出ています。メスの排泄口はオスのものよりも丸みがあり、繁殖期になると、これがわずかに突き出してきます。
    • 横から見ると、メスの腹部には少し盛り上がった部分が見えますが、それが排泄口です。
    • この穴に加え、メスの尻びれはオスと比べて少し厚みがあります。[2]
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パート2(全3パート):オスの見分け方

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    エラ蓋に小さな突起物があります。エラ蓋に小さな白い斑点が現れると、その金魚はオスであることがひと目で分かります。
    • 「追星(おいぼし)」と呼ばれるこの突起物は、通常は繁殖期にだけ現れますが、繁殖期を数回経ているオスの金魚には年中見られることがあります。
    • 追星は胸びれや顔面、体の表面を覆うウロコ上にも現れます。
    • 追星はすべてのオスに現れるわけではありません。したがって、追星のある金魚はオスと見てまず間違いありませんが、これがないからといって必ずしもメスであるとは断定できません。[3]
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    体つきを見ます。同じ品種で同年齢のメスと比べるとオスの体は細く、流線型をしています。
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    排泄口の形を見ましょう。オスの排泄口はたいてい縦に細長い卵型をしており、メスのものとは対照的にくぼんでいます。
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    腹部に線があります。可能であれば、金魚の腹部に一筋の線があるかどうかを見てみましょう。腹びれの後ろ部分から排泄口にかけて見られる少し盛り上がった線です。この線が非常に薄い場合または一切見られない場合はメスであると判断できます。
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    追跡行動が見られます。オスを特定する最も確実な方法の一つに、繁殖期に見られる追跡行動があります。
    • 繁殖期になると、オスは水槽や池の中でメスを追いかけるようになります。メスのすぐ後ろまたはやや下について泳ぎ、時にはメスの尻をつつくこともあります。
    • オスは水槽の隅や水草の陰にメスを追い込むことがあります。これはメスに卵を産ませるためです。
    • ただし、メスがいない場合にオス同士が追いかけ合うことがあります。性別を特定する際は、行動だけではなく、身体的特徴もあわせて判断するほうがよいでしょう。[4]
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パート3(全3パート):性別特定における注意点

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    性別を特定するための違いは成熟した金魚にしか見られません。金魚が成熟するまでにはおよそ1年かかりますが、そこで初めてオスとメスの違いを外見で判断できるようになります。
    • ただし、成長速度は金魚の品種や性別によって異なります。オスが9ヵ月で成熟する品種でも、メスが成熟するまでには3年を要する場合もあります。
    • 幼い金魚についてはDNA分析データが少なく、性別を特定することは事実上不可能です。オスとメスの両方を確実に飼育したいのであれば、同じ品種の健康な金魚を最低でも6匹購入しましょう。そうすると、統計上、98%の確率で6匹のうち1匹は他と異なる性別の金魚になります。[4]
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    金魚の性別を確実に見分けるには、産卵過程を観察するしかありません。金魚の性別判断は極めて困難で、専門家でさえも間違えることがあります。これは、上述した基準の中にも例外が多く存在するためです。
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    以上の性別の見分け方は、十分に栄養を摂った健康な金魚にしか適用できません。不健康な金魚は正常な産卵行動を取らなかったり、性別判定の材料となる身体的特徴が現れなかったりします。そのため、性別判定の前には、清潔な水や良質なエサを与えるなどして金魚の健康をしっかりと管理しておくことが重要です。
    • 例えば、不健康なオスには繁殖期に見られるはずの追星が現れず、同じく不健康なメスでは排泄口が隆起しないことがあります。
    • 体形で性別を判断すると、判定を誤る場合もあります。一般にオスはメスよりも小さい傾向があります。体が細いからという理由でオスと判断した金魚が、栄養不足のメスであったということも考えられるでしょう。一方、腹部に膨らみがあればメスであると考えがちですが、実は浮腫(体内の細菌感染)が原因で腫れていただけという可能性もあるわけです。[4]
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ポイント

  • 金魚愛好家の中には、オスはメスに比べて色が鮮やかで活発に泳ぐと考える人もいます。
  • ペットショップへ出かけて大きな金魚を観察すると、性別判断能力が身に付きます。
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このwikiHow記事について

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カテゴリ: ペット

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