試験に落ちた友達を元気づける方法

共同執筆者 Klare Heston, LCSW

試験に落ちると、とても恥ずかしく惨めな気持ちになります。そのような友達を元気づけ手を貸す方法は多々あります。誰にでも失敗はあるということ、この失敗がその人を定義づけるわけではないということを伝え、立ち直る支えとなりましょう。また、次回の試験で、より高得点を狙えるようにどうすべきか助言をしても良いでしょう。家庭教師を見つけることを提案したり、勉強に集中できる空間づくりを手伝いましょう。あるいは、あなた自身の勉強方法を共有しても良いかもしれません。

3の方法1:
失敗から立ち直れるよう支えとなる

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    誰にでも失敗はあるということを思い出させる 試験に落ちると、特に初めての場合は大きな衝撃を受けます。誰にでも起こり得ることで、落ちても周りに言わないでいるだけだということを思い出させましょう。人間に失敗はつきものです。[1]
    • 「失敗は誰にでもあるよ。このクラスで他にも落ちた人はいるんだから。誰にでも起こり得ることなんだよ。落ち込まないで」と伝えましょう。
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    不満をぶちまけさせる とにかく動揺していて、試験内容や授業についての不満をぶちまけたいという人もいるでしょう。それも自然な反応です。静かに相手の言葉に耳を傾け、試験に落ちたことで生じた負の感情をすべて吐かせてしまいましょう。[2]
    • 「思ってること全部言っていいよ、最後まで聞くから」と伝え、思っているまま全て話すよう促し、好きなだけしゃべらせましょう。
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    この失敗がその人を定義づけるわけではないと伝える 試験に落ちると人生そのものに失敗したような気持ちになる人も少なくありません。これは数多くある授業の中のたった一つで、その授業で行われている試験のたった一つに過ぎないということを伝えましょう。人生そのものに失敗したわけではないだけでなく、まだこの授業を満足のいく成績で終える可能性も残っています。[3]
    • 「乗り越えられないように感じているかもしれないけど、きっと前向きになれるから。テストに一回落ちたからと言って、君が落ちこぼれだっていうことではないよ。少しつまづいただけだよ」と伝えましょう。
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    前向きになれるような先例を共有する 試験に落ちた直後は、二度と良い成績をとることはできないように感じてしまうものです。そこで、テストに落ちた(あるいは似た失敗を経験した)後、見事に復活した人の話をしてみましょう。今度は上手くいく可能性があるということを思い出させましょう。[4]
    • 「この学校で最も成功した卒業生として有名な〇〇さんっているでしょ?あの人もこれと同じ試験に落ちたことあるんだよ。でも今はあんなにすごい人になってる」といった肯定的な先例があると良いでしょう。
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    少し休むことを提案する 試験に落ちると、すぐに勉強を再開しなければならないような気持ちになる人もいます。こうした場合は一日だけでも良いので少し休むことを進言しましょう。散歩や家事などを提案してみましょう。この束の間の休息が心の健康を維持するためにとても大切です。[5]
    • 「ちょっと散歩に行かない?頭がスッキリして良い気晴らしになると思うよ」と声をかけてみましょう。
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    馬鹿にしない 試験に落ちると、著しくやる気が損なわれることもあります。平気そうな素振りを見せながら、本当の気持ちを隠しているということも考えられます。試験に落ちた人をからかったり、自分の得点と比較するような行為は絶対にやめましょう。[6]
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3の方法2:
前に進む手助けをする

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    新たな 勉強法を一緒に考える この試験のために何時間かけて勉強をしたのか、どのような頻度でこの授業のノートをとっていたのか、さらに充分な準備ができていないという実感が試験前にあったのか尋ねてみましょう。インターネット上の情報も参考にしながら新たな勉強方法を一緒に模索し、まだ試したことのない戦略を取り入れてみましょう。勉強方法を変えることで異なる結果を得られるかもしれません。[7]
    • 自分が試して効果的だった勉強方法も共有しましょう。例えば、暗記カードを愛用しているのであれば、授業のノートの内容をどのように暗記カードに書き写しているのかを見せてみましょう。
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    落ち込む期間を決める 試験に落ちてしまうと、何日、あるいは何週間もそのことで頭が一杯になってしまうこともあります。そこで、落ち込む時間に期限(例えば24時間)を設けて、その間は好きなだけ悩んで落ち込むという対処法を提案してみましょう。期限が過ぎたら、くよくよせずに前に進むことが大切です。[8]
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    集中しやすい勉強空間を作る手助けをする 普段からどこで勉強しているのか尋ねてみましょう。騒がしく集中しづらい場所であった場合は、一緒に新たな勉強空間を作りましょう。家の中の静かな隅を見つけ、机と椅子を設置しましょう。あるいは、一緒に落ち着けそうなカフェを探してみましょう。[9]
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    家庭教師を見つけることを提案する 勉強のしかたが分からなかったり、特定の学習素材を理解することができなかったことが落第の原因である場合も考えられます。家庭教師を雇うことが効果的な後押しになるかもしれないと提案してみましょう。[10]
    • 知り合いに紹介してもらう、家庭教師を派遣している企業に問い合わせる、あるいはインターネットを使って個人で探してみる、といった方法があります。
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3の方法3:
より深刻な状況に対処する

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    教授や担当教員に直ちに相談するよう促す 今回の試験の結果によって、授業そのものを落第する恐れがあったり、卒業できなくなる可能性がある場合は、担当教員と直ちに話す必要があります。試験に落ちた事実を口にするだけでも気が重いという状況かもしれませんが、最終的な決定を下す権利を持っている人物に相談することは非常に大切です。[11]
    • 「〇〇教授、今回落ちてしまった試験について相談させてください。今回の得点が、最終的な成績(あるいは卒業)にどう影響するのか心配しています」といったように相談することができます。
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    自分の懸念点を分かりやすく説明できるよう練習させる 教授や担当教員に対して「あなたが私を落としたので卒業できません」といったような態度をとっても何も得られるものはありません。そこで、あなたを教授の代わりにして、状況を説明する練習をさせましょう。[12]
    • 例えば、「今回の成績に大きな危機感を抱いています。卒業ができなくなる可能性もあります。これまでの授業のノートや参考資料に再度目を通してみたのですが、試験に出題されている内容を見つけることができませんでした」といった相談が可能です。
    • あるいは、「論述問題は適切に答えることができたという手ごたえがありました。設問の回答にあたると考えられる箇所に印をつけてきたので、よろしかったら今一度目を通して再検討頂けないでしょうか」という提案も考えられます。
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    何らかの外的要因が影響を及ぼしていなかったか確認する 例えば、酷い片頭痛に襲われていた、家族から良くない知らせが届いていた、あるいは体調が悪かったといった事情が原因で、本領を発揮することができなかったということもあります。こうした事情がある場合は、テストの結果について話し合う場で担当教員にも伝えてみるよう友達に進言しましょう。[13]
    • 例えば、「言い訳になってしまいそうだったので試験当日は伏せていましたが、実は体調が悪く、それがテストの出来にも影響してしまったようです」と伝えることができます。
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    再試験をお願いするよう促す 担当教員によっては再試験について厳しい基準を設けている人もいますが、事情がかなり深刻なものであった場合は、特例が認められるかもしれません。再試験あるいは落としてしまった点数を補うための特別課題の可能性について相談するよう促しましょう。[14]
    • 例えば、「もう一度試験を受けさせて頂けませんか」や「落としてしまった点を補うために別途課題に取り組ませて頂けませんか?卒業ができなくなる可能性があり、とても心配しています」と相談することができます。
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    落ち着かせる 試験や課題で落第点を取り、それによって学生生活全体の計画が狂ってしまう恐れがある場合、その友達は腹を立て、教授に失礼な発言をしてしまう可能性もあります。気持ちを落ち着かせ、担当教員や教授と話す際は丁寧な態度を保つよう促しましょう。[15]
    • 実際の教授との会話を想定して練習することで、より気持ちが落ち着くかもしれません。相談のための日時を取り付ける前に、あなたが教授の代わりになり二人で練習をして、苛立ちや鬱憤をすべて受け止めましょう。
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ポイント

  • 肯定的な姿勢で支えましょう。相手を理解し、思いやり、必要に応じて手を貸すという姿勢を示すことが最も効果的です。
  • 忍耐強く接しましょう。相手に敬意と理解を示すことで、あなたからの助け舟や助言が好意的に受け取られるということもあります。
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注意事項

  • 怒って感情を爆発させないよう注意しましょう。落ちた本人に対し、あなた自身が落胆していたとしても口に出さず堪えましょう。本人でなく「あなた」が求めていたことを口に出しても良い結果を生むことはありません。相手は自信を失い、状況が悪化するかもしれません。
  • 口うるさく小言を言わないようにしましょう。自分のほうが優れているかのような振る舞いや、聖人ぶった態度は思いやりや共感に欠け、相手の反感を買ってしまうかもしれません。あなたに対する腹いせに、より反抗的な態度をとり、残されていたチャンスを棒に振ってしまう恐れもあります。
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このwikiHow記事について

医療ソーシャルワーカー
この記事はKlare Heston, LCSWが共著しています。 クレア・ヘストンはオハイオ州に住む認定医療ソーシャルワーカーです。バージニア・コモンウェルス大学にて社会福祉学の修士号を取得しています。
カテゴリ: 学校・大学

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