複数のインターネット回線を束ねる方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

この記事では、2つ以上のインターネット回線を1つのメインネットワークに束ねる方法を解説します。各端末で2つのインターネット回線を束ね、VPNを構成することができるアプリに「Speedify」というものがあります。「Speedify」の無料アカウントでは、1か月あたり5GBまでデータを使用することが可能です。また、データ無制限プランの場合は月額8.99ドル、年額49.99ドルがかかります。

4の方法1:
「Speedify」を使用する(Windows版またはMac版)

  1. 1
    プライマリ回線に接続する 有線回線を使用する場合は、パソコンのイーサネットポートからモデムまたはルーターの空きLANポートにイーサネットケーブルを接続します。無線LAN回線を使用する場合は、メニューバー(Mac)またはタスクバー(Windows)の右側にある「Wi-Fi」アイコン(3本のアーチがプリントされているアイコン)をクリックします。それから、Wi-Fiネットワークを選択して、ネットワークセキュリティキーを入力します。
  2. 2
    セカンダリ回線に接続する 有線回線と無線LAN回線を接続する場合は、Wi-Fiネットワークに接続してから、イーサネットポート経由でパソコンに接続すれば簡単にできます。ただし、有線回線を2つ接続する、または無線LAN回線を2つ接続する場合、パソコンにイーサネットポートが搭載されていない場合は、2本目のイーサネットケーブルを接続するためのUSBイーサネットアダプター、またはセカンダリ回線に接続するためのUSBワイヤレスアダプターを購入しなければならない可能性があります。
    • Macを使用している場合は、USBワイヤレスアダプター用の別ドライバーをインストールする必要があります。[1]また、アダプターを購入する際は、macOSと互換性があることを確認しましょう。なお、USBイーサネットアダプターは、Macで使用することができません。[2]
  3. 3
    ウェブブラウザからhttps://speedify.com/download(英語のみ)にアクセスする WindowsまたはMacのウェブブラウザであれば、どのウェブブラウザからでもアクセス可能です。
  4. 4
    WindowsまたはMacをクリックする Windowsを使用している場合は、 Windowsをクリックして、「Speedify」のWindows版をダウンロードします。Macを使用している場合は、 Macをクリックして、「Speedify」のMac版をダウンロードします。
    • 「Speedify」は、Windows 7以降またはmacOS 10.10以降に対応しています。
  5. 5
    インストールファイルをダブルクリックする ダウンロードが完了したら、SpeedifyInstaller.exe(Windows)またはSpeedifyInstaller.dmg(Mac)をクリックします。既定では、「ダウンロード」フォルダーまたはウェブブラウザー内にダウンロードしたファイルが表示されます。このファイルをダブルクリックすると、「Speedify」がインストールされます。
  6. 6
    「Speedify」を開く 「Speedify」をインストールすると、アプリが自動的に開きます。「Speedify」を手動で開かなければならない場合は、画面の左下にある「スタート」メニューをクリックするか(Windows)、画面の右下にある虫眼鏡のようなアイコンをクリックして(Mac)、speedifyと入力し、「Speedify」のアプリをクリックします。このアプリとは、「S」がプリントされた青色のアイコンのことです。
  7. 7
    Continueをクリックする 画面の下部にある緑色のボタンのことです。
  8. 8
    Agree and Continueをクリックする ページの中央にある緑色のボタンのことです。このボタンをクリックすると、プライバシーポリシーに同意したということになります。
  9. 9
    「Speedify」の右側にあるトグルスイッチをクリックする 「Speedify」が開くと、上記2本のインターネット回線が画面の上部に表示されます。「Speedify」の右側にあるトグルスイッチが緑色の場合は、上記2本のインターネット回線がすでに束ねられている(=ネットワークボンディング)ということになります。「Speedify」の無料アカウントでは、1か月あたり5GBまでデータを使用することが可能です。また、データ無制限プランの場合は月額8.99ドル、年額49.99ドルがかかります。
    広告

4の方法2:
「Speedify」を使用する(スマートフォン版)

  1. 1
  2. 2
    検索タブをタップする(iPhoneまたはiPadのみ) iPhoneまたはiPadを使用している場合は、右下の検索タブをタップして、検索ページを表示します。
  3. 3
    検索バーにSpeedifyと入力する 「Google Playストア」の場合、検索バーは画面の上部にあります。また、「App Store」の場合は「検索」タブの下にあります。この検索バーをタップしたら、スクリーンキーボードを使用して、「Speedify」を検索しましょう。検索すると、検索結果の一覧が表示されます。
  4. 4
    検索結果からSpeedifyを選択する 「Google Playストア」の場合はアプリ情報ページ、「App Store」の場合は類似アプリ一覧が表示されます。
  5. 5
    インストールまたは入手をタップする 「Google Playストア」の場合は、インストールをタップして、「Speedify」をインストールします。「App Store」の場合は、「Speedify」の右側にある入手をタップして、アプリをインストールします。このアプリとは、白文字で「S」とプリントされた青色のアイコンのことです。
  6. 6
    「Speedify」を開く 「Speedify」のインストールが完了したら、ホーム画面またはアプリ一覧画面から「S」がプリントされた青色のアイコンをタップして「Speedify」を開くか、「App Store」または「Google Playストア」の右側にある開くをタップします。
  7. 7
    Continueをタップする 画面の下部にある緑色のボタンのことです。
  8. 8
    Agree and Continueをタップする ページの中央にある緑色のボタンのことです。このボタンをタップすると、プライバシーポリシーに同意したということになります。
  9. 9
    白色のセットアップボタンをタップしてから、Allowをタップする 「Speedify」には、端末でアクセスを許可しなければならない機能がいくつかあります。まず、位置情報へのアクセスは、iPhoneとAndroidの両方の端末で許可しなければなりません。また、Androidの場合は、端末の状態へのアクセスを許可する必要があります。それから、iPhoneおよびiPadの場合は、「Speedify」のVPNプロファイルをインストールして、通知を許可する必要があります。画面上のボタンをタップしたら、許可をタップして、これらの機能を有効にしましょう。
  10. 10
    Continueをタップする 必要な機能をすべて有効にしたら、画面の下部にあるContinueと表示された緑色のボタンをタップします。
  11. 11
    Yes, apply data capsまたはNo, I have an unlimited data planをタップする 「Speedify」のスマートフォン版では、Wi-Fiとモバイルデータ通信の両方を同時に使用することが可能です。データ無制限プランに加入していない場合は、Yes, apply data capsをタップして、1か月あたり2GBの制限をモバイルデータ通信に適用します。制限を適用したら、Got itをタップして次に進みましょう。データ無制限プランに加入している場合は、No, I have an unlimited data planをタップして、モバイルデータ通信でデータを無制限に使えるようにします。
  12. 12
    「Speedify」の右側にあるトグルスイッチをタップする トグルスイッチをタップすると、Wi-Fiとモバイルデータ通信の両方でネットワークボンディングが有効になります。「Speedify」の無料アカウントでは、1か月あたり5GBまでデータを使用することが可能です。また、データ無制限プランの場合は月額8.99ドル、年額49.99ドルがかかります。
    • 端末で別のVPNプロファイルを構成している場合は、設定」メニューに移動して、「VPN」設定を変更する必要があります。現在構成されているVPNを無効にしてから「Speedify」を「オン」にしましょう。
    広告

4の方法3:
負荷分散ルーターを使用する

  1. 1
    負荷分散ルーターを購入する 負荷分散ルーターでは、すべてのインターネット回線が1つの大きな電波に束ねられます。無線ネットワークの異なる複数のモデム接続をすべて処理するには、モデムを負荷分散ルーターに接続しましょう。
    • 2回線型の負荷分散ルーターは約4,000〜10,000円で購入することができます。
  2. 2
    任意のモデムをルーターに接続する 各モデムから2つ以上の無線ネットワークが飛んでいる場合は、イーサネットケーブルの一端を選択したモデムの「WAN(インターネット)」ポート(スクウェアポート)に接続し、もう一端を負荷分散ルーターの裏側にあるスクウェアポートに接続して、それらの無線ネットワークと負荷分散ルーターをつなぎ合わせましょう。
  3. 3
    パソコンからルーターの設定画面を開く  普段利用しているネットワークのIPアドレスを入力して、ルーターの設定画面を開きます。このIPアドレスは、接続設定画面から確認することが可能です。
    • パソコンの接続設定画面でIPアドレスに接続したのに、ルーターの設定画面が表示されなかった場合は、ルーターの取扱説明書で正しいアドレスを確認しましょう。
  4. 4
    Advancedをクリックする 通常は、ルーターの設定画面の左側にあります。
    • 負荷分散ルーターの画面はどの製品でもほとんど同じですが、ルーターの製造元によっては、別の場所に少し違ったオプションが表示される場合があります。
  5. 5
    Load Balanceをクリックする こちらも通常は、ルーターの設定画面の左側にあります。
  6. 6
    「Enable Application Optimized Routing」のチェックボックスのチェックを外す ほとんどの場合は、ページの上部付近にあります。
  7. 7
    「Enable Bandwidth Based Balance Routing」のチェックボックスのチェックを外す このチェックボックスとその前のチェックボックスのチェックを外すと、上記で接続したWi-Fiネットワークを単一の回線に負荷分散ルーター経由で転送できるようになります。[3]
  8. 8
    OKまたはSaveをクリックする 設定が保存されます。
  9. 9
    束ねた回線の速度を享受する 負荷分散ルーターの設定が完了し、パソコンに現在接続されている負荷分散ルーターの名前がWi-Fiメニューに表示されたら、閲覧速度にも変化が生じるはずです。
    広告

4の方法4:
集約回線を設ける(Mac)

  1. 1
    イーサネットポートが2つあることを確認する Macで特殊なルーターを使用せずに、2つのインターネット回線を束ねるには、各回線のルーターに接続するイーサネット回線が必要になります。つまり、イーサネットポートが2つか、イーサネットアダプターを配置するスペースのいずれかが必要になるのです。
    • イーサネットポートが1つとUSB-C(Thunderbolt 3)ポートが少なくとも1つはついている場合は、「Apple USB Ethernetアダプタ」があれば、2つ目のイーサネットポートとして扱うことができます。
    • イーサネットポートはついてないが、USB-C(Thunderbolt 3)ポートが少なくとも2つはついている場合は、「Apple USB Ethernetアダプタ」が2つあれば、イーサネットポートを2つ設けることができます。
    • USB-C(Thunderbolt 3)ポートが1つしかなく、イーサネットポートがついていない場合、イーサネット経由では、2つのインターネット回線を束ねることができません。その場合は、負荷分散ルーターを使用してみましょう
    • Macでは、802.3adに準拠した回線しか束ねることができないため、USB 3.0 - イーサネットアダプターを使用することはできません。[4]
  2. 2
    2つのルーターをMacに接続する 2つのルーターにイーサネットケーブルを使用する場合は、各ケーブルの一端を各ルーターの裏側にあるLANポートなどに差し込んでから、各ケーブルをMacのイーサネットポートに差し込みます。
    • イーサネットポートが1つしかない場合は、まず、イーサネットアダプターをMacに接続しなければなりません。
  3. 3
  4. 4
    システム環境設定...をクリックする ドロップダウンメニューの上部付近にあります。クリックすると、「システム環境設定」ウィンドウが開きます。
  5. 5
    ネットワークをクリックする 「システム環境設定」ウィンドウにある地球の形をしたアイコンのことです。クリックすると、「ネットワーク」ウィンドウが開きます。
  6. 6
    歯車の形をした「アクション」アイコンをクリックする ウィンドウの左下にあります。クリックすると、ポップアップメニューが表示されます。
  7. 7
    仮想インターフェイスを管理...をクリックする 「アクション」のポップアップメニューにあります。クリックすると、新しいウィンドウが開きます。
  8. 8
    をクリックする 新しいウィンドウの左下にあります。クリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。
  9. 9
    新規リンクアグリゲート...をクリックする ドロップダウンメニューにあります。
  10. 10
    イーサネットポートを選択する 各イーサネット回線の左側にあるチェックボックスをクリックします。
  11. 11
    回線名を入力する ウィンドウ上部のテキストボックスに新しい回線名を入力します。
  12. 12
    作成適用の順にクリックする 1つに束ねられたインターネット回線を作り、それに接続することができます。これにより、2つの回線間でダウンロード速度やストリーミング再生などが自動的に分割されるはずです。
    広告

ポイント

  • インターネット回線を束ねてもダウンロード速度を2倍にすることはできませんが、2つの回線間でアクティビティが分割されることにより、帯域幅(少しでも速度が低下する前にダウンロードするのに必要な空き容量など)が増加します。
  • インターネット回線を束ねて帯域幅がどのくらい増加したのかを確認するには、大容量のファイルをダウンロードしながら、動画をストリーミング再生してみましょう。
  • 自宅または職場のネットワーク以外に利用可能な無線ネットワークが存在しない場合は、スマートフォンを無線LANのホットスポットに設定して、独自の無線ネットワークを構築しましょう。
広告

注意事項

  • 別のインターネット回線を束ねると、インターネットサービスプロバイダー(ISP)の契約に違反してしまう場合があります。2つ以上のインターネット回線を束ねる際は、現在のインターネット契約の詳細を確認しましょう。
広告

このwikiHow記事について

共著:
wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: インターネット

この記事は役に立ちましたか?

はい
いいえ
広告