蛾を駆除する方法

蛾は食品保存棚の中で穀物やシリアルを食べ荒らしたり、クローゼットや押入れの中でウールやシルクなどの衣類に穴を開けるなどの被害をもたらします。蛾を完全に駆除するためには二重の取り組みが必要になります。まず第一に蛾を一掃して現在の問題に対処することと、第二に蛾が再発生しないように予防処置を施すことです。

4の方法1:
クローゼットから蛾を駆除する
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    蛾の兆候に注意する クローゼットの中で1、2匹の蛾を見かけたことがあっても、実際に被害がでるほどの問題なのかどうかがわからない時には、次の兆候に注意しましょう。
    • セーター等の衣類に小さな穴が開いている 穴の開いたセーターを一枚見つけたら、おそらく他にも穴の開いた衣類があるはずです。ウール、シルク、羽毛、毛皮などの衣類は穴が開いていないか全てチェックしましょう。
    • 衣類が埃っぽい、色あせている、かび臭いことがある
    • 衣類やクローゼットの隅に蛾が巣を作っている
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    蛾を捕まえるための罠を設置する クローゼット内の蛾の被害にすぐに対処するために、フェロモントラップを設置しましょう。フェロモントラップとは、フェロモンにおびき寄せられた蛾が粘着性のある表面に付着して逃げられなくなる罠のことです。
    • ハエ取り紙と蛾が好む魚油を使って自作の罠を作ることもできます。ハエ取り紙に少量の魚油を塗り、クローゼット内部に吊るします。
    • ネズミ捕り用の罠も蛾の駆除に効果があります。
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    衣類を洗濯する 蛾が衣類に卵を産みつけている可能性があるため、クローゼット内のすべての衣類を洗濯する必要があります。
    • 衣類は素材ごとに表示された方法で洗いましょう。そして、可能な限り高温設定で衣類乾燥機にかけます。高温で乾燥できない素材の場合は衣類を数日間冷凍庫に入れて蛾の卵を全滅させましょう。
    • クローゼット内にしまってあるシーツ、タオル、他の衣類もすべて洗いましょう。
    • スーツケース、バッグ、衣装ケースなどもすべてクローゼットから出してきれいにします。
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    クローゼットの掃除 クローゼットを空にしたら、天井から床までしっかりと掃除をして、隅に残っているかもしれない蛾の卵を排除しましょう。
    • クローゼットの床や壁は石けん水または酢水で拭き掃除をしましょう。スポンジや使い古した布を溶液に浸し、壁をこすって卵を拭き去ります。亀裂や裂け目がある部分は特に丹念に掃除をする必要があります。
    • 掃除機をしっかりとかけましょう。クローゼットのカーペットは最大のパワーで掃除機をかけます。寝室のカーペットにも蛾が卵を産みつけているかもしれないので、寝室の床にも掃除機をかけましょう。
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4の方法2:
クローゼット内の蛾の再発生を予防する
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    ウール、ダウン、毛皮などの素材を使用した衣類にブラシをかける 多くの場合、蛾の卵は外出中に衣類に産みつけられ、クローゼットの中に持ち込まれます。
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    衣類を清潔に保つ 蛾はウール製の衣類を好みますが、中でも特に食べこぼしなどのシミが付いた服に寄り付いて、クローゼットに侵入します。クローゼットに服をしまう前には必ず洗濯をして、ウール製品はドライクリーニングに出しましょう。
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    衣類を正しい方法でしまう ウール製の冬物衣類のようにその季節にしか着ない服は密封して保管しましょう。
    • ウール製のコートやセーターは密封式ビニール袋に入れて保護します。
    • 冬物衣類は保存用ビニール袋やしっかりと蓋のできるプラスチック製の箱、密封できる金属の容器などに入れて保管しましょう。
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    クローゼットの中を低温に保ち、風通しをよくする 蛾は湿度の高い場所を好むため、クローゼットの中は風通しをよくして、気温を低く保つことが蛾の巣を増やさないために重要です。
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    衣類になるべく風を通す 秋や冬の初めにしばらくしまってあったウール製品を出すときは、外に干して日光を当てましょう。
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    シダー杉製品を使う 蛾はシダー杉を嫌います。そのため、衣類をシダー杉製のハンガーにかけると蛾を追い払う効果があります。
    • シダー杉製のボールを購入して、クローゼットの中に吊るしておくこともできます。また、シダー杉の木片を袋に入れてクローゼット内にかけておくのもよいでしょう。
    • ウール製品のポケットにシダー杉の香りがするアイテムを入れておくと、二重の効果があります。
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    固形ナフタリンや天然素材の代用品を使う ナフタリンはクローゼット内の蛾の防虫に効果がありますが、ナフタリンに含まれる成分は人体にも有害です。また、強い匂いがあるため、クローゼットや衣類に匂いが染み付く可能性があります。天然素材の代用品には次のものがあります。
    • 乾燥ローズマリー、タイム、クローブ、ラベンダー、ローリエなどを使って匂い袋を作りましょう。こうした材料を小さな袋に入れて、紐でしっかりと口を結び、クローゼットの中につるします。
    • ハーブのエッセンシャルオイルをクローゼットの中や衣類に数滴たらすと、蛾が寄り付かなくなります。
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    最悪の場合には業者に駆除を依頼する 蛾は普通は簡単な方法で駆除することができますが、蛾が何度も再発生するようであれば、掃除が行き届かない場所で卵を産んでいるのかもしれません。その場合は、専門の駆除業者に連絡をして、燻蒸消毒で蛾を駆除してもらいましょう。
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4の方法3:
キッチンの蛾を駆除する
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    蛾の兆候に注意する 蛾の分泌物や巣から、キッチンに蛾がいるかどうかがわかります。次の兆候が見られたら、おそらくキッチンに蛾が生息しているでしょう。
    • 食品同士がくっついていたり、ベタベタしている これは蛾の分泌物のせいかもしれません。
    • 食料が適切に保存されて賞味期限が切れていないのに、かび臭く、腐っていることもある 
    • 食料品棚にある食品の箱や袋のまわりに蛾の巣がある 
    • 食品棚に蛾の幼虫や成虫がいる こうなったらすぐに行動を起こす必要があります。
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    被害を受けた食料は処分する そのまま保管してはいけません。蛾の被害を受けた食品を食べると、健康を害する恐れがあります。以下の食品はすぐに捨てましょう。
    • 穀物、ナッツ類、米などのかさばる食品は、蛾が食べたり卵を産んだりしている可能性があるので、処分しましょう。
    • 蛾は紙箱に穴を開けて中に入り込むことができます。食品の箱や袋に小さな穴が開いていたら処分しましょう。
    • 蛾はどんな小さなスペースでも開いている場所に入り込みます。開封済みのチョコチップやナッツの袋なども処分したほうがよいでしょう。
    • 処分した食料を捨てたゴミ袋は口をしっかりと縛り、すぐに屋外に出しましょう。
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    蛾を捕まえる罠を設置する 蛾の被害にあった食品をすべて処分した後にもまだ蛾がいるようなら、フェロモントラップを設置しましょう。フェロモントラップとは、フェロモンにおびき寄せられた蛾が粘着性のある表面に付着して逃げられなくなる罠のことです。この罠でキッチンにいる蛾をすべて捕まえることができたら、罠を密封式ビニール袋などに入れて処分しましょう。
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    キッチンの掃除 蛾の駆除が終ったら、次はキッチンを徹底的に掃除します。食品棚を集中的に掃除して、蛾の卵を残さないようにします。
    • 石鹸水または酢水を洗剤の代わりに使います。その他には強めの化学洗剤を使ってもよいでしょう。
    • スポンジまたはスチールウールを溶液に浸し、食器棚や食品棚、キッチンの隅や隙間をこすります。蛾の卵を完全に落とすためにしっかりと表面をこすりましょう。
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    専門の害虫駆除業者への連絡を検討する 上記の方法を行った後もまだ蛾が現れるようなら、蛾は壁の中や掃除の行き届かない場所で卵を産んでいるのかもしれません。専門の駆除業者に連絡して、強力な専用の道具を使って蛾を駆除してもらいましょう。
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4の方法4:
キッチン内の蛾の再発生を予防する
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    食品の点検 蛾の発生は既に蛾の被害を受けた食品をキッチンに持ち込むことで始まります。オートミール、米、ナッツ類などは購入時にすでに蛾の卵が産みつけられている可能性があります。密封包装された食品の中に蛾の卵が最初から入っていることもあります。
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    家に持ち帰った食品を冷凍庫に入れる 穀物などの購入をやめる必要はありません。最初に食品を冷凍庫に入れて、入り込んでいるかもしれない蛾の卵を死滅させてから、食品棚に移します。冷凍庫内に場所を作って、購入した食品を3-4日間冷凍庫で保存した後に普通に使います。
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    密閉式容器に食品を保存する 食品を正しく保存することが最大の予防方法です。
    • 穀物などのかさばる食品はガラスまたはプラスチックの容器に保存します。密封できる蓋がある容器にしましょう。
    • 開封した食品の箱や袋をそのまま食品棚に戻すのではなく、中身を密封容器に移してから保管しましょう。蛾は紙製の箱や薄いビニール袋に穴を開けて中に入り込むことができます。
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    キッチンの温度と湿度を管理する 蛾は高温多湿な場所を好みます。キッチンをいつも湿気の多い状態にしていると、蛾を呼び込んでいるようなものです。
    • 冷房を入れているときは、窓やドアを閉めましょう。
    • 食品棚や食品保管所は通気性をよくしましょう。
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    亀裂や割れ目を塞ぐ キッチンには蛾の隠れ場所となるところがたくさんあります。掃除の手が行き届かない場所はなるべく塞いでしまいましょう。例えば、食品棚の裏にある裂け目、壁と棚の間にできる隙間、キャビネットと壁の間の隙間などがこれに該当します。
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注意事項編集

  • 固形ナフタリンは人体に有害です。使用時に子どもやペットが近付かないように細心の注意を払いましょう。

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