花壇を作る方法

共同執筆者 Maggie Moran

ガーデニングの初心者であれば、花壇作りから始めるのが一番です。花壇があれば庭が一気に明るくなります。ガーデニングは簡単な作業ではありませんが、やりがいは大いにあります。まずは花壇の場所選びと土作りから始め、植える準備が整ったら種や苗を入手しましょう。

パート1(全3パート):土壌を準備する

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    日当たりを確認する 植える場所はすでに決まっている、という人もいるでしょう。しかし、必要な日照時間は植物によって異なるため、どこにでも植えて良いというわけではありません。およそ1時間おきに庭の日当たりを観察し、常に日が当たる(最低6時間の日照時間得られる)場所と陰になる部分とを把握しましょう。[1]
    • 花壇を作りたい場所のチャートを作ってみるのもよいかもしれません。1時間おきにその場所の日当たりをチェックして、「良」「優」などの印を書き入れます。
    • 枯れた花を摘んだり(花がら摘み)株を分けたりといった世話が必要になるかもしれません。手入れを行うためのスペースを確保するため、花は間隔を空けて植えましょう。
    • 花壇作りでは段階を踏みましょう。まずは1.5m四方以下の小さな花壇を作ります。これは一年生植物3種類と多年生植物1、2種類を20~30株ほど植えられる広さです。[2]
    • 花壇は目に付く場所に設けましょう。あまり目立たない庭の隅に作っても、世話を忘れて枯らしてしまうのは目に見えています。毎日目に入る場所に作れば、手入れを忘れることはありません。[3]
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    芝生は除去する 花を植える前には芝生を取り除き、花が生長するためのスペースを確保することが大切です。シャベルで根こそぎ掘り返し、地表を覆う芝生を引き抜きます。[4]
    • もう少し楽な方法としては、花壇全体に新聞紙(最低でも5枚分)を敷くという手もあります。鉢植え用の土に表土または堆肥を混ぜ、新聞紙の上からかけます。土の厚みは少なくとも8cm程度が必要です。
    • この状態で4カ月ほど待ちましょう。やがて芝生は枯れ、新聞紙は土に帰ります。
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    土を耕す 植物を植えられる程度に土を軽く耕します。土の塊は熊手を使ってほぐしましょう。岩があれば取り除き、最後に土の表面をならします。
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    土を肥やす 一般に庭土には植物の生長に必要な養分が不足しているため、土を肥やさなければなりません。最も簡単なのは、地表から15cm程度に堆肥やピートモス、腐葉土を混ぜる方法です。有機物であればたいていは使用できます。[5]古くなった下肥でもよいでしょう。[6]
    • 土を掘り起こせない場合は、土の表面に有機物をまいておきましょう。まいたものは、数カ月もすれば土に帰っているはずです。
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    園芸に不向きな土壌には「上げ床」で対処する 土に問題がある場合は、上げ床を作りましょう。粘土質の土壌、砂や石が極めて多い土にはこの方法が最適です。専用キットを園芸店で購入し、土を入れて上げ床を作りましょう。[7]
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パート2(全3パート):花を入手する

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    植物を選ぶ 植える植物を決める際には、その場所の日当たりを考慮しましょう。あまり日の当たらない場所には、日陰でもよく育つ植物を植えます。また、花壇の手入れにかけられる時間も考慮すべきです。多年草ならば何年も楽しめますが、一年草に比べるとあまり多くの花を付けません。一年草は毎年植える必要はあるものの、色鮮やかな花を多年草よりも長く楽しめます。[8]
    • お住まいの地域の気候も考慮しましょう。植物の耐寒性に関する情報は、インターネットや園芸店で入手できます。
    • ワスレグサやパンジー、アヤメ、ラムズイヤー、オオハンゴンソウ、ロシアンセージ、バラなどの多年草を植えてみましょう。一年草にはジニア、マリーゴールド、コスモス、ヒマワリなどがあります。多年草と一年草をうまく組み合わせて、両方の魅力を楽しむこともできます。
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    種または苗を購入する 最も簡単なのは園芸店や苗床業者、農家などで入手する方法です。葉を多く付けた健康な苗を選びましょう。種から育てたい場合は、園芸店やオンラインカタログを利用して種を購入します。[9]
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    種を植えるための容器を準備する 種を発芽させるには、内部が細かく仕切られた「セルトレイ」と呼ばれる育苗箱を使うのが簡単です。一マスに一つの種を植えます。これは根が絡み合うのを防止するためです。セルトレイの代わりに、個別の容器や卵の紙パックを使用することもできます。いずれを使用する場合も、必ず底に排水用の穴を設けましょう。[10]
    • 植物を植えてそのまま土に埋めることができる生分解性の容器もあります。
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    容器に種まき用土を入れる 種まき用土は水はけが良く、土を含まないタイプであれば雑草が混入する心配もありません。鉢植え用土でも代用できますが、種まき専用土の方が発芽しやすいでしょう。[11]
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    終霜日の2、3週間前に屋内で種をまく 種まきの時期は植える植物によって異なります。通常は種のパッケージに記載されていますが、インターネットでも調べられるでしょう。お住まいの地域の終霜日(霜が降りる最終日)から2、3週間前に植えるのが一般的です。あまり早く植えると、屋外に移す前に生長しすぎて容器からはみ出してしまいます。[12]
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    種を個別に植える パッケージに記載された要領で種を植えます。一つの容器に一つの種を植えるのが一般的で、穴の深さは種の厚みの4倍程度です。つまり、小さな種は地表近くに植える必要がありますが、大きな種はそれより深い位置に植えても発芽できます。[13]
    • 種を植えたらラベルを付けます。土の湿り気を維持して生長を促進しましょう。
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    日当たりが良く暖かい場所を探す 夜間と日中の気温差が激しい窓辺ではなく、隙間風が入らない暖かな場所を選びます。あるいは、屋内に植物育成ライトを設置して、必要な日照を与える方法もあります。[14]
    • 発芽用のヒーターマットも効果的です。これを容器の下に敷いておけば、土を適温に保ち、発芽を促進できます。
    • 植物育成ライトを使用する場合は、電源を入れたまま放置しないように気を付けましょう。ライトの使用は一日に12~16時間に留めます。
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パート3(全3パート):花を植える

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    効き目が緩やかな緩効性肥料を加える 花を植える前に、土を耕しながら緩効性肥料を加えましょう。肥料の量についてはパッケージの指示に従います。[15]
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    終霜日が過ぎてから屋外に植える 「終霜日」とは、その地域で最後に霜が降りる時期のことを言います。平均的な終霜日よりも前に植えると、おそらくは開花しません。お住まいの地域の終霜日が分からない場合は、園芸店や農協などで尋ねるとよいでしょう。[16]
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    穴を掘る 容器から苗を取り出して根を軽くほぐします。ちょうど土と根が入る大きさの穴を苗1本に対して一つずつ掘ります。[17]
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    苗を植える 掘った穴に苗を置きます。苗の周りに土を入れ、元の高さに穴を埋め戻しましょう。土の表面を軽く押し固め、すべての苗を植え終えたら十分に水を与えます。[18]
    • 株同士の間隔は植物ごとの指示に従います。通常は、その植物の最終的な大きさによって決まります。
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    必要に応じて水やりを行う 地植えをして間もない植物には、最低でも2日に1回の水やりが必要です。その後は必要に応じて与えますが、その頻度は地域によって異なります。日中にしおれたり、雨が降らない日が続いたりした場合は水を与えましょう。[19]
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ポイント

  • 開花時期が異なる多年草を植えると、一年を通して花を楽しめます。
  • 害虫や病気に強い植物に育てましょう。治療より予防の方が簡単です。土を良い状態に保って水やりを適切に行い、地域の天候や日当たりに適した植物を選ぶことが大切です。
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このwikiHow記事について

園芸家
この記事はMaggie Moranが共著しています。 マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。

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