舌の火傷を和らげる方法

共同執筆者 Luba Lee, FNP-BC

熱々のピザに噛みついたり、熱すぎるコーヒーをすすったりして舌を火傷するのは嫌なものです。ありがたいことに、天然の治療法から処方薬まで、自分でできる舌の火傷の対処法はいくつもあります。しかし、火傷が継続する場合は医師に相談した方がよいでしょう。

3の方法1:
天然の治療法を使う
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    氷やアイスキャンディーをなめましょう。火傷を和らげるわかりやすい方法は、何か冷たいもので熱を打ち消すというものです。氷をしゃぶるか、アイスキャンディーをなめてみましょう。冷たい飲み物でもよいでしょう。
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    ヨーグルトを食べましょう。ヨーグルトは冷却と鎮静の効果があるので、舌の火傷によく効く方法の一つです。
    • 舌を火傷した直後にスプーン一杯のヨーグルトを口に入れ、数秒待ってから飲み込みましょう。
    • 天然のギリシャヨーグルトは特に優れていますが、どんなヨーグルトでも問題ありません。コップ一杯の冷たい牛乳を飲んでみるのもよいでしょう。[1]
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    舌に砂糖を振りかけましょう。面白い自宅療法の1つで、ひとつまみの砂糖を舌の上に振りかけて溶かすというものです。痛みを和らげるために、最低でも1分間は舌の上に置きましょう。どのような痛みも、素早くひくでしょう。
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    スプーン一杯のはちみつを食べましょう。はちみつは、舌の痛みや火傷を和らげるために使われる天然の物質です。スプーン一杯よりも多く使う必要はありません。
    • 単純にスプーン一杯のはちみつを口に入れ、しばらく舌の上に置いてから飲み込みます。
    • 月齢12か月未満の乳児には、決してはちみつを与えないように気を付けましょう。乳児ボツリヌス症を引き起こす有害な菌が入り、死に至る可能性もあります。[2]
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    塩水でうがいをしましょう。塩水は、火傷を和らげつつ感染も防ぎます。コップ一杯の水に対して、スプーン一杯の塩を混ぜましょう。一口含んで口をゆすぎます。シンクに吐き出すまで、1~2分間口の中で保つようにしましょう。[3]
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    ビタミンEを使いましょう。ビタミンEオイルは、舌の火傷を和らげ、さらに舌の繊維の再生を助けるため治癒が早くなります。1000IUのビタミンE錠剤を開けて、そのオイルを舌の火傷部分に塗ります。[4]
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    口から呼吸をしましょう。基礎的な方法に聞こえるかもしれませんが、(鼻からの代わりに)口から呼吸をすると、息を吸い込むときに冷たい空気が入り込むことで舌の火傷を和らげることができます。
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    酸味のある食べ物と塩気の多い食べ物を避けましょう。トマト、柑橘類の果物やジュース、酢などの酸性の食べ物は、舌が治癒するまで避けましょう。どうしても欲しいときには、オレンジジュースを水で薄めて飲めば、舌の火傷部分を和らげるでしょう。また、ポテトチップスなどのしょっぱい食べ物や、ホットソースなどの辛い食べ物も火傷を刺激するため避けた方がよいでしょう。
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    アロエベラを使いましょう。アロエベラは火傷を和らげて癒す効果のある、人気の天然治療法です。アロエベラのジェル(植物から直接取れたもので、市販のクリームやジェルではないもの)を舌の火傷部分に直接塗りましょう。味は良くありませんので、予め注意しましょう。また、ジェルを製氷容器に入れて凍らせたものをなめると、冷たさも痛み緩和するでしょう。
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3の方法2:
痛みを鎮める
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    せき止めドロップをなめましょう。ベンゾカイン、メントール、またはフェノールを含むものを探しましょう。これらの成分は局所的な麻酔として作用し、舌を麻痺させて痛みを抑えます。これらの成分を含む麻酔うがい薬も効果があるでしょう。
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    メントールのガムを噛みましょう。メントールのガムを噛むと、舌にある低温を感じる受容体が活性化されるため、舌に冷たさを感じて心地良くなるでしょう。ペパーミントやハッカ味のものにもメントールの誘導体が含まれます。[5]
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    鎮痛薬を服用しましょう。舌の痛みがひどければ、アセトアミノフェン(パラセタモール)やイブプロフェンなどの市販の鎮痛薬を服用しましょう。痛みを和らげ、腫れを引かせるでしょう。
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    火傷用クリームや軟膏の使用は避けましょう。たいていの火傷用クリームや軟膏は、局所的な使用だけを目的としています。
    • 体内に取り込むと有害な成分が含まれる可能性があるため、舌への使用は避けましょう。
    • 火傷用クリームや軟膏が、口内への使用を目的としているものである場合のみ例外になります。
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    医師への相談を検討しましょう。火傷をした舌の痛みや腫れが7日以上続く場合は、医師に相談した方がよいでしょう。治癒を早めるために、より強い鎮痛剤や薬を出してもらえるかもしれません。
    • 実際に熱い食べ物や飲み物によって火傷をしたわけではないのに、火傷をしたような感覚がある場合は、舌痛症として知られる症状が出ている可能性があります。これは痛みが強く、口内の他の部分にも影響が出ることもあります。
    • 舌痛症かもしれないと思うときには、すぐに医師に相談しましょう。糖尿病、甲状腺機能こう進症、鬱、食品アレルギーなど、裏にひそんだより深刻な問題による症状の可能性もあります。[6]
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3の方法3:
辛いものを食べた後のひりひりする舌を和らげる
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    牛乳を飲みましょう。唐辛子や他の辛い食べ物のせいで、舌が燃えるような感じがありますか?そのようなときは、コップ一杯の牛乳を飲みましょう。牛乳に含まれるたんぱく質が、辛味による炎症の要因である分子化合物のカプサイシンを除去することを助けます。牛乳が無ければ、ヨーグルトやサワークリームなど別の乳製品を試しましょう・[7]
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    チョコレートを少量つまみましょう。チョコレートには脂肪分が多く含まれるため、口内のカプサイシンの除去を助けます。より多くの脂肪と、牛乳の火傷に効く物質を含むミルクチョコレートがよいでしょう。[8]
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    パンを一切れ食べましょう。パンが、スパイスを吸収するスポンジのような働きをして、カプサイシンを吸い上げ口内を多少冷やします。[9]
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    砂糖をスプーン一杯食べましょう。砂糖はスパイスの効いた油を吸収し、辛いものを食べたあとのひりひりする感覚を緩和します。砂糖の代わりにはちみつを使うこともできます。[10]
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    度数の高いアルコールを使いましょう。アルコールはカプサイシンを分解するため、成人であればテキーラやウォッカなどの度数の高いアルコールを使って辛いものを食べた後の舌の炎症を抑えることができるでしょう。ビールなどの水っぽいアルコール飲料は避けましょう。それらは、炎症を悪化させる恐れがあります。[11]
    • お酒は飲みすぎないようにしましょう。
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ポイント編集

  • 食事の前に舌を麻痺させるのはやめましょう。誤って舌を噛むと、舌の火傷部分をさらに刺激してしまうでしょう。
  • ブラウンシュガーを氷に乗せ、砂糖の面が患部に付くようにすぐに口に入れましょう。
  • 痛みを和らげるジェルが無ければ、クローブを少し噛むと麻酔のように働きます。
  • 氷とミントガムを同時に使ってみましょう。
  • 痛みを和らげるために、冷たいものを飲食しましょう。例えば、アイスクリームを食べて冷たい水を飲むか、どちらかを一つを摂ってもよいでしょう。
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注意事項編集

  • 氷を使うときには、必ず水で濡らしてから舌に乗せましょう。氷をそのまま乗せると舌にくっついて痛みを悪化させる可能性があるため、舌の火傷部分には直接付けないようにしましょう。
  • 非常に一般的な家庭療法に使われるはちみつですが、「月齢12か月未満の乳児の舌の火傷には、決して使わないようにしましょう」。
  • 火傷クリームは、口内に使用しないようにしましょう。通常、火傷クリームは身体用で、口内には使用できません。体調が悪くなったり、重大な被害をもたらす可能性もあります。
  • 深刻な負傷は、自分で対処しないようにしましょう。わからないときには、医療機関に相談しましょう。
  • 軟膏は使いすぎないようにしましょう。胃の中のものや口内分泌物を吐き出してしまうほど、喉が麻痺してしまう可能性があります。[12]
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このwikiHow記事について

治験審査委員
この記事はLuba Lee, FNP-BCが共著しています。 ルーバ・リーはテネシー州に住む家庭医療を専門とするナース・プラクティショナー(一定レベルの診断や治療を行うことが許可されている上級看護師)です。2006年にテネシー大学にて 看護学修士号を取得しています。
カテゴリ: 全般的健康

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