自分が酔っているかどうかを知る方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

飲みに行ったら最後まで楽しめるように常に安全を考えて行動したいものです。お酒が進むと酔っているのかいないのかが自分で判断できなくなる場合があります。特に、疲れていたり、本当に楽しい時間を過ごしたりしている場合には尚更です。そんな時には、一般的な酔いの症状を確認すると良いでしょう。また、その場でできる自己診断もあります。更に、法的に酩酊状態だと判定されるかどうかを見極める方法もあります。ただし、自分で酔っていると思ったら、決して運転してはいけません。タクシーやUber(ウーバー)を利用するか、飲酒していない友人に送り迎えを頼みましょう。

4の方法1:
法的に酔った状態かを確認する

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    数時間以内の飲酒量を確かめる 一般的にアルコール1杯が体内で代謝されるまでには約1時間かかります。3杯を超えると1杯ごとに30分余計に代謝に時間がかかります。1杯飲んだら酔いが冷めるまで1時間待ちましょう。3杯以上飲む場合は、4杯目からは1杯につき30分余分に分解時間がかかることを念頭において酔いを覚ましましょう。[1]
    • アルコール1杯は酒の種類によって量が異なります。ビールの場合は350 mlです。
    • ワインは150 mlが1杯分です。
    • アルコールが5パーセント以上の大麦麦芽ビールの1杯分は240〜270mlです。
    • 焼酎などの蒸留酒の1杯は44 mlまたは1ショットです。[2]

    ヒント: アルコールは飲酒後約30分経過しないとその影響が実感できません。飲んだ直後に大丈夫だと感じても数分後にアルコールの影響が出る場合があります。

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    インターネット上の計算機を使って道路交通法上飲酒状態と判定されるかを確認する インターネットの計算機に、飲酒量、体重、飲酒時間を入力すると血中アルコール含有量が出ます。この数値に基づいて、法的に飲酒状態かどうかが分かります。[3]
    • 血中アルコール濃度計算機「Cleveland Clinic(クリーブランド・クリニック:英語)」を使ってみましょう。https://www.clevelandclinic.org/health/interactive/alcohol_calculator.asp
    • 法律上飲酒状態との判定が出たら、徒歩でも車でも自宅に帰ることは避けましょう。その場にしばらく留まる、タクシーを呼ぶ、または友人に迎えに来てもらうなどしましょう。

    ヒント: 日本の道路交通法では、アルコール濃度の検知値には関係なく「アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態」を酒酔い運転、「呼気1リットル中0.15mg以上アルコールを検知した場合」を、酒気帯び運転としています。米国では、血中アルコール含有量が0.08%に達すると飲酒状態と判定されます。ただし、事故を起こした場合には、血中アルコール濃度が0.0%を超えただけで、酒気帯び運転または酒酔い運転として処分を受けるでしょう。

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    アルコール検知器を使用する アルコール検知器は、血中アルコール含有量を測定するための小さな装置です。マウスピースに唇を当て装置に息を吹き込むと、血中アルコール含有量が表示されます。法的に酒気帯びだと判定されるかを知るのに役立ちます。[4]
    • アルコール検知器は、インターネットでか薬局で購入できます。値段はメーカーや種類によって異なりますが、1500円くらいで買えるものから10,000円以上するものもあります。
    • 検知器を使用する前に大量のアルコールを飲んではいけません。正確な数値が出ない恐れがあります。
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    酔っていると思ったら誰かに家まで送ってもらう 自分で酔っていると思うなら、おそらくそうでしょう。アルコールが完全に抜けるまで車を運転してはいけません。タクシーまたはUberを利用して帰りましょう。あるいは、飲酒していない友人に連絡をして送り迎えを頼みましょう。[5]
    • 多少良い気分になっているなら酔っています。そのまま運転すれば酒気帯び運転と同じです。
    • その状態で運転すれば自分の命、更に人の命までも危険に晒します。絶対に運転してはいけません。
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4の方法2:
その場で自己診断を試みる

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    「鼻タッチ」テストで酒気帯び状態かを自己診断する 目を閉じ人差し指を出して前方に伸ばし、腕を曲げて人差し指を鼻に近づけ最後に鼻の先に触れてみましょう。触れられなければ酔っている可能性があるでしょう。[6]
    • 上のテストは必ずしも酔っていることを証明するものではありません。飲酒していなくても鼻の先に触れられない人もいます。
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    まっすぐ歩いて方向転換する「ウォークアンドターン」テストを行う 背筋を伸ばして直線上を歩くテストです。片方の足を一歩前に出したら、後ろ足を前の足のかかとにつけるように出し歩行を続けます。9歩進んだら左右どちらかの足で方向転換をして、同じ要領で再び9歩で戻ります。直線上に足を前後に揃えて歩けない、腕でバランスを取らなければならない、ぐらつく、転ぶなどしてしまうなら、酔っていると考えられます。[7]
    • 普段からバランス感覚に欠けている場合には、酔っていないとも考えられます。
    • 床か地面に直線が引かれていれば、まっすぐに歩いているかどうかが確認できるため、そういった場所で行うのが理想的です。
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    「片足立ち」テストを行う まっすぐに立って片足を地面から15センチほど離し、大きな声で1,000から数えましょう。30秒間そのままの姿勢を維持して飲酒状態かどうかを確認しましょう。ぐらつく、足が降りる、ピョンピョン跳んでしまう、バランスを取ろうと腕を使うなどするなら、酔っていると言えるでしょう。[8]
    • 「ウォークアンドターン」テストと同様に、普段からバランス感覚に乏しい場合には、このテストでは判断が難しいかもしれません。このテストを実行する時にはそれも念頭に入れておきましょう。
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4の方法3:
体の変化を見て酔っているかを判断する

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    立ち上がって歩き回り、安定が保てるかどうかを確かめる 数歩歩いてフラフラするかどうかを確認しましょう。まっすぐ歩くことができるか、ぐらつかずにバランスを維持できるかを確認しましょう。方向がわからない、まっすぐに歩けない、部屋がグルグル回っているように感じるなどの症状が出たら酔っているかもしれません。[9]
    • 何をするにも難しいと感じるかもしれません。例えば、洗面所に行って用を足すのが難しいと感じるのは酔いの兆候です。
    • 足がおぼつかない場合には、しばらく座ったままでいるか、歩くなら友人に手を借りましょう。そうしないと誤って怪我をする恐れがあります。自分の身の安全を確保することが重要です。
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    作業や会話に集中できるかどうかを確認する アルコールは集中力に影響を与えます。酔っていると集中するのが非常に困難になります。友達に話しかけたり、自分の携帯電話のメッセージ等を読んでみたりしましょう。ぼんやりしたり、していることを忘れてしまったりするようなら、酔っている可能性が高いでしょう。[10]
    • 夜中の足取りを思い出してみましょう。起こったことをすべて覚えていますか。どんなことがあったか具体的に話せますか。時間の経過を全て追うことができますか。分からない部分があるなら、おそらく酔っています。
    • 必要であれば、友人や信頼できる人に助けを求めましょう。レストランなどで勘定の支払いができない場合には友人に助けてもらいましょう。
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    吐き気を催すまたは嘔吐し始めたら座って休む 酔っている時に吐き気を感じるのは普通のことです。症状は軽度なものからから重いものまで様々です。アルコールをたくさん飲むと嘔吐することもあります。気分が悪くなったら、座って休みましょう。[11]
    • 吐き気がないからといって酔っていないというわけではありません。
    • 脱水症予防のために水をたくさん飲みましょう。水は気分を良くする効果があります。
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    瞳孔が拡大しているかどうかを鏡で確認する 酔っている時に瞳孔が拡張するのはよくあることです。瞳孔が開いて虹彩をほとんど覆っていることに気付くでしょう。洗面所に行くか、手鏡で瞳孔の大きさを確かめましょう。[12]
    • 友達に「私の瞳孔開いてる?」などと尋ねて確認してもらっても良いでしょう。
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    脈拍を数えて速さを確かめる 酔っている時に心臓は速く鼓動しますが、アルコールは抑制作用があるため呼吸はゆっくりになります。右手の人差し指と中指を左の手首に当てて脈拍を確認しましょう。または、人差し指と中指を首の横に当てても脈拍は測定できます。脈拍が速いと感じたら、普段よりも脈拍数が増えているでしょう。[13]
    • 誰かに手首の脈拍を測ってもらいましょう。
    • 脈拍が多いようなら座って友達に助けを求めましょう。水をたくさん飲み、少量の食べ物をお腹に入れて回復するのを待ちましょう。
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4の方法4:
感情の変化を見て酔っているかを判断する

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    大胆な行動に出ていないかを友人に尋ねる 酔っていると自信過剰になります。 アルコールは抑制力を低下させるため「自分は失敗しない」と感じることがあります。ダンスや特別な才能を周囲に自慢したくなるかもしれません。また、自信がみなぎってくるので好きな人をデートに誘ったり、自分の気持ちを告白したりすることもあるでしょう。[14]
    • 日頃は恥ずかしがり屋で人前で何かを披露することは滅多にないのに、ダンスを踊ろうとしたり、カラオケで歌声を自慢しようすることがあるかもしれません。
    • 楽しむことは大いに結構なことですが、身の安全を第一に考えましょう。危険な行動を取っていないかを友だちに確認してもらいましょう。カラオケで歌うのは楽しく、また比較的安全かもしれませんが、酔っている時にバーで踊るのは危険な行為でしょう。
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    普段以上に笑ったり泣いたりしている場合は注意する 幸福感に満ち溢れているか、楽しくてワクワクしているか、落ち込んでいるかを考えましょう。同様に感情が大きく揺れるかどうかにも注意しましょう。例えば、少し前までは幸福感でいっぱいだったのに、急に悲しくなるなど情緒が不安定になるなら一般的に酔っていると考えられます。[15]
    • さっきまで友人と踊り人生で最高の夜だと感じていたのに、突然、去年の出来事を思い出して泣き出すということがあるかもしれません。
    • 酔うと過去の出来事を携帯メールで友達に送りたくなる癖があるなら、携帯電話の電源を切るか、友人に預けましょう。元の恋人に難癖をつけたくなるようなら、友人に携帯を預けましょう。
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    知らない人と会話をし出すかどうかを確認する アルコールは抑制力を低下させるため、通常よりも大胆になります。普段よりも陽気になり警戒心や羞恥心が抜けてしまうため、出会ったばかりの人でも臆せずに会話に興じることができます。知らない人に自分のプライベートな情報を伝えていないか、周りの人とすぐに仲良くなっていないかを考えましょう。[16]
    • 見知らぬ人に自分の家族について話している自分に気づくかもしれません。
    • 自分の身の安全を守るためにも友達や知人から離れないようにしましょう。
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    声が大きい、話が不明瞭だという苦情を受けるかを確認する 酔っていると自分でも気づかずに普段よりも大きな声で話す場合があります。声を落とすように注意されたり、周囲の人が耳を塞いだりするかもしれません。同様に、酔っている時は明瞭に話せなくなるため、周囲から「もう一度言ってくれる?」「今何て言ったの?」などと言われる可能性もあります。[17]
    • 「うるさいよ!」「静かにしゃべって!」「何言ってんの?」などと言われる可能性があります。
    • 「うるさい!」と言われたら、酔いが覚めるまで囁き声で話しましょう。
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ポイント

  • 酔っていると思ったら、水をたくさん飲んで脱水症状や二日酔いを防ぎましょう。[18]
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注意事項

  • ほろ酔い加減の時や酔っぱらっている時に運転するのは非常に危険です。惨事を引き起こす可能性があります。少しでも酔っていると思ったら、決して運転してはいけません。
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このwikiHow記事について

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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: 健康

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