自信を持って上手に話す方法

大勢の聴衆の前で話す場合でも、新しく知り合った友人に何かを伝える場合でも、優れたコミュニケーションが重要です。自信を持って上手に話したいと思っているなら、自分を信じ、ゆっくりと慎重に話し、自分の言うことに強い信念を持つ必要があります。この記事では、知的で思慮深く聞こえるように話す方法を紹介しています。

パート1(全3パート):自信を持って話す

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    確信を持って自分の意見を述べましょう。話をする前に、自分が言おうとしていることに本当に確信があるのか自分自身に問う必要があります。相手に分かってもらおうとして横柄な話し方をする必要はありません。また、相手から承認や同意を得ようとする代わりに、あたかも自分が言うことを心から信じているというように話す必要もありません。[1]
    • すべてはあなたの話し方次第です。「…だと思います」や「しかしおそらく…」などと言うと、その後に何を言おうとも、はっきりと主張をした場合に比べて説得力に欠けてしまいます。
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    アイコンタクトをとりましょう。この理由の1つには、相手に対する礼儀だということがあります。またアイコンタクトをすると、相手があなたの考えをよく聞いてくれるようにもなります。話をする時は、見慣れた顔を見つけてそちらに集中すると自信が深まり、伝えたいことをより正確に伝えられるようになります。下を向くと自信がなさそうに見え、キョロキョロすると気が散っている、他にやるべきことを探していると思われてしまうかもしれません。[2]
    • 人と話す時は相手の目を見ましょう。話が軌道に乗るまでは別の方向を見てもかまいませんが、通常は話している相手の目を見るようにします。
    • あなたが話している時に、相手が混乱している、あるいは何か気にかかっているように見えたら、話が分かりにくいのかもしれないと考えるようにしましょう。しかし、1人の聴衆のために話を脱線させないようにします。
    • アイコンタクトを取るのが難しいほど聴衆が多い場合は、何人かの人たちだけに集中して目を向けましょう。
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    毎日自分を褒めましょう。自分を褒めると自信が深まります。これは、話をする時には非常に重要なことです。自信を持っていると、相手はあなたの考えをより真剣に受け止めてくれます。自分は褒めて当然なほど完璧だと思う必要はありません。自分はそのままで十分素晴らしい人間だと考えましょう。そして、過去に達成したことや一生懸命取り組んだことを思い出してみます。鏡を見ながら、自分自身を少なくとも3つ褒めましょう。あるいは自分のいいところをすべて書き出します。[3]
    • 褒めるところが何も見つからない場合は、自信をつける必要があります。得意なことに着目し、欠点を克服し、あなたを大切に思ってくれている人や自信をつけさせてくれる人と時間を過ごして、自尊心を高めましょう。
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    うまく話せるようになるための近道を通りましょう。役割の一端として、大勢の前で話さなければならない時はチャンスです。おじけづいてしまうかもしれませんが、うまく話せるようになれば、その恐怖心を上回るメリットがあります。話し上手になるには、以下の点を覚えておきましょう(覚えやすいようにあえて簡潔にしました)。
    • 適切に計画を立てる
    • 練習する
    • 聴衆に向き合う
    • ボディランゲージに留意する
    • 肯定的に考え、話す
    • 緊張に対処する[4]
    • スピーチを録画して見る。これを行うごとに改善が期待できます
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    会場を確認しましょう。早めに到着して会場を下見し、マイクや視覚教材を使って練習しましょう。どんな場所で話すのか知り、会場の雰囲気、聴衆の見え方、話しながら歩くとどんな感じか、などを把握しておくと、間違いなく緊張が和らぎます。スピーチ当日に驚いて自信が吹っ飛んでしまうよりも、事前に下調べしておく方がずっと安心です。
    • 会場のことをしっかりと知っておきたい場合は、本番の前日に到着して、雰囲気や様子を把握してもよいでしょう。
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    うまく話している姿を想像しましょう。スピーチをしている自分を思い浮かべます。大きくはっきりとした、自信に満ちた声で話している姿を想像しましょう。聴衆が拍手をしているのを想像すると、自信が高まります。また、目を閉じて、聴衆を魅了しながら堂々と上手に話している理想の姿を思い浮かべましょう。あるいは、少人数のグループに対して話すのに緊張する場合は、あなたの話を聞いてその人たちが感動している姿を想像します。理想のシナリオを思い描くと、成功につながりやすくなります。
    • この方法では、いざ本番を迎えた時、想像したものを思い起こしましょう。どうすればそれに近づくことができるでしょうか?
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    聴衆のことを知りましょう。話をする相手のことを知ると、自信を持って話せるようになります。大勢を相手にする場合は、出身地や年齢、スピーチのテーマについての知識レベルを把握することが重要です。そうすれば、それに従って話す内容を準備することができます。少数が対象ならば、政治理念やユーモアのセンスなど、その人たちについてできるだけ理解を深めておくと、適切な話をするのに(不適切なことを言うのも避けるためにも)役立つでしょう。
    • 話す時に緊張する理由のひとつに、人間は知らないものを好まないため、というものがあります。そのため、できる限り多くの情報を集めることが必要です。
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    自信に満ちたボディランゲージを見せましょう。ボディランゲージは、あなたを堂々と見せ、自信を感じるのに役立ちます。自信たっぷりのボディランゲージを見せるには、以下のことに留意しましょう。
    • 余裕のある振る舞いをする
    • 猫背にならない
    • 手で何かをいじらない
    • 歩き回りすぎない
    • 下を向かず前を見る
    • 表情と体をリラックスさせる
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    テーマをよく理解しましょう。関心のあるテーマを選び、それについてスピーチで話す以上の知識を持っておくようにします。テーマに関して多くを知っておけば、本番でも自信を持って落ち着いて話すことができます。本番の前夜になってスピーチを準備し、答え方の分からない質問が投げかけられるのを恐れているようでは、自信たっぷりの状態ではいられません。そのテーマについて、スピーチで話すことの5倍くらい多くの知識を持っておけば、準備万端だと感じられるでしょう。
    • スピーチのあと質疑応答の時間を設けるなら、事前に友人と一緒に練習をするとよいでしょう。友人に難しい質問をしてもらうように頼み、どんな質問にも対応できるようにします。
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パート2(全3パート):上手に話す

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    全員に聞こえるように大きな声で話しましょう。叫ぶような大声を出す必要はありませんが、相手が聞き返さなくてもいいように、十分大きな声で話します。静かに、柔らかい声で話すと、あなたは内気で自分の話していることに自信がないと思われてしまいます。あなたはそれを望んではいないはずです。[5]
    • 低い声で話すと話が相手に聞こえないだけでなく、おとなしい雰囲気を醸し出し、自信満々とは真逆になってしまいます。
    • 一方で、相手に聞こえるためだけに大きな声を出したくはないでしょう。話の内容で注意を引きつけるべきです。
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    語彙を増やしましょう。オンライン雑誌から真面目な文学まで、できるだけ多く文章を読みましょう。読めば読むほど知識が増え、語彙も増えます。気づかないうちに新しい単語を学び、新しい表現を理解するようになり、そのうちに読んで覚えた言葉を、話す時に使っていることでしょう。うまく話したいなら、幅広い語彙を持つことは必須です。
    • 小難しい言葉をスピーチや日々の会話で使わなければならない、ということではありません。しゃれた言葉をいくつか使うだけで、頑張りすぎず、知的に見せることができます。
    • 語彙を日記に記録しましょう。読み物をしている時に遭遇した新しい単語とその意味を書き留めましょう。
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    スラングを使い過ぎないようにしましょう。上品に話したい場合は、スラングや砕けた表現を使いすぎるのはよくありません。もちろん聴衆が若者や流行に敏感な人々の場合は、形式ばって堅苦しくならないようにしましょう。しかし、砕けすぎたり、流行りの言葉を使ったりするのは控えるべきです。
    • 単に友人と話している時は、もちろんスラングを使っても問題ありません。しかし相手がもう少し成熟した大人で、そつなく話したい場合には控えた方がよいでしょう。
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    間があくことを恐れないようにしましょう。間があくと弱さを見せることなると考える人もいますが、全くの間違いです。考えをまとめるため、次に話すことを考えるために止まるのは問題ありません。それよりも悪いのは、話すスピードが速すぎる、だらだらと話しているように聞こえる、必死になっている、あるいは言ったあとすぐに後悔するようなことを口にしてしまうことです。話すスピードを落としたり、思慮深く話したりすると、スピーチの途中で止まっても、より自然に聞こえるようになります。
    • 「えー」「あの」などの言葉を伴って止まっても、心配はいりません。軌道に乗るための自然な方法です。それらを使いすぎていると思う場合は、減らすようにしてもよいですが、使ってはいけないとは思わないようにしましょう。
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    必要な時にのみ身ぶり手ぶりを使いましょう。話をしている時に身ぶり手ぶりを使うことは、話を理解してもらうためや言葉を強調するために非常に効果的な方法です。しかし使いすぎると、言葉では十分伝えられないため、それを補うために身ぶり手ぶりを使っているなどと、少々必死になっている印象を与えてしまいます。代わりに、手は体の横に置いておき、話の中で重要なポイントを言う時にだけ使えば聴衆に伝わりやすくなるでしょう。
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    簡潔に話しましょう。上手に話すには、言わなくてもよいことを知るのも大切です。何かを証明するには、例を10個くらい挙げなければいけないと考えているかもしれませんが、実際に必要なのは1つか2つだけのこともあります。聞いている人たちにすべて説明しなくても、分かりやすい例を選ぶことであなたの考えは強く印象づけられるでしょう。スピーチをする時には、一つひとつの言葉が重要になります。ただ友人に話している場合であっても、とりとめもなく話すのは避けるのが得策です。
    • スピーチをする場合は、紙に書いて読み上げましょう。自分の言葉を書き留めたものを読めば、重複している部分や削除できる部分が見つけやすくなります。
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    重要なポイントを繰り返しましょう。あなたは、重要なポイントは一度だけ述べれば十分で、聴衆も一番大事なことを理解するだろうと考えているかもしれません。しかしそれは間違いです。本当に伝えたいポイントは、大勢を相手にしている場合でも友人と議論している場合でも、話の最後にもう一度繰り返すことで、伝えたいことを明確にし、よりはっきりと主張することができます。
    • 論文を書くことを考えましょう。各段落の最後と結論で、重要なポイントを繰り返していませんか?話す時もそれは同じです。
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    具体的な例を挙げて聴衆を納得させましょう。どんなスピーチや会話においても、具体的な例を挙げることは必須です。聴衆に再生可能エネルギーの使用を納得させる場合も、あるいは最低な彼氏を振るように友人を説得する場合も、冷静な厳しい事実をいくつか示し、相手の関心を引く必要があります。最も効果的に理解してもらえるような、統計、事例、ストーリーを用意しましょう。相手の記憶に残る話をするのが重要です。
    • 1つか2つのストーリーを交えて話しましょう。スピーチをする場合、最初か最後にストーリーを入れると、より人間味を帯びた主張になります。
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パート3(全3パート):ステップアップする

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    リラックス法を身に着けましょう。まず聴衆に慣れることから始めましょう。そうすれば時間を稼ぎ、緊張を解くことができます。ひと呼吸し、ほほえみ、3つ数えてから話を始めましょう。そして、緊張を力に変えましょう。効果のあることなら何でもかまいません。スピーチの前にペパーミントティーを飲めば効き目があるかもしれません。有効なことを見つけたら、それを必ず行いましょう。
    • 友人と話す時のためのリラックス法も模索してみましょう。ポケットの中のものをつかむ、あるいはいつもより笑ってみるなど、話すのに緊張してしまう時にリラックスできる方法を見つけましょう。
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    繰り返し練習しましょう。使う予定の道具をすべて使用し、大きな声で練習します。また必要に応じて修正し、言葉に詰まらないように努めます。練習し、止まり、深呼吸しましょう。ストップウォッチを使って練習し、予期せぬ事態に対応する時間の余裕もみておきます。練習すればするほど、本番では自然にそつなく話せるようになります。また、話す内容を把握できたと確信できれば、自信を持って本番に臨めるでしょう。[6]
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    謝らないようにしましょう。緊張している、あるいはうっかり話を間違ってしまった場合、それに対して謝って相手の注意を引かないようにします。そのまま話を続ければ、相手は気にせず忘れます。「失礼しました。とても緊張しています」や「言うべきではなかったですね」などと言うと、その場がさらに気まずく居心地悪くなるだけです。誰にでも失敗はあります。自嘲が格段にうまい場合を除き、あえて間違いを取りただす必要はありません。
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    伝え方ではなく、伝えたいことを重視しましょう。気になることを考えないようにし、伝えたいことと聴衆に集中します。[7] 最も大切なのはスティーブ・ジョブズのように見せることではなく、考えを伝えることです。自分自身に注意を向けないようにすれば、自意識が弱まり、自分はメッセンジャーなのだと思えるようになるため、緊張がずいぶん和らぐはずです。話す前に、伝えたいメッセージがどれだけ大切なのか、伝えることが自分にとってなぜ重要なのかを再確認しましょう。こうすることで、話すスピードが速すぎないか、汗をかきすぎていないかなどと心配しなくなるでしょう。
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    経験を積みましょう。主としてスピーチは、権力者としての、また一人の人間としてのあなたを表現するものです。経験を重ねると自信がつき、これは効果的なスピーチを行うのに非常に重要な要素です。トーストマスターズクラブという非営利団体では、和やかで安心できる環境で必要な経験を積むことができます。公の場でスピーチや話をすることを習慣にするだけで、成功の手助けとなることでしょう。たとえ友人や他人の前で堂々と話したいだけであっても、経験を積めば積むほどうまく話せるようになります。これは他のスキルと同様のことです。
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    聴衆もあなたの成功を願っていることを知りましょう。聴衆は、あなたの話が面白く刺激的で、有益かつ楽しいものであってほしいと思っています。聴衆はあなたの味方です。話し始める前に、これから行うスピーチについてポジティブに考えましょう。あなたが転んだり、言葉に詰まったり、言うことを忘れたりすることを願っている人は誰一人いないのです。みんなあなたの成功を祈っており、あなた自身もそのはずです。大勢の前で話す場合も、クラスの前で話す場合も、人前で話すことは怖いと感じることもありますが、みんなあなたに最善を尽くしてほしいと思っています。
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ポイント

  • 完璧なスピーチにするには、練習が非常に役立ちます。事前にリハーサルをすることで、本番で分かりやすく自信に満ちたスピーチを行えるようになるでしょう。
  • 間があくと、あなたが忘れっぽい、あるいは何と言ったらよいか分からなくなっているように見えるかもしれませんが、実際には聴衆の注意を引く手段として利用できます。聴衆がスピーチから気がそれている場合やあなたが何かを強調したい場合に、ひと呼吸置いてみましょう。
  • 内気である、またはアイコンタクトをとるのが気まずい場合は、人の目を直接見ないようにしましょう。不安になってしまいます。代わりに、目は動かしながら、聴衆の頭を眺めるようにしましょう。そうすれば他のことに気を取られているようには見えず、聴衆の注意もそれません。
  • 初めて会う人ばかりの部屋にいる場合は、大切な人のことを考え、その人が応援してくれているのを想像しましょう。
  • グループに向けて話す場合でアイコンタクトを取るのが怖いなら、頭部を見るようにしましょう。そうすれば、その人たちを見ているように見えます。しかし、頭に注目されるのを嫌がりそうな人がいないか注意しましょう。
  • 適切な装いを整えることは大切です。いつもあなたに合う服を着るようにしましょう。怖がらずに少しドレスアップもしてみましょう。
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注意事項

  • 堂々とした態度と傲慢な態度は全く違うことを覚えておきましょう。自信満々に見えすぎると、横柄で自信過剰な印象を与えてしまいます。自分の考えが他人の考えより優れていると思っているように見えてしまうのは、一番避けたいものです。
  • 自分の考えを話すのに加えて、他人の考えにも耳を傾けることを忘れないようにしましょう。そうでないと自己中心的だと思われるかもしれません。また、他人の貴重な意見を聞く機会を逃すことにもなります。
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このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む45人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
カテゴリ: 演説

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