脳の働きを高める方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

明日の試験で好成績を出すために脳を活性化させたい、あるいは脳の病気を避けるためにできる限りのことをしたい等、動機は様々あるかもしれませんが、脳の働きを向上させたいなら、その確実な方法があります。それをここでご紹介します。

パート1(全2パート):脳を瞬時に活性化させる方法

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    ブレインストーミング ブレインストーミングは、脳が回転し出すのを後押しします。論文を書いたり試験勉強をする等の主要な作業に取り掛かる前に行えば、脳のウォーミングアップとして効果的です。多くの場合、創造性を高めることもできます。[1]
    • 論文を書くのなら、その主題の核心部や主題文を書き始める前に、論文中で書きたい事についてブレインストーミング(いろんなアイデアを引き出す作業)を行いましょう。思いついたことを全て論文中に盛り込む必要はありません。ブレインストーミングという行為自体が、脳の活性化を助けるのです。
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    深呼吸する 深呼吸をすると、血流が改善され血中の酸素レベルが上がり、結果的に、脳の働きを活発にすることができます。毎日10~15分の深呼吸を行えば、長期的に脳の働きを向上させることが期待できます。また特に、勉強の前や最中に(試験を受けている最中でも)深呼吸をすれば、脳に向かう血液と酸素の流れを促進するだけでなく、不安感も抑えられるので、脳の働きが良くなります。
    • 呼吸する時は、肺の下まで酸素を吸い込むようにします。風船が膨らむ様に、まずお腹を膨らませ、そして胸、首の順に酸素を取り込みます。息を吐く時は逆に、首、胸、お腹の順に吐き出します。
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    緑茶を飲む 米国の「米臨床栄養学会誌(The American Journal of Clinical Nutrition)」によると、一日に緑茶を5杯以上飲むと、精神的苦痛を受ける可能性が20%軽減され得る、としています。[2]更に、緑茶に含まれるカフェインのおかげで、脳は一日中活発に働き続けることができます。
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    休憩をとる 脳を充電するための最良の方法は休憩をとることです。脳のための気分転換として、例えば、15分間ネットサーフィンしてみたり、しばらく他の事をしてみる等しましょう。
    • 一つの作業に没頭するのは1時間以内に留め、それから別の事をしてしばらく気分転換しましょう。1時間以内に終わらない場合は、後でまたその作業をする時間を作りましょう。
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    笑う 笑いは最良の薬と言いますが、笑うことによって脳の異なる部分が刺激され、広い視野、自由な発想で物事を考えることができるようになります。また、ストレスがかかると脳の持つ力が抑制、制限されてしまいますが、笑うことで、そのストレスを自然に緩和することができます。[3]
    • 重要な試験の前や最終論文を書き始める前などは特に、笑うことを思い出しましょう。パソコンの背景を面白い画面に設定したり、勉強する際、面白いジョークの書かれたものを近くに置いておく等します。時々それらを見て、笑いを掻き立てましょう。
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パート2(全2パート):長期的に脳の働きを良くする

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    脳の働きを良くする食べ物を摂る 脳の良好な働きを助ける食べ物はたくさんあります。反対に、糖分の高い食べ物、精製された炭水化物、ジャンクフード、炭酸飲料などを摂り過ぎると、頭の回転が鈍くなり、ぼんやりとして活気がなくなります。
    • オメガ3脂肪酸を豊富に含む、クルミ、鮭(但し、水銀を多量に含む恐れがあるので、食べ過ぎない方が良いでしょう)、アマニ粉末、冬カボチャ、いんげん豆、ほうれん草、ブロッコリー、カボチャの種、大豆等を摂りましょう。オメガ3脂肪酸は、血液の循環を改善し、神経伝達物質の働きを促す作用があるため、頭の回転が早くなり思考力が増します。
    • マグネシウムに富んだ食べ物(ひよこ豆等)も脳内伝達をサポートするので、食事に取り入れると良いでしょう。
    • ブルーベリーを食事に多く取り入れると、学習能力、思考力、記憶力が向上すると提唱している科学者もいます。
    • ブロッコリーやカリフラワーに含まれるコリンという栄養素は、新しい脳細胞の成長を助け、高齢者における知能の長期的な維持を助ける可能性があるとされています。
    • 複合糖質を摂ると、長時間に渡って脳と体にエネルギー補給をすることができます。全粒粉のパン、玄米、オートミール、繊維質の多いシリアル、レンズ豆等を多く摂取しましょう。
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    十分な睡眠をとる 十分な睡眠がとれていないと、脳は正常に働くことができません。創造力、思考力、認知機能、問題解決能力、記憶力、これらは全て、十分な睡眠と関連しています。特に、脳の記憶機能には睡眠が欠かせません。記憶が適切に処理されるためには、深い眠りを得ることが重要です。
    • 最低でも就寝する30分前までには、携帯電話、パソコン、iPod等全ての電気機器の電源を切りましょう。そうしないと、就寝時に脳が刺激過剰な状態になってしまうため、眠りにつくのが困難になり、また、脳に必要な深い眠りが得られません。
    • 成人は、最低8時間の睡眠をとることが理想的です。
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    適度な運動をする 運動をすると、脳へ運ばれる酸素量が増えるため、脳の処理機能が活性化されます。更に、気分を高揚させたり脳細胞を守る化学物質も分泌されます。ある研究によると、運動は、脳内におけるニューロン(神経系を構成する細胞)の形成を促進することが分かっています。[4]
    • ダンスや武術は、統合、調整、計画、判断などの様々な脳内システムを刺激するので、脳の働きを向上させるには特に良い方法です。音楽に合わせて身体(様々な部位を含む)を動かさなければならないからです。
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    瞑想を学ぶ 瞑想の中でも特にマインドフルネス瞑想は、良好な脳の働きを維持し、ネガティブな思考回路に陥ってしまわないようにサポートします。瞑想はストレスを低減する(結果、脳の機能が高まります)だけでなく、記憶力を高めることもできます。[5]
    • 15分間でも良いので、静かに座れる場所を探します。呼吸に意識を向け、呼吸をするたびに「吸って、吐いて」と唱えましょう。心が彷徨い出した時は、ゆっくりと呼吸に意識を戻します。瞑想が上手にできるようになってきたら、例えば、顔に当たる日光を感じたり、外から聞こえる鳥の声や車の音に耳を澄ましたり、ルームメイトがお昼に食べたパスタの匂いを嗅ぎ分けてみたり等、周囲で起きていることに意識的に気づくようにしてみましょう。
    • マインドフルネス・アクティビティを行うのも良いでしょう。例えば、シャワーを浴びる時は、お湯の感触やシャンプーの匂いに意識を向けましょう。こうした事を行うことで、意識を物事に集中させやすくなり、その瞬間に心をこめるマインドフルネスを強化することができます。
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    十分な水分補給をする 脳の約80パーセントは水から構成されています。そのため体内システムに十分な水分を取り込むことが極めて重要です。水分不足になると脳は正常に機能することができません。一日最低1~1.5リットルの水を、8回程度に分けて飲むようにしましょう。
    • フルーツジュースや野菜ジュースを飲むのも良いでしょう。果物や野菜に含まれる抗酸化物質ポリフェノールが、脳細胞をダメージから守り、高度な脳機能の維持を助けます。
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    ストレスを減らす 慢性的なストレスは脳細胞を破壊し、古い記憶の検索と新しい記憶の形成を司る海馬という脳の器官に悪影響を及ぼします。ストレスを私達の生活から完全に切り離すことはできません。だからこそ、上手な対処法を学ぶことが極めて重要です。
    • ストレスに対処するには、瞑想がやはり効果的です。一日5~10分でも行えば、脳をストレスから保護することができます。
    • 深呼吸も良い方法です。当面のストレスを低減し、不安感を和らげます。
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    新しいことを学ぶ 筋力と持久力を高めるために身体運動をするように、新しいことを学ぶのは、脳にとっての運動となります。既に知っている使い古された知識に固執していても、脳の発達、成長は見込めません。
    • 言語を学ぶと、脳の様々な部位が刺激され、新たな神経経路が作られます。言語の習得には知的努力が必要となり、知的基盤を拡大することができます。
    • 料理、編み物、楽器、ジャグリング等を始めるのも良いでしょう。楽しみながら新しいことを学ぶと、脳に好影響を与え活性化することができます。
    • 楽しむというのは、物事の習得、脳の健康、脳の機能向上のために重要な要素です。自分のやっていることが楽しければ、継続して専念し、学び続けることができるでしょう。
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ポイント

  • 分からない事は常に質問するように心掛けましょう。そうすれば視野が広がり、新しい事を学べます。 
  • クロスワードパズルやなぞなぞを解く等しましょう。知恵試しは、脳の成長にポジティブに作用します。
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注意事項

  • 身体をリラックスするように、脳もリラックスさせましょう。脳は24時間働き続けているのですから!ヨガをしたり、穏やかな音楽を聴いたりして、脳がリラックスできる時間を作りましょう。
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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: 自己啓発

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