絞り染めをした布地を洗濯する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

布地や衣類を絞り染めした後は、すすぎ洗いをして洗濯をする必要があります。すすぎ洗いをすることで、しっかりと染み込んでいなかった染料が落ち、洗濯をすることで色を定着させ色落ちや色移りを防ぎます。この手順を行う時は周辺が汚れやすく時間もかかりますが、最終的な仕上がりを見たときに達成感を感じられるでしょう。

パート1(全2パート):布地をすすぐ

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    染料が染み込まないよう新聞紙やペーパータオルを敷く 食器用洗剤と水を使ってすすぎ洗いができるよう、シンクのある場所で作業を行いましょう。キッチンやランドリールームが適しています。染料がシンク周りのカウンターに飛び散らないようペーパータオルや新聞紙を何層も重ねて敷きましょう。[1]
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    手に染料が染みないようゴム手袋を着用する 布の染料は深く染み込み、何日も肌から落ちなくなります。こうした染みがつかないよう厚手のゴム手袋を着用し手首の上まで覆うようにしましょう。また、作業中は手袋に穴や破れがないかこまめに確認し必要に応じて新しいものに替えましょう。[2]
    • 染料が肌についてしまった場合は、せっけんと水でしっかりと手を洗いましょう。次に少量の重曹と水を混ぜ合わせてペーストを作ります。このペーストを肌につけてこすり染料を取り除きましょう。[3]
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    2~24時間経過したら染めていた布地を染料から引き上げる 生地を染めるには充分な時間を与えて染料を浸透させることが不可欠です。染料に浸している時間が長いほど、すすぎ洗いをして不要な染料を取り除いた際に色や柄がより鮮やかに残ります。可能であれば一晩浸したままにしておきましょう。[4]
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    冷水ですすぎ洗いをし不要な染料を落とす  紐やゴムでしっかりと縛ったままの状態で布地を冷水ですすぎましょう。不要な染料が全て落ち、水が透明になるまで続けましょう。2~3分で完了することもありますが、所要時間は毎回異なります。場合によっては20~30分手に持ったまますすぎ洗いを続ける必要があるかもしれません。[5]
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    縛っていたゴムや紐を取り外す 最も外側の層の不要な染料が落ちたので、絞り染めの柄を形成するために使っていた紐やゴムを取り外しましょう。ハサミを使って結び目を切り、絞っていた部分を優しく開きましょう。出来上がった柄を見るのはこれが初めてということになります。[6]
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    温水ですすぎ、さらに余分な染料を落とす 流れる水が透明になるまで今度は温水ですすぎましょう。この時、火傷をしないよう水温に注意しましょう。温水ですすぐ際も所要時間は毎回異なります。一般的に5分から20分程度を見込みましょう。[7]
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    食品用ラップの上に広げる 洗濯機の準備をしている間に染料がシンク周りのカウンターに染み込まないよう、充分な大きさの食品用ラップを敷き、その上に置きましょう。ラップの下にペーパータオルや新聞紙を敷いておくと、さらに安心です。
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パート2(全2パート):絞り染めをした布地を洗濯し乾かす

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    洗濯機を使用する 絹やレーヨンといった繊細な素材を用いて絞り染めを行った際は手洗いをした方が良いと思いがちですが、ほとんどの素材の場合、洗濯機を使用した方がきれいに仕上がります。洗濯機を使用することで効率的に、そして徹底的に洗うことができます。余分な染料が残ったままになると後で色や柄ににじみ、影響が出てしまうでしょう。
    • 洗濯機がない場合、友人宅で使わせてもらうことができないか尋ねましょう。絞り染めを行った布を洗う必要があり、洗濯機を複数回まわす必要があることを伝えましょう。コインランドリーに行っても良いでしょう。ただし絞り染めをした素材の洗濯が許可されているか事前に確認しましょう。
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    標準コースに設定して冷水で洗濯する すすぎ洗いをしていた時と同様に、1回目の洗いは冷水で行いましょう。冷水にすることで不要な染料がゆっくりと落ちていくので、一度に大量の色が落ちてしまうことを防ぎます。ほとんどの素材の場合、標準コースを最後まで完了させることが可能です。ただし、個々の衣類のタグ確認して洗濯方法の指示に従うようにしましょう。[8]
    • レーヨン等の繊細な素材は洗濯ネットに入れて「デリケートコース」に設定して洗濯しましょう。こうすることで破損を防ぐことができます。ただ、染料の色が移るので捨てても構わない洗濯ネットを使用しましょう。
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    縦型洗濯機の場合は「Synthrapol」式洗剤を用いる 「Synthrapol」式洗剤とは不要な染料を洗い流すことに特に適した洗剤です。濃縮度合いが高く泡がよくたつので、縦型の洗濯のみで使うようにしましょう。15~30ミリリットル分を洗濯機に投入しましょう。より深く染められていて徹底的に洗いたいのであれば、最大120ミリリットルまで量を増やしましょう。[9]
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    ドラム式の洗濯機の場合は通常の洗濯用洗剤を用いる 前から洗濯物を投入するドラム式洗濯機の場合は、扉から泡が漏れ出ないよう通常の洗濯用洗剤を使用しましょう。製品に付随している使用方法に基づいた量を加えましょう。通常の洗剤を使用する場合は、洗濯を複数回繰り返す必要があるかもしれません。[10]
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    一度に洗濯するのは最大4点までとする 洗濯機に詰め込みすぎないよう注意しましょう。絞り染めの布製品を複数合わせて洗濯することは可能ですが、しっかりと洗い、すすげるよう充分な空間を確保する必要があります。[11]
    • 一緒に洗っているもの同士の色移りが懸念される場合は、1点ずつ別々に洗いましょう。
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    中温あるいは高温に設定を変更して再度洗う 普段の衣類とは分けて、絞り染めをした布製品をさらに2~3回洗濯しましょう。余分な染料が完全に落ちるまで、少なくとも1回から2回洗濯機をまわします。「Synthrapol」式洗剤あるいは標準の洗濯用洗剤を引き続き使いましょう。
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    洗っている最中の水の色を確認する こうした2度目、3度目の洗いの際は染料が実際に落ちているか確認しましょう。縦型の際はフタを開け、ドラム式の場合は扉のガラス越しに覗いて水の色を見てみましょう。染料が混ざり合って濁っていた水が透明になれば充分に洗えています。このような状態になるまで温水で何度も洗濯機をまわす必要があることもあります。[12]
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    素材別の指示に従い乾燥させる 素材の種類によって乾かし方も変わります。例えば綿の素材は、初めて乾燥機にかけた際に縮むことがあります。その他の、より繊細な素材の中にはタンブラー乾燥のみで完了するものもあるかもしれません。タグを確認して正しく乾燥させましょう。[13]
    • 破損や縮みが心配であれば自然乾燥させましょう。
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    その他の衣類と混ぜて洗濯する すすぎ洗い、洗濯機での洗い、乾燥がすべて完了すれば着用可能です。また、再び洗濯する際は他の衣料と一緒に通常通りの洗濯を行うことができます。普段の洗濯物として洗い、乾かしましょう。普段通りの洗濯用洗剤やシートタイプの柔軟剤を使いましょう。ただし、それぞれの素材の洗濯方法を守りましょう。
    • 鮮やかな色が褪せてしまうことを心配している人は、絞り染めになっている布製品をその他の色物と一緒に冷水のコースで洗うようにしましょう。また、色物用の洗濯用洗剤を使用しましょう。こうすることで色がより長持ちします。
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注意事項

  • 絞り染めした布製品は、時と共に色褪せていきます。どのような布製品にも言えることですが、何度も洗濯をすることで色の鮮やかさも薄れていきます。色物用の洗剤を使用して、こうした劣化を少しでも遅らせましょう。
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必要なもの

  • ペーパータオルあるいは新聞紙
  • ゴム手袋
  • 食品用ラップ
  • シンク
  • 洗濯機
  • 使い捨て手袋
  • 「Synthrapol」式洗剤
  • 通常の洗濯用洗剤

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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: 掃除

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