紋様蕉(モンヨウショウ)を育てる方法

共同執筆者 Chai Saechao

紋様蕉はカラフルな葉を楽しむことのできる多年生植物でマランタ・レウコネウラとも呼ばれています。余り日の当たらない、東向きや北向きの部屋での栽培が適しています。楕円形の葉に鮮やかな緑やピンク色の斑点が見られ、植木鉢を吊るしても、テーブルの上に置いて飾っても楽しむことができます。夜の時間帯や曇り空の日は、紋様蕉は葉を折りたたみます。その姿が祈っている時の手に似ています。米国農務省の耐寒性区分11(平均最低気温が4.4~10度)および12(平均最低気温が10~15.6度)の地域では屋外での栽培も可能ですが、一般的には屋内で育てる植物です。

パート1(全2パート):適切な生育環境を整える

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    底に排水用の穴の開いた浅い植木鉢を用いる 紋様蕉は余り根を深く根をはりません。つまり、植木鉢が深すぎると、根の下に土が余ります。その土が常に湿っていると、根が腐る原因となります。紋様蕉を植える際は、排水が行えるよう底に穴の開いた植木鉢を選びましょう。
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    直射日光を避ける 紋様蕉の植木鉢は直射日光の当たらない窓辺に置いたり吊るして飾りましょう。直射日光を浴びると葉が焼けてしまいます。
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    西向きや南向きの部屋では天井から吊るす 順調に育つよう、直射日光の届かない角を見つけて吊るし適度な露光量を維持しましょう。
    • 露光量を適切な状態に保つことで、豊かな緑色の茎とカラフルな葉が育ちます。
    • 逆に光が足りなくなってしまうと、光を求めて伸びるので、長く、ひょろりとした見た目になってしまいます。
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    室温は18~24度に、さらに湿気も保つ 紋様蕉は熱帯の植物なので、温度が21度を大きく下回ってしまうと生きていくことができません。寒さと乾燥によって葉がしなび、茶色くなります。逆に24度を上回ると、葉の数が少なくなり、長くひょろりとした姿に成長します。
    • 加湿器を使って部屋の湿度を上げましょう。あるいは、平鍋やボウルに小石を入れて水を注ぎ、それを植木鉢の下に敷いても良いでしょう。
    • 暖房や冷房の吹き出し口の近くや戸口は、気温の変化や空気の通りが激しいので紋様蕉を置かないようにしましょう。
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パート2(全2パート):紋様蕉の世話をする

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    土の表面が乾き始めたら水やりをする 土が乾ききってしまわないよう注意しましょう。水が足りなかったり、逆に水をやり過ぎると、葉が黄色くなり散ってしまいます。
    • 葉が黄色くなってきた時は、土の状態を確認してみましょう。次の水やりまで土が湿っている場合は水やりを減らし、乾いているように感じられるときは水やりを増やしましょう。
    専門家情報
    Chai Saechao

    Chai Saechao

    Plant Therapy経営者
    チャイ・サエチャオは、サンフランシスコにある観葉植物専門店、「Plant Therapy」の設立者、そして経営者です。自称プラントドクターのチャイは2018年にそれまでの仕事を辞め、Plant Therapyを設立しています。当時チャイの住んでいたワンルームアパートの部屋には250鉢以上の観葉植物が置かれていました。チャイは植物が持つ癒し効果を信じており、植物に興味を持つ人達と「植物への愛」を共有し続けて行きたいと考えています。
    Chai Saechao
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    Plant Therapy経営者

    紋様蕉は湿度の高い環境を好みます。紋様蕉の世話はなかなか難しいですが、土が乾燥しないように気をつけていれば、より順調に育つでしょう。夜になると閉じたり開いたりする品種や動くものもあります。

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    朝に常温の水をやる 朝に水やりをすれば、葉に付着した余剰な水も夜には乾いています。冷たい水道水を与えると、根を驚かせストレスを与えてしまい、葉が落ちる原因となります。
    • 気温の下がる夜間に葉が濡れたままになっていると、斑点病にかかりやすくなります。葉に茶や黒の斑点が現れたら、その葉を付け根から取り除き、廃棄しましょう。
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    早春から秋にかけて2週間に1度肥料を与える 水溶性の室内鉢植え用肥料を通常の半分に薄めて用いましょう。水3.8リットルあたり小さじ半分ほどの肥料が目安ですが、多少上下するかもしれません。製品のラベルを読んで希釈倍率を確認し、それをさらに半分に薄めて使うようにしましょう。
    • 8-8-8や10-10-10といったバランスの良い肥料が向いています。
    • 肥料が不十分だと成長が遅れたり、場合によっては全く育たないことがあります。逆に肥料を与えすぎると根が焼けてしまい、葉の外側が乾いて茶色くなってしまいます。正しい量の肥料を与えることで、健康的な緑色の茎と豊かな葉が育ちます。
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    園芸土を混ぜ合わせて使う pH値が5.5~6.0の園芸用泥炭土、あるいは、ピートモス、ローム質の土、そしてパーライトか粒の粗い砂を2:1:1で混ぜ合わせて使いましょう。
    • 土はよく混ぜ合わせましょう。ピートモス、ローム質の土、パーライト、そして砂はすべて園芸専門店で販売されています。
    • 販売を目的として事前処理され、清潔な状態になっている製品のみ用いましょう。虫や雑草の種がまざっていないことも重要です。
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    根詰まりを起こした時にだけ植え替えをする 根が成長しすぎてしまうと、土の乾きが著しく早くなり、成長が遅くなります。この状態を根詰まりと呼びます。
    • 新しい植木鉢は、古いものよりも2~5センチ程幅広になっていれば充分です。新しい鉢の底に2.5センチほど土を敷き詰め、古い鉢から紋様蕉を取り除き、新しい鉢の中に移します。そして残っている隙間を土で埋めましょう。植え替えが完了したら、たっぷりの水をやり、根付かせましょう。
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    小さな鉢に株分けする 紋様蕉は、複数の鉢に株分けすることも可能です。優しく根に絡まった土をはらい落しながら分けましょう。それぞれの株に充分な根と茎が割り当てられているように工夫しましょう。
    • 別々に、小さく浅めの鉢に植えていきましょう。
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    年に2~3回、剪定を行う成長を助ける 鋭いハサミ、あるいは剪定鋏を用意して、茎の何本かを先から数センチ切り取りましょう。葉のすぐ上の位置で切るようにしましょう。
    • 切り取られず残った葉が引き続き成長しながら、切り口の下に位置している節から新しい茎や葉が生えてきます。つまり、より生い茂った状態の紋様蕉を眺めて楽しむことができるようになるでしょう。
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必要なもの

  • 排水用の穴の開いた浅めの植木鉢
  • 加湿器、あるいは小石と水の入った容器(必要に応じて)
  • 水溶性肥料
  • 園芸用泥炭土
  • 鋭いハサミあるいは剪定鋏

このwikiHow記事について

Plant Therapy経営者
この記事はChai Saechaoが共著しています。 チャイ・サエチャオは、サンフランシスコにある観葉植物専門店、「Plant Therapy」の設立者、そして経営者です。自称プラントドクターのチャイは2018年にそれまでの仕事を辞め、Plant Therapyを設立しています。当時チャイの住んでいたワンルームアパートの部屋には250鉢以上の観葉植物が置かれていました。チャイは植物が持つ癒し効果を信じており、植物に興味を持つ人達と「植物への愛」を共有し続けて行きたいと考えています。

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