犬をしつける方法

共同執筆者 Pippa Elliott, MRCVS

犬を新しい家族として迎え入れようとしている人、愛犬にもっといい子になってもらいたい人、自分が犬の要求に応えるのではなく犬が自分の要求に応えるようにしたい人など、犬のしつけに興味がある人でも、その状況は様々でしょう。プロのトレーナーによるしつけ教室へ参加するのが最善策ですが、すべての人に参加費を払う余裕があるわけではありません。この記事では、基礎的なしつけのコツをご紹介します。犬のしつけの哲学や方法は数多く存在するので、自分と愛犬に合ったものを調べて、身につけましょう。[1]

13の方法1:
準備をする

  1. 1
    ライフスタイルに合う犬種を選ぶ 何世紀にも渡り繁殖された犬は現在、地球上で最も種類の多い動物の一種です。おそらくどんなライフスタイルにも合う犬はいるでしょうが、全ての犬があなたの細かいニーズに合うわけではありません。例えば、リラックスするのが好きなのであれば、絶えず吠えることで有名でエネルギッシュな犬種であるジャックラッセルテリアは、飼うべきではありません。[2] 代わりに、一日中ソファーでくつろぐことが好きな、ブルドッグが良いでしょう。[3]様々な犬種の性格や必要な手入れ方法などを、調べてみましょう。また、興味のある犬種を飼っている人に、犬の性格を聞いてみるのも手です。
    • ほとんどの犬の寿命は10~15年なので、犬を飼うと長期に渡り責任が生じます。必ず、自分のライフスタイルに合った性格の犬種を飼いましょう。
    • 子供がいない場合、今後10年で子供を持つようになるかどうかを考えてみましょう。中には、子供がいる家庭には向かない犬種もいます。
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    憧れだけで犬を飼わない 飼いたい犬と、自分のライフスタイルの相性を考えてみましょう。健康的な生活を始めるきっかけが欲しいという理由で、長時間の運動が必要な犬を飼ってはいけません。多くの運動量を必要とする犬を運動させないと、飼い主と犬の両者にとってストレスの多い状況に陥ります。
    • 興味がある犬種の性格や必要なものと、どのようにして自分がそれに応えられるのかを書き出しましょう。
    • ライフスタイルを変えるのにかなりの努力を強いられるのであれば、他の犬種を選びましょう。
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    実用的な名前をつける トレーニングに集中させるために、犬自身が覚えやすい名前をつけましょう。また、聞き取りやすくはっきりとした発音の名前にすると、犬が認識しやすいでしょう。「バディ」「ローバー」「ビビ」のような名前は、はっきりとした音で、普段犬が耳にする人間の会話と区別しやすいでしょう。
    • 遊んでいるとき、撫でているとき、しつけをしているとき、または犬の注目を引くときなど、頻繁に犬の名前を呼びましょう。
    • 名前を呼んで犬があなたを見たら、名前を覚えたサインです。
    • 自分の名前と楽しい記憶が結び付くと、名前を呼ばれた犬は飼い主に集中します。犬が名前に反応したら、褒めておやつをあげましょう。
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    しつけに十分な時間を割く 15~20分を一日数回、しつけだけをする時間として充てる必要があります。人間の子供と同じように、子犬の集中力は短時間しか持たないので、すぐに飽きてしまいます。
    • しかし、この時間にのみしつけをすればいいわけではありません。一日を通して、犬と触れ合う際にもしつけは必要です。犬は飼い主と触れ合うたびに、飼い主から学習します。
    • しつけの時間以外で犬が悪いことをした際、飼い主が正さないと悪いことをするくせがつきます。しつけの時間以外でも、常に犬の行動に目を光らせておきましょう。しつけの時間で教えたことは、必ずしつけの時間以外でも思い出させましょう。
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    しつけの時間に向けて、心の準備をする 犬のしつけには、落ち着いてニュートラルな態度で臨みましょう。飼い主の動揺や興奮が犬に伝わると、しつけの結果に悪影響を及ぼすことがあります。しつけのゴールは、良い行いを強化し、悪い行いを制御することだということを、頭に入れておきましょう。厳しく聞こえるかも知れませんが、きちんとしつけられた犬にするには、全力を尽くす意思の強さと強い信念が必要です。
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    適切な道具を選ぶ 最初は、1.8メートルほどのリードと平首輪またはマーチンゲールカラー、そしておやつがあれば十分です。ジェントルリーダー(ヘッドカラー)、引っ張り防止ハーネス、しつけ用金属製首輪など、他の道具の要否をトレーナーに相談してみましょう。一般的に、子犬や小型犬には、厳しくしつけるための道具は必要ありません。大型犬の場合は、一時的にジェントルリーダーなどしつけ用に作られた道具を使用して、犬を集中させる必要があるでしょう。[4]
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13の方法2:
基本的なしつけの原則を取り入れる

  1. 1
    飼い主の期待や気分を管理する しつけは毎回成功するものではないので、苛立ったり犬に当たったりしてはいけません。犬の学習能力や自信を促すように、飼い主自身が自分の行動や態度をコントロールしましょう。一般的に、飼い主が落ち着いていると、犬も落ち着きます。
    • 不機嫌な飼い主に恐怖心を覚えた犬は、何も新しいことを学びません。飼い主のそういった態度は、犬に飼い主への警戒心と不信感を植え付けるだけです。
    • 犬のしつけ教室やトレーナーは、飼い主の態度を改善することができ、結果的に犬のしつけの成功にも繋がります。
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    犬の性格を頭に入れておく 犬はそれぞれ異なる性格を持ち合わせています。人間の子供と同じように、犬種が違えば学び方や学ぶ速度も異なります。中には、頑固な性格でしつけの度に飼い主に歯向かう犬もいるでしょう。しかし、ほとんどの犬は一生懸命、飼い主を喜ばせようとします。犬の性格に合わせて、しつけの方法を調整しましょう。
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    すぐに褒める 犬は原因と結果の時間が空くと、その関係性を理解できません。しかし、覚えは早い動物です。犬が望ましい行動(原因)をしたら、「2秒以内」に褒めるかご褒美(結果)を与えて、その行動を強化しましょう。結果までの時間が長いと、犬は求められた行動との関係性を理解することができません。
    • 必ず望ましい行動の直後に、正確なタイミングで褒めましょう。タイミングがずれると、犬の望ましくない行動を褒めてしまうことになりかねません。
    • 例えば、「座れ」を教えているとします。一瞬座った犬が、飼い主が褒めたときには、立ち始めているかもしれません。この場合、飼い主は犬が座ったことではなく、立った行為を褒めていることになります。
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    クリッカートレーニングの導入を検討する クリッカートレーニングとは、クリッカーを使って即時に褒めるしつけの方法です。おやつをあげる、または犬の頭を撫でるよりも早く、クリッカーを鳴らして褒めることができます。クリッカートレーニングは、犬の学習速度に合わせて犬の良い行動を即時に強化することができます。クリッカーの音とご褒美の肯定的な関連付けをすることで、効果を発揮します。最終的に、犬はクリッカーの音そのものが、良い行動へのご褒美だと考えるようになるでしょう。クリッカーはどのコマンド(犬への命令)にも応用することができます。
    • クリッカーを押してカチッという音を鳴らし、すぐに犬におやつを与えると、犬はクリッカーの音を肯定的なものとして捉えます。後に、その音が正しい行動への「お知らせ」になり、犬はこの音を聞くと自分の行動が正しかったことが分かるようになります。
    • 犬が望ましい行動をしたら、クリッカーを鳴らし、おやつを与えます。犬がその行動を継続的にするようになったら、コマンドをつけます。クリッカーを使って、コマンドとその行動を結び付けましょう。
    • 例えば、「座れ」のコマンドを教える前に、犬が座っているときに、クリッカーを鳴らしておやつをあげ、褒めましょう。おやつをもらうためにお座りをするようになったら、「座れ」と言って座らせます。クリッカーの音を鳴らして褒めることも、併せて行いましょう。最終的に、犬は「座れ」のコマンドに反応して座ると、クリッカーの音で褒めてもらえることを学習します。
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    一貫性を持つ 飼い主に一貫性がないと、犬は何を要求されているかを理解できません。犬と一緒に暮らしている家族全員が、犬のしつけに理解を示し、一丸となる必要があります。例えば、人に飛びついてはいけないと教えたいなら、子供が犬に飛びつかせているのを見過ごしてはいけません。これでは、しつけの効果も半減します。
    • しつけを行う以外の家族も、しつけ中に使うコマンドを覚えて使いましょう。犬は人間の言葉が分からないので、「座れ」と「お座り」の違いを判断することができません。コマンドに一貫性がないと、犬を混乱させるだけです。
    • コマンドに一貫性がないと、犬の中でコマンドと行動に関連性を持たせることができないので、コマンドへの反応が当てずっぽうになってしまいます。
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    しつけが成功して良い行いをしたら、必ず褒めて、時々小さいおやつを与える 小さなおやつは、しつけに対する犬の意欲を高めるのに役立ちます。しつけに使うおやつは、美味しく、噛みやすい小さなものにしましょう。しつけ中に大きいおやつをあげると、犬の気が散ったり、すぐにお腹が一杯になったりします。
    • 硬いおやつよりも、やわらかくてしっとりとしたおやつのほうが、早く噛めて犬の気も散漫になりません。犬をしっかりと褒めつつ、食べ終わるまで待たなくて良い点から、おやつの大きさはえんぴつの先についている消しゴム程で十分です。
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    「とっておき」のおやつを使う 難しいコマンド、または大切なコマンドを教えるときは、「とっておき」のおやつを使って犬のやる気を高めましょう。例えば、フリーズドライのレバー、ローストチキンの胸肉、七面鳥のハムなどが良いでしょう。
    • 犬がコマンドを覚えてきたら、「とっておき」のおやつをあげる回数を徐々に減らし、しつけを推し進めるために必要な時に再度あげるようにしましょう。大切なのは、犬が良い行いをしたら「いつも」褒めることです。
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    犬が空腹時にしつけをする しつけをする時間の数時間前に、いつも通りの量の食事を与えてはいけません。犬は、おやつを欲するほどしつけに集中して、おやつをもらおうとします。
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    しつけは前向きな雰囲気で終える たとえしつけがうまくいかなかったり、犬が新しいコマンドを覚えられなかったとしても、しつけの最後には必ず犬が褒められることをさせましょう。犬に習得済みのコマンドをさせてしつけを終えることで、犬は「飼い主からの愛情」・「褒められたこと」としつけを結び付けて記憶します。
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    吠えさせない 吠えてはいけないときに犬が飼い主に吠えたら、犬が吠えるのを止めるまで無視しましょう。吠えるのを止めたら、褒めます。犬は注目されたくて吠えることがありますが、物事が思い通りに進まなくて吠えることもあります。
    • 犬が吠えたら、ボールやおもちゃを与えてはいけません。犬に、「吠えたら欲しいものがもらえる」と教えることになります。
    • 犬を静かにさせるために、怒鳴ってはいけません。怒鳴ることは、犬に注目することになるからです。
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13の方法3:
「つけ」を教える

  1. 1
    定期的にリードをつけて散歩する 定期的な散歩は、しつけのためだけではなく、犬の身体的・精神的な健康のためにも大切です。犬種によっては、犬を満足させるため、また体型維持のために、かなりの運動量が必要な場合があります。
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    引っ張らせない 散歩練習中の犬の多くが、リードを引っ張るでしょう。犬がリードを引っ張り始めたら、すぐに立ち止まりましょう。犬があなたの側に来てあなたに注目するまで、一歩も動いてはいけません。
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    方向転換する 犬がリードを引っ張ったら、真逆の方向に歩き始め犬をついて来させると、より効果的です。犬があなたに追いついたら、褒めておやつを与えます。
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    飼い主の側にいると楽しいことがあると思わせる 犬は本能的に、自分の思い通りのコースを歩き、周りの環境を調査するという衝動があります。飼い主は犬に、「飼い主の側にいるとその衝動に従うよりも魅力的なことがある」と、思わせる必要があります。方向転換をする際に熱心な声を出し、犬があなたの元に来たら、思い切り褒めましょう。
  5. 5
    犬の行動とコマンドを結び付ける 犬が継続的にあなたの側について歩くようになったら、「つけ」や「行こう」などと言って、その行動にコマンドを加えましょう。
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13の方法4:
「来い」を教える

  1. 1
    コマンドの意味を理解する 「来い」は飼い主が望むときにいつでも側まで来させるコマンドです。このコマンドは、首輪などが外れた際に犬が逃げるのを防ぐことができるので、犬の命を守るものにもなり得ます。
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    準備をする 屋外よりも気を散らすものが少ないので、このコマンドは屋内(または囲いのある庭)で教え始めましょう。180センチほどのリードを犬の首輪につけると、犬の注目を保ちつつ、犬が逃げるのを防ぐことができます。
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    犬の注意を引く 犬を飼い主に向かって走って来させましょう。そのために、遊びを連想させるような高い音を出します。例えば、おもちゃ、速い速度で手を叩く、またはただ手を広げるだけでも良いでしょう。犬から走って少し遠ざかり、立ち止まるのも良いでしょう。犬は本能的に飼い主を追いかけるはずです。
    • 褒めたり「嬉しそうな声」を出して、犬が自分の方に来るように働きかけましょう。
  4. 4
    すぐに褒める 犬が来たら、クリッカーを鳴らし、「嬉しそうな声」で褒め、おやつをあげましょう。
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    犬の行動とコマンドを結び付ける 犬が、飼い主の近くに行くとご褒美がもらえることに気づき始めたら、言葉で「来い」と指示しましょう。犬がコマンドに反応したら、「いい子」「えらいね!」などと褒めながら強化します。
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    公共の場でしつけをする 「来い」のコマンドは、犬の命を守るものでもあるので、犬は注意が散漫なときでもコマンドに反応することを学習する必要があります。しつけをする場所を、家や庭から、犬の視覚・聴覚・嗅覚を引きつけるものが多く存在する公園に移しましょう。
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    リードの長さを伸ばす このトレーニングは、180センチほどのリードをつけて始めましたが、実際はこれよりも遠く離れた場所から犬を来させる必要があります。2本のリードをつなげて、長さを伸ばしてみましょう。
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    リードを外して、囲いのある環境で「来い」をさせる この練習で、遠く離れているときでも飼い主の元に戻ることを覚えさせます。
    • リードを外してこのトレーニングをする時は、誰かもう一人いると良いでしょう。二人交互に犬を呼び、犬を行ったり来たりさせます。
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    大きなご褒美を与える このコマンドは非常に重要なので、犬が言うことを聞いた際のご褒美は「とっておき」である必要があります。「来い」を習得した日は、犬にとって最高の一日であることが大切です。
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    「来い」と後ろ向きな経験を結び付けない どんなにイライラしても、「来い」を怒りながら覚えさせようとしてはいけません。犬のリードが外れて5分間走り回られて腹が立ったとしても、最終的に「来い」に反応したら思い切り褒めましょう。「犬が最後にしたことを褒める」のルール通り、最後に自分のもとに戻ってきたら褒めることが重要です。
    • 間違いを指摘する、怒鳴る、リードを引っ張るなど、飼い主のもとに戻ると嫌なことがあると思わせてはいけません。一回の嫌な経験で、長年のしつけが振り出しに戻ることがあります。
    • 「来い」のコマンドの後に、決して犬が嫌がることをしてはいけません。犬の手入れ(シャンプー、爪切り、耳掃除)のときにこのコマンドを使うのではなく、「来い」の後は必ず犬が喜ぶことをしましょう。[5]
    • 犬が嫌がることをしなければならない時は、コマンドを出すのではなく、犬のところに行って連れて来るようにしましょう。犬がおとなしく受け入れたら、褒めましょう。もちろん、おやつを使っても構いません。
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    基礎に戻る 犬が「来い」のコマンドを無視してリード無しで走り回る、といったような怖い思いをしたら、再度リードをつけてしつけましょう。犬が「来い」に即座に反応するようになるまで、リードをつけて練習します。
    • このコマンドは、焦って習得させてはいけません。中途半端に終わらせるには、重要すぎるコマンドです。
  12. 12
    犬の一生を通して強化する 「来い」のコマンドはとても重要なので、犬の一生を通して強化する必要があります。リードをしないでハイキングに行くなら、「来い」を強化するためにおやつをポケットに忍ばせておきましょう。
    • また、犬は常に飼い主の側に居る必要はないことも教えましょう。この時使われるのが、解放のコマンドで、「良し」などと表現されます。「良し」と言われたら、次に飼い主がコマンドを与えるまで、犬は自由に好きなことができます。
  13. 13
    楽しみを与え続ける 「来い」と言われて行く度に、楽しいことが中断され、リードをつけられ家に帰る、と犬に思わせてはいけません。コマンドに確実な反応を示さなくなったり、喜んで来なくなったりします。犬を呼んで、来たら褒め、「良し」を使って再度遊ばせましょう。
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    首輪を掴まれることに慣れさせる これは、言葉によるコマンドと結び付ける必要はありません。犬が自分の側に来たときに首輪を掴むようにすると、首輪を触られる度に驚くようなことがなくなります。
    • 「来い」にきちんと反応した犬を褒めるために身を乗り出したら、おやつをあげながら手で首輪を掴み、首の回りをなでましょう。[6]
    • 毎回ではなく、数回に一回は首輪を掴んでリードをつけましょう。
    • また、短いリードを首輪につけてから、解放のコマンドを使っても良いでしょう。リードは、厳しい罰や指摘などではなく、「これから何か楽しいことが起こる」「これからどこかに行く」といった前向きな意味を持つ必要があります。
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13の方法5:
「聞け」を教える

  1. 1
    コマンドの意味を理解する 「聞け」のコマンドは、「注目」と同じ意味を持ちます。このコマンドは、最初に教えるべきコマンドの一つです。次のコマンドや指示を犬に出す際に、犬の注意を引くためのコマンドです。また、コマンドではなく犬の名前を呼んで注意を引く人もいます。特に多頭飼いしている人には役立つ方法で、犬自身がいつ飼い主に注目していいかを判断することができます。
  2. 2
    おやつを準備する お店で買ったおやつでも、手作りの健康的な犬用のおやつでも構いません。犬がそのおやつのためにしつけに励むような、お気に入りのおやつを準備しましょう。
  3. 3
    犬の近くに立つ この時、犬に構ってはいけません。犬が自分の存在に反応するようであれば、犬が興味を示さなくなるまでじっとして顔を背けましょう。
  4. 4
    小さく且つ断固とした声で、「聞け」と言う 「聞け」や「注目」のコマンドではなく犬の名前で注意を引いている場合は、犬の名前を呼びましょう。人の名前を呼んで注意を引く時と同じ声のトーンと大きさで呼びましょう。
  5. 5
    声を荒げて注意を引かない 大きい声は、犬がフェンスを越えたりリードが外れたりして逃げ出すなど、命に関わる状況のみに使いましょう。普段声を荒げずにいると、大きな声を出したときに犬があなたの声に集中するでしょう。しかし、日常的に大きな声を出していると、犬はあなたの声を無視したり、耳を貸さなくなり、大きな声を出しても注目を引く特別な効果がなくなります。
    • 犬の聴力は、人間よりもかなり優れています。このコマンドの面白いところは、どれだけ小さな声でささやいても犬が反応するかが見られることです。周りの人は、あなたがほとんど聞き取れないような声で犬を操っている姿を見て、素晴らしいトレーナーだと思うに違いありません。
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    犬が思い通りの反応を見せたら、すぐに褒める 犬がしていたことを中断してあなたを見たら、褒めておやつをあげましょう。クリッカーを使用している場合は、褒めたりおやつをあげたりする前に、クリッカーを鳴らしましょう。
    • 飼い主は、即時に反応する必要があることを覚えておきましょう。犬の行動に早く飼い主が反応して褒めるほど、犬はコマンド・行動・ご褒美の関係性をより理解することができます。
  7. 7
    最終的に、おやつは中止する 犬がこのコマンドを習得したら、おやつはあげなくても良いでしょう。しかし、クリッカーや言葉で褒めるのは続けましょう。
    • 犬が常におやつを期待するようになるので、犬を「おやつ離れ」させることが重要です。「おやつ離れ」させないと、おやつがあるときにのみ言うことを聞く犬になるでしょう。
    • 犬がコマンドを習得した後も、定期的に犬を褒めましょう。しかし、常に褒めるのではなく、数回に一回にします。こうすることで、犬の中にしっかりとコマンドが植えつけられます。
    • 犬がコマンドを習得したら、反応の速度と行動の正確度を上げるためにおやつを使いましょう。犬は、コマンドや「聞け」に続くコマンドに反応したこととおやつがもらえることを、すぐに結びつけるようになるでしょう。
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13の方法6:
「座れ」を教える

  1. 1
    犬を立たせる 「座れ」のコマンドの目的は、立っている状態の犬を座らせることで、継続して座らせることではありません。犬に歩み寄るか、犬から一歩後ろに下がって、犬を立たせましょう。
  2. 2
    犬と視線を合わせる 犬の真正面に立って、犬の注意を自分に集中させましょう。また、手の中におやつがあることを犬に見せましょう。
  3. 3
    犬の注意をおやつに集める まず、おやつを持った手を自分の体の脇に下ろしておきます。次に、その手を上げて犬の鼻の前に持って行き、臭いを嗅がせましょう。最後に、その手を犬の頭の位置まで上げましょう。
    • おやつが入った手を犬の頭の位置まで持っていくと、大抵の犬はそのおやつをよく見ようとして、自然に座ります。
  4. 4
    すぐに褒めておやつをあげる お座りが成功したら、クリッカーを鳴らして褒める、またはおやつをあげて褒めるなど、いつもの通りの方法で犬を褒めましょう。犬があなたの意図通りに行動したら、「いい子」と言って褒めましょう。最初のうちは反応が鈍いかもしれませんが、おやつをあげて褒め言葉をかけ続けると、反応が早くなるでしょう。
    • 犬のお尻が地面につくまで、褒めてはいけません。お座りの途中で褒めてしまうと、犬はそれが飼い主が自分に求めていることだと思ってしまいます。
    • また、犬が立ち上がるときに褒めるのもいけません。「お座り」と言っているのに立ち上がる犬になってしまいます。
  5. 5
    おやつを使った方法でお座りが習得できない場合は、リードと首輪を使う 犬の隣に立ち、犬と同じ方向を向きます。少し力をかけて首輪を後ろに引き、犬を座らせましょう。
    • 場合によっては、犬の後ろ足をやさしい力で引き寄せて、座らせる必要があるでしょう。この時、首輪を持って犬を後ろにやさしく引きましょう。
    • 犬が座ったら、すぐに褒めておやつをあげましょう。
  6. 6
    コマンドを繰り返さない 犬には、二回目以降ではなく、一回目のコマンドで反応させるようにしましょう。コマンドを出して2秒以内に反応しない場合は、リードを使ってコマンドを強化します。
    • しつけの最初のうちは、コマンドの強化ができない位置にいる際にコマンドを出してはいけません。コマンドに反応しなくても飼い主側から反応がないと、コマンドが意味をなさなくなり、犬があなたを無視するようになる可能性があります。
    • 褒めることと、一貫性を保つことで、犬にとってコマンドを前向きな意味を持つものにしましょう。[7]
  7. 7
    犬が自然に座ったら褒める 一日を通して、犬が自分の意思で座ったタイミングで褒めましょう。すると、注目を引きたいときに飛び掛ったり吠えたりすることなく、お座りをしてあなたの注目を引こうとするようになります。
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13の方法7:
「伏せ」を教える

  1. 1
    犬の注意を引く おやつやおもちゃを用意し、犬に見せてあなたに注目させましょう。
  2. 2
    おやつやおもちゃで伏せをさせる おもちゃやおやつを、犬の前や前足の間の地面に移動させ、伏せをさせます。自然と犬は頭を下げた後、体も伏せの状態になるでしょう。
  3. 3
    すぐに褒める 犬のお腹が地面についたら、そのおやつやおもちゃを犬に与え、思い切り褒めてあげましょう。ただし、褒めるタイミングを間違えてはいけません。犬の体が中途半端な位置にあるにもかかわらずに褒めると、きちんとした伏せを教えることができません。
  4. 4
    コマンドを出す距離を広げる 犬が「伏せをしたらおやつがもらえる」ことを学習したら、犬との距離を少し広げましょう。手のひらを下にした状態で、腰の前から体の脇に沿って下ろすのが、「伏せ」のサインです。
    • 犬が「伏せ」に確実に反応するようになったら、「伏せ」と言葉による指示を加えます。
    • 必ず、犬のお腹が地面についたらすぐに褒めましょう。
    • 犬はボディーランゲージを読み取ることができ、手の動きによる指示も素早く学習します。
  5. 5
    「伏せ」の状態を長くする 犬の「伏せ」への反応が安定したら、褒めたりおやつをあげるまで数秒待って、「伏せ」の状態を維持させましょう。
    • 犬が立ち上がっておやつをねだっても、あげてはいけません。おやつをあげるということは、犬がした直前の行為を褒めることになります。
    • 犬が伏せの途中で立ち上がってしまったら、最初からやり直しましょう。飼い主が一貫性を保つと、犬は飼い主から「お腹が床についている伏せの状態」を要求されていることが理解できるでしょう。
  6. 6
    犬を押さえつけない 犬が「伏せ」のコマンドを覚えたら、飼い主が立った状態でコマンドを出しましょう。飼い主がのしかかるなどして犬を押さえつけて「伏せ」をさせると、そうされた時にだけ伏せをする犬になってしまいます。最終的には、部屋の端と端にいたとしても、伏せの指示に反応させる必要があります。
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13の方法8:
ドアの前で「待て」を教える

  1. 1
    ドア前の「待て」は早めに教える 犬に敷居を理解させるのは、重要なことです。ドアが開く度に走り出るようでは、危険にもつながりかねません。このしつけは、ドアを通過する度に行わなければならないものではありません。しかし、犬が幼い頃から、最大限の機会を利用して教えておく必要があります。
  2. 2
    リードをつける 犬に短いリードをつけると、犬と近い位置からの方向転換が可能です。
  3. 3
    ドアに近づく リードをつけた犬と、ドアまで近づきます。
  4. 4
    ドアを通る前に「待て」のコマンドを出す そのまま飼い主のみドアを通ります。「待て」のコマンドを出したにもかかわらず、犬がついてくるようであれば、リードを使って犬の前方への動きを止め、もう一度やり直しましょう。
  5. 5
    犬が待ったら褒める 犬が、飼い主とドアを通るのではなく、ドアの内側で待つことを要求されていると気づいたら、「いい子」と褒めておやつをあげましょう。
  6. 6
    ドアの内側で座らせる ドアが閉まっている場合、飼い主がドアノブに手をかけたらお座りをさせるようにしつけることもできます。犬はドアが開くまで待ち、飼い主の許可があるまでドアを通らなくなります。犬の安全を守るため、最初はリードをつけた状態でトレーニングを始めましょう。
  7. 7
    ドアを通るためのコマンドを出す 「おいで」や「良し」と使うと良いでしょう。どんなコマンドを使うにせよ、このコマンド無しで犬を家から出してはいけません。
  8. 8
    距離を広げる 犬をドアの内側に残したまま、飼い主がドアの外側にいる状況を練習をしましょう。飼い主は、家の外で郵便物を取ったりゴミ出しをしたりして、家に戻ったら待っていた犬を褒めます。飼い主が家を出るたびに犬を呼びつけなければいけないわけではなく、犬を待たせておくのもトレーニングの1つです。
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13の方法9:
食事に関するしつけをする

  1. 1
    食事の準備中はおとなしく待たせる 犬の食事を準備している時に、ジャンプしたり吠えたりする犬ほど、厄介なものはありません。ドア前の「待て」と同じ要領で、食事を与える部屋の外で待たせましょう。
    • 食事の準備ができたら、食事の入ったお皿を置くまで「座れ」と「待て」のコマンドで待たせてから、食べさせます。[8]
    • 立ち上がり、解除のコマンドを出す前に2、3呼吸置きましょう。解除のコマンドは「良し」と言っても良いでしょう。または、「食べて」や「おいしい」など、コマンドを作っても構いません。「食事の時間」や「食べよう」など、人間同士で使ってしまいそうな言葉は避けましょう。犬が自分の食事の時間だと勘違いしてしまいます。
    • 最終的には、犬が自分用の食器を見たら自らお座りができるようにしましょう。
  2. 2
    手で食事を与える 食事の際、手から犬に食事を与えましょう。手に食事を乗せて、残りは手で犬の食器に移します。こうすることで、飼い主の臭いが食器に移るだけではなく、食器や食事に触れられることに慣れさせることができ、食べ物のことになると攻撃的になるのを予防したり、またはそういった犬の態度を治したりすることができます。[9]
  3. 3
    「触るな」を教える 犬に鼻先を食べ物からそむけさせるコマンドです。また、食べ物以外にも様々な状況で効果を発揮します。例えば、人間の食べ物が床に落ちてしまったときや、犬が散歩中に犬にとって有害になりかねないものに興味を示したときなどです。以下の通り、「触るな」のコマンドを教えましょう。
    • 第一ステージ : 手におやつを握っておきます。犬は、おやつ欲しさにその手を舐めたり、匂いを嗅いだり、前足をかけてきたりするでしょう。犬が鼻先を手からそむけたら、褒めておやつをあげましょう。
    • 第二ステージ : 犬の行動と「触るな」のコマンドを結び付けましょう。犬が鼻をそむけた際に、このコマンドを出しましょう。
    • 第三ステージ : 手のひらにおやつを乗せて犬の前に出し、もう片方の手にもおやつを持ち体の後ろに回します。ここで「触るな」のコマンドを出し、犬がおやつに近寄りすぎたら、「だめ」や「こら」などど言って、その行動が褒められるものではないこと、正しくないことを伝えましょう。犬がコマンドに従ったら、後ろ手に持っていたおやつをあげましょう。
    • 第四ステージ : 手のひらのおやつを床に置きます。犬に後ろ手で持っていたおやつを与え、褒めましょう。
    • 第五ステージ : 犬にリードをつけて、床に置いたおやつの横を通り過ぎましょう。リードを引っ張らずに「触るな」のコマンドを出します。犬が床のおやつを食べてしまったら、第四ステージからやり直しましょう。
    • 第六ステージ : 家の外でも「触るな」のコマンドを使いましょう。[10]
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13の方法10:
「持っていけ」と「取って来い」を教える

  1. 1
    コマンドの意味を理解する 「持っていけ」は、犬に何かをくわせさせて持っていかせるコマンドです。
  2. 2
    犬におもちゃを与える おもちゃを与えながら、「持っていけ」のコマンドを出します。犬がおもちゃをくわえたら、その行動を褒めましょう。(このコマンドの良いところは、犬がおもちゃで遊べることでしょう。)
  3. 3
    与えるものを変える 持っていくものが楽しいおもちゃであれば、犬にとってもこのコマンドの習得は容易いものでしょう。犬が持って行く行為とコマンドを結び付けたら、持っていかせるものを犬にとってつまらないものに変えます。例えば、新聞、軽いかばんなど、あなたが犬に運ばせたいものにしましょう。
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    「持っていけ」と「放せ」を併せて教える 犬がおもちゃを持っていくようになったら、「放せ」のコマンドを出して、おもちゃを飼い主のもとに返すようにしつけます。おもちゃを放したら、褒めておやつを与え、再度「持っていけ」から始めます。これは、犬に「放せのコマンドで楽しいことが終わる」と思わせないためです。
    • このコマンドのトレーニングを、犬と引っ張り合いの遊びに展開させないようにしましょう。あなたが引っ張れば、犬はより強い力で引っ張り返すでしょう。
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13の方法11:
「立て」を教える

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    コマンドの意味を理解する 「座れ」や「待て」といったコマンドの重要性は明確ですが、最初はなぜ「立て」を犬に教えることが必要かが分からないでしょう。「立て」は毎日使うコマンドではありませんが、犬の生活を通して必要です。例えば、おとなしく立っていられる犬は、獣医やトリマーにとっては理想の犬と言えます。
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    トレーニングの準備をする 犬の注意を引くため、またコマンドを学ぶ犬へのご褒美のために、犬のお気に入りのおもちゃやおやつを用意します。まず、「立て」のコマンドを覚えさせるには、犬を「伏せ」の状態にさせておきます。次に、おもちゃやおやつを使って、犬に伏せの状態から立たせましょう。
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    犬を集中させる おもちゃやおやつを使って、犬を立っている状態にすることを促す必要があります。おもちゃやおやつを、犬の目の前(鼻の高さ)に持って行きましょう。
    • 犬が「座れ」をしてご褒美をもらおうと座ってしまったら、最初からやり直しましょう。おやつやおもちゃを低めの位置まで持っていき、伏せをさせます。
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    犬に手の動きを追わせる 手を開き、手のひらを下にします。おやつを使う場合は、親指と手の平で挟みましょう。犬の鼻先に手をかざし、5センチほど離します。すると、犬はあなたの手の動きを追って、立ち上がるでしょう。
    • 最初は、トレーニングの意図を犬に伝えるために、空いている方の手を犬のお尻の下に入れて持ち上げても良いでしょう。
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    すぐに褒める 犬が立ち上がったら、褒めておやつを上げます。まだ「立て」のコマンドは使っていませんが、「いい子」などと言って褒めてやります。
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    「立て」のコマンドを出す 最初は、手に持ったおもちゃやおやつを追わせる方法のみで、立たせることができるでしょう。犬が「立ったらご褒美がある」と理解したら、「立て」のコマンドを出しましょう。
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    「立て」と別のコマンドを組み合わせる 組み合わせ方は様々です。犬が「立て」のコマンドで立った後、「待て」を加えると、犬を長い時間立たせた状態にすることができます。また、「立て」をさせた後に「座れ」や「伏せ」をさせて、基本練習を行っても良いでしょう。この際、次第にあなたと犬の距離を広げるようにしましょう。最終的に、部屋の端と端にいても、コマンドに反応させるようにします。
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13の方法12:
「吠えろ」を教える

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    コマンドの意味を理解する 「吠えろ」は飼い主の指示で犬を吠えさせるコマンドです。一見変わったコマンドですが、「静かに」というコマンドと併せて使うことによって、過度に吠える犬をコントロールすることができます。[11]
    • このコマンドを教える際は、特別な注意が必要です。経験が少ないトレーナーだと、このトレーニングで犬が常に吠えるようになるという状況に陥ることがあります。
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    クリッカーでトレーニングする このコマンドは、きちんと犬が反応したら、他のコマンドよりも即座にご褒美を与える必要があります。クリッカーの音を鳴らしおやつをあげるサイクルを何度か連続で行い、クリッカーとおやつを関連付けましょう。
    • 犬が「クリッカーの音自体がご褒美である」と認識するまで、クリッカーでのトレーニングを続けましょう。おやつは最後にあげても構いません。
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    いつ犬がよく吠えるのかを把握する これは犬によって異なるので、注意深く対象の犬を観察しましょう。飼い主がおやつをくれない状況、またはドアのノック、呼び鈴、クラクションに反応して吠えているかもしれません。
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    犬を吠えさせる状況を作る 犬が何に吠えるのかを把握したら、犬が自ら吠えた際にその行為を褒めるため、犬の前でその状況を再現しましょう。
    • このトレーニングは、経験の浅いトレーナーには、手に負えないほど危険な状況になる可能性があります。
    • このため、「吠えろ」のコマンドは他のコマンドとは多少異なります。また、トレーニングの初期段階から言葉による指示を出しているのも特徴です。こうすることで、犬に自主的な行動を褒められたと思わせません。
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    「吠えろ」のコマンドを最初から取り入れる 犬が吠えたら、すぐに「吠えろ」のコマンドを出し、クリッカーを鳴らし、おやつをあげましょう。
    • 今まで紹介した他のコマンドは、まず犬に行動をさせてから、その行動に関連したコマンドを加えました。
    • しかし、「吠えろ」のトレーニングの場合、その方法だと手に負えなくなります。まず、犬に吠えさせ、褒めましょう。
    • つまり、既に行われた行動に対してコマンドを関連付けるほうが、このトレーニングには適しているということです。コマンド無しに吠えた犬は、絶対に褒めてはいけません。
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    「吠えろ」と「静かに」のコマンドを組み合わせる 元々吠えすぎる犬の場合は、「吠えろ」を教えても状況は改善しないと感じるでしょう。しかし、「吠えろ」を教えることが出来れば、「静かに」を教えることもできます。吠えすぎな犬に「吠えろ」を教える必要はないでしょうが、確実に「静かに」を教える必要はあるでしょう。
    • 「吠えろ」を習得したら、「静かに」をトレーニングに取り入れましょう。
    • まず、「吠えろ」のコマンドを出します。
    • しかし、犬が吠えたことに対して褒めずに、犬が吠え終わるまで待ちます。
    • 犬が吠えるのを止めたら、「静かに」のコマンドを出します。
    • 犬が吠えずに静かにしていたら、クリッカーを鳴らしおやつをあげましょう。
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13の方法13:
ケージトレーニングをする

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    ケージトレーニングの意味を理解する 一度に何時間も犬をケージに閉じ込めるのはかわいそう、と思うかもしれません。しかし、犬は本来洞窟に住んでいた動物です。そのため、犬にとって閉鎖的な場所は、人間が感じるほど耐え難い場所ではありません。実際に、ケージトレーニングされた犬は、ケージを落ち着く空間として認識します。
    • ケージトレーニングは、留守番させる際など、犬が人間の監督下に長期間置かれない場合、犬の行動を管理するのに有効な方法です。
    • 例えば、多くの飼い主は、就寝時や外出時に犬をケージに入れます。
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    子犬の頃にトレーニングを開始する 幼い犬でなくてもケージの快適さを教えることは出来ますが、子犬のほうが楽にトレーニングができます。
    • 大型犬の子犬の場合、成犬になったときのサイズに合わせた大きなケージでトレーニングをしてはいけません。
    • 犬は寝る場所やリラックスする場所では、排泄しません。必ず、犬の大きさに合ったサイズのケージを準備しましょう。
    • 大きすぎるケージを使うと、スペースがあるので、ケージの端で排尿する可能性があります。
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    ケージを魅力的な空間にする[12] 初めてケージに入った犬を、すぐにドアを閉めて隔離してはいけません。ケージと楽しい記憶を結び付けて、ケージ内でくつろがせるようにしましょう。
    • ケージトレーニング中は、家族が集まる場所にケージを設置しましょう。これは、ケージを隔離の場所ではなく、社会生活の一環にするためです。
    • ケージ内に、柔らかい毛布と犬が気に入っているおもちゃをいれましょう。
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    犬をケージに入るように促す ケージを居心地の良い空間に仕上げたら、おやつで犬をケージ内に誘導しましょう。初めは、犬がケージの外側を観察できるように、ケージのドアの外に数粒置くと良いでしょう。次に、ドアの内側近くにおやつを置き、犬がケージ内に顔を入れるようにしましょう。犬がケージに慣れるにしたがって、ケージのより奥のほうにおやつを置きます。
    • 犬が躊躇無くケージに入るようになるまで続けましょう。
    • 犬をケージに慣らす際は、常に「楽しそうな声」を出しましょう。
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    ケージ内で食事を与える ケージ内に躊躇無く入っておやつを食べるようになったら、ケージ内で食事を与えて、ケージと楽しい記憶を結び付けましょう。
    • ケージ内の犬が食べやすい位置に食器を置きます。犬がまだ少し不安を感じているようなら、ドアのすぐ側に置きましょう。
    • 犬が慣れてきたら、食器をケージの奥の方に置きましょう。
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    ドアを閉める おやつと食事をケージ内で与えることで、犬はよりケージに慣れるでしょう。しかし、ドアを閉められた状態にも慣れさせる必要があります。
    • 最初は、犬が食事に集中している際にドアを閉めることから始めましょう。
    • 最初は短時間だけドアを閉め、犬が慣れたら時間を延ばします。
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    クンクンと鳴いてもすぐにドアを開けない 子犬がクンクンと鳴けば、かわいくて心が痛みますが、同じことを成犬がしたら、イライラしてしまうかもしれません。子犬がやるせなく鳴くようなら、ケージに長時間入れすぎかもしれません。しかし、鳴き止むまでケージから出してはいけません。ご褒美(この場合はドアを開けてもらうこと)が犬の直前の行動(鳴くこと)を強化することを念頭に置きましょう。
    • 犬が鳴き止んだら、ケージから出しましょう。
    • 次回、ケージのドアを閉めるときは、犬をケージに入れる時間を短くしましょう。
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    長時間ケージに入れる場合は、犬が安心する環境を作る 夜、子犬がケージで鳴くようであれば、ケージを寝室に設置しましょう。チクタクと音がなる時計か、ホワイトノイズが出る機械は、子犬を眠らせるのに一役買うでしょう。この際、子犬はきちんと排泄をさせてからケージに入れるようにし、ケージ内で排尿・排便する必要がないようにしておきましょう。
    • 幼い子犬の場合、ケージの中で排泄をしてしまうことがあるでしょう。夜間はあなたの部屋にケージを設置し、夜中に子犬に排泄が必要になったら分かるようにしておきましょう。
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ポイント

  • チェーンの首輪ではなく、胴回りに装着するハーネスを使いましょう。
  • 口頭でコマンドを出すときは、断固とした声を出しましょう。犬を座らせたいなら、意味をこめてコマンドを出します。また、犬が最終的に言うことを聞いてくれることを期待して、コマンドを何度も繰り返してはいけません。コマンドを出して2~3秒後に犬がコマンド通りに動かないようであれば、コマンドを強化し、コマンドに従ったら褒めましょう。犬が座るまで、「座れ」を20回も繰り返すような飼い主になってはいけません。20回目ではなく、必ず一番最初の「座れ」で座らせるようにしましょう。
  • たとえ遊びであっても、犬に人を噛ませてはいけません。一度噛ませると癖になって、噛むのを止めさせづらくなります。攻撃的で危険な犬は、経験のあるドッグトレーナーから、特別なトレーニングを受ける必要があるでしょう。中には、犬の行動心理カウンセラーの助けが必要な場合もあります。きちんとしたトレーニングを受けていない攻撃的な犬は、危険すぎるので決して引き取るべきではありません。
  • 犬にも個体差があることを、忘れてはいけません。しつけができない犬などいないので、他の犬より覚えが悪い犬がいても、何の問題もありません。
  • あなたが立っているときでも、座っているときでも、犬に寄りかからせてはいけません。犬が寄りかかるのは、あなたに好意があるからではなく、優位性を示しているサインです。リーダーはあなたです。犬があなたに寄りかかり、パーソナルスペースに侵入してきたら、ひざや足で軽く犬を押し、突き放しましょう。犬が立ち上がったら、褒めます。より効率的にパーソナルスペースを確保するために、犬用のベッドに「伏せ」させるか、ケージに入れましょう。
  • ハンドサイン(手の動き)でコマンドを出す場合は、犬にとっても一つ一つの動きが異なることが分かるようにしましょう。「座れ」「待て」など、基本的なコマンドに使われるハンドサインがあるので、トレーナーに聞くかインターネットや本で調べて、把握しておきましょう。
  • 一貫性を持ちましょう。毎回、コマンドとハンドサインが一致するようにします。
  • 犬が言うことを聞かないようであれば、クレートやケージに入れて無視し、「群れ」から孤立させるというしつけ方法もあります。群れからの孤立は、犬にとって「あなたの行動は容認できず、不愉快である」という意味を持つので、あなたの犬もその意味を理解するでしょう。クンクンと鳴いたりうなり声をあげたりするかもしれませんが、無視しましょう。この方法は、犬に「反省する時間」を与えます。静かになって落ち着いたら、クレートやケージから出しましょう。犬に必要な量の運動をさせ、活動量の管理をしましょう。「取って来い」は、犬を疲れさせる良い方法です。
  • 犬に残虐なことをしたり、ぶったりしてはいけません。犬が思い通りに動かないからといって犬をぶつと、犬にあなたへの恐怖感を植え付けるだけです。
  • 服従訓練は犬のためではなく、他でもない飼い主のための訓練です。トレーニングでは、あなたが犬にどうして欲しいかを、犬が理解できるように犬に伝える方法を学ぶことができます。犬のしつけを他人に任せると、犬はあなたではなくその人の言うことを聞くことを学びます。他人に責任を押し付けるのではなく、時間を割いて犬のしつけ方法を学びましょう。中には、トレーナーから基本的なことをしつけてもらう必要がある犬もいるでしょう。しかし、あなたもそのしつけに参加することが大切です。そうすることで、自宅でもトレーニングを続けることができるようになります。また、トレーナーにしつけの成果を見せ、方向性が間違っていないかを確認してもらいましょう。[13]
  • 食事中に、人間の食べ物の残りを犬にあげてはいけません。犬に人間の食べ物を取っても良いと思わせ、他人の食べ物を横取りするようになりかねません。また、犬が人間の食べ物を欲しても、体を背けてマナーの悪い犬は容認できないことを示しましょう。しかし、普段は犬に愛情を注ぎ、共に生活を楽しみましょう。
  • クリッカーがない場合は、ノック式ペンを押してカチカチと音を鳴らしても良いでしょう。
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注意事項

  • 犬に合ったサイズの首輪とリードを使いましょう。緩すぎたりきつすぎる首輪は、怪我の原因になりかねません。
  • 犬を飼うことは、子供を持つことと同程度の責任を負うことです。心構えができていない場合は、自分で犬について調べたり犬を迎えるために生活を調整したりするまでは、犬を飼ってはいけません。
  • 定期的に獣医に通い、ワクチン接種が遅れないようにします。犬が去勢できる年齢になったら、去勢手術を行うことも検討しましょう。また、市区町村への飼い犬の登録も、忘れずに行いましょう。
  • 犬に定期的な運動をさせていると、家の中での破壊行動を防げます。犬も人間と同じように、退屈します。犬は退屈すると、自分で自分を楽しませる方法を見つけようとします。その方法には、あなたのお気に入りの靴を噛む、家具を破壊する、吠え続けるなども含まれるでしょう。犬を定期的に散歩させて、こういった問題を回避しましょう。(散歩は、一日に二度が最適です。)また、定期的な運動は飼い主にもメリットをもたらします。「疲れている犬は良い犬」です。また、犬によって疲れるまでの運動量が異なるので注意しましょう。
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このwikiHow記事について

獣医、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)
この記事はPippa Elliott, MRCVSが共著しています。 獣医であり、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるエリオット医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得してます。エリオット医師は生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
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記事のサマリー

犬に「おすわり」をしつけるには、まず犬が立っている状態で自分の方に向かせましょう。次に、犬にご褒美を見せます。犬の鼻のところまでご褒美を持っていき、ゆっくりとご褒美を犬の頭の後ろに移動させます。ご褒美を動かすと、犬は食べ物をもっとよく見ようとして、自然に座るようになります。犬が座ったら、すぐにご褒美を与え、しっかりと褒めてあげましょう。「おすわり上手!」と言うと、今座ったという行為を犬が思い出すでしょう。ご褒美がなくても犬が座れるようになるまで毎日数回、おすわりの命令を練習しましょう。そして、犬が「おすわり」を理解するようになってから、「伏せ」や「おいで」などの、より複雑な命令に移りましょう。

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