洗濯くずを取る方法

衣服に洗濯くずがついていると、格好よく決まるはずだった装いも台無しになります。暗い色の生地であればなおさらです。毛羽だってしつこいこの問題を、いくつかの簡単な手順で解決し、粋で颯爽とした本来の見た目を取り戻しましょう。

3の方法1:
粘着力と摩耗でくずを取る
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    リントローラーを使う リントローラーはスーパーマーケットの洗濯グッズ売り場や、生地専門店、ペットグッズ専門店などで購入することが出来ます。筒状になっている部分の包装紙を剥がし、洋服の表面で転がしましょう。上から下という方向で動かすようにしましょう。このように転がしていると、ローラーの吸着力が落ちてきたことに気が付くはずです。その際は、シートの使った部分を剥がし、下に隠れていた未使用の部分を新しく表にすれば大丈夫です。洗濯くずを取り切るまで、転がして剥がす作業を繰り返しましょう。

    粘着シートを切らしてしまった場合は、詰め替え用のシートを購入するか、リントローラーごと新しく買いなおしましょう。

    再利用可能なリントローラーもあります。これは粘着性のジェル状の素材でくずを集める仕組みになっています。汚れてしまったら、せっけんと水で洗うだけで再び使えるようになります。

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    自家製リントローラーを作る 幅の広い梱包用テープ、さらに調理に使うめん棒が必要です。テープを少々剥がし、その端の部分をめん棒の片方の端の側面に押し当てましょう。この時、粘着力のある部分が外側、無い部分が内側になるようにしましょう。そこから、テープを棒に沿ってスパイラル状に巻いていきましょう。赤と白のキャンディーケインのようなイメージで慎重に巻いていきましょう。棒の反対側の端に到達したところでテープを切りましょう。そのまま何をせずとも状態を維持できるはずですが、もし安定しない場合は、テープを小さくきり、スパイラル状に巻いた部分を綿棒に貼り付けましょう。
    • 出来上がたったローラーを使用する際は、まずめん棒を衣類の上に置きましょう。棒を手で持って、くずがなくなるまで上下に転がしていきましょう。
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    幅が広めの梱包テープを手に巻く 幅が広めの梱包テープを手の幅の2倍以上の長さに切りましょう。手は開いたまま指を閉じましょう。粘着力のある面を外側、無い面を内側にして、ふちが重なるようにしてテープを手に巻いていきましょう。テープを巻いた手で衣服の表面をポンポンと軽くたたきましょう。粘着力が落ちてしまったら巻いたテープを回転させ、ごみのついた面を自分の方に向けます。きれいな面でさらに衣服の表面をポンポンとたたいていきましょう。
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    テープを切って使う 幅の広いテープを見つけ、10 センチ程度の長さで切りましょう。粘着力のある面を下に向けて、テープを衣服の表面に貼りましょう。テープの向きと繊維の方向が一致しているようにしましょう(ほとんどの場合上から下です)。指を使ってテープを馴染ませ、剥がしましょう。
    • テープの幅が広いほど、一度に対応できる範囲も広がります。5センチ程度の幅があるテープがあると良いでしょう。
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    電動毛玉取り器を検討する これは、衣服の表面を滑らせることによって毛玉を取る電動機器です。機器の電源を入れ、繊維の表面を優しく滑らせていきましょう。終わったところでダストボックスを開けて、除去された糸くずを捨てましょう。
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    セーターやフリース素材の衣服の表面には軽石、あるいは「セーターストーン」を用いる こうした製品は衣服の毛羽立ちにも有効です。生地の織目、編み目に差変わらず、方向に沿って機器を使用しましょう。また、こする際は力を入れすぎないこと、さらに同じ場所をこすりすぎないことが大切です。軽石は生地の表面の層を削り取るので、何度も同じところをこすると穴が開く恐れがあります。

    このアイテムをコットンやウール生地の衣服に使用することはできません。同様に、シルクやサテンといった繊細な生地や光沢のある生地にも適しません。

    こすっていくと、洗濯くずのほとんどは衣服の裾の方に集まります。テープやリントローラーを使って集めたくずを拾いましょう。

    テーブルやテーブルクロスの上で作業を行いましょう。こうすることで残ったくずの掃除がかなり楽になります。

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    マジックテープでこする マジックテープなどの面ファスナーを購入し、手の幅と同じ長さに切りましょう。フック(鉤)がついている方の面が必要となるので、柔らかく毛羽だった面は脇に寄せておきましょう。マジックテープで上から下に衣服の表面をこすっていきましょう。衣服の裾の位置でくずが溜まったら、テープやリントローラーで拾いましょう。
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    きれいなシェーバーで毛羽を剃り落とす この方法は、生地の中に深く絡まっている洗濯くずに特に有効です。シェーバーを手に取り、衣服の上の位置で構えましょう。一度に5センチ程度、優しく刃を滑らせましょう。シェーバーを持ち上げ、余分なくずを取り出しましょう。この調子でシェーバーを上から下に滑らせ、5センチ進むごとにくずを取りながら、裾に向かっていきます。[1]
    • 電動の毛玉専用シェーバーが無い場合、一枚刃のシェーバーがコストを抑えた代替案として便利です。生地の表面をすくい取れる角度でシェーバーを持ち、洗濯くずを取りましょう。ただし、生地に切り込んで衣服を台無しにしないよう気をつけましょう。
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    湿らせたスポンジまたは研磨パッドを使い表面を研磨する スポンジまたは研磨パッドを水で濡らし、絞って余分な水分を取りましょう。スポンジの粗い面または研磨パッドで生地の表面をこすっていきましょう。上から下に向かってこすり、一度に広い面積を済ませようとせず少しずつ進めましょう。[2]
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3の方法2:
その他の方法を用いる
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    リントブラシで取り除く 見た目は通常のブラシに似ていますが、ブラシではなく毛羽だったパッドが取り付けられています。このパッドの部分はマジックテープの柔らかいほうの面と手触りが似ています。方向を統一してリントブラシを使う際で生地をこすりましょう。衣服の上の部分から徐々に裾の方に向かって進めていきましょう。裾に到達した後に取り残した洗濯くずが見受けられる場合はリントローラーやテープを使って除去しましょう。
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    乾燥機用柔軟剤シートで表面を拭き取る このようなシートは静電気を抑える働きをするので、同時に洗濯くずも引き寄せます。[3]
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    ゴム手袋で洗濯くずやペットの毛をこすり取る 食器を洗う際に使うようなゴム手袋を着用しましょう。衣服の裾に向かって手を動かしていきましょう。洗濯くずとペットの毛がゴム手袋に引き寄せられます。こする作業を続けると、くずや毛が一か所に集まります。グローブで拾っても、リントローラーやテープを使って拾っても良いでしょう。[4]
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    古くなったナイロン生地やストッキングを使う 手袋をはめるような要領で、ナイロン製の靴下やストッキングの中に手を入れましょう。指先が靴下やストッキングのつま先部分に触れているようにしましょう。その手で軽く生地をなでていきましょう。洗濯くずがナイロン生地やストッキングに吸い寄せられます。
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    洗剤を使わずに衣服を洗濯する 洗濯機から衣服を取り出した際に洗濯くずが気になった場合は、衣服を洗濯機に戻しましょう。洗いなおす際に洗剤は不要です。サイクルが完了したら衣服を取り出し、何度か振って残っているくずを緩めましょう。洗濯物を乾燥機に移し、通常通りの設定で乾燥させましょう。[5]
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3の方法3:
衣服に洗濯くずが付着しないようにする
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    洗濯くずの原因を断定し、別々に洗濯する シェニール織物、タオル、フランネルといった素材は他の素材よりも洗濯くずを発生させる傾向があります。[6] くずの原因を断定することができたら、次回以降、別々に洗濯するようにしましょう。こうすることで、その他の衣服全てに洗濯くずが広まることを防ぎます。[7]
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    どのような素材が洗濯くずを引き寄せるのかを把握し、別々に洗濯する コーデュロイやベルベットといった素材は他の素材以上に洗濯くずを引き寄せます。こうした衣類を別に洗うか、少なくとも洗濯くずを発生させやすい衣服と分けて洗うと良いでしょう。[8]
    • 別洗いが困難である場合、洗濯くずを引き寄せやすい衣服は裏返しにしてから洗濯機に投入しましょう。[9]
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    60mlのホワイトビネガーを洗濯機に加える お酢が洗濯くずを衣服から取り除く働きをします。また、くずがそれほど衣服に付着しないようになります。
    • お酢には洗濯物の臭いを取り除く効果もあります。
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    洗濯する前にポケットを確認する ティッシュなどは洗濯機や乾燥機の中で劣化し洗濯くずを増やします。必ずポケットの中を確認し、丸めたティッシュ、生地、あるいは紙などが残っていないようにしましょう。[10]
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    洗濯する前に洗濯くずを取っておく 洗濯物の中に、既にくずがたくさん付着している衣服が含まれている場合は、洗濯機の中に投入する前にくずを除去しましょう。この手間を省いてしまうと、洗濯機の中の他の衣服にもくずが移ってしまいます。[11]
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    洗濯くずを発生させやすい衣類を洗った後は、ドラムの中の拭き掃除を行う 大量の洗濯くずを発生させることが分かっている衣服を洗った後は常に、タオルでドラムの中の拭き掃除を行いましょう。この手間を怠ると、次回洗濯機を使った際、その他の衣服に残った洗濯くずが移ってしまいます。[12]
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    洗濯が終わったら、乾燥機に移す前に衣服を振る 衣服を1枚ずつ取り、よく振ってから乾燥機に移しましょう。こうすることで洗濯機の中で生地に付着してしまった洗濯くずが取り除きやすくなります。[13]
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    乾燥機用柔軟剤シートを必ず使用する 少量の洗濯物であれば1枚の半分、通常の量であれば1枚を目安にシートを使いましょう。シートによって静電気が抑制されるので、結果として衣服に洗濯くずがつかなくなります。[14]
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    毎回の使用の後、乾燥機のフィルターを掃除する 乾燥機の扉を開けると、その内側、あるいはマシンの内側にトレーがついています。可能であれば、そのトレーを取り出し、集められた洗濯くずを捨てましょう。トレーを取り出すことが出来ない場合、手を使ってくずを拾い上げましょう。この手順を怠ってしまうと、次回乾燥機を使う際に洗濯くずが衣服と混ざる恐れがあります。[15]
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    自然乾燥させる 乾燥機は大量の洗濯くずを集めます。乾燥機がきちんと掃除されていないと、集めたくずを衣服に戻してしまいます。逆に、衣服を自然乾燥させることで洗濯くずを軽減することが出来ます。風によって小さな欠片が飛ばされる効果もあります。物干しや物干しスタンド等を活用しましょう。[16]
    • 太陽光と新鮮な空気が臭いの原因となる雑菌を殺し、衣服の香りも良くなります。
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注意事項編集

  • 軽石、シェーバー、研磨パッドのような摩耗の仕組みを用いた道具を使う際は、まず洋服の見えにくい部分で効果を試してみるのが良いでしょう。用いた道具によって生地が傷むことが分かれば、テープといったより優しい手段に切り替えましょう。
  • 紹介されている方法を全て試しても洗濯くずを取り除くことができない場合、クリーニングに出し専門の処理をお願いしましょう。
  • その他のアイデアとして、洗濯ネットを使い、濃い色の衣服と洗濯くずが付着しやすい衣服を分けてまとめておいても良いでしょう。ファスナーを締め、そのほかの衣服と一緒に洗濯機に投入してみましょう。洗濯ネットが洗濯くずを物理的にブロックする役割を果たします。

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