毛虫に刺されたときの対処方法

共同執筆者 Sarah Gehrke, RN

毛虫は可愛く、見ていて楽しいですが、刺す種類も存在します。毛虫による虫刺されは軽度の症状の場合もありますが、危険なアレルギー反応を引き起こす場合もあります。刺された箇所の処置としては、まず刺咬傷を洗浄し、症状に対処しますが、症状が重篤な場合は医療機関に相談しましょう。この記事を参考に、毛虫の虫刺されから、より早く回復しましょう。

パート1(全3パート):刺された箇所を洗浄する

  1. 1
    毛虫を触らずに取り除く 毛虫がまだ体についている場合、ペンチやピンセットまたは厚めの手袋等を使用して毛虫をつまんで取り除きます。再び刺されることがあるため、素手で取り除こうとしてはいけません。[1]
    • 毛虫は、毛のような小さなトゲで刺します。指で絶対に触れてはいけないのは、そのためです。
  2. 2
    テープで皮膚からトゲを取り除く セロハンテープ等を刺された箇所に貼って、素早く剥がします。そうすると、皮膚に残った毒性の毛やトゲがテープにくっついてきます。これは、虫刺されの症状を最小限に抑え、さらなる刺咬を防ぐために重要です。[2]
    • 絆創膏のテープの部分を使用して、毛やトゲを取り除いても良いでしょう。
  3. 3
    患部を洗浄する ぬるま湯とせっけんで患部とその周りををしっかりと洗います。毒やトゲに触れた可能性もあるため、両手もしっかりと洗いましょう。[3]
    広告

パート2(全3パート):症状を治療する

  1. 1
    重曹と水のペーストを塗布する 重曹大さじ1杯とぬるま湯大さじ1~2杯を混ぜ合わせてペースト状にし、患部にたっぷりと塗って数分放置します。重曹ペーストによりかゆみや不快感が軽減されます。2、3時間おきにペーストを塗りましょう。[4]
  2. 2
    ヒドロコルチゾンクリームを使用する 重曹で症状が治まらない場合は、重曹ペースト洗い流してヒドロコルチゾンクリームをたっぷりと塗り、しばらくそのままにしておきましょう。刺咬傷が落ち着くまで1時間ほどかかることもあります。製品の使用方法に従い、クリームを塗りなおしましょう。[5]
  3. 3
    抗ヒスタミンクリームを試す ヒドロコルチゾンクリームでも効果がない場合は、きれいに洗い流した後抗ヒスタミンクリームをたっぷりと塗り、効果がみられるまで30分ほど待ちましょう。抗ヒスタミンクリームは毛虫の刺咬傷の症状を和らげる効果は証明されていませんが、人によっては効果が期待できるかもしれません。[6]
  4. 4
    氷嚢をあてる 重曹ペーストやクリームを塗布した後、患部に氷嚢を当てても良いでしょう。袋入りの氷や冷凍野菜も使えます。患部にまず10~20分あて、1、2時間ほど経ってから再度あてましょう。[7]
    広告

パート3(全3パート):医療機関を受診する

  1. 1
    重篤な症状がないかチェックする 毛虫の虫刺されは様々な症状を引き起こします。毛虫の種類や、持っているアレルギーによって症状が軽くなったり深刻な症状が出たりします。一般的な症状には下記のようなものがあります。[8]
    • かゆみ、接触性皮膚炎、水膨れ、みみず腫れ、小さく赤い腫れ、痛み
    • 毛が目に入った場合、急性結膜炎
    • 発疹やじんましん
    • 呼吸困難
    • 吐き気、嘔吐
    • 日本には生息していませんが、南アメリカのベネズエラヤママユガの幼虫に刺されると出血して腎不全を引き起こす場合があります。
  2. 2
    症状が悪化したら病院を受診する 状態が悪化して、水膨れ、大きなみみず腫れ、発疹が出てきたら直ちに医者に連絡しましょう。毛虫の虫刺されに対して命にかかわるアレルギー反応を示す人もいるため、迷わず連絡しましょう。[9]
  3. 3
    日本中毒センターに連絡してさらなる情報を得る 毛虫の虫刺されの対処方法についての問い合わせは、中毒110番、電話番号番号072-727-2499(大阪)で365日24時間対応しています。中毒の専門家が、刺された箇所の処置を電話で指示してくれます。[10]
  4. 4
    破傷風の追加接種を受ける 過去5年~10年で破傷風ワクチンを接種していない場合、毛虫に刺されてから72時間以内に接種を受けましょう。刺咬傷が開いて細菌が入り込んだり感染症を引き起こす恐れがあります。[11]
    広告

ポイント

  • 鮮やかな色をした毛虫や毛がふさふさ生えている毛虫には、触れたり手で持ったりしないようにしましょう。
  • 皮膚に残ったトゲは擦ってはいけません。
  • どの地域で毛虫に刺されたかを覚えておいて、ペットや子供がその地域に入らないように注意しましょう。出血が異常なレベルになっていないか、十分注意して症状を観察しましょう。
  • 訓練を受けたプロ以外は、野生の虫をペットとして飼ってはいけません。毛虫から蝶や蛾に育てたい人は、卵や設備等をオーダーできる特別なウェブサイトやカタログを参照しましょう。
  • 良く知らない動物や虫に遊び半分で触れてはいけません。危険な種も存在します。
広告

注意事項

  • 毛虫のような小さな生物だとしても、ペットや子供に未知の生物で遊ばせてはいけません。子供には、鮮やかな色をしていたりトゲで覆われた毛虫は避けるように教えましょう。特に、目立つ色やふさふさした毛は、自然界では毒があるサインです。
  • 刺さない毛虫でも、庭に害を与えるものもいます。木に白い蜘蛛の巣のような毛虫の巣がないか見てみましょう。ミノムシやマイマイガの幼虫は寄生して、木を枯らすこともあります。
広告

必要なもの

  • テープ(ダクトテープやセロハンテープ)または市販の顔用ピールパック
  • 重曹(重炭酸塩)と水を合わせたペースト
  • 保冷剤または冷凍食品(患部を冷やせる、冷たいものや凍ったもの)
  • きれいな水とせっけん
  • 鎮痛剤
  • 氷嚢
  • ヒドロコルチゾンクリーム
  • 抗ヒスタミンクリーム

このwikiHow記事について

正看護師
この記事はSarah Gehrke, RNが共著しています。 セーラ・ゲールケはテキサス州在住の正看護師です。2013年にフェニックス大学にて看護学の修士号を取得しています。

この記事は役に立ちましたか?

はい
いいえ
広告