木を剪定する方法

共同執筆者 Andrew Carberry

剪定すると木が強く成長し見た目も良くなります。傷ついた枝を切り落として新しい枝の成長を促したり形を整えたりしましょう。ただし逆に木を傷つけることにならないように適切に剪定することが大切です。基本的な剪定の方法を説明します。

パート1(全2パート):剪定する場所を決める

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    まず剪定の目的を考えます。日陰や高さが気になって形を整えるのですか?最近剪定しましたか?まず初めに剪定の目的を考えてすべきことを決めましょう。[1]
    • 剪定の目的によって剪定すべき時期が異なります。ちょっとした剪定や枯れ枝を切り落とすことはいつでもできますが、本格的に剪定する場合は季節を考慮して行いましょう。
    • 冬に剪定すると春の成長が促進します。また、夏に剪定すると切った枝の成長を遅らせる効果があります。形を整えたり望まない枝の成長を遅らせたりするには夏が適しています。
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    木をよく見ます。 剪定した後の姿を想像しながら、木の形や大きさを時間をかけて確認しましょう。
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    木の「骨格」を成す主要な枝を見つけます。主要な枝を切り落とさないように気を付けます。[2]
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    まず最初に傷んでいる枝を切り落とします。嵐などによって傷ついた枝を取り除くと、他の健康な枝により多くの水分や栄養分がいきわたります。[3]
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    枝が多く密集した部分を剪定します。交差した枝を剪定し隙間を開けると風通しが良くなり、木のすべての部分に日が当たるでしょう。木が健康に成長するためには枝の周囲や木の内側の風通しが大切です。枝が密集しているとカビが生えやすく害虫が寄生します。
    • 木の幹に向かって内側へ伸びている枝を切り落とします。このような枝は逆さ枝と呼ばれ、木の良質な成長を損ないます。
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    障害になる枝を剪定します。通路に伸びた低い枝、電線に届きそうな高い枝、屋根にあたる枝、住宅の上に覆いかぶさるような枝などを切り落としましょう。このような邪魔になる枝を剪定するのは問題ありません。
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    剪定して木の形を整えます。木を丸くまたはさっぱりと整えたければ、変な方向へ伸びた枝などを数本切り落とすだけで見た目がかなり良くなります。[4]
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    剪定は最小限にとどめます。枝を1本切るごとに木がストレスを受け弱くなるので、カビや害虫の寄生にさらされる危険が高まります。明らかに剪定する必要のある枝だけを切り落とし、木の枝全体の25%を超えて剪定しないように気を付けましょう。
    • 種類にもよりますが落葉樹の多くは、木の2/3に健康な枝が残るように剪定します。木は幹だけでは健康を保つことができません。枝をすべて切り落とすと木に多大なストレスを与えます。
    • 本格的な剪定は季節に1度に限ります。嵐などで枝が多く折れた場合は例外ですが、剪定後木が回復するのには時間がかかるので、2回以上本格的に剪定するのは控えましょう。
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パート2(全2パート):剪定による弊害を最小限に抑える

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    休眠期間に剪定します。晩秋から初冬にかけて剪定すると、樹液の喪失が最小限で済むので木に与えるストレスを抑えることができます。また、この時期は害虫やカビの影響を受けにくいので、剪定による傷が害虫やカビにさらされる心配も少なくて済むでしょう。[5]
    • 葉が落ちる時期を目安に剪定します。葉が落ちると木は初春まで休眠状態になります。
    • これ以外の時期に嵐などで枝が折れたら、冬まで待たずに剪定しても構いません。
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    枝の裏側から切りはじめます。最初は1度に切り落とさないで、まず切れ目を入れるだけにします。1度に切ろうとすると、枝の重みで幹に近すぎる部分で枝が裂ける恐れがあります。[6]
    • 枝の付け根で切ります。幹と枝の境目にあるブランチカラーと呼ばれる部分の枝側を切りましょう。幹を傷つけないためにブランチカラーを残して切り落とします。
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    幹から10㎝以上離れた部分で枝を切り落とします。初めに切れ目を入れた部分から枝先に向かって数センチ離れた個所(幹から離れた方向)をのこぎりで切り落とします。切った後は枝の付け根が残ります。[7]
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    残った枝の付け根をきれいに切り落とします。ブランチカラーのすぐ横で切りましょう。傷が健康的に早く回復する切り方です。
    • ブランチカラーは切り落とさずに残しておきます。
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    剪定用具を洗浄します。癌腫や明らかに病気にかかっている部分を切ったのでなければ、剪定用具を消毒する必要はないでしょう。病気にかかった木を剪定する場合は、1回切るごとに消毒用エタノールや家庭用洗浄剤などで剪定用具を消毒すると安心です。健康な木を剪定する場合でも、木を1本剪定し終わったら次の木を剪定する前に消毒剤を浸した雑巾などで刃先を拭いて消毒しましょう。汚れた剪定用具などで病気が拡散することがあります。
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ポイント

  • 枯れたまたは枯れそうな枝はいつでも切り落とすことができます。
  • 造園や園芸についての情報を集めます。住む地域に適した特定の種類の木の剪定時期などを、インターネットや文献で確認しましょう。
  • 細い枝は植木ばさみを使います。直径3㎝以上の枝は剪定ばさみ(アンビルタイプまたはパイパスタイプ)を使いましょう。直径5~7㎝以上の枝は園芸用のこぎりを使います。木の剪定に刈り込み鋏を使うのはやめましょう。
  • 剪定用具が入る大きさでこぼれにくい容器にイソプロピルアルコールなどの消毒剤を少量入れておき、必要に応じて剪定用具を浸しましょう。複数の木の剪定をする場合は剪定用具が原因で木から木へ病気が拡散する恐れがあります。剪定用具を消毒しながら剪定すると、そのような病気の拡散を防げます。特に狭い場所に密集して木が生えている果樹園などは注意が必要です。
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注意事項

  • 生け垣などに使われている針葉樹の剪定は慎重に行います。針葉樹は、葉がついた枝からだけ新しい芽が出ます。生け垣に使われている針葉樹の葉がついた枝を全部切り落としてしまうと、新しい芽が出ることなく成長が止まります。
  • 日よけ用の木の先端を刈り取るのはやめましょう。先端を刈り取るということは高さをコントロールするために剪定することです。日よけの木は高く育ちますが、先端を刈り取ると枝の構造、強度、全体的な木の健康に深刻な影響を与えます。先端を刈り取って背の高い木の成長を止ようとするくらいなら他の木を植えましょう。
  • 安全に剪定します。長袖や手袋で手を守り、保護メガネをつけて異物で目が傷つかないように保護しましょう。
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必要なもの

  • 園芸ばさみ(細い枝用)
  • 剪定ばさみ
  • 園芸用のこぎり
  • 高枝切りばさみ(高いところの剪定用)
  • はしご
  • イソプロピルアルコールなどの消毒液

このwikiHow記事について

フードシステム(食物の生産から消費に至る過程)の専門家
この記事はAndrew Carberryが共著しています。 アンドリュー・カーベリーは2008年より、学校の菜園や農場、そしてそれらに関する教育プログラムに携わってきました。現在は非営利団体、「Winrock International」において、地域社会に基づくフードシステム計画の開発に取り組んでいます。

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