携帯電話の画面の傷を消す方法

タッチスクリーンやスマートフォンが広く普及するようになり、携帯電話の液晶画面に傷がつくことが増えました。少し見た目が悪くなる程度の傷から、本体の操作ができなくなるようなひどい傷まで、傷がついた場所や傷の程度は様々です。典型的にひどい傷は液晶画面の交換が必要になりますが、軽度から中程度の傷は自分で消すことができます。携帯電話の画面の傷を消すには、歯磨き粉で磨いたり(画面がプラスチック製の場合)、ガラス研磨剤を使う(画面がガラス製の場合)方法があります。傷を消したら、予防策を講じて傷の再発を防ぎましょう。

3の方法1:
歯磨き粉を使う(プラスチック製の画面)
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    歯磨き粉を使います。歯磨き粉は、どの家庭にもあるでしょう。歯磨き粉には研磨成分が含まれているので、歯を磨くようにプラスチックを磨くことができます。また、どの家庭にもあるものなので、プラスチック製の画面の傷消しに最適です。ただし、ジェルではなくペースト状の歯磨きを使うことが重要です。[1] 傷を消すには、研磨成分が含まれた歯磨き粉を使う必要があります。家庭にある歯磨き粉のパッケージを確認しましょう。
    • 重曹を混ぜると、歯磨き粉と同じ効果を得られます。水と混ぜてペースト状にして、歯磨き粉と同じように使います。
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    歯磨き粉を綿棒などに付けます。[2] 傷を消すために使用するものに細かな決まりはありません。家庭にあるものを利用しましょう。例えば、綿棒の代わりに、柔らかい布、ペーパータオル、歯ブラシなどを使っても構いません。歯磨き粉の量は、豆粒大で十分です。多すぎると画面が汚れて扱いづらくなります。
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    傷に歯磨き粉を塗ります。歯磨き粉を塗ったら、そっと円を描くように傷をこすりましょう。傷が目立たなくなるまでこすります。歯磨き粉には研磨成分が含まれているので、力を入れてこする必要はありません。傷の状態が改善するまで磨きます。完全に消せないほどの傷でも、磨くと多少は目立たなくなるでしょう。[3]
    • あまりにもひどい傷は、歯磨き粉で消すことができません。とはいうものの、少なくとも磨く前よりは目立たなくなるでしょう。
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    画面をきれいにします。傷が消えたり目立たなくなったら、歯磨き粉を取り除いて画面をきれいにします。柔らかい布を少し湿らせて、残った歯磨き粉を拭き取りましょう。[4] 次に、磨きクロスを使って、画面の汚れや油分を拭き取りましょう。画面がピカピカになり、傷つく前よりきれいになるかもしれません。
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3の方法2:
ガラス磨き剤を使う(ガラス製の画面)
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    酸化セリウム研磨剤を用意します。携帯電話の液晶画面がプラスチックではなくガラス製の場合は、歯磨き粉や重曹より強力な溶剤を使って傷を消す必要があります。酸化セリウム研磨剤が効果的です。[5] 酸化セリウム研磨剤には、可溶性粉末や水で溶いてペースト状にしたものがあります。ペーストタイプのほうが手軽で便利ですが、粉末タイプは値段が手ごろです。
    • 携帯電話の画面を磨くのに必要な酸化セリウム粉末の量は、100gあれば十分すぎるくらいです。場合によっては、多めに用意して傷の再発に備えることもできます。
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    粉末を混ぜて溶剤を作ります。まず、酸化セリウム粉末から溶剤を作ります。簡単に作れるので、粉末を購入して出費を抑える価値はあります。小さい容器に酸化セリウム粉末約50~100gを入れます。少しずつ水を加えて均一によく混ぜ、生クリームくらいの粘度に調節します。水を加える際は絶えずかき混ぜて、水を加えすぎないように気を付けましょう。
    • 画面を磨くのに使うので、分量は適当で構いませんが、少なくとも綿棒などに浸み込む位の水分が必要です。
    • ペースト状の研磨剤を用意した場合、この手順は省略します。
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    携帯電話の大切な部分をテープで保護します。[6] 酸化セリウムの溶剤が携帯電話のスピーカー、ヘッドセット接続端子、外部接続端子など穴の空いている部分に浸み込むと、故障につながる恐れがあります。また、カメラのレンズが損傷することもあります。このことに留意して、まず、磨く傷の部分をテープ囲みます。その後、溶剤が触れると困る個所をテープで覆って保護しましょう。
    • 磨く前にテープで保護するなんて大げさに感じるかもしれませんが、万が一に備えておくと安心です。保護せずに、作業上の不手際で溶剤が浸みてしまうと、携帯電話本体が故障する可能性もあります。
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    傷に溶剤を塗ります。なめらかな磨きクロスに酸化セリウムの溶剤をつけ、円を描くように勢いよく磨きます。[7] 磨きながら、頻繁に傷の状態を確認します。30秒位磨く度に布の裏側で溶剤を拭き取って、新しい溶剤を使って磨くのを繰り返すと効果が増します。
    • 研磨剤をつけて磨くと、ただ拭く時よりも強くこすりがちですが、あまり力強く磨かないように気を付けましょう。傷を消すために磨いているのに、逆に新しく傷をつけてしまったら元も子もありません。
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    仕上げ磨きをします。磨いた後溶剤を拭き取ったら、磨きクロスで仕上げ磨きをしましょう。磨いた際の残りカスなどを拭き取ります。仕上げ磨きの前に、保護のために貼ったテープを外します。仕上げ磨きにかかる時間は数分ほどですが、汚れなどを取り除くと見違えるように画面がきれいになります。
    • 定期的に液晶画面を拭きましょう。1日2回と言うと多すぎると感じるかもしれませんが、拭くのにかかる時間は数秒ほどで、画面をきれいに保つことができます。
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3の方法3:
傷を予防する
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    スクリーンプロテクターを使いましょう。最近の携帯電話は壊れやすく、傷つきやすくなっています。そのため、携帯電話にスクリーンプロテクターを使うのが一般的です。携帯電話の傷が心配でなくても念のため使うと安心です。一般的なスクリーンプロテクターは、総じてそれほど高価ではありませんし、ひどい傷や損傷で液晶画面や携帯電話本体を取り換えることと比べれば、かなり安く感じるでしょう。高価なスクリーンプロテクターは、壊れないと言っていいほど頑丈で、手ごろなものでも、少なくともダメージを吸収し、本体が傷つくことがありません。
    • 樹脂製の保護フィルムと強化ガラス製のガラスフィルムを比べると、強化ガラス製の方が効果的です。強化ガラス製のガラスフィルムは、耐久性や視覚性に優れ、安心感があります。[8]
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    液晶画面を定期的に拭きます。画面にほこりがたまると、小さな傷の原因になります。マイクロファイバークロスや絹布で1日2回画面を拭くと、最適な状態に保てます。特に、タッチスクリーンの場合は、油分や指紋で画面が汚れ見づらくなるので、定期的に拭きましょう。
    • マイクロファイバークロスや絹布のように滑らかな布で拭くのが理想的ですが、服の袖や手ぬぐいなどで拭いても構いません。
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    携帯電話を安全な場所にしまいます。携帯電話が傷ついたり破損するのは、ほとんどが外出先です。何によって傷がついたのか、どのような状態で傷がついたのかを考えてみましょう。鍵や硬貨を入れたポケットに、携帯電話を一緒に入れないようにします。できれば、ファスナーのついたポケットに入れると、うっかり落とす心配がありません。
    • パンツの後ろポケットに携帯電話を入れるのはやめましょう。座った時に割れる危険だけでなく、臀部を圧迫するため神経を痛めるという報告もあります。[9]
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ポイント編集

  • 携帯電話の傷はよく起こる問題です。傷を直す専門の業者も多く存在します。傷がひどかったり、自分で消す時間がなければ、インターネットで近所の携帯電話修理店を検索してみましょう。ただし、修理店の中には、修理代がかなり高額な店舗もあります。そのため、まず自分で消せるか試してみましょう。
  • 触ると、液晶画面がプラスチック製又はガラス製かを確認できます。また、携帯電話のモデルをインターネットやユーザーマニュアルなどで調べると材質がはっきりします。[10]
  • 傷の自己修復が可能なスクリーン素材を使用した新しい携帯電話が商品化されるようです。携帯電話の樹脂が中程度の傷を自己修復します。頻繁に傷をつけてしまうけれど、携帯電話をきれいな状態に保ちたい場合は、携帯電話を次回購入する際に、このような自己修復機能がついたモデルを検討しましょう。[11]
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注意事項編集

  • 強力な研磨剤を使うと、液晶画面のコーティング加工の一部をこすり落とす可能性があります。液晶画面のコーティング(撥油コーティングなど)は、摩擦を減らし快適に使えるように加工されています。画面を磨く際はこの点に留意して、磨くメリットとデメリットを検討してから行いましょう。
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このwikiHow記事について

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カテゴリ: 携帯電話・小物

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