影響力のある講演者になる方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

影響を与えることができる講演者というと、自分の中のインナーチャイルドに対峙したり成功への道を視覚化したりする方法を教えてくれる、自己啓発の指導者のような人物を思い浮かべるかもしれません。でも実はプレゼンテーション(発表)やスピーチ(演説)の主題はどんなものでも良いのです。発表するテーマへの思い入れが大切なのです。伝えたいメッセージを膨らませ、演説法に磨きをかけ、話す能力を伸ばして聞く人の動機づけや刺激になるような講演をしましょう。

パート1(全4パート):伝えたい事と得意分野を開拓する

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    他の講演者の本を読んだり、スピーチを見たり聞いたりしましょう。色々な講演内容を分析して自分の方がもっと聞き手の心を捉えることができると思う分野を見つけます。自分がその講演をするとしたらどのような内容と伝え方になるか考えてみましょう。[1]
    • TED(テッド)トークやユーチューブの講演の動画を見るようにします。
    • 講演者たちが書いた本、記事、ブログなどを読んでみます。
    • 参考にできるポッドキャストを聞いてみましょう。
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    素材になりそうなアイディアを全部書き出します。講演で伝えたいメッセージを類型化してみます。どんなテーマに焦点をあてたいですか?職業についてでしょうか?人間または恋愛関係についてでしょうか?それとも精神性についてですか?その分野で中心となるものは何ですか?起業家精神、執筆、結婚、子育て、それともキリスト教や仏教でしょうか?[2]
    • 思いつくアイディアをできるだけたくさん書き出し、そして徐々に書き足していきましょう。

    ポイント:アイディアをゆっくり時間をかけて膨らませていくために日記をつけてみましょう。出先でもいつも書き足せるように持ち歩きましょう。

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    選んだテーマの中の得意分野を見つけます。これは自分の持っている経験と能力によるところが大きいので、何を取り上げるかよく検討します。他の人が話す内容とどのような違いがあるのでしょうか?特別な話にするために、どんな経験や知識を活かせるでしょうか?[3]
    • 例えばインテリアデザインの会社を起業したのであれば、その経験を他の人にも伝えることで行動を起こす動機づけにしてもらいたい、という話ができます。
    • あるいは短期間で本の出版に成功し、そこから学んだコツなどを伝えることで聞き手に刺激を与えられます。
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パート2(全4パート):舞台上での振る舞いと内容を研究する

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    技術向上のためにパブリック・スピーキング(人前で話す方法) のクラスを受けてみましょう。学校あるいは地域に参加できそうなクラスやグループがあるか探してみましょう。技術の向上や練習をするのに役立つでしょう。クラスメートの前で発表をして感想を聞くこともできます。[4]
    • 友達や家族の結婚式、ソーシャルメディアのライブストリームやポッドキャストなど公衆の前でスピーチをする機会を探します。
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    スピーチのはじまり、中盤、終わりを通して内容が興味深いものであるように心がけましょう。よくできているスピーチは聴衆が理解しやすいものです。ひとつの物語ととらえて、どのような順番で話を進めるかを考えましょう。驚きの事実やおもしろい逸話など、関心を引く話からはじめるようにします。[5]
    • 例えば、どのように人生における障害を克服したかを話すのであれば 、まずはその背景と障害物が何だったかの説明からはじめます。
    • 次に、それがどのように影響を及ぼして人生を変えたかなどを話します。
    • 最終的に、克服した方法の詳細を説明して完結させます。
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    発表する前にスピーチを何回も読み返してみましょう。よく練ったものが書けたら、じっくり読んで内容を見直しましょう。わかりづらい箇所に説明を加えたり、書き直したり、あるいはしっくりこない部分を削除するのも大切です。[6]
    • 早めに準備をはじめれば発表前に見直す時間も十分あります。初講演の前に最低でも3回は見直すようにしましょう。

    ポイント:持ち時間より少し短くなるように、練習する際にスピーチの時間を計ってみましょう。30分割り当てられているのであれば20分以内に収まるようにしましょう。これで確実に時間超過を防げます。

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パート3(全4パート):自分を売り込む

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    自分の情報やメッセージを書いたホームページを作ってみましょう。メッセージ、自己紹介、連絡先などの情報が紹介されているホームページがあることは、知名度を上げて仕事を獲得していくうえで必須です。出来の良いものを作るために時間をかけるか、誰か作ってくれる人を雇いましょう。自分を宣伝する手始めに、ホームページのアドレスを知っている人全員に知らせましょう。[7]
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    ブログを書いたり、ビデオ製作、本の出版などをしましょう。自分の考えを世の中に出すことは、講演者としての良い評判を確立して売り込むのに役立ちます。経験した事やスピーチで紹介したい問題などについての本を執筆したりビデオを作ったりします。講演者としての仕事の手始めに、一週間に数回ブログを書いてみましょう。[8]
    • 会社を立ち上げる動機づけになるようなスピーチをしたければ、その手引きになる本を執筆したりブログを投稿します。
    • 人間関係に関してアドバイスをしたければ、そのコツを伝授したり質問に答えるビデオを作ります。
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    周りの人に講演の仕事を探していることを伝えましょう。口コミは講演者としての自分を売り込むとても良い手段です。友達、家族、同僚、知り合いなどにこの仕事を始めたことを伝えます。会う人すべてに名刺など連絡先を渡しましょう。[9]
    • 色々な交流会に参加するのは、口コミで仕事を増やしていくのに役立ちます。参加して沢山の人と交流できるイベントが身近にあるかどうか調べてみましょう。
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    地域の団体などで講演をする機会がないか問い合わせてみましょう。可能性がありそうな場所が身近にあれば連絡を取って講演を申し出てみます。どのような団体が自分の講演内容と合うか考えてみましょう。[10]
    • 薬物中毒から立ち直った自分の経験を通して他の人を助けたければ、地域のリハビリ施設か病院に連絡をしてみます。
    • 学校で学習障害に悩まされながらもそれを克服し成功した話をするのであれば、近くの高校に講演を申し出てみます。
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    会議、集会などのイベントでの講演を申し込んでみましょう。講演者を積極的に探しているイベントがたくさんあります。身近な場所で自分の講演内容と関連のありそうな会議や集会などの催しがないか調査し、あれば申し込みましょう。[11]
    • 競争が激しい可能性もあり、はじめは無償での講演になるかもしれませんが、このようなイベントをこなすことが口コミで知名度を上げるのに役立ち、講演者としての仕事を増やしていくことにつながります。

    ポイント:イベントでの講演者を決める責任者の連絡先を入手できるのであれば、その人に直接連絡を取りましょう。講演内容を数行にまとめたものを送り、相手からの反応がなければ数日後に自分から連絡をしてみましょう。[12]

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パート4(全4パート):講演で効果的な演出をする

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    講演する時はきちんとしたスーツやワンピースを着ましょう。プロフェッショナルに見えることは、聴衆に良い第一印象を与え、話をはじめる前から信頼を得るためにとても重要です!洗練されたスーツかワンピースを着て、髪をセットし、化粧を(する人であれば)して、髭がある人はきちんと整え、服装に合う良い靴を選びます。[13]
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    ウロウロしたりソワソワしたりせず同じ場所で話しましょう。時々動くのは構いませんが、意味のない動作はせず、話しながら場所を移動しないようにします。位置についたら足をしっかりと地面に密着させて堂々とした姿勢で話します。[14]
    • 体を前後に揺らさないようにしましょう。自信なさげな印象を与え、聴衆の集中力も途切れてしまいます。
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    聴衆を飽きさせないようにしっかりと向き合いましょう。友達にだったらどのように話すかを仮定し、それに近い方法で語りかけましょう。あまり聞きなれないことや分かりにくい内容があれば、理解しやすく説明する時間を取りましょう。[15]
    • 能力、成果、その他どんなことでもよいので聴衆を褒めるようにしましょう。
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    一人一人きちんと目を合わせて話しましょう。話しやすそうな人を見つけたら数秒間その人の目を見て話します。それからまた見渡して別の人と目を合わせて話します。聴衆と気持ちが通じるように講演の間中これを続けましょう。[16]
    • 見上げたり、目線を下げたり、遠くを見つめるのはなるべく避けます。緊張している印象を与え信頼感が薄れてしまいます。
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    必要に応じて重要な箇所では手のジェスチャーを使いましょう。話している間中手を動かしているのは目障りですが、程よいジェスチャーならスピーチに変化を加えることができます。片手もしくは両手を数分ごとに強調したい部分で動かすようにします。それ以外はリラックスさせておきます。[17]
    • ポケットに入れたり、両手を握り合わせたり、腕を組んだりしないようにしましょう。これらは身構えている防御の姿勢なので、緊張している様に見えてしまいます。
    • マイクや水のボトル、携帯電話など身の回りのものをいじり過ぎないように気をつけましょう。聴衆が話に集中しづらくなります。
    • マイクを持つ必要があるのであれば片手で握るようにしましょう。 何度も持ち替えないようにします。
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    マイクがない場合は一番後ろの席まで声が届くようにしましょう。マイクなしでスピーチをしなければならない時は、必ず全員が聞き取れるように大きな声で話します。まるで叫んでいるかのようにみえるかもしれませんが、声が小さくて聞こえない人がいるよりは断然よいでしょう。[18]
    • 深呼吸をして横隔膜を使い、胸や喉からではなくお腹から声を出します。
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    演説法を向上させるために自分が講演をしている動画を見ましょう。友達や家族に録画してもらいましょう。後から見直し、改善できる箇所を探します。友達、家族、スピーチの先生などから感想を聞きましょう。[19]
    • 講演中に「えーっとですね」「あー」などと言ったり咳払いをする回数が多いと気がついたら、この癖を治すようにします。

    ポイント:自分の講演を録画しておくのは仕事探しの役にも立ちます。依頼される可能性のあるところから、決めるにあたって過去のスピーチを見たいと言われるかもしれません。

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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: 演説

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