大手企業に就職する方法

これから就職しようとする人にとっても、現在の仕事から転職しようとする人にとっても、大手企業への就職は魅力的な選択のひとつでしょう。大手の企業は他の企業よりも就職先として人気がありますから、その分競争率も非常に高く、大手企業が求める人材像に近づかなければ就職するのは簡単ではありません。大手企業の持つ特性をよく研究し、就職活動に臨む必要があります。

3の方法1:
就職活動をする

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    就職したい企業を選ぶ 大手企業に就職することを望むのなら、まず就職したい企業をよく選ぶ必要があります。従業員数が1000人以上である、資本金が10億円以上あるといった大手企業は思いのほか多数ありますが[1]、大手ならどこでもいいというような姿勢でうまくいくことはまずありません。志望先を慎重に選ぶ過程で自分の意向を再確認し、志望動機を具体化していきましょう。
    • 志望先を選ぶ前に、自分のやりたい仕事やどのような社会貢献をしたいのかを考えましょう。それにより希望する企業が絞りやすくなります。
    • 有名企業だという理由だけで志望先を選んでいませんか?消費者と直結した商品やサービスを提供する企業はメディアでの広告も頻繁に行っていてネームバリューがあります。しかし日本には、消費者向けでない分野で高い業績を上げ、国際的にも上位の評価を受けている企業もたくさんあります。目先にとらわれない情報収集が重要でしょう。
    • 志望先の給与はあなたが望む水準ですか?勤務地は通勤しやすい場所にありますか?あなたにとって都合のいい勤務時間ですか?そういった点も応募する前によく確認すべきです。これは自分の都合ですので志望動機として高く評価されることはありませんが、志望のモチベーションとしては重要です。
    • とにかく何が何でも大手企業に就職したいという気持ちなら、なるべく多くの大手企業をリストアップしましょう。たくさんの企業の採用試験を受けるからといって、一社一社に対する研究や志望動機をまとめておく努力も怠ってはいけません。相手は採用のプロです。書類も姿勢も、使い回しでは通用しないと心得ておきましょう。
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    就職活動の準備をする 基本的なアイテムや心構えは、新卒採用でも中途採用でも大きく変わりません。市販の就活ガイドブックなどを参考にして、準備すべき項目のチェックリストを作るのもいいでしょう。
    • スーツはリクルートスーツこだわりすぎる必要はありません。華美でない落ち着いた色のものであれば問題ないでしょう。スーツ専門店でも堅苦しいスタイルの品揃えは減ってきつつあります。店員は市場の傾向に詳しいので、迷う前に気軽に相談してみましょう。
    • 履歴書や職務経歴書は必須アイテムになります。近年、手書きで作成することを求められることは少なくなっていますが、どうしても気になる際は思い切って志望先の人事担当部署に電話で確認してみるのも手です。
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    就職活動する 就職活動の手順と内容は、新卒採用と中途採用で大きく異なります。就職する側が企業に自分を売り込んで面接試験の機会を作ってもらう方法もありますが、一般的には企業側が出している求人に対して応募することになります。
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3の方法2:
新卒採用に応募する

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    新卒採用の就職活動スケジュールを知る 大手企業を志望するなら、就職活動のスケジュールに乗り遅れることは避けなければなりません。政府が主導しているスケジュールがありますが、独自の採用活動を進めている企業も多数ありますので、早めの情報収集と準備を心がけましょう。
    • 2021年新卒者向けのスケジュールは「3月会社説明会開始、6月選考開始」で従来から変更はありません[2] が、全ての企業がこのスケジュールに準拠しているわけではないので注意が必要です。
    • 就職活動のスケジュールが始まってから慌てないよう、余裕を持って企業研究や自己分析をしておきましょう。
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    新卒採用を行っている企業を探す 新卒で大手企業に就職するために、採用試験を受ける社数は多すぎても少なすぎてもいけません。あなたの志望動機に該当する企業を広くリストアップし、絞り込みすぎずに検討しましょう。見落としている優良企業もあるかもしれません。企業説明会などの就職活動イベントにも積極的に参加することも視野を拡げるのに役立ちます。
    • リストアップした中から志望企業を選定しましょう。志望動機が確立できているなら、多数の候補は必要ないかもしれません。自分の意向に客観的な評価を加え、冷静に判断しましょう。企業のホームページにも様々な情報が掲載されています。自分が就職するかもしれない会社なのですから、十分チェックしておきましょう。
    • 文部科学省が発表しているインターンシップ推進[3]について、興味があれば就職サイト等で確認しておくとよいでしょう。大手企業ほど官公庁に近く、政令や省庁のガイドラインを遵守・推進する傾向が強いことを考慮し、参加を検討すべきです。
    • 大手企業はリクルーターの制度を置いている場合もあります。ほとんどの場合リクルーターは自分の出身校の卒業生を重視しますので、学生課や進路指導担当の教師に確認してみましょう。自分の志望企業を伝えておけば、リクルーターの目に留まりやすくなるかもしれません。
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    面接の基本をおさえる 新人採用で最も重要な評価ポイントになるのは面接でしょう。大手企業は志望者数が多いため、面接は機械的に行われていそうな印象もあるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。多数を採用するからこそ慎重に行い、また時代に合わせてやり方を変化させている企業が少なくないのです。
    • 面接官に悪い印象を与えない程度の、華美でなく常識的な服装や身だしなみのエチケットは必要です。ただし、意識しすぎるあまり個性を消し去ってしまうことは近年あまり好まれない傾向にあります。神経質になりすぎない方がよいでしょう。
    • 挙措動作については就職後のビジネスマナーに通じるものが多く、決して面接のためだけの儀礼というわけではありません。将来のために習得しておいて損はないでしょう。
    • 大企業では、一次面接や二次面接を採用専門の担当者ではなく現場部門(営業や製造などの実務部門)で実施するケースが増えています。このことから、面接の進め方は面接官によって左右される幅が広がっていると考える必要があります。面接官からの質問のテンポが遅いと感じたら、自分から能動的に訴えかけていくことを求められているかもしれません。その場合、積極性なアピールが有効になるでしょう。臨機応変な対応を心がけましょう。
    • 採用する側から見たあなたは、新社会人で能力や可能性は未知数です。企業で必要とされる資質として、誠実さと協調性は欠かすことができないでしょう。また、若手社員の離職率は企業側にとって深刻な問題です。大手企業であっても4人に1人が入社3年以内に退職している現実[4]を理解し、あなたの忍耐力や継続力を強くアピールしましょう。
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3の方法3:
中途採用に応募する

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    転職先を探す 転職してキャリアアップを目指すという働き方も珍しくなくなってきました。能力やスキルに自信があるなら、中途採用で大手企業に転職する方法も考えられます。
    • 中途採用の募集をしている企業を探しましょう。転職エージェントや転職サイトに登録したり、ハローワークで求人を活用するのが一般的なやり方です。
    • 企業のホームページに直接求人情報が掲載されている場合もあります。
    • 自分自身の人脈を使った転職も少なくありません。知人の紹介であれば人間性や能力などがある程度保証されていると考えていいので、その分採用の審査にかかる時間は短かくて済むでしょう。
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    中途採用する側の気持ちになって考える 中途採用では新卒採用に比べて能力が重視され、何らかの秀でたスキルを持っていることが採用の必須条件と言ってもいいでしょう。社会人経験者なのですから、基本的なビジネスマナーやリスク管理の考え方などを身に付けていなければならないことは言うまでもありません。
    • 他者と調和できる人間性に加え、自らが調和を作り出せる調整・折衝能力は重要な評価ポイントになり得ます。大企業には「指示を待ってから動くタイプ」の人も多数いますから、自主的に動くタイプの人材は大変魅力的に映るでしょう。
    • 即戦力となれる能力とその具体的な裏付けが重視されます。前職で残した実績は、自分の考え方や気づきを交えて率直に伝えた方が良いでしょう。
    • 若手社員にはないマネジメント能力も期待されます。管理職として部下をマネジメントした経験は大きな企業ほど重宝されるでしょう。自分の仕事のマネジメント等がしっかりできることも、組織で仕事をしていく感覚が身に付いている証としてアピールできるポイントになります。
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    応募する 十分な社会人経験を積んだあなたには、応募して面接を受けるまでの流れは説明不要でしょう。ある程度の余裕を持って面接を受けられるはずです。ただしそれは他の応募者も同じですから、油断は禁物です。
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ポイント

  • あなたが就職したい企業とあなたを必要とする企業は必ずしも同じではないかもしれません。視野を広げることが正しい選択につながるでしょう。
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