堅木フローリングの傷を補修する方法

共同執筆者 Mark Spelman

堅木フローリングを使っていると、いくら注意を払っていても傷が増えることを避けられません。傷の大部分は家具の移動、ペット、屋外から持ち込んだ小さな石などによるものです。傷の程度にもよりますが、堅木フローリングの見た目を補修することは比較的簡単です。いくつかの簡単な手順に従って傷や溝を補修して隠すと、フローリングの寿命を延ばすことができます。

4の方法1:
木工家具補修マーカーで浅い傷を隠す

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    傷の周りを拭きます。水で湿らせた柔らかい布で堅木フローリングの表面を拭き、汚れやごみを丁寧に取り除きます。傷の内部の汚れやごみも必ず取り除きましょう。
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    目立たない部分で確認します。木工家具補修マーカーを傷に塗る前に、目立たない部分に塗って色合いを確認しましょう。色が合うようなら、そのマーカーを傷に使うことができます。
    • 木工家具補修マーカーには様々な色があり、ホームセンターなどで取り扱っています。[1]
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    補修マーカーを傷に塗ります。マーカーの色がフローリングに合うと確信したら、マーカーの先で傷を数回こすって色を付けましょう。塗った部分の色が少し薄くても心配はいりません。余分な塗料をこすり落としてからさらに塗り足すことができます。
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    塗料を傷に擦り込みます。傷部分に焦点を当て、ターペンタインを少量含ませた清潔な雑巾をフローリングに押し付けます。マーカーで塗った部分を木目に沿ってこすり、余分な塗料を拭き取りましょう。[2]
    • こうすると塗料を段階的に塗ることができるので、補修マーカーを直接傷に塗っただけよりきれいに仕上がります。
    • 補修マーカーを塗りそれだけで傷を埋めようとすると傷の内部に塗料が溜まり、その部分の色合いが周りより濃くなってしまいます。[3]補修マーカーで傷を埋めるように直接なぞると、逆に傷が目立つ結果になります。
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4の方法2:
表面的な傷を補修する

  1. 1
    傷周りを拭き掃除します。堅木フローリングの保護被膜に傷がついた場合は、マイクロファイバークロスのような柔らかい布と堅木フローリング用洗浄剤少量を使って、傷部分の汚れを落とします。[4]
    • 細かいほこりやごみが残っていると、コーティング剤を塗ったときに床に貼りついてしまうので、そのようなものをすべて取り除いておきましょう。
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    洗浄剤を拭き取ります。フローリングの傷周りに洗浄剤を使った後、水で湿らせた別の布で洗浄剤を拭き取ります。[5]
    • 乾いてから次の手順に進みます。
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    コーティング剤を塗ります。補修する箇所が完全に乾いたら、先の細いブラシを使って傷にコーティング剤を薄く塗ります。[6] 保護被膜でフローリングを覆うために、コーティング剤、シェラック、その他ポリウレタンワニスなどを使うことができます。[7]できれば堅木フローリングにすでに使用されているのと同じ種類の仕上げ剤を使うと理想的です。
    • フローリング用コーティング剤については、ホームセンターの販売員に相談してみましょう。
    • 木工作業に慣れていない場合や、堅木フローリングに特殊な仕上げ(高光沢タイプの樹脂塗装仕上げなど)が施されている場合は、傷の補修とコーティングを専門業者に依頼することも検討しましょう。[8]
    • 専門業者に依頼するとお金がかかるので、小さな傷1つの補修のために依頼するより、傷が増えてからまとめて依頼するほうが費用対効果が高いかもしれません。[9]
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4の方法3:
浅い傷を研磨で補修する

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    傷周りをきれいにします。柔らかい布と少量の堅木フローリング用洗浄剤を使って、傷の部分を拭き掃除します。[10] 細かいほこりや汚れを取り除き、補修部分をきれいに整えておきましょう。
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    洗浄剤を拭き取ります。水で湿らせた布で傷周りを拭いて洗浄剤を拭き取りましょう。[11] 洗浄剤を拭き取って作業面をさらに衛生的に整えます。
    • 補修する部分が完全に乾いてから次の手順に進みます。
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    傷を埋めます。フローリング用クレヨンタイプの補修剤を塗って傷を埋めましょう。[12] 必要に応じて、先端がプラスチック製のパテナイフを使い、クレヨンを傷に押し込みます。クレヨンタイプの補修剤には透明なものもありますが、黄金色など一般的な木材の色合いや、濃さの異なる茶色なども揃っています。[13] クレヨンが乾いて固まるまで少なくとも10分間待ちましょう。[14]
    • フローリング用クレヨンタイプの補修剤はホームセンターや100円ショップおよびネット通販で購入できます。
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    クレヨンを乾かして定着させます。補修部分を磨いたりコーティング剤を塗ったりする場合は、1~2日おいてクレヨンが定着するのを待ちましょう。
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    傷を磨きます。清潔で柔らかい布を補修部分に押し付け、前後に動かして磨きましょう。[15]こうすると余分なクレヨンを取り除くことができて、補修部分を滑らかに整えると同時にフローリングの光沢が回復します。[16]
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4の方法4:
深い傷や溝を補修する

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    傷周りをきれいにします。柔らかい布に堅木フローリング用洗浄剤を少量含ませ、フローリング表面の傷部分を拭き掃除します。[17]
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    洗浄剤を拭き取ります。新しい布を水で濡らし洗浄剤を拭き取りましょう。[18] 補修部分にほこりや汚れごみなどがないことを確認します。
    • 補修個所が完全に乾いてから次の手順に進みます。
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    ターペンタインで傷をこすります。堅木フローリングがポリウレタンの保護被膜で覆われている場合は、補修を始める前にまずその保護被膜を取り除く必要があります。コーティングが施されていない場合は、表面仕上げを取り除く心配はいりません。ターペンタインを含ませた精練パッドで傷をやさしくこすります。[19] きれいな布でその部分を拭いて完全に乾かします。
    • 木工作業やコーティング剤の使用に慣れていない場合は、専門業者にフローリングの補修を依頼するほうが無難です。
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    傷を埋めます。堅木フローリングに似た色合いのウッドフィラー少量を人差し指に取ります。その指で傷や溝にフィラーを詰め、全方向に指で広げて気泡をなくします。[20] 後で余分なフィラーを取り除くので、たっぷり塗っても問題ありません。
    • 木工用パテではなく必ずウッドフィラーを使います。この2つの物質は異なり、木工用パテで傷を埋めるとフローリングとの色合わせが難しくなることがあり、その上に塗料を塗る場合は色が付きにくいこともあります。[21]
    • フィラーを塗ってから乾くまで1日待ちましょう。
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    余分なフィラーを拭き取ります。1日待ってフィラーが乾いたら、ウッドフィラーの上をパテナイフでこすって、表面を滑らかに整えフィラーを傷に押し込みます。さらに、フィラーの上でパテナイフを様々な方向へ動かして、傷やフィラーの端が平らで均等になるように均します。[22]
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    余分なフィラーや傷周りをこすります。小さく切った細目(220~400番くらい)のサンドペーパーで傷周りに広がった余分なフィラーをそっとこすりましょう。[23]
    • 小さな円を描くようにまたは木目に沿ってサンドペーパーでこすります。いずれの場合もごく軽くこするようにします。
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    余分なフィラーを拭き取ります。布を濡らして絞ります。布がしっとりして、手触りは比較的乾いている状態に整えましょう。[24] 傷周りの余分なフィラーを指で的確に拭き取ります。
    • 傷を埋めたフィラーの上に触れないように気を付けて、周囲に広がったフィラーだけを拭き取ります。
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    傷を埋めた部分にコーティング剤を塗ります。傷を埋めた部分に、堅木フローリングに使われているのと同じコーティング剤を薄く塗ります。細い天然毛ブラシか羊毛ローラーを使って、ウレタンニス、木工用ニス、その他コーティング剤などを塗りましょう。コーティング剤が乾くまで24時間は、その部分を踏まないように気を付けましょう。
    • スポンジ素材のローラーを使うと、保護膜に気泡が残る恐れがあります。
    • コーティング剤を少なくとも2回塗るとさらに美しく仕上がります。
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ポイント

  • ロウでできた普通のクレヨンで軽度の傷を埋められる場合もあります。フローリングの色に合うクレヨンが家にあれば、フローリング用クレヨンタイプの補修剤を買いに行く前に試してみましょう。
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注意事項

  • 木工用化学薬品を使う際は、必ず保護メガネや手袋などの保護具を着用しましょう。
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このwikiHow記事について

総合建設業者
この記事はMark Spelmanが共著しています。 マーク・スペルマンはテキサス州に住む総合建築業者です。1987年より建築の仕事に携わっています。
カテゴリ: 住宅メンテナンス

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