化学殺虫剤を使わずにハダニを駆除する方法

共同執筆者 Katie Gohmann, 園芸家

ハダニは、植物の汁を吸う駆除が非常に難しい害虫です。様々な植物の葉の裏に寄生して養分を吸い取るので、葉が乾燥して枯れることもあります。植物に寄生するハダニに気づいた際、その植物の管理をしっかり行えば化学殺虫剤を使わずに駆除することも可能です。

パート1(全3パート):ハダニを確認する

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    ハダニが寄生している植物を確認します。ハダニは室内や屋外に関わらず、イチゴ、メロン、豆類、トマト、ナス、エンドウ豆のサヤ、観賞用の花、樹木そして観賞植物の多くに寄生します。[1]
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    ハダニが寄生した兆候に気づきましょう。植物の状態を観察するとハダニが寄生しているかがわかります。ハダニは植物の汁を吸うので葉が傷みます。ハダニが寄生した兆候は次の通りです。
    • 黄色、褐色、白い点が葉に現れる。
    • 葉に動く非常に小さな白または赤い点(これがハダニです)がある。
    • 葉の裏側に白いふわふわした網状の糸が現れる。
    • いずれ葉が変色し丸まり落葉する。
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    ハダニを確認します。ハダニ駆除を始める前に、ハダニがどのような姿をしていて、どのような被害をもたらすかを知りましょう。葉の裏側にいるハダニを肉眼で見つけられない場合は、白い紙の上で茎を軽く揺すると紙の上に落ちたハダニを確認できます。[2]
    • ハダニは非常に小さいので肉眼で見るのは難しいのですが、虫眼鏡で見ると赤、茶、黄色、緑色をした8本脚のハダニを確認することができます。
    • ハダニは暑く乾燥して埃っぽい場所で繁殖します。特に殺虫剤で害虫駆除をしたあとの植物にはハダニを捕食する虫がいないため、好んで寄生します。[3]
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パート2(全3パート):ハダニを駆除する

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    化学殺虫剤を使わずに駆除する利点を知りましょう。化学殺虫剤を使うとハダニを捕食する昆虫までも駆除してしまいます。ハダニは捕食生物がいなくなった植物に寄生し繁殖します。また、ハダニは特定の殺虫剤に対して耐性薬剤抵抗性が付きやすいことで有名なので、自然な方法で駆除するのが適切です。[4]
    • ハダニのメスは数週間連続して多ければ300個もの卵を産むことがあります。殺虫剤で一部の卵が生き残ると繁殖は悪化するでしょう。
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    直ちに寄生された植物を他の植物から離します。ハダニ駆除を始める前に寄生された植物を隔離します。ハダニの寄生が他の植物に拡大するのを防ぎます。
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    植物を剪定します。ハダニが寄生した植物を隔離したら、害を被った茎、葉、その他の部分を切り落とし処分します。蜘蛛の巣状の糸が完全になくなるように剪定しましょう。他の植物に被害が拡大するのを防ぐために、寄生したハダニが多すぎる植物は残念ですが処分することも検討しましょう。[5]
    • 切り取った葉を直接ごみ袋に捨てるとハダニの害が広がるのを防げます。庭の一角などにまとめておくと、ハダニが移動して他の植物に寄生する危険があります。
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    散水します。水圧の高いホースやノズルで植物全体に水をかけましょう。こうすると、一部は死に一部は葉から落ちるので、寄生しているハダニの数を減らすことができます。室内の植物にハダニが寄生した場合は、濡れたスポンジで水をかけるか、屋外へ持ち出して水をかけましょう。[6]
    • ハダニを効率的に駆除するためには、この方法を何度も繰り返し行う必要があります。
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    天敵を使います。天敵を使うと、完全に駆除できなくても少なくともハダニの数が激減します。繁殖を心配する必要がなくなるので素晴らしい方法です。ハダニの天敵は、天敵昆虫を専門に取り扱うネットショップで見つけることができます。[7]
    • ハダニの天敵として最適な昆虫はテントウムシ、クサカゲロウ、捕食性カブリダニなどです。
    • ハダニの数が比較的少ないときに天敵を放つと効果的です。ハダニを駆除する季節に対応した天敵で、植物に直接害を及ぼさない昆虫を使いましょう。[8]
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    石鹸スプレーを作ります。石鹸スプレーはよく使われる方法で、化学殺虫剤を使わずにハダニを駆除できます。低刺激の液体ソープ大さじ2杯、調理油大さじ1~2杯、水4リットルを混ぜて植物全体にスプレーします。ハダニを完全に駆除できるまで、4~7日に1度スプレーしましょう。
    • 刺激の強い食器用洗剤を使うと植物に影響がでる可能性があるので、ベビーシャンプーのような低刺激の石鹸が適しています。とはいうものの、刺激の強い洗剤を植物に試して葉が枯れないようであれば、そのような洗剤を使っても構いません。
    • 調理油を混ぜることで洗剤が葉に吸着し、昆虫が窒息します。
    • 益虫までも駆除する恐れがあるので、益虫が寄生する植物にこのスプレーをかけないように注意します。また、溶剤が乾燥してしまうので、葉に直射日光が当たる時間帯にスプレーするのは避けましょう。[9]
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    唐辛子スプレーを使います。ダニなどの害虫を駆除する一般的な方法です。カイエンヌペッパー又はホットソース(辛いソース)小さじ1杯、湯1リットル、液体食器用洗剤数滴を混ぜます。この溶剤を1晩ねかせてから目の細かい漉し器で漉します。中身が沈殿しないように頻繁に振りながら、顔から離して葉の裏にスプレーします。[10]
    • 溶剤を使う前には必ず植物の一部分に試し、葉に害を与えないか確認しましょう。
    • みじん切りした玉ねぎやニンニクを加えると効果が増します。
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    エッセンシャルオイルで作った溶剤を植物にスプレーします。ハダニ駆除に効果があるエッセンシャルオイルが多くあります。エッセンシャルオイルは天然成分で作られており、植物に害を及ぼすことなくハダニを駆除できる(ハダニが死ぬこともあります)ので便利です。容量1リットルのスプレーボトルにぬるま湯を半分まで入れます。そこにエッセンシャルオイル10ml~20mlを加えて混ぜましょう。使用に適したエッセンシャルオイルは次の通りです。[11]
      • ニームオイル
      • ユーカリオイル
      • レモンオイル
      • シナモンオイル
      • ペパーミントオイル
      • ローズマリーオイル
      • クリサンセマムオイル
      • タイムオイル
    • 香りの穏やかなオイルは濃度が低く、香りの強いオイルは濃度が高くなっています。濃度の低いオイルを使いましょう。
    • 植物に害を与える恐れがあるので、エッセンシャルオイルを薄めずスプレーするのはやめましょう。
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パート3(全3パート):ハダニの寄生を予防する

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    植物の健康を維持します。植物の状態が良くないとハダニに寄生される危険が高くなります。十分な水やり、養分の豊富な土壌、最適な量の日光などが大切です。[12]
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    植物の埃を払います。時々葉や茎の埃を払うとハダニ予防に役立ちます。乾いて埃っぽい状態ではハダニものどが渇いた状態になり、植物により多くの害を及ぼします。 [13]
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    ハダニの卵を探します。1度にハダニを駆除しようとしても完全には取り除けません。ハダニは暖かい季節に卵を連続して産み続けるので、駆除作業を繰り返し行って、ハダニの繁殖を抑え、完全に駆除するといった管理が不可欠です。頻繁に散水し、ハダニの卵(葉の裏に小さな白い斑点のように見えます)やハダニに気づいたらこまめに剪定しましょう。[14]
    • 風通しが良い場所に植物を置くのもハダニ予防に効果的です。
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注意事項

  • ハダニの繁殖が激しく制御不能に陥ったり、化学殺虫剤を使わない方法で効果が表れない場合に限って、毒性の高い化学殺虫剤でハダニを駆除します。
  • 溶剤が植物に害を及ぼさないことを確認してから使います。植物によって特定の溶剤に対する反応が異なります。スプレーする植物の1部分に溶剤をつけて反応を確認しましょう。散水と剪定で多くのハダニを駆除するのが理想的です。
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必要なもの

  • 水まき用のホース
  • 葉を拭く際に使用する使い捨て手袋
  • スプレーボトル
  • エッセンシャルオイル
  • 食器用洗剤または低刺激の石鹸
  • ゴミ袋

このwikiHow記事について

園芸家
この記事はKatie Gohmannが共著しています。 キャサリン・ゴーマンはテキサス州に住む園芸家です。2008年より家庭菜園を始め、プロの園芸家としても仕事を請け負っています。

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