別れた相手を忘れる方法

恋人との別れや離婚等、大切だった人との別離は簡単に乗り越えられることではありません。時に、愛されていると感じることのできる人生唯一の機会を失い、二度と幸せになることはないと思うかもしれません。しかし、このような感情に飲み込まれてしまわないようにしましょう。事実、前向きな気持ち、忍耐、強い意志を持っていれば、別れという暗い時期を克服する方法が見つかるでしょう。

パート1(全2パート):別れを乗り越える編集

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    相手を思い出させるものを廃棄する 感情に押し流されずに過去の相手のことを思い出すことができる日はやってきます。ですが今は、まだその時ではありません。現時点では、一緒に過ごした日々を思い出すとなつかしさ、悲しさ、後悔といった強い感情に圧倒されてしまいます。こうした理由から、終わってしまった関係を思い出させる身の回りのものは廃棄すると良いでしょう。どうしても捨てられないものは箱などにしまい、しばらくは目につかない場所に保管しておきましょう。次のようなもの例えば対象になります。
    • 相手が残していったもの
    • もらったプレゼント
    • 作ってもらったお気に入り音楽のミックス
    • 写真、絵、アート作品など別れた相手を思い出させるもの
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    別れた相手との連絡を絶つ 自分に(また、相手にも)「ただの友達」としていられる自信が100パーセントない限り、少なくとも1~2か月間はできる限り相手と会わないようにしましょう。どうしても顔を合わせることになってしまったのであれば、会話はできる限り短く丁寧なものにしましょう。なかなか難しいことですが、とても重要です。再び顔を合わせると、過去の関係を思い出し、気まずいやり取りをすることになります。また、前の気持ちを思い出し一緒だったころのように振舞ってしまうかもしれません。いずれにせよ、このような状況が別れを乗り越えるための良い方法であることはほぼありません。
    • 昨今はツール上の交流にも上記の助言が、当てはまります。別れた相手をソーシャルメディア上の「友達」を解除、あるいは(少なくとも当面の間は)ブロックすることを真剣に検討しましょう。また、テキストメッセージを送りたくなってしまう時の対処法として、電話から相手の連絡先を削除しても良いでしょう。
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    運動をして気持ちを高める 苦しい経験をした後、再び自分を肯定的にとらえられるようなるには運動が適しています。お金をかけず楽しめるだけでなく、気分を高め、うつ病の対策としても効果があると実証されています。[1]何よりも、続けていくうちに自分の見た目の変化に気がつき自信が高まり、より簡単に別れたショックから立ち直れるようになるでしょう。
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    周囲のサポートを受ける 別れたあと一人で過ごすのは良い考えとは言えません。どんどん悲観的な思考に陥り、過度に自己批判的になってしまいます。気を許せる仲間と一緒に過ごすことで、このような思考の暴走をより簡単に防ぐことができるでしょう。家族や友人は助言をしてくれたり(ぜひ耳を傾けましょう)、悲しい時は慰め、安心させてくれるでしょう。話さなかったことで物事が好転したのではないということ忘れないようにしましょう。
    • こうしたサポートを受けられない状況にある場合、できる限りの対処をすることが大切です。電話、スカイプといった方法はとても役立ちます。新しい友達をつくるのも良いでしょう。ただし新たな恋愛関係を始めることは控えましょう。
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    自分を常に大切にする 自分の人生で最も大切な人間は自分自身だということを忘れないようにしましょう。この点を常に念頭に置いておけば、より簡単に、分かれた相手ではなく自分に気持ちを向けられるようになります。自分の長所に自信を持ち、短所を受け入れましょう。短所のない人間はいません。できる限りの最高の自分になることに集中しましょう。幸せは他人から与えられるのではなく自分の中から生じるものです。
    • 別れた相手を憐れみを込めて考えてみることが役立つこともあります。なんて貴重な人を失ってしまったのか、と相手はきっと後悔するでしょう。
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パート2(全2パート):前に進む編集

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    愛していたけれどもう過去の話なのだと受け入れる 永遠に続かない愛も存在します。一時的に誰か他の人を深く愛しても、その愛が終わりを告げることもあります。終わってしまったからと言って、すべてが無駄だったわけではありません。その愛は確かに自分の心をつかみ、現在の自己の一部を形成しています。使い古された表現にあるように、愛し失ったほうが愛を全く知らないよりも幸せなのです。
    • このような認識の大部分は許しです。この関係を守り切れなかった自分を許し、立ち去ることを望んだ相手を許し(今後別れた相手と友人関係を続けるつもりであればこの点はとても重要です)、別れるという決断の原因となった相手や自分の非を許しましょう。二人とも人間なのです。
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    行動的に、計画性をもって生活する 心の傷を癒すために一定の期間をおいたあとは何かに全力で取り組みましょう。新たな自由を自分を磨く機会だと考えましょう。自分に自信を与え、以前よりも良い地位を築けるような成功を収めるチャンスです。例えば次のようなことを試してみましょう。
    • 仕事に没頭する時です。大きな新事業などを引き受けましょう。今まで以上に多くの責任を受けたり、給与アップや昇進を打診しても良いでしょう。
    • 新しい趣味を作りましょう。楽器を習ったり、外国語に挑戦してみましょう。物語や日記を書き始める人もいます。
    • この世界を探検しましょう。旅に出て新しい人と出会い、大自然を歩きましょう。(もちろん必要な安全措置はとるようにしましょう。)
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    新たな恋愛に自分の心を開く 別れを経験した直後は、感情的な問題から「リバウンド恋愛」に陥ってしまわないよう。たいていの場合1~2か月は新たな恋愛を一休みすると決めておくのが最善です。しかし、少し休みを挟んだのであれば、新しい人に目を向け、会話をし、好きになっても大丈夫です。初めのうちは胸が痛んだり落ち着かない気持ちになるかもしれません。これは当然な反応です。これまで頻繁に話し、見慣れていた相手の離脱症状が出ているような状態であると考えましょう。時が経つとともに薄れていきます。
    • 新たな人が現れたら、その人を受け入れましょう。再び傷つくことをあまりに恐れ今を楽しめなくなってしまうことのないようにしましょう。少しときめいただけだとしても、新しい人に対して何らかの感情が芽生えたのは喜ばしいことです。
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    今を生きる あなたや相手がこれまでどんなにひどい失敗を犯してきたにかかわらず、過去を変えることはできません。既に起きてしまったことなのです。このことと折り合いをつけることは簡単ではありません。なかには過去を手放すことをとても恐れている人もいます。しかし、過去に愛していた人のことよりも今の自分のことを考えられるようにならない限り、本当の意味で前に進むことはできないでしょう。
    • これは時間を要するので焦らないようにしましょう。別れた相手のことを考えないようになるまでには、しばらく時間がかかるかもしれません。それでも、自分自身のことに集中して、うつや悲観的な考え方に屈してしまわない限り、いずれ過去を手放せる日がやって来るでしょう。
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    未来を見据える 二度と幸せにはなれないと感じることもあるでしょう。しかし時が経つにつれて、そのような考えは徐々に非合理的に感じられるようになります。事実、明るい未来を楽しみにすることは常に可能なのです。常に新たな出会い、これまでにない経験、輝かしく新しい日々が待っています。あなたの幸せは過去に起こったことで定義されるわけではありません。これから起こることによって決まるものです。
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    別れた相手の記憶を徐々に薄れさせる 時はあらゆる傷を癒します。別れた直後は、相手に会いたいと考えずには1分たりとも生きていられないかのように感じるものです。しかし、ゆっくりと、1週間、1か月と経過するうちに、このような気持ちになる頻度が減っていきます。最終的に丸一日、別れた相手に関する悲しい気持ちを思い出さずに過ごせるようになるでしょう。つまり「悲しくなり忘れた」状態になります。この時がきたら、大きなことが達成できたと考えましょう。ついにやりました!残りの人生が待っています。
    • その一方で相手を思い出すことを完全にやめる必要があるわけではありません。その人との思い出を大切に胸にしまっておく場合もあるでしょう。しかし、こうした思い出が日常の生活に介入してしまうのは問題です。例えば何年も前に亡くなってしまった大好きだった親せきを思い出すときのような、優しさと懐かしさを想起させる程度の思い出であるべきでしょう。
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ポイント編集

  • 自分にとって唯一の完璧な人、つまり「運命の人」がいるという考え方にとらわれないようにしましょう。これはとても非現実的です。誰にでもふさわしい相手は複数いるものです。その中に完璧な人は一人としていません。なにかしらの短所があるものです。別れてあなたの心を傷つけた相手もまた運命の人ではありません。次の相手(また、その次の相手)に出会い、愛せるでしょう。
  • 相手のことを「忘れる」ことが痛みに対する良い療法のように感じられる一方で、この関係から学んだこともすべて忘れてしまう必要は必ずしもありません。否が応でも、この関係は今日のあなたを織りなすベースの一部です。上手くいったこと、いかなかったことから学び、次の関係をより良いものにすることが肝心です。
  • 1か月ほど経過してもいっこうに気分が上向かないようであれば、うつ病の可能性もあります。医師やカウンセラーに相談しましょう。自分に必要な助けを得るのはとても自然なことです。
  • 誰かのことを真剣に愛しているのであれば、その相手が自分ではなくても幸せを願えるものだということを忘れないようにしましょう。愛とはそのようなものです。当人の幸せを何よりも大切に感じられるようになります。自分もまた自分の人生を歩み、前に進みましょう。

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