初めてタンポンを使う方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

初めてのタンポンの装着には、怖いイメージや不安が付きものかもしれませんね。ただ、正しい方法を知っていれば、タンポンの使用は想像よりずっと簡単なことなのです。正しい使い方を学びましょう。

パート1(全3パート):タンポンを装着する

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    タンポンを購入しましょう。タンポンを選んで買うまでは複雑な道のりのように思えますが、きちんと選び方を知っていれば緊張することもありません。手軽に手に入る有名なものには、ユニ・チャーム社のソフィソフトタンポンがあります。ソフィシリーズのナプキンやパンティライナーと同じブランドです。使い慣れたナプキンと同じブランドのものを使うと安心でしょう。他にもタンポンにはいろいろな種類があります。選ぶポイントは主に、アプリケーターの素材、吸収できる経血量、アプリケーターの有無、の3つです。選び方を見ていきましょう。
    • アプリケーターの素材で選びましょう。紙製のアプリケーターのものと、プラスチック製のアプリケーターのものがあります。紙のアプリケーターはトイレに流すことができるというメリットがありますが、きちんと流れるか確かでないトイレでは流すのを避けるべきでしょう。また、プラスチック製の方が使いやすいという声もあります。どちらも試してみて選ぶのもよいでしょう。日本のドラッグストアなどで一般に手に入りやすいものは、プラスチックのアプリケータータイプです。
    • アプリケーターの有無で選びましょう。アプリケーター付きのタンポンが多い中、アプリケーターのないものも販売されています。慣れないうちは、アプリケーター付きのものの方がずっと扱いやすいでしょう。アプリケーターの無いタンポンは、フィンガータイプと呼ばれ、自分の指で直接膣内に押し込んで装着するため、正しく装着するのが難しいと感じるかもしれません。メリットとしては、アプリケータータイプと比べとても小さく、持ち運びに便利な点があり、衛生面に気をつければ、ポケットに入れてしまうこともできます。
    • 経血量に合ったタンポンを選びましょう。最もよく見られる種類は「普通の日用」のレギュラータイプと「多い日用」のスーパータイプでしょう。一般に、まずは普通の日用の使用感に慣れてから吸収量の多いものを使ってみるとよいでしょう。吸収量の多いタンポンほどサイズが大きくなりますが、必ずしも使いにくくなる訳ではありません。または、生理の始めのうちは普通の日用を装着して過ごし、経血量が増えてきたら多い日用を使うようにする方法もあります。経血量が落ち着いてきたらまた吸収量の少ないタンポンを使うようにします。吸収量によって様々な種類のものがあるので、うまく使い分けると便利です。
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    タンポンの装着は経血量が普通か、多いときにしましょう。経血量については必須条件ではないものの、生理が始まったばかりで経血がまだ少ないときに比べ、膣への挿入がスムーズにいくことが多いです。経血量が多い方が、膣壁が潤っていて挿入しやすいでしょう。
    • 生理中ではないときにタンポンの装着を練習したいという人もいますが、膣内へタンポンを挿入しにくいと感じるかもしれません。特にこれといった悪影響はないものの、実際に生理が来たときまで待ってもよいでしょう。
    • お母さんやおばさんに手を借りるなんて耐えられないという人もいるでしょう。ただ、自分でうまく装着できない場合、または単に怖くてできそうにない場合、信頼する女性の力を借りるのが一番です。
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    手を洗いましょう。タンポンを装着する前には手を洗い、タンポンやアプリケーターがきれいな状態のまま扱うことが大切です。膣内に挿入するものですから、雑菌が入って感染症が起こったりしないよう、清潔にします。
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    乾いた手でタンポンの個包装を開けましょう。手が濡れていれば乾かします。包装の上部を切って開け、包装は捨てましょう。タンポンを手にして緊張するかもしれませんが、その必要はありません。もし床に落としてしまったら、新しいタンポンでやり直しましょう。もったいないからといって落としたタンポンを使うのは、衛生的に危険です。
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    リラックスした姿勢であれば座っても立っても装着できます。トイレの便器に座った姿勢が挿入しやすいという人もいれば、立って中腰の姿勢がいいという人もいます。タンポンを使い慣れるにつれ、自分の装着しやすい姿勢が分かるでしょう。膣口の位置が分かりやすいように、便器かバスタブの縁に片足を乗せて挿入することもできます。
    • 緊張は仕方ないことですが、リラックスできると挿入しやすくなります。
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    利き手でタンポンを持ちましょう。タンポンの中央、アプリケーターの太い筒に細い筒が押し込まれる部分を持ちます。アプリケーターの太い方を上向きに、ヒモは下に垂れるように体から離れた方に向けて持ちましょう。親指と中指でタンポンの中央を持ち、人差し指をヒモが出ている方の先に沿えましょう。
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    膣口を見つけましょう。前から尿道口、膣口、肛門の順に3つの孔があり、膣口は尿道口と肛門の間にあります。尿道口が見つけられれば、膣口はその数センチ後ろにあります。探しながら手に血が付いても、よくあることなので気にすることはありません。
    • 空いている手で、膣口を覆う陰唇を開くとタンポンを膣口にあてやすいという人もいます。陰唇の形にもより、この手順を踏む必要のない人も多いでしょう。
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    膣口にタンポンをそっと当てます。位置が分かったら、膣口にタンポンの先を当て、少しずつ挿入します。アプリケーターの太い筒が膣内に入り、持っている指が膣口に当たるところまでゆっくり挿入しましょう。
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    人差し指でアプリケーターの細い筒を押し込みます。太い筒の中に細い筒が重なり、アプリケーターを持つ指と膣口に触れるところまで押し切ります。アプリケーターはタンポンを正しく奥まで挿入できるように補助してくれるものです。細い筒を太い筒の中から押し出すイメージで装着します。
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    親指と中指でアプリケーターを抜き取ります。タンポンを膣内に挿入できたら、アプリケーターを取り出します。親指と中指で膣からアプリケーターを抜き取りましょう。タンポンのヒモは膣口から外に出ている状態です。
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    アプリケーターを処分しましょう。プラスチック製のアプリケーターであればゴミとして捨てます。紙製なら、説明書に従ってトイレに流せることを確認するか、確かでなければゴミとして捨てましょう。
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    タンポンとパンティライナーを併用するのもよいでしょう。必須ではありませんが、タンポンが吸収量いっぱいまで経血を吸った後、漏れてしまう経血を受け止めるためにパンティライナーを着けている女性も多くいます。定期的にトイレで確認し、必要に従ってタンポンを交換していれば経血が漏れることはないものの、パンティライナーを併用するとより安心感があるでしょう。薄いパンティライナーなら、着けていても違和感はほとんどありません。
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パート2(全3パート):タンポンを取り出す

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    装着後、違和感がないことを確認しましょう。違和感があるなら、正しく装着できていないということです。正しい位置に挿入できていれば、タンポンが入っている感覚はしません。違和感があるとき、タンポンが浅い位置にある感覚のするときは、取り出しましょう。うまく挿入できていないと、吸収体が膣口から外に見えてしまっている場合もあります。取り出して新しく装着しなおしましょう。
    • タンポンを正しく装着していれば、走ったり、長く歩いたり、自転車に乗ったり、泳いだりと、どんな運動でも違和感なく行えます。
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    必要に応じてタンポンを取り出しましょう。タンポンは最長6~8時間の装着が可能ですが、経血量が多ければそれより早く取り出す必要があります。タンポンに慣れないうちは特に、1、2時間置きに取り替えるべきか確認しましょう。膣口辺りを拭くと血が付いたり、便器に血が垂れるようなら、吸収量いっぱいのサインです。取り替えましょう。血が漏れてくる場合、正しく挿入できていないことも考えられます。取り出して装着しなおしましょう。
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    タンポンを捨てましょう。説明書にトイレに流せると書かれているタンポンもありますが、トイレに詰まって修理が必要になるなんて心配のないよう、捨てるのが無難でしょう。タンポンはトイレットペーパーで包んで捨てます。公共のトイレでは個室内の床や棚の上に設置されているサニタリーボックスに捨てましょう。
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    8時間置きに、または必要に応じてもっと早い時間でタンポンを交換しましょう。着けていたタンポンを外したら、すぐに新しいものを装着して構いません。就寝時はタンポンを使わない女性も多く、睡眠時間が8時間以内でなければタンポンは避け、夜用のナプキンを着けるとよいでしょう。
    • ヒモが経血で濡れていたら取り換えのサインです。
    • タンポンを取り出そうとしてもスムーズに出てこないときは、まだ経血の吸収量に余裕があります。8時間経っていなければ、交換の必要はありません。また、用意があれば、次からは吸収量の少ないタイプのタンポンを使うのもよいでしょう。
    • 8時間以上の装着はトキシックショック症候群(TSS)を引き起こす恐れがあります。TSSはごく稀な急性疾患ですが、タンポンの長時間の使用により、死に至る重篤な症状が起きる可能性もあります。指定より長時間タンポンを装着していた後に、発熱、発疹、嘔吐といった症状があれば、すみやかに適切な医療処置を受けましょう。
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    経血量に合ったタンポンを選びます。必要より少ないくらいの吸収量のタンポンを使うのがよいでしょう。まずは普通の日用で様子を見て、4時間以内に取り換える必要があれば、吸収量の多いタンポンに切り替えます。生理の終わりに近づき、経血も落ち着くにつれ、最も吸収量の少ないタイプのタンポンを使うようにしましょう。生理の終わり近くは、タンポンを挿入しづらいと感じるかもしれません。生理が終われば、タンポンの使用を止めます。
    • 生理が完全に終わったか不確かなら、もう1日パンティライナーを着けて過ごしましょう。
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パート3(全3パート):正しい知識を得る

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    タンポンが体内に取り残されることはありません。タンポンのヒモは丈夫で、タンポン全体に通っています。外れることはありません。ヒモはタンポンの先に貼り付いているのではなく、全体を繋いでいるため、ヒモだけが取れてしまうことは絶対にありません。タンポンを手に取って、しばらく力いっぱいヒモを引っ張ってみても、抜けることはあり得ないと分かるでしょう。ヒモが取れてタンポンが膣内に残ってしまうのではと恐れる声はよく聞かれますが、まったく心配いりません。
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    タンポンを装着中でもおしっこはできます。何年もタンポンを使いながら、装着したままおしっこはできないと思っている人がいるものですが、そんなことはありません。タンポンを挿入するのは膣口、尿が出るのは尿道口であり、2つは近くとも異なる孔です。タンポンが膀胱を塞ぐとか、尿を通さないということはあり得ません。また、おしっこをするとタンポンが出てきてしまうということも、起こりえないことです。[1]
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    タンポンの使用に年齢制限はありません。16歳や18歳以上でないと使えないものではなく、正しい使用法さえ分かっていれば、何歳からでも安全に使用することができます。
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    タンポンを挿入して処女が失われるなどということはありません。セックスの経験がある女性のみがタンポンを使えるとか、セックスの経験がないのにタンポンを使うと処女を失うと考える人がいますが、これは完全な間違いです。まれにタンポンの使用によって処女膜が破れたり伸びたりすることは考えられますが、セックス以外のことで「処女を失う」ことはありません。セックスの経験の有無に関わらず、タンポンは有効な生理用品です。[2]
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    タンポンは健康を害するものではありません。タンポンの使用が膣カンジダを引き起こすという噂がありますが、間違っています。女性が生理の時期に膣カンジダになりやすいことから、同じく生理期間中に使用するタンポンの所為ではないかという考えが噂の真相であり、科学的にタンポンが膣カンジダを引き起こすと証明されている訳でもありません。[3]
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ポイント

  • 初めから正しく装着できるとは限りません。緊張するかもしれませんが、リラックスするほどタンポンは挿入しやすいでしょう。
  • タンポン装着の前にトイレで用を済ませた方がリラックスできます。
  • 必要なら、ためらわず信頼する大人に手伝ってもらいましょう。
  • 膣口の位置が自然と分かるようになるまでは鏡を見て確認するとよいでしょう。慣れるまで回数を要します。空いている手で膣周りを引っ張ってみると見つけやすくなるかもしれません。
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注意事項

  • 8時間以上の装着はトキシックショック症候群(TSS)を引き起こす恐れがあります。TSSはごく稀な急性疾患ですが、タンポンの長時間の使用により、死に至る重篤な症状が起きる可能性もあります。指定より長時間タンポンを装着していた後に、発熱、発疹、嘔吐といった症状があれば、すみやかに適切な医療処置を受けましょう。
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必要なもの

  • 生理用タンポン
  • 生理や性器について正しい知識を学べる書籍
  • タンポンの取扱説明書
  • 生理用ナプキン

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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: 健康

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