傷ついた言葉から立ち直る方法

共同執筆者 Tasha Rube, LMSW

英語には「棒や石が骨を折ることがあっても、言葉は決して私を傷つけない」という子供のころに教わる教訓がありますが、それは決して真実ではありません。他人から侮辱的な呼ばれ方をされたり、能力をけなされたりすれば、そうした言葉は打撃になります。それらの言葉の持つ力を和らげ、自尊心を高め、心の傷を癒す方法を学びましょう。

3の方法1:
傷ついた言葉に対処する
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    個人的にとらえないようにしましょう。そうした言葉は、言った人に対して向けられたものであって、あなたに対するものではありません。傷ついた人が、傷つく言葉を使って他人を攻撃することは時々起こり得ます。どんな人でも、時としてこうしたことをするものです。ほとんどの場合何も考えずに言ってしまい、後で後悔することさえあります。[1]
    • 誰かに傷つくことを言われたら、その人自身が傷ついているかもしれないということを思い出しましょう。その言葉を個人的にとらえるのではなく、代わりに思いやりの心を向けましょう。
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    傷つく言葉を言った人の良さを認めましょう。誰かに傷つくことを言われたら、その言葉ではなく、相手の良さを認めるように、穏やかに対応しましょう。相手は、あなたを傷つける意図でそういう言い方をしたのかもしれないし、そうではないかもしれません。いずれにせよ、このように対応すると、その人は恐らく不意を突かれ、そうした言葉を言わなくなり、あなたにどんな影響を与えてしまったか考えるかもしれません。
    • 例えば、「あなたみたいな良い人に、こんな酷いことを言われるのはショックだ」という風に返すことができます。
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    くよくよ悩む時間に期限を設けましょう。傷ついた言葉にずっとくよくよ悩むよりも、いつまで思い悩むか期限をつけましょう。決めた期限まで痛みを感じたらあとは手放します。[2]
    • 例えば、いつもなら、こうした言葉を何時間も何日も頭の中で巡らせているかもしれません。それに、10分程の制限時間を設けることから始めてみましょう。その言葉でどんな気持ちになったか、苦痛だったならそう認めましょう。制限時間が来たら、そうした気持ちを抑えて再び囚われないようにします。
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    文字に書いてその紙を破棄しましょう。あなたがより実践的な人なら、傷ついた言葉を書いた紙を捨てるという行為で、言葉の持つ力を払拭することができるかもしれません。傷ついた言葉を一枚の紙に書き出します。それをびりびりに破いたり、燃やしたり、鉛筆やペンでぐちゃぐちゃに塗りつぶす等しましょう。[3]
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    ポジティブな言葉に置き換えましょう。傷ついた言葉を自分自身のポジティブな言葉に置き換えて、ネガティブな言葉の衝撃を緩和しましょう。この方法は、自分の頭の中でネガティブな言葉を取り消して、よりポジティブで元気の出る言葉で補うので、効果的に作用します。[4]
    • 例えば、誰かに「ブス」と言われたとしたら、「私という存在はこの宇宙で私しかいない。だから私は特別で代わりになる人は誰もいない」と自分に言い聞かせることで、その言葉を置き換えることができます。
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3の方法2:
自信を取り戻す
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    傷ついた言葉を強くなる種にしましょう。この状況はどのようにあなたを試していますか?傷ついたその言葉をよく査定し、それを有意義な行動に結びつけられるか考えてみましょう。なぜその言葉に傷ついたのか、それに対して何ができるか、自問してみると良いでしょう。[5]
    • 例えば、誰かに「君は弱い」と言われたとします。あなたもそうだと思っているなら、気分を害したり怒りを感じたりするかもしれません。でも、自分の身を守る方法や精神を強化する方法を学ぶ等して、行動を起こすならば、同じ言葉に再び傷つくことを避けられます。
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    自分自身の経験と視点を用いて他人を助けましょう。思いやりのない言葉は、たいてい苦痛や不安を抱えている人から発されるものです。その人が抱えているかもしれない問題を考えてみましょう。そして、その人のためにできること、言ってあげられることはないか考えてみます。冷酷な言葉や思慮に欠ける言葉で傷ついた人たちに、手を差し伸べ助けてあげれば、自分に対する自信も高めることができます。
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    自分自身の意見を最優先しましょう。自分についてどう思うかを他人に決めさせてしまう時、あなたの自信は常にグラグラしている状態です。他人があなたをどう思っているかに重きを置くのは止めましょう。そうではなく、一番大事にすべきなのはあなた自身の意見です。[6]
    • 例えば、誰かに「君は決して大物にはなれない」と言われたとします。でもあなたが心の底でそう思わないのなら、自分が信じることを言い聞かせましょう。「それは違う。私は偉大な人物になる運命だ」と自分自身に言うのもいいでしょう。
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    何かを達成してもっと自信をつけましょう。自分自身と自分の能力についてあなたがどう思っているかは、あなたの自信と密接に繋がっています。自信を高めるには、もっと挑戦していくことです。成し遂げたい目標や課題を考えてみましょう。そしてそれを、一つずつ達成できるような小さなステップに分割しましょう。[7]
    • 例えば、経済的に独立したいのなら、まず仕事に就くことから始めます。次に、収入に見合う住居を探します。それから長期的に利益を得られるように貯蓄用の口座を作ったり、株に投資する等します。
    • 各ステップを着実にこなしていくと、もっと自信を感じられるようになり、自分には新しいことに挑戦する力があるという信念が強まります。
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    深呼吸して活力の増すマントラを繰り返し唱えましょう。深呼吸はリラックスを促すのに最適な方法です。このエクササイズは、アファーメーション(自己肯定の言葉を宣言すること)を唱えながら行うと、自分と自分の能力に自信をつけることができます。[8]
    • 例えば、鼻から息を深く吸いながら、「自分への自信と信頼を取り込みます」と心の中で唱えます。そして数秒間、息を止めます。次に息を吐きながら、「マイナス思考と自分への不信感を吐き出します」と心の中で唱えます。
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3の方法3:
傷ついた言葉から立ち直る
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    自分を愛することを日常的に練習しましょう。心が満足することを怠っていると、傷跡が痛みやすくなります。愛情をもって自分に優しくすることで、他人から受けたネガティブな言葉や態度の持つ力を和らげましょう。自分に優しくするには、色んな形があります。あなたが一番楽しめるポジティブな活動リストを作ってみましょう。そして、毎日その中の何個かを必ず実行すると決めましょう。[9]
    • 例えば、自分のために健康的な食事を作ったり、湖畔を愛犬と散歩したり、寝る前に瞑想するのも良いでしょう。
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    経験から学びましょう。争いごとや苦痛な経験からは、必ず何か学べることがあります。最初に心に傷を受けてからしばらく経ち、歩き出せるようになったら、何が起きたのかじっくり考えてみる時間を設けましょう。以下のようなことについて考えてみます。
    • 冷酷な言葉を誘発してしまった原因として、相手の人生、またはあなたとその人の関係に何が起きていたのか?
    • 表現がとげとげしかったり、何のためにもならない言われ方をされたとしても、その言葉の中に、あなたにとって得るところのある真実が含まれていなかったか?
    • 誰かにまた同じようなことを言われたら、今度はどんな風にうまく対処できるか?
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    ポジティブな人たちと交流しましょう。ポジティブな人はポジティブな波長を、ネガティブな人はネガティブな波長を持つものです。あなたを批判したり過小評価したりするネガティブな人たち、好ましくない人たちと過ごす時間を減らしましょう。あなたの能力を評価し支えてくれる人たちと共に時間を過ごしましょう。[10]
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    楽しめることをしましょう。傷ついた言葉から立ち直る良い方法は、自分が楽しめる活動に加わることです。趣味を身に付け、同好会やグループに新しく参加したり、昔やめてしまったことをもう一度始めてみましょう。一日または一週間のスケジュールの中で、笑顔になれることをする時間をもっと増やしましょう。[11]
    • 例えば、学習意欲を追求したり、自分の得意なスキルを他人に教えたり、裁縫やガーデニングの知識を深める等があります。
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    周りの人にお返ししましょう。人のためになることをして、自分自身の精神的な癒しを促しましょう。あなたの暮らしの中、そしてコミュニティにいる人たちと、よりポジティブな交流を持つようにしてみましょう。
    • 愛する人に感謝を表したり、あなたが素晴らしいと思うところを伝える等して、ポジティブな付き合い方をしましょう。例えば、「とても助かっているよ。君がいなかったらどうしていいかわからないよ」と声をかけてもいいでしょう。[12]
    • 近所の人の庭仕事を手伝ったり、喫茶店で後ろに座っている人のランチ代を払ってあげる等、思いつきで人に親切にすることもできます。また、ボランティア活動やチャリティーへの募金等を通して、所属する自治体の中で良い波長を広めることもできるでしょう。
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    日記をつけて自分の気持ちをより理解しましょう。自分の考えを書き表すと、自分の内側で何が起きているのかがよくわかります。加えて、傷ついた言葉を書き出すことで、気が滅入るのを防ぐことができます。毎日2〜3分から、日記をつける習慣を始めましょう。[13]
    • 一日の出来事を書いたり、オンライン上の日記サービスを使ってそれに入力したり、有難く感じたことを何個かメモする等してもいいでしょう。
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このwikiHow記事について

認定ソーシャルワーカー(修士)
この記事はTasha Rube, LMSWが共著しています。 ターシャ・ルーブはミズーリ州在住の認定ソーシャルワーカーです。2014年にミズーリ大学にて社会福祉学の修士号を取得しています。

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