保湿剤を塗る方法

共同執筆者 Jennifer Boidy, RN

保湿剤には様々な効果があります。環境要因から肌を守るだけでなく、肌に潤いを与えて健康的な見た目と状態を維持します。ただし、体の部位別に異なる保湿剤が存在します。顔用の保湿剤は日常的な環境から肌を守ることを目的としている一方で、目元用保湿剤は薄く繊細な目元の皮膚に特化しています。一般的に、どちらの保湿剤も毛穴を塞ぐことがないよう水性の成分が用いられています。ボディローションは対照的で、手や足のようにカサつきやすい部位に対応するために油性の成分が用いられていることもあります。

4の方法1:
顔に保湿剤を塗る

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    顔用保湿剤を用いる利点を理解する 保湿剤は肌にたくさんの効果をもたらします。顔に塗ると肌がふっくらとし、しわやほうれい線が目立ちにくくなります。また、高温や風といった天候的な要因から肌を守ります。恐らく最も重要なのが、水分が浸透することで肌の潤った状態が続くという点でしょう。[1]
    • 有害な紫外線から肌を守るためにSPFが含まれている顔用保湿剤もあります。SPFの数値を元に、どれほどの時間、日光を浴びていても肌が焼けてしまうことなく過ごすことができるかという大体の目安を把握することができます。[2]
    • 昼用と夜用の保湿剤を分けて用いる場合、SPFは昼用に含まれているでしょう。すでに保湿剤に配合されていることから、通常のSPFなしの保湿剤を塗る時と使用方法は変わりません。
    • SPF配合の保湿剤は通年使用しましょう。時期や天気に限らず肌は紫外線によるダメージを受ける可能性があります。長年紫外線を浴び続けていると、皮膚がんのリスクも高まります。[3]
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    まず洗顔をする 保湿剤を塗る前に必ず洗顔をしましょう。洗顔をして保湿剤を塗るというお手入れを1日2回、朝晩に行うと良いでしょう。洗顔料をしっかりと洗い流し、タオルで水分を拭き取り肌が乾いてから塗ります。[4]
    • 保湿剤の前のスキンケアも必要に応じて手順に含みましょう。保湿剤の吸収が高まります。
    • 洗顔をする際はぬるま湯や温水を用いましょう。水温が高過ぎると肌が乾燥します。
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    保湿剤を適量手に取る 製品ごとに推奨される1回の使用量が明記されています。薄くさっぱりとした保湿剤は肌への浸透が早いものの、1回の使用量が増えます。濃厚な保湿剤(クリーム)は少量で広範囲に塗ることができます。
    • 顔用の保湿剤には様々なボトルや容器入りのものがあります。ポンプ式の容器入りの製品であれば、ポンプを押して適量を手に取りましょう。ジャー容器入りであれば、フタを開けて内部に指を入れて適量を取り出しましょう。
    • まず少し塗り、必要に応じて量を調整しましょう。製品に明記されている使用量はあくまでも参考です。厳密に合わせなければならないということではありません。
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    顔の複数個所に保湿剤をのせる 利き手の人差し指と中指を使い、乾燥が目立つ箇所に保湿剤をのせていきましょう。額、頬、鼻、さらに首が含まれます。
    • 上記の中に個人的にベタつきやテカりが気になっている部位があれば、その部位には保湿剤をのせないようにしましょう。
    • 保湿だけでなく洗顔の過程でも首のお手入れを忘れないようにしましょう。胸元が大きく開いたシャツなどを着る際は胸元の肌も同様のお手入れをしましょう。SPF配合の昼用保湿剤も重要です。胸元の肌も日光によるダメージを受けています。
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    顔全体に保湿時剤を塗って伸ばす 両手の人差し指と中指を使って上と外に向かって保湿剤を伸ばしていきましょう。円を描くようにして肌に染み込ませます。首元から開始して徐々に額を目指すと簡単かもしれません。
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    保湿剤が浸透してからメイクをする 保湿剤を塗って伸ばすことができたら、1~2分待って乾かしましょう。乾いたことを確認してから、メイクを含むその他のスキンケア用品を用いましょう。[5]
    • 日焼け止めを保湿剤と分けて塗る場合は、保湿剤の後に塗りましょう。また、毛穴を塞いでしまわないよう、必ず顔用の日焼け止めを選びましょう。
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4の方法2:
体に保湿剤を塗る

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    最低でも1週間に1度は角質を除去する 最低でも1週間に1度はヘチマ、タオル、ボディスポンジなどを使って入浴中に角質を除去しましょう。角質を除去すると肌の最も外側にある死んだ皮膚細胞の層(そのまま剥がれずに残りがちです)も取り除くことができます。その結果、保湿剤の浸透が良くなります。
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    保湿効果のあるせっけんやボディソープを使う 入浴時は、保湿効果のあるせっけんやボディソープで体を洗いましょう。製品のラベルに記載されている情報に目を通し、保湿成分が含まれているか確認しましょう。[6]
    • 入浴中にオイルを肌に塗り、できる限り洗い流してから浴室を出るという方法もあります。保湿効果が高い一方で、余分なオイルを残さないので服に染みがついたり足元が滑りやすくなるといった悩みも解消されます。[7]
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    水温に注意する 手洗いをしている際も入浴時も、水温が高過ぎないことが重要です。熱い湯を用いると肌の加齢が加速し、ぬるま湯を用いる時以上に速く乾燥してしまいます。[8]
    • プールで泳いだり湯船に浸かった後は普段以上に肌が乾燥していることに気がつくかもしれません。プールの水は何度も繰り返して使用するため、バクテリア除去を目的として化学薬品が用いられていることが原因となっています。多くの自治体も少量ではあるものの処理水にこうした薬品を混ぜています。たとえ少量であっても長時間さらされていると肌は乾燥します。つまり入浴はできる限り手短に済ませたほうが良いでしょう。
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    入浴後に保湿剤を塗る 体の場合は一般的に肌が湿っている状態で保湿剤を塗ると効果が最も高まります。入浴直後が最適でしょう。タオルを使って余分な水分を優しく拭き取り、保湿剤を塗り込みましょう。[9]
    • 洗っていない状態で保湿剤を塗ることももちろん可能ですが、湿っている状態の方が効果が高まるでしょう。
    • 素早くしっかりとした手つきで塗っていきましょう。[10]
    • 手、肘、膝、足といった最も乾燥しやすい部位は特に入念に塗り込みましょう。
    • 入浴後に足の保湿を行う場合は、塗った後に滑りやすくなるので注意しましょう。タイルやフローリングの床の上を歩く際は靴下やスリッパを履きましょう。
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    保湿剤でなくオイルを用いる 保湿剤として製造されている製品以外を用いて体に潤いを与えることも可能です。例えば、ココナッツオイルやオリーブオイルを用いても保湿剤と同じ、あるいはそれ以上の効果を期待することができます。[11]
    • オイルを用いる際は、最後に余分なオイルを拭き取るようにしましょう。
    • 衣服にオイルが付着して染みが残る可能性もあります。そのため、就寝前に塗って上からパジャマを着るのが賢明でしょう。
    • ボディバターを試してみるのも良いでしょう。オイルの様に天然由来の油性保湿成分が含まれています。
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    就寝前にハンドクリームを塗る 手は一日を通して厳しい環境にさらされています。例えば、手肌の自然な油分やせっかく塗ったハンドクリームは手を洗う度に流れてしまいます。[12]
    • 就寝前はハンドクリームを多めにつけ、数分間かけてしっかりと塗り込みましょう。
    • 手を洗う度にハンドクリームを塗り直せば、保湿効果も途切れないでしょう。
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4の方法3:
目元クリームを塗る

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    目元には目元専用のクリームを塗る 目元の皮膚は他の部位よりも薄く繊細なので、専用の製品を使ってケアをすることが大切です。目元用クリームはこうした用途に特化しています。メイクを除いて目元に塗るのは、目元用クリームだけにしましょう。[13]
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    目元用クリームは指で塗る 利き手の中指あるいは薬指を用いて塗るようにしましょう。これらの指は普段から最も使われず、優しく肌に触れることができるからです。[14]
    • ポンプ式の容器に入っている目元用クリームを使う場合は、指先に少量取り出し、必要に応じて足しましょう。ジャー容器に入っている製品であれば、フタを開け、指を容器の中にいれて必要な量を取り出しましょう。
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    目の下にクリームをのせる 中指あるいは薬指で目の下にクリームを優しくのせましょう。まつ毛よりも1~1.5 センチほど下の位置が目安です。目頭から目尻に向かってポンポンとのせていきます。[15]
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    クリームを馴染ませる 同じ指を使って目元用クリームを肌に馴染ませます。クリームが目の中に入って炎症を起こしてしまわないよう、まつ毛のすぐ近くには塗らないようにしましょう。[16]
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    クリームをまぶたに塗り込む 引き続き同じ指を使い、少量のクリームを眼窩骨に沿うようにしてまぶたにつけましょう。まぶた全体に塗り込む必要はありません。骨に沿って眉毛の下に塗れば十分でしょう。[17]
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    クリームが乾いてからメイクをする 目元用クリームを馴染ませることができたら、1~2分待ってメイクをするようにしましょう。リキッドタイプのメイク用品を用いる場合は特に、肌が湿っていると失敗することもあるので、しっかりと乾かすようにしましょう。[18]
    • 1日の終わりにメイクは落としましょう。最後に洗顔をして就寝しましょう。
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4の方法4:
自分に合った保湿剤を選ぶ

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    自分の肌質を把握する 保湿剤は肌質別に商品展開されています。また、体の部位によって肌質が異なる人もいるでしょう(顔はオイリー肌で脚は乾燥肌、など)。つまり、部位の肌質に合わせて保湿剤を用意することが大切です。下記を参考にしましょう。[19]
    • ノーマル肌:自然な保湿バランスを維持することのできる肌です。軽い付け心地の水性成分を用いた保湿剤を選び、さっぱりとした見た目を維持しましょう。
    • 乾燥肌:乾燥している、あるいはかなり乾燥している肌を指しています。ひび割れが生じてしまうこともあります。油性成分を用いた濃厚な保湿剤を用いて適切に潤いを与えましょう。
    • オイリー肌:肌の一部あるいは複数部位がベタつきやすい状態を指しています。顔に見られるのが一般的です。オイリー肌はニキビやふきでものの原因にもなります。違和感があるかもしれませんが、オイリー肌も洗顔後は特に、しっかりと保湿する必要があります。ただし、毛穴がふさがれないよう、かなり軽い付け心地の水性成分が用いられた保湿剤を使いましょう。
    • 敏感肌:敏感肌は炎症を起こしやすく、肌に合わない製品を用いると赤身や痒み、場合によっては湿疹が生じることがあります。敏感肌にも適した成分が用いられている保湿剤を使い、炎症をできる限り防ぎましょう。無香料、無着色であることも重要です。
    • 年齢肌:肌は加齢とともに油分の生成が低下し乾燥しやすくなります。抗酸化成分やフルーツ酸(AHA)が配合された保湿剤で潤いを維持しましょう。
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    その他の重要な点も考慮する 年齢肌のシワやほうれい線の見た目を和らげることを目的とした製品もあれば、ニキビといった症状を改善する成分が含まれている製品もあります。自分の肌の状態に最も合った製品を選びましょう。[20]
    • 肌の状態は季節によって変化するかもしれません。冬は乾燥しやすく、夏はノーマル肌という人もいるでしょう。あるいは、妊娠や閉経といった体の変化の影響を受けることもあります。状況に合わせて保湿剤も変えましょう。
    • 保湿剤の質と価格は必ずしも比例していません。
    • 試してみた保湿剤が肌に合っていないのであれば、他の製品も試し、最適なものを見つけましょう。
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    唇のケアも忘れない 唇も肌で構成されています。つまり、美しい見た目を維持するために保湿が欠かせません。保湿効果の高いリップクリームを用いることで、柔らかく、ふっくらとさせましょう。リップクリームは外出時も携帯し、必要に応じて塗り直しましょう。口紅の下に塗ることもできます。[21]
    • 唇も日焼けをします。SPFが配合されたリップクリームを用いましょう。
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    加湿器を用いる 冬場は特に空気が乾燥し、肌の水分も奪われているように感じます。こうした時は加湿器を使ってみましょう。加湿器付きの暖房装置も市販されていますが、1部屋ずつ設置するタイプのものを用意してもよいでしょう。[22]
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    手を洗うたびにハンドクリームを塗る 手は1日中酷使されています。手を洗うと、せっかく塗った保湿剤が流れてしまうだけでなく、手肌に潤いを与える自然な油分も失われます。手を洗う度にハンドクリームを塗り直すことを習慣にして、柔らかな肌を維持しましょう。[23]
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ポイント

  • 冬場や曇り空の日でも日中の時間はSPFが配合された顔用の保湿剤を塗りましょう。顔だけでなく、首元や胸元といった肌が日光にさらされる部分にもまんべんなく塗り込みましょう。[24]
  • 2時間おきに程度に日焼け止めを塗り直し、紫外線から肌を守りましょう。
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このwikiHow記事について

正看護師
この記事はJennifer Boidy, RNが共著しています。 ジェニファー・ボイディーはメリーランド州在住の正看護師です。2012年にキャロル・コミュニティー・カレッジにて看護学の準学士号を取得しています。
カテゴリ: 生活習慣

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