依存するのを止める方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

これまでに「相手に求め過ぎる依存タイプ」または「相手に頼ってばかりの甘えん坊タイプ」だと言われた経験がありますか。新しい友情が芽生えたり交際がスタートすると胸が高鳴り、相手の関心を惹きたくて執拗に質問や要求を浴びせ、結果的に相手が遠のいてしまったという経験がありますか。相手からも連絡をもらうのに、それ以上に自分から電話をしたい、メッセージやメールを送りたいと思う自分にハッとすることがありますか。そうだとしたら、既に自分の行為が相手にはしつこく、うんざりするものに写っているかもしれないと、気づいているのでしょう。方法1を参考にしながら自分の依存症の原因を探り、自信を身に着けて自立する方法を学びましょう。

2の方法1:
バランスを見つける

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    自制する 人間関係がどのように発展するのかは、まちまちです。新しい恋人や友達との関係に心が弾んでいるからといって、相手と即「ソールメート」や「永遠の親友」になる必要はありません。新鮮な気持ち、新しい経験を通して味わえる高揚感を大切にしましょう。時間とともに新鮮さは失われます。築いた関係がどのように発展するのかが分からないとイライラするかもしれないですが、同時に期待に胸が踊るはずです。しばらくの間、胸が高鳴る感覚を楽しみましょう。関係を無理やり推し進めるのは避けましょう。楽しみが消え、ストレスも生じます。
    • 金曜の夜にとても楽しい時を過ごすと、その感動をまたすぐに味わいたいと思うかもしれません。しかし翌朝すぐに友人に電話をし、次回の計画を立てようと勇み足になるのは避けましょう。楽しかった時間を反芻し、友達にも思い出に浸る時間を与えましょう。その間次の再会を心待ちに過ごせ、実際に会った時には更に素敵な時間が過ごせるでしょう。
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    過剰に楽観視しない 私達は時として、胸が高鳴り興奮状態になることがあります。それは交際が始まった頃特に、相手を偶像化する傾向があるためです。交際を決めた相手と初めて会う時、友情や関係の素晴らしさを思い描いて夢心地になる傾向があります。しかし、膨らませた期待や夢が現実とかけ離れている場合があります。交際当初は、起きている間はいつも相手と過ごしたいと強く思うかもしれませんが、後に失望に転じる場合もあります。
    • 出会ったばかりの相手も自分と同じ人間で「完璧ではない」のだと肝に銘じましょう。相手が間違いを犯した途端、完璧ではないと知ってショックを受けるのではなく、上手に対処しましょう。また、許すことも覚えましょう。
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    1回ずつのやり取りを練習する 相手とのやりとりをテニスやバレーボールに例えましょう。貴方が最初に行動を起こしたら、それは相手のコートにボールを打ったことを意味します。ボールが返って来るまで待ちましょう。相手の反応を見たいがために、ボールが返って来る前に何回も続けてボールを打ち放ってはいけません。構ってほしいという気持ちが強いと、相手の反応を待つ間神経質になったり不安になったりするかもしれません。そういう気持ちが起こったら、深呼吸をしましょう。相手にメール、メッセージ、留守電など、何等かの形で連絡をしたら、それ以上行動をとる必要はありません。どうしても、もう一度連絡したいという衝動に駆られたら、連絡が来ない理由には色々な可能性が考えられることを覚えておきましょう。次のようなことが考えられます。
    • メッセージが相手にまだ届いていない。
    • 相手が忙しく返事をする時間がない。相手を信頼しているなら、「疑わしきは罰せず」通り、忙しいのだろうと考えましょう。
    • 現時点で、貴方と一緒に出掛ける気にならない。
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    重苦しく振る舞わない どんなに親しい相手とでも四六時中一緒に過ごすとしたら、うっとうしさを覚えます。また、相手がどんなに貴方を愛していても、起きている間中(寝ている間も!)ずっと貴方と一緒に過ごしたいとは思わないかもしれません。貴方が数分でも相手から離れられないとしたら、いつか一触即発の事態を招くかもしれません。難しいかもしれないですが「自制して」相手との距離を置きましょう。数日間趣味に専念し、連絡を取るのを控えましょう。2人の関係は間違いなく改善します。「逢わねばいや増す恋心」という古い格言は真実を得ています。
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    自分に対する興味が無くなった時に相手が見せるサインを認識する 色々な理由で人の興味は失せますが、1つだけ確かなことは、振り向いてと必死にせがんでも相手の心は「決して」変わりません。「粘り強さ」が答えではありません! 相手にとっては、静かに身を引くことが、貴方と面と向かわずに別れを告げる方法なのかもしれません。執拗に迫っても相手の気持ちを変えることはできません。実際、貴方も頭の奥で分かっているはずです。貴方の問いかけに返事を返さない相手に対して、自分の貴重な時間を使う必要はありません。そういう態度に甘んじなければならない理由はありません。
    • 相手が気まぐれで行動しているのかどうかを考えましょう。友情や人間関係を上手に維持できない人が時々います。怠惰で忘れっぽい人もいます。但し、反応がないのは大方の場合い電話のし忘れではなく、彼らの意図です。
    • 相手はしばらくの間、別の事に時間をかけたいのかもしれません。必ずしも2人の関係の終結を意味しません。
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    相手の希望を尊重する 無視されると拒絶されているように感じることがあります。確かに拒絶であり、傷つきもしますが、相手が別の道を行くと決めたのなら、貴方が何をしても止めることはできません。貴方も別の道を歩む決意をし、相手に対する未練を抑えましょう。攻撃的な言葉を発したり傷つけようとしても、相手は遠のくだけです。
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    自分の欲求が満たされているかどうかを確認する 心を寄せる人が貴方を完全に拒絶してはいないが、奇妙な行動をとったり思わせぶりな態度をとっているように思えるなら、相手を本当に人生のパートナーにしたいのかを考えましょう。友達や大切な人と時間を過ごしたいと思っているだけで「依存型タイプ」と断定できません。人間関係を維持するには「多少の」時間と努力が必要です。相手の態度から「求めすぎている」のではと不安に思っても、貴方自身極度に甘えているわけではないと認識しているなら、相手に問題があるのでしょう。
    • 相手との関係のために割く時間と関心の強さを決めて、相手の反応を見ましょう。相手に対する期待が道理に叶っているにも拘わらず、常にがっかりさせられる、無視されると感じたら、自分を尊重し大切に思ってくれる新たな人を見つけてもいいかもしれません。
    • バランスの取れた人間関係を築くのは容易ではありません。大方の場合片方がかなりの努力をしています。一方が他の用事でとても忙しく、もう一方がいつも相手に電話やメッセージで連絡を取ろうとしているという状態はよくあります。しかし、常にそのような状態が変わりそうにないと思うなら、自尊心が傷つく前に関係を終わりにした方が賢明かもしれません。
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2の方法2:
自信をつける

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    色々な事に従事して忙しく過ごす 忙しい人は常に様々な事に専念しているので誰かに何かを求める時間がありません。彼らは色々な事に挑戦して、魅力的にまたはロマンチックなパートナーになるための努力をします。人からの連絡を待つ以外に特別することがないのなら、退屈しているのでしょう。(暇な人はつまらない人だ、と言われるのを貴方自身分かっているはずです。)何を待っているのですか。
    • 思考範囲を広げましょう。ボランティア活動に行く、ダンスを習う、走る、油絵を習う、クラブ活動に参加するなど色々な活動に挑戦しましょう。外に出て自分の力を試しながら楽しい時間を過ごせば心配事はすべて消えるでしょう。そんな時に誰かが連絡をしてきたら嬉しい驚きです。「心待ちにしていた『救済』がやっと来た」とホッとするのとは違います。
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    時折、友達に連絡をとる ある特定の人だけに焦点を当てて生きるのは健全とは言い難く、自尊心も保てません。たまには別の友達に連絡を取りましょう。仲間と一緒に映画を見に行ったりディナーに出かけたりしましょう。四六時中、特定の人だけを考えるのを避けましょう。他の人達との交流も楽しみましょう。複数の友達を持つ余裕はあるはずです。
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    独身でいることに全く問題がないことを理解する 1人で楽しく人生を謳歌する人はたくさんいます。自由と楽しみがあり、ほとんどの場合、パートナーのいる人達と同じくらい幸福感に浸っています。誰かと関係を結ぶことの本当の意味は、パートナーとより楽しい人生を送りたいという健全な欲求からであって、不完全な自分を補うためではありません。必要不可欠なものだと考え、それなしでは生きていけないと信じると問題が生じます。
    • 簡単なトリックがあります。「構ってもらいたい」気持ちが強くなったら、「私は強い」「必要なものは全て持っている」とおまじないを唱えましょう。1人で生きて行ける1人前の人間だと認識させる言葉を繰り返し言いましょう。
    • 自由や強さをテーマにした映画を見たり音楽を聴いたりしましょう。
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    自尊心を高める努力をする 「構ってもらいたい」気持ちが強く不安になるなら、おそらく、自尊心が欠落しているのかもしれません。自分に自信をつけてくれる人を無意識に探しているのでしょう。しかし、自信は自分の内側から生まれるものです。幸福感を他人に頼って得ようしてはいけません。誰かのお蔭で幸せな気持ちになるのに問題はないですが、その人が唯一貴方に幸福感をもたらせてくれるのだとしたら、その人なしでは、怒りや寂しさを感じるでしょう。その人に頼った人生になります。また、相手は貴方を幸せにすることが義務だと思うようになり、義務が果たせないと罪悪感を覚え、結果的に反感が募るかもしれません。
    • 人に頼る気持ちを取り除くには、人に頼らずとも1人でできるとことを自分に証明することが大切です。あるいは、自信がつくまでの間1人になるのもいいでしょう。「パートナーがいないと生きていけない」と考えてはいけません。「今でも十分に満足だけれど、親友またはパートナーがいたら更に良いだろう」と余裕のある考え方を持って行動しましょう。
    • 同じミスをしないと確信できるまで新しい関係を求めないようにしましょう。
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    信頼することを学ぶ 心の整理ができれば、対人関係から起こる問題を処理することができるでしょう。相手に強く要求し過ぎるのは相手を信頼できない、または、捨てられるかもしれないという恐怖の表れです。相手の気持ちや忠誠心を疑問に思う時、なぜ相手を信頼できないのかを考えましょう。相手が不可解な行動をしたのでしょうか。それとも、過去に傷つけられた経験のせいで、「相手はいつも自分を傷つける」と思う気持ちが強いのでしょうか。
    • 後者なら、他人の行動を基準に今の交際相手を判断するのは公平ではないと自分を戒めましょう。
    • 本当に相手を大切に思っているなら、相手は貴方からの信頼を得るに相応しいはずです。信頼しましょう。
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    自立のメリットを楽しむ 恐れずに堂々とした依存しない態度は人を魅力的にします。その態度は魔法のように働きます。依存心がなく精神的に安定していればいるほど、より魅力的になります。本当に自立できれば実感できるでしょう。自信があれば、他人から過度に影響を受けることもなく、どんな人間関係も処理できるでしょう。愛する人との時間と同じくらい自分1人の時間も大切にするはずです。
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    人間には本質的に強い欲求があることを理解する 私達は常に何かを欲しがり獲得することに必死です。何もすることがないと退屈で欲求不満に陥ります。強い欲求と過剰気味な活力を好きな物事に向むけられると理想的です。新しい趣味を見つける、自分の情熱を追う、新たな人間関係を求めるなど興味の矛先を決めると強い欲求に対処するのに効果的です。ただ、一時的な対処方法かもしれません。他人に強く求め過ぎない人は、人生の色々な局面で自分の強い欲望を前向きに、独創的に処理します。若しくは、他の人に満たしてもらっているので結果的に、魅力的で自立できているように見えるのかもしれません。
    • 例えば、良い友達を持っている人は新しい友達を作る時でも友情に飢えているようには見えません。なぜなら自分の「望み」はすでに満たされているからです。また、仕事を楽しんでいる人も仕事中は堂々とし、何かを強く求め浮ついているようには見えません。活力を仕事に向けているからです。また、恋愛関係にある男性が他の女性の前で愛情に飢えた様子を見せないのは、すでに彼女がいるためです。女性を獲得しようとギラギラしていないので、引かれる女性がたくさんいます。恋愛関係にある男性は魅力的だ、という調査結果もあります。[1].
    • しかし、これらに共通して言えることは、心の拠り所が全て、いつしか消える外的要素だということです。つまり、それらの要素が無くなれば心は再び何かを強く求め始めます。引っ越しによる友達との別れ、失業、パートナーとの別れなどを経験すれば、失われたものを埋めようと心は何かを強く求めようとします。
    • 外的要素が充足感をもたらさないからといって、物事を追求しない、友達と出かけない、新しい関係を築かないということではありません。実際にこれらの活動は、執拗に何かを求めようとする心を良い方向に向かわせる効果があります。加えて、真の自立を確立するためのプロセスの一部に成り得ます。しかし結局のところは、自立に向けての道は人それぞれに違います。
    • 外的要素はいずれも究極的には満足感をもたらさないと悟り、幸せを外に求めるのを止めた時に初めて、真の自立が確立できます。今後も、自分の情熱を追いかけたり友達と時間を過ごしたり、今ある関係を楽しむなど、好きなことを続けることに何ら支障はないですが、これらに幸せを求めてはいけません。海のようにシンプルに謙虚になりましょう。「川はやがて、海に注ぐ。何よりも低位置にある海の謙虚さが、多くのものを受け入れて一つにしてしまう力を持つ」道徳経。
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ポイント

  • まず、1人で過ごすことに慣れましょう。自分の時間が大切に思えるようになると人間関係を客観的に見られるでしょう。
  • 自分のための時間を作りましょう。他人の期待に応えようとして自分を曲げてはいけません。曲げなければ、自由と解放感をある程度保つことができます。
  • 他人への依存度が極度に強いと、人から避けられる可能性があります。結果的に自尊心が傷つき深い孤立感を味わうでしょう。
  • 相手とある程度の距離をとり、お互いのスペースを尊重し合いましょう。
  • 自立した1人前の人間になるために、必ずしも愛する人が必要ではありません。一番大切なのは自立できて人の邪魔にならないことです。
  • 人の注意を惹くことにばかり考えるのは、大切な時間を無駄にすることと同じです。自制心を養いましょう。
  • 初めから押しが強いと興ざめです。一定のペースを保ち一歩一歩進んで行きましょう。
  • 相手が好きなら態度で示しましょう。但し、大げさに振る舞ってはいけません。また、相手に自分を押し付けてもいけません。相手から拒絶される可能性があります。
  • 楽しいことや幸せを実感できることをしましょう。長い時間1人で過ごさないようにしましょう。外に出て、友達と一緒に夜のイベントに参加しましょう。興味や趣味が多ければ多いほど、より魅力的になります。
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注意事項

  • 愛情に飢えた心は悪循環を生みます。愛情を強く求め過ぎると相手は驚いて貴方から離れようとするでしょう。結果として暗い気持ちになり、更に愛情に飢えた状態になります。悪循環を認識し変えるように努力しましょう。
  • 物事に忍耐強く対処できないと、真実ではないことを色々と考え始めます。落ち着いて自分の好きなものに焦点を当てましょう。
  • 愛情に飢えた心はうつ病を招く恐れがあり、うつ病は有害な副作用をもたらします。趣味をたくさん持って、それらに時間を費やすのが最善策です。
  • 認知行動療法は、高い依存心と低い自尊心の原因である否定的な思考パターンを認識し、改善させるのに非常に役立ちます。
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この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
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