不快なことを言ってくる相手に対処する方法

共同執筆者 Trudi Griffin, LPC

誰かに罵られたり侮辱されたりするのは良い気持ちがするものではありません。非難されたり、馬鹿にされたり、貶されたりすれば心は傷つきます。相手がそうした発言をやめて自分に構ってこなくなるように、適切に対応しましょう。そのためには、自分を守る方法を学び、そうした状況になった時の対処法を知っておくことが必要です。

3の方法1:
その場で対処する

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    即座に反応しない 誰かに不快なことを言われた時、すぐに反応しないという方法で対処しましょう。すぐに反応したり怒ったりすると、相手の言動を助長してしまいます。こちら側の反応という、相手が欲しいものを与えてしまうことになります。[1]また、怒りやその他のネガティブな感情から行動するのは良くありません。後で後悔するようなことをしたり言ってしまったり、[2]ストレスで自分を傷つけてしまうことになりかねないからです。
    • 1、2回深呼吸をすれば、平静を保ちやすくなります。
    • ゆっくりと5秒数えながら、自分を落ち着けましょう。
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    仕返ししない 相手と同様に悪口で応じたくなるかもしれませんが、それでは相手と同じ低レベルの人に見えてしまいます。また2人の間に緊張を高めるだけで、実際、何の問題解決にもなりません。[3]
    • すぐに反応してしまうのと同様、仕返しするのも相手の思うつぼです。
    • そうしたくても、失礼なコメントに返信したり、オンライン上で嫌みな投稿をしないようにしましょう。
    • 後で相手の陰口を言うのは止めましょう。その時は気分が良いかもしれませんが、何の問題解決にもなりません。[4]
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    無視する 時として、沈黙が最大の武器になることがあります。[5]貶してくる相手は無視するようにして、反応して相手を喜ばせる必要はありません。価値のない相手に無駄な時間と労力を費やさずに済みます。また、相手の不品行な振る舞いは、自分の善良な振る舞いに照らせば、かなり目立つことになるでしょう。
    • 何も言われなかったかのように振る舞いましょう。
    • 相手に視線を向けることなく、自分のしていたことをそのまま続けましょう。
    • 相手が相当頑固でない限り、無視されれば、通常は引き下がるものです。
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    相手にやめるように言う これは、不快な発言をやめて欲しいと思っていることを相手に知ってもらう明確な方法です。無視する方法が効かなかったり、その状況が特段不快だったり心を傷つけるような場合は、やめるように言うことで問題解決しやすくなります。
    • 必ず平静を保ったまま言いましょう。相手の目を見て、落ち着いた、しかし、自信のあるハッキリした声で話します。
    • 例えば、仲間に侮辱されたとしたら、2、3回深呼吸し、落ち着いた声で「侮辱するのはやめて欲しい」と言いましょう。
    • 同僚であれば、「私に対してや、私についての君の話し方は好きじゃない。貶すのはやめて欲しい」等と言うと良いでしょう。
    • 実際、悪気はないかもしれない友人に対しては、「君にそのつもりはなかったのだろうけど、私は傷ついた。お願いだから、そんな言い方をするのはやめてくれる?」
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3の方法2:
戦略を立てる

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    相手がそうしてくる理由を理解する 不快なことを言ってくる人には、そうしたい理由がいくつかあります。必ずしも故意的な訳ではなく、意図的に傷つけようとしている訳でもない場合があります。[6]相手の動機を理解すれば、どう対処すべきか判断しやすくなります。
    • 不安や嫉妬心が原因の場合があります。相手を貶めることで、自分のことをより優れていると思いたいのです。[7]
    • 誰かに好印象を与えたい、または注目を浴びたいというのが理由の人もいます。[8]上司の前で、自分の仕事ぶりを批判してくる同僚などがその例です。
    • 相手を不快にさせているのに気づいていないか、コミュニケーションが下手という場合もあります。お祖母ちゃんが孫に向かって「素敵なシャツだこと。あんたのお腹をすっかり隠してくれるじゃないか」と言うのはその例です。
    • 実際、悪気があったり、相手を傷つけるつもりで言っているのではない場合もあります。本人は、無邪気にからかっているだけだと思っているかもしれません。例えば、「チビ」と言ってくる友達がそれに当たります。[9]
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    線引きをする 単に不快な言葉は無視しても良いでしょうが、全く卑劣で傷つく言葉には対処する必要があります。[10]どこに線引きするか決めておけば、状況にどう対処すべきか判断しやすくなります。
    • 例えば、お兄さんに悪口を言われると頭にくるかもしれません。しかし、お兄さんに悪気はなく、気分を害してやろうという意図は実はないことを知っていれば、それがエスカレートしない限り、何かしらの対処をしようとは思わないでしょう。
    • しかし、いつも失礼なことを言ってくる同僚に憤りを感じているなら、何等かの対処をする必要があるでしょう。
    • 相手からの侮辱に差別的な言葉があったり、頻繁にそうした発言がある場合は、一線を越えていると判断してしかるべき機関に連絡すべきでしょう。
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    同僚や仲間と話す 自分のことをよく知らないのに不快なことを言ってくる人は、恐らく理不尽な理由でそうしていると思われます(または、ただの迷惑な人かもしれません)。大騒ぎするのではなく、やめて欲しいと相手に伝えることが必要です。
    • 可能であれば、相手と内内に会話をしましょう。そうすることで、他人の前で「誇示したい」という相手の欲求を満たすことなく、お互いの自尊心を保つことができます。
    • 「議論の中で、私の考えに対する厳しい意見を頂きました。建設的な意見には感謝しますが、侮辱的な発言はご遠慮ください。今後もそうした発言はやめてください」等と言うことができます。
    • そのことについて話をしようとしている最中に、相手が再び不快な言葉を発し始めたら、会話を終えるのが得策です。
    • そうした発言が続いたりエスカレートしている場合は、しかるべき機関に相談した方が良いかもしれません。
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    友人や兄弟姉妹に対し断固とした態度をとる 最初は無邪気なからかいから始まったとしても、度が過ぎる侮辱に発展している場合は、相手にやめるように言う必要があります。その際、笑いながら言ったり、侮辱しかえすのはやめましょう。真剣に受け取られるどころか、悪言は続くでしょう。断固とした態度で、かつ、落ち着きハッキリとした口調でやめるように言う必要があります。
    • 例えば、「ハハハ、やめてよ」と言うのは、貶してくるお姉さんをやめさせる良い方法ではありません。
    • お姉さんの目を見て、落ち着いた真面目な口調で、「いい加減にして。そっちは面白がってるだろうけど、私にはとても不快。やめてちょうだい」と言いましょう。
    • お姉さんがすぐにやめない場合は、「本気でやめてと言ったのに」と言ってその場を去ります。おそらく、お姉さんは追いかけてきて謝るでしょう。一番身近にいる人ほど、こちらが真剣になっていても気づかないものです。
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    目上の人に礼儀正しく対処する 親、先生、上司が不快なことを言ってくることも時折あります。たいていの場合、本人にその自覚はありません。その場合は、そうした言葉によって不快感を感じていること、やめて欲しいと思っていることを相手に伝えましょう。そうすることで、相手のしていること、それによって自分がどんな気持ちになっているかに気づいてもらうことができます。これは、長期的に状況に対処していく上で、重要なステップでもあります。[11]
    • 職場の人事部に相談して、上司からの不快な言葉にどう対処すべきか、アドバイスを受けましょう。
    • 上司と一対一で話すことに抵抗のない人はそうしましょう。お互い会話がしやすくなるでしょう。
    • 「私が行った仕事をくだらないと言われるのは本当に不快です」または「仕事を全部終わらせられないことも確かにありますが、怠けてるとは言われたくありません。傷つきます」と言ってみましょう。
    • 上司と一対一で話すことに抵抗がある場合や、上司から意図的に不快な言葉を浴びせられていると感じる場合は、他の信頼できる人や人事部に相談しましょう。
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3の方法3:
自分を守る

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    重く受け止めない 相手の言葉がうつし出しているのは、自分ではなく相手の内面です。幸せな人なら、周囲の人に不快なことを言って無駄な時間を費やすことはないはずです。また、そういう人は、自分にだけでなく他の人にも同じことをしている可能性があります。相手の言葉をまともに受けとってしまうと、相手の思うつぼです。それによって、自尊心をくじかれたり、自分のことを悪く思ったりする必要はありません。[12]
    • 自分のポジティブな性質をリストに書き表して、自分の持つあらゆる素晴らしさを思い出しましょう。
    • 相手に言われたことを書き留めましょう。1つの悪口につき、それが正しくないことを証明する3つの事実を書き出します。
    • 他人に言われたことのある誉め言葉を全て書き出してリスト化します。
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    ストレス管理法を活用する 他人から不快な言葉を浴びせられるのは、それが習慣的であれば特に、精神的に疲弊しかねません。ストレスを緩和する方法を学んで活用すれば、そうした相手とそれに伴うストレスに対処することができます。
    • 深呼吸瞑想を練習すれば、相手が身近にいても落ち着きを保てるようになります。
    • マインドフルネスを実践すれば、ストレスに対処し、相手が不快なことを言ってきても無視できるようになります。
    • ジョギングや水泳などで体を動かして、緊張を解きほぐしましょう。
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    支援を求める 相手からの不快な発言が絶え間なく続いたり、かなり卑劣な場合は、第三者に相談し、助けを求めるべきでしょう。相手が、先生、親、上司などの立場が上の人である場合も、誰かに相談することが必要です。支援組織を利用すれば、様々な面でサポートしてくれます。擁護してくれたり、しかるべき機関に連絡してくれる場合もあります。[13]
    • 信頼できる人に起きていることを知らせましょう。状況を理解してもらえるように、できる限り詳細に伝えます。不快な言葉を浴びせてくる人にどう対処すればよいか、助けを求めましょう。
    • 相手にやめるように言う際、友人に頼んで一緒にいてもらうだけでも良いのです。
    • しかるべき機関に通報した方が良い場合もあります。
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    ポジティブな人達と交際する 悪口を言ってくる人から受けるストレスに対処するためには、前向きな人達と過ごすのが良い方法です。それが、ひいては、自分をケアすることにもなります。ポジティブな人達と付き合うことでストレスが軽減されるのは、傷つけられた相手と、如何にして自分が傷ついたかという事実を忘れられるからです。[14]
    • 会うと元気になる人達と、日常的に交際したり話したりしましょう。
    • 悪口を言ってくる人のことばかりを話のネタにしないで、楽しいことをしましょう!
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注意事項

  • 人種、年齢、性自認、性的指向、障害などを理由に侮辱された場合、その出来事を文書に残してしかるべき機関に届け出ましょう。
  • 脅迫されていると感じたり、身体的に傷つけられたかもしれないと感じる場合は、ただちに、しかるべき機関に連絡しましょう。
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このwikiHow記事について

認定カウンセラー
この記事はTrudi Griffin, LPCが共著しています。 トゥルーディ・グリフィンはウィスコンシン州に住む認定カウンセラーです。2011年にマーケット大学にて臨床精神衛生カウンセリングの修士号を取得しています。
カテゴリ: 社交関係

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