ルーターを別のルーターに繋げてネットワークを拡張する方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

家や小規模なオフィスのネットワークに接続できるパソコンやデバイスの台数を増やしたいけれど空いているポートがない、という場合は、2台目のルーターを追加してみましょう。接続可能な台数を増やすことができるほか、Wi-Fiが届かない場所(地下やコンクリートの壁がある部屋など)に設置して、無線の信号を拡張することもできます。このガイドで、家や小規模なオフィスのネットワークに2台目のルーターを追加する方法を学びましょう。

パート1(全4パート):下準備

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    作業を行うルーターを特定する 手順をわかりやすく解説するため、すでにインターネットに接続されているルーターを「ルーター1」、新しいルーターを「ルーター2」とします。
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    ルーターのセットアップに使用するパソコンを用意する ルーターを設定するためには、イーサネットケーブル、またはWi-Fiでルーターに接続できるパソコンが必要です。パソコンのOSはどれでも構いません。
    • Wi-Fiを使ってルーターに接続する場合は、各ルーターのSSIDとパスワードのメモを取っておきましょう。各ルーターにWi-Fiで接続する際に情報が必要になります。
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    それぞれのルーター用にイーサネットケーブル(またはネットワークケーブル)を用意する Wi-Fiを使用せずにパソコンやほかのデバイスをネットワークに接続しようとしている場合は、それぞれのルーターに対してイーサネットケーブルが必要になります。
    • 例えば、ルーター2からルーター1を接続するためにイーサネットケーブルが1本必要です。
    • ネットワークに2台のパソコンを接続したい場合は、各デバイスに対して1本ずつイーサネットケーブルを用意しましょう(Wi-Fiで接続しない場合)。
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    ルーターと、追加のデバイス用に十分な電源を確保する
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    両方のルーターの電源プラグを抜く ネットワークの設定は、機器の電源を切った状態で始めましょう。
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パート2(全4パート):ルーター1のセットアップ

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    イーサネットケーブルをルーター1のWANポートから高速モデムのWAN/インターネットポートに繋ぐ[1] ルーター1が高速モデムの2倍である場合は、高速モデムがルーターの役割も果たしている場合、この手順はスキップできます。
    • WANポートは「インターネット」と表示されているかもしれません。
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    イーサネットケーブルをルーター1のLANポートからパソコンのイーサネットポートへ繋ぐ
    • パソコンをルーターへ無線で接続したい場合は、ルーターの説明書に従って無線で接続しましょう。
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    モデムとルーターの電源を入れる バックアップ状態から戻るまでしばらく待ちましょう。
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    ウェブブラウザを開く ウェブブラウザを使ってルーター1の管理画面を閲覧する必要があります。
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    ルーターの管理画面をウェブブラウザで開く [2]接続するアドレスは、ルーター1のIPアドレスです。IPアドレスは、ルーター1の本体のどこかに記載されています。
    • 一般的なメーカーのルーターのデフォルトIPアドレスは次の通りです。
      • 2Wire: 192.168.1.1, 192.168.0.1, 192.168.1.254, 10.0.0.138
      • Apple: 10.0.0.1
      • Belkin: 192.168.1.1, 192.168.2.1, 10.0.0.2, 10.1.1.1
      • Dlink: 192.168.1.1, 192.168.0.1, 192.168.0.101, 192.168.0.30, 192.168.0.50, 192.168.15.1, 192.168.254.254, 192.168.1.254, 192.168.0.10, 192.168.15.1, 10.0.0.1, 10.0.0.2, 10.1.1.1, 10.90.90.90
      • Netgear: 192.168.0.1, 192.168.0.227[3]
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    ルーターの管理者ユーザー名とパスワードを使用してログインする IPアドレスやパスワードといった認証に使われる情報は、ルーター1の本体に記載されているでしょう。
    • ルーターにユーザー名とパスワードの記載がない場合は、「[ルーターのメーカー名] デフォルト ルーターパスワード」をインターネットで検索しましょう。
    • 正しいパスワードを使っているのに接続できない場合は、クリップの先などを「リセット」ボタンに差し込み、ルーターの設定をリセットしてデフォルトに戻しましょう。[4]
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    ルーター1でDHCPを必ず有効にする [5]DHCPを有効にすると、ルーター1がネットワーク上でIPアドレスを割り当てられるようになります。
    • ルーターの種類によって、DHCP設定の場所は異なりますが、普通は「ネットワーク設定」もしくは「LAN設定」の下にあるでしょう。
    • ほとんどの場合、DHCPサーバーはデフォルトでONになっています。
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    ネットワークとインターネットの接続をテストする 任意のウェブサイトを開き(https://www.wikihow.comなど)、インターネットへ接続できることを確認しましょう。別のルーターを接続できるよう、ルーター1のLANポートに空きがあることを必ず確認しておきましょう。
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    ルーター1とパソコンを接続しているイーサネットケーブルを外す ケーブル以外は、そのままの状態にしておいて問題ありません。
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パート3(全4パート):ルーター2のセットアップ

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    ルーター2の電源プラグを差し込み、電源を入れる 同じサブネット上の2台目のルーターとして、ルータ2の設定を始めます。つまり、ネットワーク上のすべてのデバイスが相互にアクセスできるようになります。
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    イーサネットケーブルをルーター2のLANポートからパソコンへ繋ぐ[6]
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    ウェブブラウザでルーターの管理画面を開く ルーター1に管理者としてログインした時と同じように、ルーター2にログインする必要があります。お持ちのログイン情報を使ってルーターの管理画面へログインします。ルーター2のIPアドレスを確認しましょう。 ほとんどのルーターのデフォルトIPアドレスは、192.168.0.1、192.168.1.1、もしくは10.0.0.1です。
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    ルーター2のDHCPを無効にする[7] IPアドレスの割り当てにはルーター1を使用するようになっています。ルーター1の時と同じようにDHCPの設定場所を探して、DHCPサーバーを「OFF」にしましょう。
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    ルーター2に新しいIPアドレスを割り当てる[8] この時点では、ルーター1とルーター2のデフォルトIPアドレスが同じ可能性があります。同じIPアドレスは、変更する必要があります。
    • ルーターの管理画面で、「LAN」または「ローカルネットワーク」というセクションを見つけましょう。このセクションは、空になっているか、現在のIPアドレス(ウェブブラウザで接続している管理画面のIPアドレス)を含んでいるはずです。
    • 新しいIPアドレスを既存のアドレスを置き換える形で入力します。新しいアドレスは、ルーター1と同じサブネットになくてはいけません。つまり、IPアドレスの4セットの数字のうち、最初の3セットは、ルーター1と同じにする必要があります。また、他のデバイスに割り当てられたIPアドレスは使用できません。
    • 例えば、ルーター1のIPアドレスが「192.168.0.1」であれば、ルーター2は、「192.168.0.100」といったアドレスになります。使用中のパソコンはネットワーク上の唯一のデバイスであるため、IPアドレスが競合するリスクはほとんどありません。
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    ルーター1と全く同じWi-Fi名とパスワードをルーター2に設定する[9] ルーター2が無線ルーターでなければ、この手順は無視して構いません。ルーター2が無線ルーターであれば、ルーター1と同じSSID(Wi-Fiアクセスポイントの名前)とパスワードを割り当てましょう。
    • この設定は、「ワイヤレス」または「Wi-Fiセットアップ」メニューの下にあるでしょう。
    • ルーター1のSSIDやパスワードが不明な場合、ルーター本体に記載されているはずです。
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パート4(全4パート):ネットワークをインターネットに繋げる

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    ルーター2の電源を切断する これでルーター2の設定が全て完了しました。ここでルーターを再起動しても良いのですが、この時点では電源を入れ直すのではなく、しばらく電源を抜いたままにしておきましょう。
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    ルーター1のLANポートからルーター2の最初のLANポートへイーサネットケーブルを接続する WANポートにケーブルを差し込まないようにしましょう(LANポートとWANポートは見た目が似ています)。
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    ルーター2の電源プラグを差し込み、電源を入れる ルーターに電源が入ると、設定したIPアドレスが割り当てられた状態になります。ルーター1がインターネットへアクセスできている限り、ルーター2も同様にオンラインになっているでしょう。
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    ルーター2に接続されたパソコンを再起動する
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    無線、またはイーサネットケーブルを空いているLANポートに繋いで他のパソコンやデバイスを接続する ルーター1のDHCPサーバーが、各デバイスへ同じサブネットのIPアドレスを自動的に割り当てます。拡張されたネットワークを楽しみましょう!
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ポイント

  • 怖がらずに助けを求めましょう。インターネット上には多くの便利なウェブサイトや掲示板があり、お住まいの地域でネットワークの専門家を雇うこともできます。
  • モデム、ルーター、そして接続されている全てのパソコンのIPアドレスをメモしておきましょう。接続に関する問題を対処するのに役に立つでしょう。
  • セキュリティを強化するには、3台目のルーター(NAT)の設置を検討しましょう。3台目のルーター(ルーター3)を設置する場合は、ルーター3のWANポートからルーター1または2のLANポートへイーサネットケーブルを接続します。そして、ルーター2のDHCPを有効にして、その他のネットワークとは異なるサブネットを割り当てます。
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注意事項

  • ゲストによるWi-Fiへのアクセスを許可した場合、ネットワークに接続されている他のパソコン上のファイルへゲストが簡単にアクセスできるようになる可能性があります。
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この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

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