ミートパイを作る方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

ミートパイは肉好きにとっては最高のおやつであり、パーティーなどの前菜や持ち寄りの一品にうってつけのメニューです。家族で分け合える大きなホールサイズでも、小さなお一人様サイズでも作れます。紹介するミートパイは楽しく簡単に作れるので、家族で協力して楽しむイベントにもなります。じゃがいも、にんじん、グリンピース、そして旨みたっぷりの牛ひき肉を材料に、心をこめて作るミートパイは家族や友人も喜ぶこと間違いなしの絶品です。お馴染みの食材を使って、ちょっとした集まりや持ち寄りパーティーにもぴったりの美味しいミートパイを作りましょう。

材料

パイ生地

  • 中力粉 160g 
  • 塩 小さじ1/4杯
  • ショートニングもしくはバター 75g(大さじ6 1/4杯)
  • 冷水 大さじ4杯

フィリング

  • じゃがいも 225g(中サイズ2個) 粗みじんにする
  • 玉ねぎ 75g(1/3個弱) 粗みじんにする
  • マーガリンもしくはバター 40g(大さじ3杯)
  • 中力粉 40g
  • クラッシュタイプの乾燥タイムもしくはセージ 小さじ1/2杯
  • ビーフブイヨンスープ 300cc 
  • 人参とグリンピース 合わせて200g 粗みじんにする 
  • 牛ひき肉 450g

5の方法1:
パイ生地を作る

  1. 1
    パイ生地を練りましょう。中力粉160gと塩小さじ1杯を大きめのボウルで混ぜます。
  2. 2
    バターを刻みながら粉に混ぜていきます。生地の焼き上がりに影響するため、よく冷えたバターを冷たいまま刻み混ぜ、生地のできあがりまで低温を保つことが大切です。バターを刻み混ぜる方法はいくつかあります。作業の難易度に差があるものの、どの方法でも同様の結果が得られます。バターを低温に保つためにまずは大きい塊から始め、手早く刻みましょう。なるべく均一のあずき大になるまで刻みながら粉と混ぜていきます。
    • フードプロセッサーを使う方法がもっとも簡単でしょう。塩、中力粉、バターをフードプロセッサーに入れ、パルスで1、2分間攪拌します。バターがあずき大になるまで攪拌しましょう。
    • パイブレンダーを使いましょう。パイブレンダーはバターを手早く均一に、楽に刻むことができる製菓用のバターカッターです。ボウルの底に刃を当てて転がすようにし、バターを刻んで粉に混ぜていきます。刃の間にバターが溜まるようなら除きながら行います。ほんの数分でぽろぽろに混ぜあがるでしょう。
    • フォークか、ナイフ2本を使う方法もあります。パイブレンダーやフードプロセッサーがなくても大丈夫です。フォークを寝かせて押しつけたり、2本のナイフで交差方向に切る方法でバターを刻むことができます。金属製のスパチュラの先を使うのも良いでしょう。バターを刻めさえすれば道具は問いません。
    • ショートニングを使う場合は指でちぎっても良いでしょう。ショートニングは体温や室温に影響されにくいため、手で触って混ぜても問題ありません。
  3. 3
    混ぜたものに冷水大さじ4杯を加えます。加水は4回に分け、大さじ1杯ずつ生地に混ぜましょう。少しずつ生地が伸びて、まとまるようになります。緩すぎず、水っぽくもなく、ちょうど一塊にまとめられるくらいの生地にします。
    • やさしくさっくり混ぜましょう。サクサクのパイ生地に仕上げるため、混ぜすぎは厳禁です。混ぜすぎると粘度が増して硬く、扱いにくくなります。
    • 混ぜ終わった生地はぽろぽろした粒が集まったような状態です。大きな粒がごろっとして見えるものの、十分しっとりしていて、指でつまんでも崩れないくらいが目安です。
  4. 4
    生地を丸くひとつにまとめます。球状にまとめたものをやさしく2つに分けましょう。同量の2つの生地が、それぞれパイの底と蓋になります。
    • 伸ばして焼く準備ができるまで、生地は冷蔵庫で寝かせます。オーブンはすでに予熱してあり、すぐにでも焼きたいという場合は冷凍庫に入れて急速に冷やすこともできます。
    • 生地を長期保存するには、封付きで冷凍対応のプラスチック袋に入れて冷凍保存します。冷蔵庫に移し、一晩置いて解凍すると元通り伸ばして使えるようになります。
  5. 5
    生地を伸ばしましょう。軽く打ち粉をした上に生地を置きます。手で平らに広げたら、打ち粉をしためん棒で中央から端に向かって生地を広げます。直径30cmの円形を目指して伸ばしましょう。
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5の方法2:
フィリングを作る

  1. 1
    肉から調理します。大き目のフライパンを熱し、牛ひき肉450gと玉ねぎ75gを中火で炒めます。タイムやクローブで風味を付け、塩少々も加えます。お好みで刻みにんにくも加えましょう。ひき肉を崩しながらスパイスを混ぜ、全体に火が通って茶色く色付くまで中火にかけます。[1]
    • 少量のシナモンやナツメグを振り入れてさらに風味豊かに仕上げることもできます。
  2. 2
    余分な脂を除きましょう。火が通ったら、肉を木べらなどで片側に寄せながらフライパンを傾け、反対側に脂を集めます。匙ですくって除くか、さらにフライパンを傾けて脂を流しましょう。除いた脂はしばらく置いて冷やし、包んで燃えるゴミに出しましょう。[2]
    • 脂をキッチンのシンクやトイレに流してはいけません。下水管に入りこんだり、パイプの中で固まる恐れがあります。
    • 熱い脂の扱いには注意しましょう。
  3. 3
    野菜とスープを加えます。中サイズのじゃがいも2個を粗みじんにし、300ccのビーフブイヨンスープと共にフライパンに加えましょう。次に人参の粗みじんとグリンピースを200g弱入れます。脂を除いた分、スープで補ってパサつかないようにします。
    • じゃがいもの皮を剥くかはお好みでかまいません。
    • じゃがいもをさつまいもに代えても面白いでしょう。
    • 必要に応じてスープの量は増減可能ですが、あまり汁気が多くならないよう注意しましょう。
  4. 4
    フィリングにとろみをつけましょう。この工程は必須ではありませんが、フィリングの汁気が多く、サラサラしすぎていればとろみをつけて濃くすると良いでしょう。方法はいくつかあります。[3]
    • 小麦粉を小さじ2杯か、コーンスターチを大さじ1杯用意します。どちらの場合も冷水60ccと良く混ぜてから、フィリングに混ぜて加熱しましょう。
    • 小麦粉を用意します。フィリング1カップ辺り大さじ1 1/2杯が目安量ですが、大さじ1杯ずつ加えるごとに混ぜて様子を見ましょう。小麦粉を少しずつ入れては混ぜることでダマになりにくくなります。混ぜながら最後に1分加熱して、フィリングが煮立って十分濃くなれば完成です。
    • コーンスターチを用意します。片栗粉で代用することもできます。フィリング1カップ辺り大さじ1杯が目安量です。大さじ1杯ずつ加えるごとに混ぜましょう。十分な濃さになれば、煮立たせ、最後に2分加熱して完成です。
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5の方法3:
ホールサイズのミートパイを焼く

  1. 1
    オーブンを180℃に余熱します。
  2. 2
    ホールサイズのパイを作りましょう。めん棒にパイ生地を巻きつけます。広げた生地の端からやさしく巻きましょう。めん棒に巻きつけた生地をパイ皿の上で広げ、敷きます。
    • 生地を伸ばさないよう注意します。
  3. 3
    余分な生地をナイフで切り落としましょう。パイ皿から1cm強はみ出したところで生地を切り落とします。パイ皿からはみ出ている部分は折り返して、生地の縁が厚くなるようにします。
  4. 4
    フィリングを詰めましょう。生地を敷いたパイ皿にそっとフィリングを流し入れます。平らに広げ、入れすぎないようにしましょう。
  5. 5
    パイ生地を被せましょう。パイ皿に敷いたのと同様に伸ばし広げたパイ生地で、フィリングを入れた上を覆います。下の生地と上の生地の端をつまんで合わせ、小さな山が連なるような縁を成形します。余分な生地はナイフで切り落としましょう。
  6. 6
    パイ生地上面に切り込みを入れましょう。先の鋭いナイフでいくつか切れ目を入れ、焼成中に蒸気が逃げられるようにします。
    • パイの表面に、溶き卵か溶かしバターを塗りましょう。生地をしっとりと保ち、焼成中に割れてしまうのを防ぎます。
  7. 7
    パイを焼成しましょう。焼く高さを変えられるオーブンであれば中央の段で、黄金色になるまで焼きましょう。焼き時間の目安は45分です。[4]
    • 焼きあがったパイは非常に熱くなっています。気をつけてオーブンから取り出し、十分冷ましてから食べましょう。
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5の方法4:
小さいサイズのミートパイを焼く

  1. 1
    パイ生地を切り分けましょう。生地を6等分して1つ140g程度にします。[5] それぞれ丸めましょう。
    • 生地がくっつかないように作業台に打ち粉をしておきます。
  2. 2
    パイ生地を伸ばしましょう。分けた生地を伸ばし、それぞれ直径20cm程度の円に広げます。生地の温度が高いと緩く扱いづらいので、必要であれば5~10分冷蔵庫で冷やしましょう。
  3. 3
    フィリングを包みましょう。フィリングを1カップ弱に等分します。その1つを取り、パイ生地の円の半分に置き広げます。フィリングを置いていない半分の生地を持ち上げてフィリングを覆い、指やフォークで押さえて縁を閉じます。
  4. 4
    パイ包みにそれぞれ切り込みを入れましょう。焼成中に蒸気が逃げられる切れ目がないと、オーブンの中でパイが割れたり爆発する恐れがあります。先の鋭いナイフで包みの上部に数か所切り込みを入れます。
    • パイ生地をしっとりと保つため、上面に溶き卵か溶いたバターを塗りましょう。
  5. 5
    焼成します。生地がくっつかないベーキングシートか、薄く油を塗ったシートにパイ包みを並べ、生地がパリパリして黄金色になるまで焼きます。焼き時間の目安は45~60分です。
    • ケチャップを添えて盛り付けましょう。
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5の方法5:
アレンジして楽しむ

  1. 1
    肉の種類を変えてみましょう。豚、鶏、七面鳥など、お好みのひき肉で作ることもできます。違う種類の肉を合わせても面白いでしょう。ベーコンを焼いてひき肉に混ぜたり、お好みのソーセージの肉を皮から外し、刻んで使うこともできます。ラムや仔牛、ツナのフレークなどを混ぜても美味しいでしょう。
    • フィリングに加える肉に十分火が通っているか注意します。
  2. 2
    甘いミートパイはいかがでしょう。フィリングにいくつか材料を加えると、風味豊かな甘い味のパイができます。 [6]
    • レーズン 225g
    • 乾燥イチジク 100g 粗みじんにする
    • 乾燥チェリー 55g 粗みじんにする
    • りんご 2個 皮を剥き、芯を除いて粗みじんにする
    • レモン 1個 絞った果汁と、すりおろすか薄く剥いた外皮(ゼスト)を使う
    • オレンジ 1個 絞った果汁と、すりおろすか薄く剥いた外皮(ゼスト)を使う
    • 挽きたてのナツメグ 小さじ1/2杯
    • 挽きたてのオールスパイス 小さじ1/4杯
    • 挽きたてのクローヴ 小さじ1/4杯
    • ブラウンシュガー 170g
  3. 3
    ミートパイをスパイシーにアレンジします。材料をいくつか加えて、辛いミートパイにしましょう。ハラペーニョ1本、にんにく2カケをみじん切りにし、カレー粉小さじ4杯、ターメリック小さじ1/2杯、カイエンペッパー1/8杯と合わせて牛ひき肉に加えて炒めましょう。スパイスの辛みが美味しいパイに仕上がります。
  4. 4
    工夫次第でいろいろなアレンジができます。お好みの食材や調味料を使ってオリジナルのミートパイを作りましょう。例えば、フィリングにリフライドビーンズやチェダーチーズを加えると、メキシコ風ミートパイができます。ひき肉の代わりに茶レンズ豆90gを使い、ベジタリアン向けにアレンジすることもできます。アーティチョークを加えても美味しく仕上がります。自由にアレンジを楽しみましょう!
  5. 5
    完成です。
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ポイント

  • 焼いたパイは冷凍保存できます。食べるときは150℃のオーブンで20分程加熱し、中心まで温めなおしましょう。
  • 余ったパイ生地でシナモンロールを作ることもできます。生地を細い長方形に伸ばしてバターを塗り、シナモンやブラウンシュガーを振りかけ、丸太状に巻いて切り分けます。ミートパイを焼いたオーブンが熱いうちに入れ、黄金色になるまで15分程焼きましょう。
  • パイ生地を手作りしなくても、既成のパイシートがスーパーなどで売られています。時短にもなり便利です。
  • 生地を広げるときはクッキングシートを敷いた上で行うと、楽にパイ皿に移すことができます。
  • 焼けたパイはクーリングラックに置くとより早く冷めます。
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注意事項

  • パイ皿やベーキングシートをオーブンに出し入れする際、必ずミトンを着用しましょう。
  • オーブンの熱が均一でなければ、焼成途中でパイを回転させて調整します。
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必要なもの

  • 大きいボウル
  • めん棒
  • 広いまな板や作業台
  • 果物ナイフ
  • メジャーカップ
  • フォーク
  • ナイフ
  • パイ皿
  • ベーキングシート
  • 大きいフライパン

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この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

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