ミノムシを駆除する方法

ミノムシとは蛾の幼虫であり、低木や樹木を餌にして成長します。ミノムシは落葉樹や針葉樹、果樹、多年生の草花を好みますが、年中葉が落ちない針葉樹にとっては致命的な存在です。ミノムシを駆除する主な方法としては、成長過程の特定の時期に手作業で、また殺虫剤を使って行う方法があります。

パート1(全3パート):ミノムシに注意して観察する

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    冬または初春の間にミノムシを探し始める ミノムシのミノは茶色で、長さは4~5cmです。ミノは枯れた針葉で覆われているので、この時期は緑色の針葉の中でよく目立ちます。
    • ミノムシのミノは松ぼっくりと似ているので、見つけるのが困難です。松ぼっくりの中にミノムシが混ざっていないかよく見てみましょう。
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    木の下を定期的に掃除したりくま手でかいたりして、地面に落ちたミノを集める 集めたミノを堆肥と一緒にしないように注意しましょう。堆肥の中では幼虫が生き延びてしまいます。ビニール袋に入れて口を閉じ、ごみ箱に捨てるようにしましょう。
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    枯れた松の木の葉や枝に注目する 庭の木が茶色くなり始めた場合、その木はすでにミノムシの被害に遭っているかもしれません。庭全体からミノムシを駆除し、他の樹木にまで被害が及ばないようにしましょう。
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    他にミノムシがいそうな場所を観察する ミノムシが出す絹糸は風によって運ばれます。庭の中で風が吹く場所はどこでも、蛾にとって格好の住処となる可能性があるので必ず調べましょう。
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パート2(全3パート):ミノムシの卵を退治する

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    プラスチック製のバケツにぬるま湯と食器用洗剤を入れる 入れたらよく混ぜ合わせましょう。
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    ガーデニング用の手袋をはめ、ミノムシの完全駆除に便利な小さなはさみを使用する ミノムシの絹糸の痕跡を残さないように、はさみを使って取り除きましょう。そうすれば、新しくミノムシがやって来ても簡単に定住場所を見つけられません。[1]
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    枝を持ち上げ、ミノを洗剤と水の入ったバケツの中に切り落とす ミノが完全に浸水していることを確認しましょう。
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    水に浸ったミノをビニール袋に入れて口を閉じ、ごみ箱に捨てる
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    この作業を毎年秋から初春の間に行い、卵が孵化する前にミノムシを退治する 手作業でのミノ取りを徹底的に行えば、殺虫剤の使用量を減らすことができます。
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パート3(全3パート):孵化したミノムシを退治する

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    ミノムシへの殺虫剤の噴射は5月に行う ミノムシは5月に孵化し、孵化したばかりのミノムシはまだ弱々しく退治しやすい状態です。場所によっては孵化が6月初旬になる場合もあります。[2]
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    ミノの上から出ている小さくてミミズのような頭を探す ミノムシの幼虫は何かに驚くと、ミノの中に隠れてしまいます。
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    BT剤などの殺虫剤を購入する BT剤は、ミノムシの幼虫を死に至らせるバチルス・チューリンゲンシスという細菌を利用した殺虫剤です。庭の木の多くがミノムシの被害に遭うと、殺虫剤を使ってミノムシを完全に退治するには相当の費用がかかります。[3]
    • オルトランやテルスター水和剤などの殺虫剤も、孵化したてのミノムシを退治するのに効果的です。[4]
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    スプレーボトルに殺虫剤を入れる ミノムシの被害に遭いそうな樹木の葉や針葉の全体に殺虫剤を吹き付けます。この時、周りにペットや子どもがいないように気をつけましょう。
    • 殺虫剤を吹き付けた後、ミノムシの縄張りになっていそうな場所にも噴射しましょう。
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    殺虫剤の使用は5月下旬から7月初旬の間に行う この時期はミノムシがまだ幼虫なので殺虫剤で退治できます。作業は7月下旬から8月までには終わらせましょう。この時期になるとミノムシは強くなっており、もはや殺虫剤の効き目がありません。
    • 9月から10月初旬になると、ミノムシの成虫は卵を受精させ始めます。この時期から卵の入ったミノを手で取り除く作業を開始するのがよいでしょう。
    • 成長したオスは、茶色い丸模様の黒い羽をもつ蛾となります。オスは交尾をした後死んでしまい、メスは幼虫のままミノの中で一生を過ごします。
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必要なもの

  • プラスチックバケツ
  • 食器用洗剤
  • ガーデニング用手袋
  • はさみ
  • 殺虫剤
  • ビニール袋
  • くま手

このwikiHow記事について

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