マジックミラーを見分ける方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

トイレや試着室といった鏡が設置されている空間で、誰かに見られているような気がしたことはありませんか?鏡が透過性のものかどうかを見分けるには、その鏡がどのように設置されているのかを調べ、鏡の向こうに壁があることを確認する必要があります。爪を使った確認方法を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、より正確にマジックミラーを見分ける方法があります。

パート1(全2パート):設置状況を調べる

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    鏡がどのように取り付けられているか調べる 鏡が壁から吊り下げられているのか、壁の一部として取り付けられているのか確認しましょう。吊り下がっている場合は鏡の裏側に壁があるか見てみましょう。マジックミラーは壁に吊り下げることはできないので壁と一体化しているように見受けられる場合、マジックミラーになっている可能性があります。つまり壁の向こう側にいる人間は鏡越しにこちらの様子を覗くことができます。[1]
    • マジックミラーとは表面に特殊な加工が施されているガラス板のことをさします。こうした加工が施されている側に立つと、自分の姿が映って見え、加工されていない側からは色ガラス越しに覗いているように見えます。
    • 鏡の裏側に壁がある場合は、普通の鏡である可能性が高いでしょう。
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    照明を調べる 周辺を見渡し、照明が異様に明るく感じられないか確認しましょう。明るい場合は、マジックミラーかもしれません。部屋の照明が比較的暗く、鏡がすぐに透けて見えないのであれば、通常の鏡だと考えてよいでしょう。[2]
    • マジックミラーを効果的に使うためには、加工を施している側の空間が加工なしの側よりも10倍明るくなければいけません。それよりも暗いと反対側が透けて見えてしまう可能性があるためです。
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    立っている場所をよく考える 公共の場にいて、トイレの様にある程度のプライバシーが守られる必要がある場所ではマジックミラーが設置されている可能性は低いでしょう。また設置すること自体、違法です。その一方で、法執機関ではマジックミラーがよく用いられています。例えば、警察の取調室で使われています。
    • マジックミラーの使用は個人のプライバシーや憲法で保証されている権利とも密接に関わる問題です。例えば米国では、ほとんどの州において、トイレ、着替え室、シャワー室、試着室、ホテルの個室などでのマジックミラーを使用させないための法律が制定されています。[3] 監視を目的としてマジックミラーを設置する場合は、その旨を明記して利用者に伝える義務があります。[4]
    • ガソリンスタンドといった場所の多くでは、ガラス製の鏡は利用客によって壊されてしまうことがあるので金属製の鏡を用いています。金属製であればマジックミラーではありません。
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パート2(全2パート):鏡を注意深く調べる

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    鏡が透けて見えないか確認する 顔を鏡に押し当て、目元を手で覆って照明を遮り暗くしてみましょう。こうすることで、あなたの目元よりもも反対側の部屋の方が明るくなれば向こうが透けて見えるでしょう。[5]
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    光を照らす まだ確信が持てない場合、照明を消して懐中電灯で鏡を照らしてみましょう。スマートフォンに搭載されている懐中電灯機能を使ってもよいでしょう。マジックミラーになっている場合、反対側の空間が照らされ、こちら側から見えるはずです。
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    音を確かめる 拳を使って鏡をコンコンと叩いてみましょう。通常の鏡は壁に取り付けられているので鈍く、こもった音が聞こえてくるはずです。マジックミラーの場合は、向こう側が開けた空間になっているので、よく響くはずです。
    • 普通の鏡を叩くとゴツンという音がするのに比べ、マジックミラーを叩く時の音は鋭いと表現する人もいます。[6]
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    指でテストを行う 正確性に欠けるという欠点があるものの、手の爪を使って表面鏡なのか通常の鏡なのかを調べることも可能です。まず、爪を鏡の表面にあてましょう。通常の鏡であれば、表面を爪で触れた際に自分の姿に触れることができません。鏡の上にさらにガラスの層があるため、隙間が生じるためです。表面鏡を爪で触れると、ガラスの層が間にないため、自分の姿に触れることができます。表面鏡が用いられていることは稀で、マジックミラーにするという目的のために用いられている可能性が高いと考えましょう。一般的には、ガラスの表面でなく背面に鏡の処理が施されているものが汎用されています。[7]
    • ただし、照明、あるいは鏡を製造する際に用いられた素材などの影響もあるため、自分の姿に触れることができるかどうかという点だけでは判断がつかないこともあります。普通の鏡であるにも関わらず表面鏡のように感じられることもあります。
    • 表面鏡でなく普通の鏡を用いてマジックミラーが作られていることもあります。鏡の取り付けかたや照明といった要素がマジックミラーであることを示唆していることもあるので、爪を使ったテストのみで断定しないようにしましょう。
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    最後の手段として鏡を壊す 通常の鏡であれば割れて裏側の留め具や壁が現れるでしょう。マジックミラーの場合、鏡の裏側に部屋が現れます。ただし、身の危険を感じるような切羽詰まった状況にのみ、この方法を採用しましょう。鏡を割るという行為は損害を与え、安全上の危険を生みます。
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注意事項

  • どのような確認方法を採用しても100%確実に見分けることはできません。例えば、壁に小さな穴が空いていて、中に魚眼レンズの隠しカメラが設置されている場合は照明や音だけでは分からず、目元を手で覆って覗き込んでも何も見えません。また、通常の鏡であったとしても、何らかの機器が隠されていて、こちらの様子が見られていることもあります。
  • ほとんどの人は危険を冒してまで、このように他人を監視しようなどとは思いません。もちろん例外も存在します。例えば、小売業では万引きや店員の盗み行為を防ぐために監視機器を用いています。行政機関が設置する場合もあります。
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この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
カテゴリ: アート・エンタメ

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