ボールジョイントの点検方法

共同執筆者 Mike Parra, 熟練整備士

ボールジョイントによって、車のサスペンションが上下に動き、同時にホイールが左右に回転することができます。車のボールジョイントは経時的に摩耗する場合があります。ボールジョイントが緩み始めると、ソケット内でジョイントのガタつきが発生するため、車両前方からカタカタと音が聞こえるようになります。ボールジョイントを締め付けると、ステアリングが重くなるため、ハンドルを回す際に重い部分が生じる可能性があります。重くなる部分だけでなく、引っかかりやキーキーと音が発生する場合もあります。幸いなことに、ステアリングやサスペンションに深刻な問題が発生する前に、時間をかけずに簡単にボールジョイントの過度の摩耗を点検することができます。

パート1(全2パート):ショート&ロングアームサスペンションを点検する

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    ウェアインジケーターを確認する 車が地面についているときに、車両下側を覗き、ホイールに取り付いているステアリングナックルの底部を確認します。最も一般的なウェアインジケーター(摩耗を示す目安)となるのはグリスニップルです。グリスニップル(またはその先端部)は、ジョイントハウジング底部から約1.3cm突き出していますが、ボールジョイントが摩耗するにつれて、グリスニップル先端部はハウジングに入り込んでいきます。この先端部が突き出している限りは、ジョイントは摩耗していません。グリスニップル先端部がハウジング面まで、あるいはそれ以上引っ込んでしまった場合は、ボールジョイントを交換する必要があります。[1]
    • この確認方法は古い車で使用可能です。ほとんどの新型車には、グリスニップルなどのウェアインジケーターとなるものがありません。ウェアインジケーターが見当たらない場合や、あったとしても摩耗しているかどうかが分かりづらい場合は、車体を持ち上げてジョイントを入念に点検します。
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    車体の前端を持ち上げる 自動車メーカーによると、負荷がかかるロアボールジョイントを確認するには、前輪のロアコントロールアームの下、できるだけボールジョイントに近い所にジャッキを配置し、前輪が地面を離れるまで車体を持ち上げることが推奨されています。このようにジャッキを配置しなければ、車体を持ち上げても、まだボールジョイントに負荷がかかるため、ボールジョイントを動かしてその遊びを確認することが難しくなります。[2]
    • ボールジョイントの確認をする際は、サスペンションが縮んでいないことを確認しましょう。コントロールアームの長さが不均一な場合は、上側のバンプストッパーがコントロールアームに触れていないことを確認しましょう。[3]
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    ホイールを揺り動かして遊び(ガタ)を確認する 車が安全にジャッキアップされていることを確かめます。車体をジャッキアップして作業する際には、必ずジャッキスタンドで車体を支えながら作業をしましょう。ダイヤルゲージをナットまたはスピンドルの脇に当て、ホイールを押し引きします。[4]
    • 縦方向の遊びを確認するには、ステアリングナックルのスタッドナットまたはボールジョイントのハウジング(メーカーによって異なります)にダイヤルゲージを当てます。タイヤの一番上と下(12時と6時の部分)をつかみ、上下に動かします。ダイヤルゲージをナットの脇に移動し、タイヤの一番下を掴み、そのまま押し引きしてボールジョイントの遊びを確認します。
    • ダイヤルゲージの目盛りを読み、メーカーの仕様と照らし合わせます。遊びが仕様を超える場合は、ボールジョイントの交換をしましょう。
    • また、熟練の整備士は、カタカタという異音や摩耗によってボールジョイントが緩んだ音を注意深く聴きとって、感覚だけで遊びを確認します。あるいは、実際にボールジョイントを動かしてみて、緩んで見えるかどうかを誰かに確認してもらう方法もあります。
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パート2(全2パート):ストラット式サスペンション車の点検をする

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    グリスニップルを探す フロントサスペンションがストラット式ならば、ウェアインジケーター(通常はグリスニップル)を探します。ニップルをつかんで小刻みに動かしてみましょう。ニップルがハウジング内部で動くようであれば、ボールジョイントを交換する必要があります。[5]
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    フロントクロスメンバーでジャッキアップをする 大抵の場合、ストラット式サスペンションの前輪駆動車は、ロアコントロールアームを使ってジャッキアップをすべきではありません。したがって、ジョイントの点検をする前に、オーナーズマニュアルで確認した方がよいでしょう。一般的に、普段作業を行う所定の場所で、フレームのクロスメンバーでジャッキアップを行います。[6]
    • ホイールの遊びを確認する前に、できるだけストラット式サスペンションを伸ばしておきましょう。
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    手でボールジョイントの上下の遊びを確認する ボールジョイントの遊びを確認するには、ホイール下部を揺り動かします。ジョイントに遊びがあれば、交換が必要です。
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    聴く ストラット式サスペンション車のボールジョイントアッセンブリは音が静かなはずです。アッセンブリを上に動かしたときに、カタカタと異音がする場合は、ボールジョイントが摩耗していて、スムーズに動作していないことを示しています。[7]大きな遊びがあることに気づいたら、ボールジョイントの交換が必要です。
    • 別の方法として、ボールジョイントを動かしてみて、誰かにその動きを確認してもらいましょう。ボールジョイントが揺れている、または不安定に見える場合は交換が必要です。
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注意事項

  • 詳しい説明と方法について、必ずオーナーズマニュアルを確認しましょう。自動車メーカーは、様々な構造のサスペンションを製造しています。そのため、マニュアルを読んで自分の車が搭載しているサスペンションのタイプを確認しましょう。
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必要なもの

  • 自分の車のサービスマニュアル
  • ジャッキ(車体を持ち上げる必要がある場合)
  • ダイヤルゲージ

このwikiHow記事について

熟練整備士
この記事はMike Parraが共著しています。 マイク・パーラはアリゾナ州在住の熟練整備士です。ASE公認自動車技術士の資格および自動車工学の準学士号を取得し、20年以上自動車整備の仕事に従事しています。
カテゴリ: 自動車修理

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