ベゴニアを栽培する方法

共同執筆者 Maggie Moran

栽培している植物が鮮やかな花とともに、美しい葉を付けると知ったら、得をした気分になることでしょう。ベゴニアは、この素晴らしい特性を両方兼ね備えています。さらに、ベゴニアは室内でも屋外でも、比較的簡単に栽培することができます。まさにベゴニアは、非の打ち所がない植物と言えるでしょう。ここで紹介する手順に従って、この理想的な植物の栽培方法を学びましょう。

2の方法1:
ベゴニアの室内栽培

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    室内栽培用のベゴニアを選びます。室内で栽培できるベゴニアには、たくさんの種類があります。ベゴニアは鮮やかな花の観賞用に栽培される品種と、ベゴニアならではの美しい葉を愛でるために栽培される品種があります。園芸店で販売されているベゴニアの大半は、室内栽培用または屋外栽培用と表示されています。
    • ベゴニアは、生育習性によって大きく2つのカテゴリーに分類されます。また、そのカテゴリー内にハイブリッド種(交配種)が含まれます。
    • 木立性ベゴニアは、茎が高く上方に伸び、竹のような形状をしています。エンジェルウイングベゴニア(コクネシア)が代表的な例です。
    • 根茎性ベゴニアは、ラディッシュの葉のように、根元からそれぞれの茎が分かれて伸びます。交配種のレックスベゴニアがこのカテゴリーに分類されます。
    • 室内で栽培できる品種かどうかが不確かな場合は、園芸店のスタッフに問い合わせましょう。
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    ベコニアを良質な室内栽培用の培養土に植えます。ベゴニアを植える際、土の種類、鉢の大きさ、使う土の量の3点を考慮しましょう。[1]
    • 鉢植えには、pH値が比較的中性、または弱酸性の土を選びましょう。
    • ベゴニアの株を入れて、多少余裕がある大きさの鉢を選びましょう。根を張るだけの余裕は必要ですが、あまり大きすぎてもいけません。
    • 大きすぎる鉢を使うと、余分な土が必要になります。鉢の中の土が多すぎると、土が水浸しになり、ベゴニアが根腐れを起こして枯れてしまう場合があります。
    • 水で濡らした小石や砂利を使って、ベゴニアを栽培する園芸愛好者もいます。この際、ベゴニアの根茎を完全に埋める必要はありません。石の上に根茎を置くだけで十分です。
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    明るい日差しが当たる場所に、ベゴニアを置きます。ベゴニアは明るい場所を好むため、日光が毎日数時間当たる、東向きか西向きの窓辺に置きましょう。2~9月の間は、直射日光を遮る薄いカーテンがない限り、南向きの窓辺に置いてはいけません。この期間の日差しは、ベゴニアには強すぎるためです。[2]
    • 東向きや西向きの窓がコンクリートや水辺に面している場合は、日差しをカーテンなどで遮りましょう。
    • 蛍光灯を使ってベゴニアを栽培する場合は、蛍光灯を株から15~30 cmほど離しましょう。蛍光灯を14時間ほど点灯しておく栽培者もいますが、12時間程度でよいでしょう。人工的な光源を使う場合は、自然光で栽培するよりも頻繁な水やりが必要です。[3]
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    ベゴニアを室内の暖かい場所に置きます。夜間の最低温度が13度を下回らないように注意しましょう。ベゴニアは寒い場所が苦手なため、温度が低いとうまく育ちません。
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    ベゴニアの水やりは慎重にします。土の表面に触れて乾燥していると感じたら、水やりをします。暖かい日、日差しが強い日、または花がたくさん咲いていたり、新芽が出ている際は、水やりの回数を増やしましょう。鉢の水抜き穴から水が流れ出るまで水を与えます。[4]
    • 晩秋や冬期などの、日光が弱く低温の期間は、次の水やりまで多少土を乾燥させましょう。
    • できれば、室温の蒸留水を与えましょう。水やり後直ちに、鉢の受け皿に溜まった水を捨てましょう。
    • レックス種(観葉種)のベゴニアには、葉が落ちないように、週に2度霧を吹き掛けるか、湿度を高く保ちましょう。霧吹きにはぬるま湯を使いましょう。
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    ベゴニアに肥料を与えます。冬咲きのベゴニアには、高リン酸の水溶性肥料を与えます。窒素がごく僅か、または全く含まれていない肥料を選びましょう。2~9月の間、毎月この肥料を与えます。晩秋から冬期間は生長が鈍るため、肥料を与える回数を減らしましょう。[5]
    • 説明書に従って肥料を混ぜ合わせましょう。
    • 培養土に肥料が含まれている場合は、3カ月経ってから肥料を与えましょう。
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    ベゴニアの手入れを定期的に行います。枯れた花や葉は摘み取りましょう。折れた茎も取り除いて、株の生長を促します。必要であれば、葉のほこりを払い除けましょう。
    • レックス種に小さな花が咲き始めたら摘み取り、エネルギーを葉に集中させましょう。
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2の方法2:
ベゴニアの屋外栽培

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    植え付けに適切な区画を選びます。霜が降りなくなってから、ベゴニアの品種に関わらず、半日陰または明るい日陰に植え付けます。球根ベゴニアは、プランターかハンギングバスケットに向いています。また、根茎性ベゴニアを植えて、美しい花壇を作りましょう。[6]
    • ベゴニアの花付きを良くするには、朝日または午後遅くに日光が当たる場所に植え付けましょう。または、1日中木漏れ日が当たる場所に植えてもよいでしょう。
    • アスファルトやコンクリートの上など、日光で熱くなる場所にベゴニアの鉢を置いてはいけません。
    • 春、最後の霜の3カ月前に、室内で球根ベゴニアの栽培を始めると、たくさんの花を咲かせます。方法については、下記の「ポイント」を参照してください。
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    ベゴニアを栄養豊富な土に植え付けます。ベゴニアは養分が豊富な土を好みます。植え付け場所にピートモスか完熟堆肥を加えましょう。また、土の水はけも確認しましょう。水はけが悪いと、根腐れを起こす場合があります。
    • 繊細なベゴニアの茎は、風でダメージを受ける場合があるため、強風が当たる場所は避けましょう。
    • 植え付けに適した場所を選び、土壌の準備ができたら、ベゴニアが入っていた鉢と同じ大きさの穴を掘りましょう。植え付けの間隔を30~40 cmほど空けましょう。
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    ベゴニアに水やりをします。土が湿る程度で、なおかつ水浸しにならないように水やりをします。土の表面から3 cmほどの深さまで乾燥した時点で、水やりをしましょう。水浸しの土は、根腐れや枯死の原因になります。[7][8]
    • 鉢植えのベゴニアには、水抜き穴から水が流れ出るまで水やりをします。水やり後、直ちに受け皿の余分な水を捨てましょう。
    • ハンギングバスケットのベゴニアは1日で乾燥する場合があるため、土を頻繁にチェックしましょう。土を手で触れてみて乾燥しているようであれば、水を与えましょう。
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    ベゴニアに肥料を与えます。ベゴニアには、成分がバランスよく配合された肥料を使いましょう。すなわち、酸性肥料や汎用肥料よりも、中性の肥料が適しています。ベゴニアの植え付け場所に、緩効性の顆粒肥料を混ぜ込みましょう。[9]
    • 与える量については、肥料の説明書に従いましょう。
    • 3カ月後、再び株の周りの土に肥料を優しく混ぜ合わせましょう。
    • 顆粒の肥料を使わない場合は、開花中のベゴニアに水溶性の肥料を週に1度与えます。
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    枯れた花や葉を頻繁に摘み取ります。こうすると、株の健康な生長を促進します。
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    ベゴニアを切り戻します。センパフローレンスなど花壇用の根茎性ベゴニアは、霜の降りない暖かい地域では、4カ月毎に約8 cmの高さまで切り戻し、株を若返らせましょう。こうすると、株が健康に生長を続けます。
    • 屋外で栽培している花壇用ベゴニアは、冬期間は室内に移しましょう。初霜の前に掘り起こし、鉢に植え替えます。株を約8 cmまで切り戻し、生長を促しましょう。上記の「ベゴニアの室内栽培」を参照してください。
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    美しいベゴニアを楽しみましょう!
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ポイント

  • 球根ベゴニアは、弱い霜の後、凍結する前に室内に移します。葉を切り落とし、鉢の土を乾燥させます。球根を掘り起こしてピートモスの中で保存したり、またはそのまま鉢の中でも保存できます。ネズミの被害がない、暗く涼しい場所に球根を保存しましょう。ただし、凍結しない場所を選びましょう。
  • ベゴニアは寿命が短い植物です。どれほど丁寧に栽培しても、大抵のベゴニアの寿命は2~3年です。球根ベゴニアは適切な手入れをすると、4 ~ 5年楽しめる場合もあります。
  • 早春、球根ベゴニアを鉢に植えるか、保存していた球根を再び鉢に植えましょう。球根の窪みのある面を上にして、ごく軽く培養土を被せます。鉢を日当たりの良い場所に置き、定期的に水やりをしましょう。霜が降りなくなったら、球根ベゴニアを屋外に植えましょう。
  • 球根ベゴニアは冬に休眠する必要があるため、冬期間の室内での観賞用には向いていません。リーガースベゴニアとクリスマスベゴニアにも休眠期間があります。
  • 一般的な花壇用のベゴニアとして知られるセンパフローレンスは、暖かい場所では年中花を咲かせます。木立性ベゴニア(エンジェルウイング)とレックスベゴニアのような観葉ベゴニアもまた、室内栽培に適しています。ただし、木立性ベゴニアは、温度が低下すると休眠します。
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注意事項

  • 水のやり過ぎが、室内栽培のベゴニアを枯らす一番の原因です。土を水浸しにしてはいけません。
  • ベゴニアの多くの品種は、肉厚でもろく、折れやすい茎をしています。風が当たったり、衝撃を受ける場所は避けましょう。
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必要なもの

  • レックスベゴニア用の霧吹き
  • 培養土
  • 顕花植物用肥料

このwikiHow記事について

園芸家
この記事はMaggie Moranが共著しています。 マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。
  1. Hogan, Sean, Flora, Portland, Oregon, Timber Press, 2003, Vol.1 pg. 224-227

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