ビットコインで投資をする方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

ビットコイン(略してBTC)は、サトシ・ナカモトと名乗るソフトウェア開発者によって作り出された電子通貨とP2P(ピア・ツー・ピア)の決済システムです。もともとは、公にあまり知られていませんでしたが、ここ数年、金融業界で多くの注目を集めています。[1] この高まっている注目によって、ビットコインでの投資プロセスは、以前に比べて簡単になっています。しかし、ビットコインは一般的な投資(例えば、株など)ではないということに十分注意しなくてはなりません。投資というよりは、非常に不安定なコモディティ(商品先物取引で取引される商品)のようなものなので、リスクを理解せずに購入しないようにしましょう。

パート1(全3パート):BTCを売買する

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    ビットコインウォレットを作成する 初心者にとって、BTCの売買は以前よりも簡単にできるようになりました。最初のステップとして、ビットコインウォレットと呼ばれるものに会員登録しましょう。名前から想像できるように、ウォレットは、ビットコインの売買を簡単に、そして便利に行えるデジタルアカウントです。ビットコインの当座預金と考えるとよいでしょう。しかし、当座預金とは違って、ビットコインウォレットを始めるのに普通は1分もかかりません。手続きはオンラインで行うことができ、極めて簡単です。
    • 評判が良く、信頼でき、初めてウォレットを作成する初心者にとっても使い勝手の良いサイトのほんの一部の例として、bitcoin.org/ja、bitbank.cc、bitflyer.jp、bitpoint.co.jpなどがあります。
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    銀行口座をウォレットに紐づける(リンクする) ウォレットができたら、BTCをウォレットに入れましょう。一般的に、PayPalアカウントを開設したり、その他のオンライン決済サービスに登録を行う場合のように、BTCを手に入れるためには、銀行口座の詳細情報を提供する必要があります。たいていは、最低でも銀行の口座番号、銀行コード、口座名義が必要です。必要な情報は、ほとんどの場合、インターネットバンキングのアカウントや通帳で確認できます。[2]
    • 電話番号などの連絡先の提出が求められる可能性があることも覚えておきましょう。
    • 情報セキュリティに対してはっきりさせておくと、ビットコインのウォレットに銀行口座を紐づけることよりも、インターネットショッピングを利用する方が、個人情報漏えいのリスクは高くなっています。評価の高いビットコインサービスはほとんどすべて、高水準のセキュリティと暗号化を宣伝の目玉にしています。ビットコインサービスが過去にハッキングのターゲットとなったことがあるのは事実ですが、多くの主要なインターネットショッピングサイトも同じようにターゲットになったことがあります。[3][4]
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    銀行口座の資金でBTCを購入する 口座情報を提出し、ビットコインサービスに承認されたら、BTCの購入とウォレットへの追加は簡単に始められます。たいていは、ウォレットのページに、「ビットコインの購入」といった表示名のオプションがあるはずです。オプションをクリックすると、銀行口座の資金を使ってBTCを購入するわかりやすい取引処理が表示されます。
    • ビットコインの価格は日々変動する可能性がある(実際に変動している)ということに注意しましょう。著しく変動する場合もあります。ビットコインは比較的新しい通貨であるため、市場がまだ安定していません。購入時の円とBTCの為替レートは、明確に記載する必要があります。2017年9月の時点で、1BTCは約506,235円です。[5]
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    BTCを使って、BTCを受け付けているショッピングサイトで買い物をする ここ数年、決済の方法としてBTCを受け付け始めた企業の数が増えています。未だ、そういった企業は少数派ですが、主要な企業もすでに転換を図っています。以下に挙げるのが、BTCを受け付けているショッピングサイトのほんの一部です。[6]
    • Amazon
    • Wordpress
    • Overstock.com
    • Bitcoin.travel
    • Victoria's Secret
    • Subway
    • Zappos
    • Whole Foods
    • 市場に精通していれば(または、運が良ければ)、価値が下がっている時にBTCを買い、価値が上がった時にお得な価格で商品を購入することで、ひょっとしたら儲けが出るかもしれません。その後は、購入した商品を売って利益を出したり、商品は手元に置いていてもいいでしょう。
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    ほかの利用者にBTCを売る 残念ながら、BTCを売ることは、買うことほど簡単ではありません。ビットコインを「現金化」して、銀行口座で現金を受け取る簡単な方法はありません。代わりに、ビットコインを現金(または商品やサービス)で買ってくれる買い手を探さなくてはなりません。一般的に、最も簡単な方法のひとつは、インターネット上のビットコイン市場に登録することです。買い手を見つけたら、そのウェブサイトを通して取引を完了させます。もしくは、買い手と直接、売買を行います。直接売買を行うためには、通常、売り手としてのアカウントを登録し、ウォレットを作成した時とは違う手順で身元の確認を行う必要があります。
    • アメリカでは、CoinBaseとLocalBitcoinsがこのような販売サービスを提供しています。イギリスでは、BitBargain、Bittyliciousの2サイトが評価の高いオプションです。
    • また、Purse.ioのような、売り手が買い手にBTCを渡して、インターネットで商品を購入してもらい、その商品を送ってもらうことが可能なサイトもあります。本質的には、BTCを受け付けていないショッピングサイトでの購入にBTCを使うための回りくどい方法です。[7]
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    取引所でBTCを売る 売り手のほかのオプションとして、ビットコイン取引所の利用があります。取引サイトは、売り手を買い手候補とペアリングすることによって機能しています。売り手が見つかると、取引サイトは、いわゆる仲介業者やエクスクローサービスのような役割を果たし、両方の当事者が確認され、取引が完了するまで現金を保持します。通常は、サービスの利用に少額の手数料がかかります。この方法での売買は、通常、リアルタイムで行われません。場合によっては、取引サイトが他のオプションと比べて、取引を完了するのに途方もない時間をかけているとユーザーが訴えていることもあります。[8]
    • 評判の良い、広く知られている取引所には、Circle、Kraken、そしてVirtexがあります。
    • Bitcoinshopなど、BTCを他の電子通貨(DogecoinやLitecoinなど)に変換できる取引サイトもあります。
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パート2(全3パート):売買以外の方法を用いる

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    定期的な購入の計画を検討する ビットコインでの投資を真剣に考えているのであれば、毎月の給料のほんの少しずつを仮想通貨の購入にあてるといいかもしれません。この方法は、大量出費をせずに、時間をかけてたくさんのBTCを貯めるのにとても良い方法です。ビットコインウォレットサイトの多くが(例えば、Coinbaseなど)が、BTCの購入を目的とした定期的な引き落としを設定するオプションを提供しています。たいていは、確定拠出年金の天引きようなもので、金額を指定しておくと、一定の間隔でその金額が銀行口座から引き落とされて、自動的にBTCの購入に使用されます。
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    住んでいる地域でのBTC購入を検討する 自分のお金は、自分が住んでいる地域に留めておきたいという場合、近くにいる人にBTCを売ることができるサービスの利用を考えてみましょう。世界中にいる匿名の買い手とオンラインでペアリングするのではなく、特定のサイトには、お住まいの地域の売り手を検索するオプションがあります。売り手と直接会うことを選んだ場合は、オンラインで知り合った人に会うときの注意点に従うようにしましょう。昼間に公共の場で会うようにして、可能であれば、一人で会いに行くのはやめましょう。
    • Localbitcoins.comは、最も有名な地域型ビットコイン市場のひとつです。200カ国、6,000都市以上の中から買い手を探すことができます。[9]
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    ビットコイン投資会社の株の購入を検討する BTCを直接売買するよりも「リスクが少ない」と広告されることが多いオプションのひとつが、投資代理店に資金を投資することです。たとえば、Bitcoin Investment Trustでは、ほかの会社に対して行うのと同様、同社の株を売買できます。同社は、投資家のために資金を増やすことを目的として、BTCの売買に資金を使用します。BTCの売買のみを扱っているため、同社の株価はビットコインの価格に直接結びついています。しかし、投資会社の株式を購入した方がビットコインを購入するよりましだと考えているユーザーもいます。同社に在籍するプロの投資家は(おそらく)専門家であり、自分で売り手を探したり、ビットコインのアカウントを管理するプロセスに関わらなくて済むからです。[10]
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    BTCの「マイニング(採掘)」を検討する ビットコインはどこから来るのか疑問に思ったことはありませんか?実は、新しいビットコインは、「マイニング(採掘)」と呼ばれる複雑な計算処理を通して生成されています。「非常に」簡単に言い換えると、BTCのマイニング中、コンピューターは、他のコンピューターと競い合って複雑な問題を解いています。最初に問題を解いたのが自分のコンピューターであった場合、報酬としてBTCが与えられます。現実世界のお金を一切使うことなくBTCを「作り出せる」ことが、本来マイニングで得られる利益なのですが、実際には、ビットコインのマイナー(採掘者)として競争を続けて行くために、特殊なハードウェアへの多額の投資が必要となります。
    • マイニング工程の全貌は、この記事で言及している範囲を超えた複雑なものです。
    • 報酬は、複数のBTCからできている「ブロック」という形で与えられるということを理解することも重要です。「プール」というマイナーの集まりに参加すると、一緒に問題解決に取り組み、報酬を共有できます。一人ではマイナーとしての競争力は無に等しく、いつまでたっても全くBTCを稼げないかもしれません。[11]
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パート3(全3パート):投資でお金を稼ぐ

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    安く買って、高く売る 本質的には、BTCの売買における戦略は、実世界での株式やコモディティの売買に関する戦略と大きく異なるものではありません。円の為替レートが低い時にBTCを買い、為替レートが高い時に売る、というのが儲ける仕組みです。残念ながら、ビットコイン市場は非常に変動しやすく、いつビットコインの価格が上がったり下がったりするか予想することが極めて難しくなり得ます。そのため、BTC投資には常にリスクが伴います。
    • ビットコイン市場の不安定さの例として、2013年10月、12,000円から20,000円あたりで低迷していた価格が、その後、1ヶ月半も経たないうちに、およそ10倍である121,521円まで跳ね上がりました。1年後、価格はピーク時の三分の一となる44,746円まで落ちました。価格の急上昇が次にいつ起こるかはわかりません(今までに予測できたこともありません)。
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    ビットコイン市場の最新情報を入手する 先ほど触れたように、ビットコイン市場が進む方向を確実に予想することは不可能です。しかし、儲けを出すために一番希望が持てるのは、おそらく、市場の動向を頻繁にチェックしておくことでしょう。ビットコイン市場は急速に変動することがあるため、ほんの数日のうちに、為替レートの急上昇といった儲けの機会が現れては消えていくという可能性があります。成功の機会を逃さないよう、為替レートから目を離さないようにしましょう。
    • ビットコインに関するコミュニティに参加するのもいいでしょう(例えば、Bitcointalk.orgのフォーラムなど)。コミュニティに参加することで、ほかの投資家達と市場予測についての情報交換が行えます。しかし、どんなに経験のある投資家でもビットコイン市場の確実な予測はできない、ということを肝に銘じておきましょう。
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    ビットコイン資産を使って、安定した投資商品を購入する ビットコイン資産に安定性を持たせるために考えられる方法のひとつが、株式やコモディティなどのより安定した投資商品の購入です。こういった購入は、特定のサイトで行うことができ、例えば、Coinabul.comではBTCで金を購入できます。BTCを売却し、得た資金を株式市場や債券に投資するのもいいかもしれません。保守的な株式ポートフォリオでは、安定した、緩やかな成長が見込める商品が提案されますが、ほとんどの経済専門家は、比較的リスクの高い株式でさえ、ビットコイン市場よりも変動率が低いと認めています。[12]
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    損失しても影響がない程度の資金をBTCに投資する あらゆる種類のリスクが伴う投資と同様、ビットコインに投資する資金は、娯楽費用だと考えた方がいいでしょう。儲けが出れば良いに越したことはありませんが、損失があっても、経済的にダメージを受けるわけではありません。生活に支障が出るほどの資金をビットコインに投資するのはやめましょう。過去に起こったように、BTCは一瞬で消えて無くなることがあり得るので、ビットコインに多額の資金を賭けすぎた結果、散々な目に遭うかもしれません。[13]
    • コンコルド効果(埋没費用効果)に陥らないようにしましょう。コンコルド効果とは、投資にのめり込みすぎて、今やめるとこれまでの投資が無駄になってしまう、と錯覚してしまう状態です。[14]価格の急上昇を待ち続けて、大きな損失を出すよりも、価格の急上昇を逃して、若干の損失を被る方がましです。
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ポイント

  • ビットコインの価格は、国によって大きく異なる場合があることに注意しましょう。リスクを負うことをいとわなければ、ある国でBTCを安く買い、別の国で高く売ることで儲けを出せる可能性があります。しかし、市場の変動により、逆に資金を失う可能性もあります。
  • 匿名性を保つことに関心がある場合は、BitBrothers LLCのようなサービスを使って、郵送でビットコインを購入することを検討しましょう。有料で、BTCを代理購入してくれます。本人がオンラインでログインする必要は一切ありません。
  • 運が良ければ、お住まいの地域にBTMがあるかもしれません。BTMとは、ATMのように機能する特殊な機械で、ビットコインを直接購入することができます。Bitcoinatmmap.comを参照して、近くにBTMがないか調べてみましょう。
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この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

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