パソコンのメンテナンスをする方法

このウェブサイトを訪れた目的は、散らかったりウイルスに感染したりしたハードディスクの「クリーニング」のためでしょうか。それともパソコンの部品を物理的に掃除する方法を知るためでしょうか。理由がどちらであっても、順を追ったわかりやすいガイド記事を探しているのなら、このまま読み進めてください。ここでは基本的に、パソコンのハードウェア部品だけでなく、ソフトウェアのクリーニング方法についても解説します。定期的にメンテナンスを行うことで、パソコンの処理速度と寿命が劇的に改善することはよく知られています。システムファイルのクリーニングは、ダウンロードにより入手可能な信頼できるシステムユーティリティソフトウェアを用いて行う「ソフト面」の作業です。

埃や繊維が詰まるなどして通気口がきれいに保たれていないと、CPUが過熱してクラッシュしたり、誤作動や損傷を招いたりする恐れがあります。パソコンを掃除するにはケースを開けなければなりません。パソコン本体やハードウェアの掃除にはソフト面ではなく、肉体的な労力が必要になります。

2の方法1:
ハードディスクとソフトウェアのクリーニング

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    パソコンは常に最新状態にしておきます。MacもWindowsも、パソコンのオペレーティングシステム(OS)に必要なセキュリティ更新プログラムやパフォーマンス安定性に関する更新プログラムを定期的に発表しています。さらに、持ち主の管理の手間を省く目的で、既存のOSは必要な更新プログラムやその入手方法を認識できるように設定されている場合がほとんどです。これらの更新を行うプログラムにはわかりやすい名前(Windows Update、ソフトウェア・アップデート)が付いており、自動的に実行されるようにデフォルトで設定されています。自動更新を無効にしたときや、パソコンが最新状態になっているかどうかがよくわからない場合は、後述の方法に従って確認してください。
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    インターネットのデータを削除します。インターネットを閲覧すると、パソコン、特に古いものや動作が遅いパソコンの場合は、蓄積するといずれは動作障害の原因になるこまごまとした情報を収集します。その最も一般的な経路は、使用しているインターネットのブラウザに付属したツールを使用することによります。Windowsでマイクロソフトのインターネット・エクスプローラ(IE)を使用している場合は、「インターネット オプション」ウィンドウの「全般」タブで、「閲覧の履歴」の下にある「削除」ボタンをクリックして、すべての一時データを削除することができます。
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    アドウェアとマルウェアを確認します。アドウェアとマルウェアとは、パソコンの動作を危険にさらし、セキュリティを脆弱にする恐れがあるプログラムの一種です。アドウェアやスパイウェアを検出して削除するように設計された専用の無料プログラムがあります。それをインストールして実行し(操作はいたって簡単です)、問題のあるファイルを検出して削除しましょう。
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    ウイルスなど、対処に緊急を要する脅威の有無を調べましょう。非常に悪質な脅威からパソコンを守る方法として最適なのが、強力なウイルス対策プログラムを使用することです。MacとWindowsのどちらを使用している場合でも、少なくとも有料のものと同程度には機能する良質の無料オプションが入手可能です。これらのプログラムをインストールして、バックグラウンドで常に実行される状態にしておきましょう。初めてインストールしたときや、ウイルスが見逃されたと疑われるときなどには、手動で実行することも可能です。
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    ハードドライブのメンテナンスを行いましょう。これらの作業は過去数年間に製造されたパソコンのほとんどでは自動的に行われますが、自分でメンテナンスをすることももちろん可能です。鍵となるツールは(1)ディスク デフラグ(ハードディスク上のごちゃごちゃになったデータの断片を整理して、データを素早く探し出せるようにする)、(2)ディスク クリーンアップ(重複したデータや使用していない一時データを削除して、ディスクの空きを増やす)です。
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    不要なプログラムを削除します。余分なプログラムがある場合、Windowsではコントロールパネルの「プログラムと機能」(新しいバージョンの場合)、または「プログラムの追加と削除」(古いバージョンの場合)を使用して簡単に削除が可能です。プログラムを選択して利用可能なオプションを表示し、クリックして完全にアンインストールしましょう。そのプログラムが別の場所にインストールした可能性のあるファイルも削除できるため、自分でアプリケーションを削除するよりも、この方法で行うほうがよいでしょう。
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    システムのバックアップをとりましょう。パソコンのクリーンアップが終わったら、今後壊滅的な問題が起こったときにきれいなバージョンに復元できるように、今のうちに保存しておきましょう。MacとWindowsでやり方はだいぶ異なりますが、いずれの場合も手順は簡単です。
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2の方法2:
物理的クリーニング

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    道具を準備します。パソコンを安全かつ効果的にクリーニングするには、安く手に入る道具がいくつか必要です。繊細な部分のごみを吹き飛ばすため、パソコン用品店ならどこでも入手可能なエアダスターを購入しましょう。スーパーまたは薬局で綿棒と消毒液を、ホームセンターではプラスとマイナスのドライバー(小または中サイズ)を購入します。手元にキッチンペーパーと柔らかい雑巾、水を用意します。
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    パソコンの電源を切ります。デスクトップ型の場合は、パソコンをシャットダウンしてサージ防護機器またはテーブルタップの電源を切り、タワー(パソコン本体)の背面にあるコードを引き抜きます。ノートパソコンの場合は、完全にシャットダウンして電源コードをすべて引き抜き、裏返して電池パックを取り出します。
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    通気口の外側を掃除機で吸引した後、パソコンを開けます。パソコンの温度を一定に保つ働きをするファンや通気口、CPUのヒートシンク部は経年とともに塵や埃、糸くずで目詰まりして、CPUの過熱やハードウェアの誤作動を引き起こす可能性があります。クリーニングを行う間隔はあまり空けないほうがよいでしょう。埃を取り除くには、本体ケースを開ける必要があります。
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    通気口を掃除します。綿棒またはピンセットを使って、目に見える大きな埃やごみをすべて取り除きます。次にエアダスターを吹き付けて、残った埃を通気系統から取り除きます。部品やI/Oポート(各種ケーブルの差し込み口)からノズルを数センチ離すように気を付けながら、手が届く場所にはすべてスプレーします。光学ドライブも忘れずに開け、軽くスプレーします。
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    デスクトップパソコンのCPU部分とハードディスクの周囲などを掃除します(CPUとヒートシンクの上に、独立したファンやプラスチック製のスナップ式または持ち上げ式の通気口とカバーがある場合もあります)が、はんだ付けされた、もしくはむき出し状態の電子線などの部品に指で触れないように気を付けてください。本体内部や周囲のプラスチック製もしくは金属製のフレームに繰り返し触れて、触れても安全なこれらの部分と手との間の静電気を必ず均一に保つようにしてください。
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    ケースを閉めて掃除します。開けたり取り出したりした部品をすべて元の場所に戻し、パソコンを再び閉めます。それが済んだら、雑巾または乾いたマイクロファイバーの布、もしくは乾いたキッチンペーパーを数枚用意し、本体ケース表面全体の目に見える埃や汚れを払います。その後、綿棒の一端を消毒液に浸して、パソコンのあらゆる隙間や縁に沿って這わせます。一か所を掃除し終えたら綿棒を反対側に換えて、乾いたほうで水分を拭き取ります。
    • 掃除が完了するまで、必要に応じて綿棒を取り替えます。この手間は省いてはいけません。
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    キーボードを掃除します。まず、新聞紙またはキッチンペーパーを数枚広げた上でキーボードを裏返してゆすり、できる限りごみを取り除きます。ノートパソコンの場合は、パソコンの損傷を防ぐため、極めて優しくゆすってください。可能な限りごみを取り除いたら、隙間やスリット部分にエアダスターを吹き付けてさらにごみを吹き出し、再度ゆすって塵を出します。最後に少量の消毒液を綿棒に取り、キーの上部を掃除します。
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    モニターを掃除します。ノートパソコンに多いLCDディスプレイには、マイクロファイバーのような柔らかくて糸くずが出ない布を水道水で濡らして使います。布に水を含ませ、スクリーンがきれいになるまで全体を優しく拭きます。大型のCRTモニター(コンピューター室でよく見かけるタイプ)の場合は、家庭用のガラスクリーナーを使用してください。ここでもやはり、液はモニターそのものではなく、必ず布に吹き付けてください。
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    仕上げを行います。すべての部品を完全に乾燥させてからパソコンを再度組み立て、電源プラグを元通りに差し込みます。モニターなど、掃除の際に取り外した周辺機器も忘れずに取り付けてください。準備が整ったら通常通りパソコンを立ち上げます。数か月に一度または必要に応じて、このクリーニングを繰り返し行いましょう。
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ポイント

  • 上記をすべて試してもなおパソコンの処理速度が遅かったり、誤作動を頻繁に起こしたりするようであれば、認定を受けた修理業者へ持って行きましょう。
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注意事項

  • 削除しても安全だと確信を持てるファイル以外は削除しないでください。この種の判断は自動ツールに任せておきましょう。
  • 保証期間中はパソコンを開けてはいけません。開けると保証が効かなくなります。
  • 発行元とその適切な使用方法が100パーセント確かでないソフトウェアは、一切ダウンロードしたり使用したりしてはいけません。Majorgeeks.comやCnet.comでは、ハードディスクのクリーニングを目的としたものやウイルス対策ソフト、問題修復のためのツールといった検証済みの無料ユーティリティソフトウェアがたくさん手に入ります。ただし、「無料ダウンロード」「無料スキャン」などとうたっていても、購入して登録するまでは問題を解決してくれないソフトウェアが存在することもあるので気を付けましょう。
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このwikiHow記事について

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