パイナップルを栽培する方法

共同執筆者 Andrew Carberry

パイナップルの栽培は、新鮮なパイナップルが1個あれば始められます。次回スーパーに行った際に、パイナップルを買ってきましょう。まずは葉の部分を果実から切り離して、根元を水に浸けておきます。数週間経って根が生えてきたら、植木鉢に植えましょう。後は、果実ができるのを楽しみに待つだけです。この記事を読んで、パイナップルの育て方を詳しく学びましょう。

パート1(全3パート):パイナップルの準備

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    新鮮なパイナップルを用意しましょう。硬い緑色の葉が付いているものを選びます。葉が黄色や茶色に変色しているものは避けましょう。皮は、金色がかった茶色で、触った感触が硬いものを選びましょう。熟しているかどうかを匂いで判断します。栽培を始めるのに最適なタイミングのパイナップルは、甘いつんとした香りを放っています。
    • 未熟なパイナップルは避けましょう。新たな果実を生み出すには熟したパイナップルが必要です。
    • 熟し過ぎたパイナップルも避けましょう。これは葉を少し引っ張るだけで判断できます。葉が簡単に抜けてしまうパイナップルは、栽培に使うには熟し過ぎです。くれぐれも乱暴に扱ってはいけません。
    • 葉の根元付近にカイガラムシが付いていないか確認しましょう。灰色がかかった、黒くて小さい点のようなものが付いていたらカイガラムシです。
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    葉をパイナップルからもぎ取りましょう。片方の手で果実を掴み、もう片方の手で葉の根元を掴んでもぎ取りましょう。こうすれば、葉の根元を無傷のまま残すことができます。果実は栽培には不要なので、できるだけ葉の根元に残さないようにもぎ取りましょう。
    • どうしても手でもぎ取れない場合は、ナイフや包丁を使っても構いません。パイナップルの上部を水平に切った後、余分な果実を切り落としましょう。
    • 葉の付け根部分、つまり茎から葉が分岐している部分を傷つけないようにしましょう。ここから根が生えてくるので、この部分無しではパイナップルは栽培できません。
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    下の方の葉を何枚かむしり取って、茎を剥き出しにしましょう。土に植えた際に根が生えやすくなります。茎を3~5cmほど剥き出しにしましょう。茎を傷つけないように注意しながら、残っている果実を全て切り落としましょう。
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    逆さにして、一週間ほど乾燥させましょう。果実を切って葉を取り除いた際にできた傷が固まります。次のステップに進むための大事なプロセスです。
    • この時点でクラウン(葉の部分)を土に植えても構いません。最初にクラウンを水に浸けることを推奨している栽培者もいますが、必須ではありません。[1]
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パート2(全3パート):クラウンを水に浸ける

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    大きなガラス容器に水を入れましょう。クラウンが入るように、口が大きい容器を使いましょう。ただし、大き過ぎるとクラウンが沈まないように支えることができないので注意しましょう。
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    爪楊枝をクラウンに刺しましょう。茎の上部に、十文字に4本の爪楊枝を刺しましょう。抜けない程度の深さで構いません。ガラス容器に入れた際に、この爪楊枝がクラウンを支えます。
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    クラウンを水に入れましょう。ガラス容器の縁に、先ほど刺した爪楊枝を乗せます。茎は水に浸かるようにし、葉は外に出しましょう。
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    日当たりの良い窓際にガラス容器を置き、根が出るのを待ちましょう。白い根を出して生長を始めるまでに数日、場合によっては数週間ほどかかります。
    • 急激な温度差は大敵です。極度の暑さ・寒さには注意しましょう。
    • カビが生えないように、数日に一回水を替えましょう。
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パート3(全3パート):クラウンを土に植える

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    土を入れた植木鉢を用意しましょう。深さ15cmの植木鉢に、園芸用の軽い土を入れましょう。腐葉土などの有機物が30パーセント配合された土がパイナップルの栽培には最適です。
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    クラウンを植木鉢に植えましょう。根が3~5cmほど伸びて、地中に根付くのに十分な長さまで育ってからクラウンを土に植えます。土に植えるのが早すぎると、うまく育ちません。植える際は、残した葉の真下まで土に埋めましょう。植えた後は、葉に土がかからないように注意しながら周りの土を押し固めましょう。
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    湿度と温度を保ちましょう。日当たりが良くて暖かく、適度に湿気のある環境が必要です。夜でも18℃以上が気温の目安です。乾燥している場合は、定期的に霧吹きで水をかけましょう。
    • 暖かい地域にお住まいのみなさんは、植木鉢を屋外に置いても構いません。寒い季節になったら屋内に入れて、日当たりの良い窓際に置きましょう。日光は一年中必要です。
    • 根の生長を促進するために、ビニール袋を植木鉢に被せましょう。温室に入れるのと同じ効果が得られます。
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    水と肥料を与えましょう。週に1回、軽く水やりをします。夏の間は月に2回ほど、2倍に薄めた液体肥料を与えましょう。
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    花が咲くのを待ちましょう。花が咲くまでに数年かかりますが、いつかは葉の中心部分に赤い蕾が現れます。そこから青い花が咲き、果実が育ちます。果実が完全に育つまで6ヵ月ほど待ちましょう。パイナップルの果実は地上で育ちます。茎の真上の、花が咲いていた部分で育ちます。
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ポイント

  • うまく育たなかった場合に備えて、2つ同時に育てると良いかもしれません。そうすれば、果実を収穫できる可能性が高まります。
  • 開花を促進させるために、袋を被せてその中に半分に切ったリンゴを入れましょう。リンゴから発生するエチレンガスには、開花を促す効果があります。
  • スーパーで売っているような大きさのパイナップルを収穫するには、幅1.8メートル、高さ1.8メートルぐらいまで育てる必要があります。このような大きさは想定外かもしれませんが、小さなパイナップルしか収穫できないのかと慌てる必要はありません。生長に合わせて、徐々に大きな植木鉢に植え替えていきましょう。
  • 野生のパイナップルを使用する際は注意が必要です。未熟なパイナップルの樹液には酵素が含まれています。この酵素は非常に強力で、皮膚に炎症を起こします。
  • 植木鉢は常に暖かい場所に置き、土が冷え過ぎないように注意しましょう。
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必要なもの

  • パイナップル
  • 植木鉢
  • ガラス容器
  • 爪楊枝
  • 肥料

このwikiHow記事について

フードシステム(食物の生産から消費に至る過程)の専門家
この記事はAndrew Carberryが共著しています。 アンドリュー・カーベリーは2008年より、学校の菜園や農場、そしてそれらに関する教育プログラムに携わってきました。現在は非営利団体、「Winrock International」において、地域社会に基づくフードシステム計画の開発に取り組んでいます。

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