ハイビスカスを育てる方法

共同執筆者 Lauren Kurtz, 園芸家

ハイビスカスは熱帯地方に生息する低木で、大きく色鮮やかな花を咲かせることで有名です。暖かい気候を好み、寒さに弱いという特徴があります。気候が寒冷な地域では鉢植えに入れ屋内で育てる必要があるでしょう。屋外で育てると、花に引き寄せられたハチドリや蝶が訪れるます。毎日5~6時間は日光が当たるようにして春から秋まで花を楽しみましょう。

2の方法1:
屋内でハイビスカスを育てる

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    ローム質の軽い土に植える ハイビスカスを育てる際は、土の組み合わせに細かくこだわる必要はありませんが、ローム質やピートモスを含んだ土のように軽量の土を好む傾向にあります。一般的には、ごく普通の園芸土があれば充分でしょう。ローム質の土、ピートモスを含む土、微粒の砂または樹皮を同量で混ぜ合わせ、理想的な環境を整えても良いでしょう。[1]
    • 粒の粗いピートモス、堆肥にされた樹皮と肥料をすべて同量で混ぜ合わせ、少量の軽量膨張粘土とバーミキュライトを加えることも可能です。[2]
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    排水性の良い植木鉢を使う ローム質の園芸土は水はけが良いことからハイビスカスに適しているので、植木鉢の底にも排水用の穴が不可欠です。根が腐らないようにするためにも、水やりをした後、すべて排水されなければいけません。水を与え、底の穴から水が流れ出ていることを確認しましょう。下にプラスチックのトレーを受け皿として設置しましょう。[3]
    • 根が水を吸収できるだけの時間は与えましょう。ただし水やりをして12時間経過した時点でも受け皿に水が残っている場合は捨てましょう。[4]
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    土は適度に湿らせる ハイビスカスは、花を咲かせる暖かい季節になると特に多くの水を必要とします。毎日、土の表面に触れて湿り具合を確認しましょう。乾いているように感じられたら水やりをしましょう。しっとりとして、やや柔らかい手触りであれば水分は足りています。[5]
    • 水を与えすぎると根が腐ります。水やりをする前に必ず土の状態を確認しましょう。
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    ぬるま湯を与える ハイビスカスに水やりをする際は冷水ではなく、ぬるま湯を与えましょう。35度前後の水温が適しています。温度計を使って確認をしましょう。35度を大幅に越えてしまうと逆に熱すぎてしまうので注意が必要です。[6]
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    1日5~6時間は日が当たる場所に置く ハイビスカスは日陰でも成長はしますが、毎日少なくとも1~2時間は日の光に当てなければ花が咲きません。日当たりの良い窓際に植木鉢を置きましょう。ただし、ガラスの熱によって葉や花が傷んでしまう恐れがあるので、窓ガラスから3~5センチほど距離を置くようにしましょう。[7]
    • 太陽の光が充分に当たっていれば、春から秋にかけて花が咲き続けるでしょう。
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    成長期は毎週肥料を与える ハイビスカスは春から秋まで花を咲かせます。この期間、毎週肥料を与えると、さらに元気に開花するでしょう。遅効性の肥料(成分比率が20-20-20あるいは10-10-10のもの)や、ハイビスカスに特化して配合された肥料を根元に撒きましょう。鉄分やマグネシウムといった成長と開花を促進する働きのある微量元素が含まれている製品を探しましょう。[8]
    • 薄めの水溶性肥料(半分あるいはそれ以下の濃度)も合わせて使っても良いでしょう。水やりをするタイミングで少量与えましょう。[9]
    • 肥料は与えすぎないよう注意しましょう。リン酸過剰の状態になり死んでしまうこともあります。[10]
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2の方法2:
屋外でハイビスカスを育てる

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    寒冷時期が過ぎてから植える 24度がハイビスカスの開花に理想的な温度とされています。ただ、多少上下しても持ち堪えるでしょう。霜がおりることはないと確証が持てるようになってから植えましょう。植えた後に気温が7度を下回ると回復しないかもしれません。[11]
    • ハイビスカスは霜や氷点下の温度に適応することはできません。
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    たっぷり日光が当たる場所に植える 春、夏、あるいは秋口の暖かい時期に植えるようにしましょう。熱帯地域の植物なので、高温多湿で、8~10時間は直射日光が当たる環境を好みます。部分的に陰になる場所でも成長しますが、理想的な生育環境で育った場合と比べると弱く、花の数もかなり少なくなるでしょう。[12]
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    植える前に土の排水性を確認する ハイビスカスは排水性の良い土を必要としています。水はけが悪いと根が腐ってしまうでしょう。土の排水性を調べる必要がある際は、まず幅、深さ共に30センチほどの穴を掘りましょう。その穴に水を入れます。10分以内にその水が全て染み込んで消えていれば排水性は充分です。1時間以上かかる場合は水はけが悪いことを意味しています。[13]
    • 堆肥、肥料、ピートモスといった有機物を混ぜると水はけが改善されます。
    • すでに水はけが良い場合は、何もする必要はありません。[14]
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    根の部分とほぼ同じ深さの穴を掘る 根の部分の大きさを測り、深さが同等の穴を掘りましょう。ただし、幅は根っこの2~3倍になるようにしましょう。ハイビスカスを容器から取り出し、優しく穴に移します。穴が半分埋まるまで土を加えていきます。たっぷり水をやり、排水したところで、残り半分も土で埋めていきましょう。[15]
    • 土の中に移したら、たっぷりと水を与えましょう。
    • 複数植える時は180センチの間隔を空けて植えるようにしましょう。
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    暖かい時期は週3~4回水やりを行う ハイビスカスはたっぷりの水分と、土が常に適度に湿っている環境を好みます。土の湿り具合は手で触れて確認しましょう。乾いてパラパラとしている時は水やりをしましょう。柔らかくしっとりとしていれば、その日は足りています。[16]
    • 水やりをする前に土の状態を確認しましょう。冷水を嫌うので、ぬるま湯を与えるようにしましょう。この時、水温が高すぎないよう注意しましょう。
    • 1週間で少なくとも2.5センチの水を必要とします。[17]
    • 雨水が理想的ですが、水道水を使用することももちろん可能です。
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    花が咲く時期は2週間おきに肥料を与える 水溶性あるいは液体の肥料を使用するのがコツです。10-10-10の成分比率のものが良いでしょう。カリウム、鉄分、マグネシウムなどが微量元素として含まれた有機肥料を選びましょう。2週間おきに根元に与えましょう。[18]
    • 化学肥料は使用しないようにしましょう。
    • 10-4-12や9-3-13のようにリンの配合率が低い肥料があれば、それを使いましょう。
    • 肥料は与えすぎないよう注意しましょう。リン酸過剰の状態に死んでしまいます。[19]
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    アブラムシ、コナジラミ、ハダニがつかないよう毎週状態を確認する こうした害虫は屋外でハイビスカスを栽培する際に問題となることがあります。大量発生していないか毎週確認をしましょう。害虫が発生してしまった場合は、園芸用の油や虫よけ効果のあるせっけんを用いて駆除しましょう。[20]
    • イミダクロプリドが配合された殺虫剤の使用は控えましょう。逆にハダニが増えてしまう恐れがあります。
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    秋になったら剪定する 剪定することで健康的な見た目が維持できるだけでなく、花が咲きやすくなります。秋になったら剪定しましょう。必要に応じて春に行っても良いでしょう。3~4本の丈夫な枝を残しておきます。それ以外の枝の3分の1程を取り除いてしまいましょう。成長が弱かったり横向きに伸びている枝も取り除きましょう。[21]
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このwikiHow記事について

園芸家
この記事はLauren Kurtzが共著しています。 ローレン・カーツはコロラド州のオーロラ市に住む園芸の専門家、そして自然主義者です。現在はオーロラ市の水保全課からの依頼を受け、市民センターにある庭園、「Water-Wise Garden」の管理者を務めています。

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