ニキビ跡を消す方法

共同執筆者 Luba Lee, FNP-BC

ニキビは痛みを伴い、カッコいいとは言いがたい状態になります。そして、ニキビが治った後に残るニキビ跡も悩みの種でしょう。皮膚科専門医に診てもらうと盛り上がったニキビ跡や穴の開いたニキビ跡が消えやすくなります。また、色素沈着したニキビ跡は時間が経てば薄くなっていきますが、手当てを施すとさらに早く消すことができるでしょう。ニキビ跡をたった1晩で消すことはできませんが、医薬品、化粧品、治療、スキンケアなどニキビ跡を素早く消すための方法を紹介します。きっと違いに気が付くことでしょう。あなたのスキンタイプに合わせてぴったりな方法を見つけましょう。

4の方法1:
盛り上がったニキビ跡や穴の開いたニキビ跡を消す
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    どのタイプのニキビ跡か確認します。肌が盛り上がったり穴の開いたニキビ跡は、皮膚専門医に診てもらいましょう。ニキビ跡により最適な治療法は異なります。
    • 波打ち型のニキビ跡は肌の表面が波打っているように見えます。
    • ボックスカー型は四角くえぐれています。
    • アイスピック型は小さくて狭く、深い跡です。
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    レーザー治療を受けましょう。軽度から中等度の跡なら、レーザー治療で平らにすることができます。レーザーアブレーションは皮膚表面のニキビ跡を蒸発させるので、そこに新しい皮膚が作られます。ノン・アブレーションはコラーゲンの産生を促進し、ニキビ跡周辺の皮膚を再生します。[1]
    • この治療法は波打ち型と浅いボックスカー型に最も効果があります。
    • 皮膚専門医を予約し、最適な治療法や治療のリスクや副作用について説明を受けましょう。
    • ニキビ跡が深い場合はレーザーアブレーションが、表面だけのニキビ跡にはノン・アブレーションがよいでしょう。
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    皮膚専門医にニキビ跡を切り取る方法について聞いてみましょう。アイスピック型やボックスカー型のニキビ跡には有効な場合もあります。ニキビ跡とその周辺の皮膚をパンチで繰り抜くことで、新しい皮膚の再生を促します。[2]
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    ボトックス注射を検討しましょう。ニキビ跡は完全に治癒することができず、永久に残る場合もあります。ボトックス注射をすれば、一時的にニキビ跡のくぼみを治し皮膚の表面を平坦にすることができます。しかし、4~6カ月毎に繰り返し注射をしなければいけません。[3]
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    シリコンで盛り上がったニキビ跡を覆います。シリコンシートやジェルはニキビ跡の盛り上がりを減らすのに効果的です。シリコンシートやジェルを毎晩ニキビ跡の上に置いて寝ましょう。朝起きたら低刺激の洗顔料で洗い流します。数週間使い続ければ、ニキビ跡が目立たなくなってきたことを実感するでしょう。[4]
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4の方法2:
色素沈着したニキビ跡を治療する
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    ロコイドクリームから始めてみましょう。ロコイドクリームは皮膚の炎症を抑えて、治癒を促します。[5] 自分の皮膚にはどのタイプのロコイドクリームがいいのか医師と相談しましょう。
    • ロコイドクリームには処方箋医薬品と市販薬があります。使用するときは、炎症を起こしている部分にだけ塗るようにしましょう。また、使用上の注意は必ず読みましょう。
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    市販の美白用クリームを試してみましょう。美白用クリームにはコウジ酸、アルブチン、甘草エキス、桑エキス、ビタミンCなどの成分が含まれています。美白用クリームを使うことで皮膚の色が明るくなり、肌にダメージや炎症を起こすことなく色素沈着したニキビ跡が消えていきます。[6]
    • ハイドロキノンが含まれる製品は使わないようにしましょう。ハイドロキノンは美白成分としてよく使用されていますが、皮膚にダメージを与えることがあり、また発がん性も指摘されています。[7]
    • 皮膚の色が暗めの人は美白クリームの使用を避けましょう。美白クリームによりメラニンが取り除かれ、さらにひどいシミができるかもしれません。
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    グリコール酸やサリチル酸を含む製品を使いましょう。グリコール酸やサリチル酸はピーリング効果があり、クリーム、スクラブ、軟膏など様々な製品に使われています。ピーリングにより表面にある皮膚の層を取り除き、代わりに色素沈着した皮膚が表面に出ることで、ニキビ跡が消えやすくなります。[8]
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    レチノールが含まれる製品を使いましょう。レチノールはビタミンA誘導体のことで、しわ、シミ、ニキビをケアする製品に使われています。レチノールはコラーゲンの産生を助け、皮膚の新陳代謝を促進させます。ニキビ跡にとても効果がある成分です。レチノールが含まれる製品は高価なものが多いものの、すぐに効果が得られるので皮膚専門医も使用を薦めています。
    • レチノールが含まれる製品には、有名なスキンケアブランドなどが発売している市販薬もあります。さらに強い製品が欲しい場合は、皮膚専門医に診てもらい処方箋をもらいましょう。
    • レチノールが含まれる製品は紫外線A波に弱いので、肌を守るために夜にだけ使用するようにしましょう。[9]
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    マイクロダーマブレーション やグリコールケミカルピーリングを検討してみましょう。この方法は、ニキビ跡を一晩で消すわけではありません。肌に負担をかける場合もあり、治るまで時間がかかるかもしれません。しかし、どんな製品を使ってもニキビ跡に効果が見られずに、色素沈着を治療したい人には非常に効果があります。
    • ケミカルピーリングでは濃縮した酸性溶液を皮膚に当てます。表面にある層を焼いて剥がすことで、その下にある新しい皮膚の層を出現させます。グリコールケミカルピーリングを受けたい場合は、皮膚専門医を予約しましょう。
    • マイクロダーマブレーション もケミカルピーリングと同じような効果があります。特殊なワイヤーブラシを回転させて表皮を取り除きます。
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4の方法3:
手作りの治療薬を試す
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    絞ったレモン汁をつけましょう。レモン汁は自然に肌を白くする成分が含まれており、ニキビ跡を薄くするのに効果があります。レモン汁と水を1対1で混ぜ、周りの皮膚は避けながらニキビ跡にだけつけましょう。15分~25分ほど置いて洗い流すか、マスクとして1晩中つけておきましょう。
    • レモン汁に含まれるクエン酸は肌を乾燥させるので、洗い流した後はすぐに保湿剤をつけましょう。
    • レモン汁がない場合は、同じくクエン酸が含まれるライムの汁を使ってもいいでしょう。
    • レモン汁はpH2で、皮膚はpH4.0~7.0なので、注意して使用しなければいけません。長い時間置きすぎたり、薄めずにつけると深刻な化学的熱傷が起こるかもしれません。柑橘系の汁に含まれるベルプテンガがDNAと結合し、紫外線による皮膚へのダメージを受けやすくなります。柑橘系の果汁をつけているときは、太陽に当たるのを出来るだけ避けましょう。必ず洗い流して、日焼け止めを塗ってから太陽の光を浴びるようにします。
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    重曹を使ったピーリングを試しましょう。重曹はピーリングとしても使用でき、ニキビ跡を薄くする効果もあります。重曹大さじ1杯と水大さじ2杯を混ぜてペーストを作ります。そのペーストを顔全体に塗り、優しく円を描きながら顔をこすります。ニキビ跡には2分ほど多めに行いましょう。そのあと、ぬるめのお湯で洗い流しタオルで水気をふき取ります。[10]
    • このペーストはニキビ跡にだけ塗り薬として使ってもいいでしょう。ニキビ跡に重曹ペーストを直接塗布し、10~15分ほど置いてから洗い流します。
    • 美容に敏感な人たちはすでにこの方法を取り入れています。重曹はpH7.0ですが、皮膚の理想的なpHは4.7~5.5です。このpH値が保たれるとニキビの元になるアクネ菌の繁殖を防ぐことができます。pH値が上がるとアクネ菌が繁殖しやすくなり、炎症やニキビが起こりやすくなります。重曹を使ったケアは十分注意して行いましょう。効果が見られない場合は、すぐに使用を中止しましょう。
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    蜂蜜を使ったケアをします。蜂蜜はニキビとニキビ跡の赤みにとても効果のある天然の成分です。蜂蜜にはアクネ菌の繁殖を防ぎ、炎症を鎮静化させる抗菌作用のある成分が含まれています。非加熱の蜂蜜やマヌカハニーが最も効果的です。ニキビ跡に綿棒で直接塗りましょう。
    • 蜂蜜は敏感肌の人に最適です。蜂蜜を使ったケアは、他の方法とは異なり刺激が少なく肌を乾燥させることもありません。
    • 真珠粉が手に入る場合はひとつまみほど蜂蜜に混ぜて使うとさらに効果が高まります。真珠粉は健康食品店やオンラインショップで見つけることができるでしょう。真珠粉は炎症を鎮め、ニキビ跡を薄くすると言われています。
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    アロエベラを試してみましょう。アロエベラの樹液には、火傷、傷、ニキビ跡など様々な症状を抑える成分が含まれています。アロエベラは肌の若返りや保湿効果があり、ニキビ跡を薄くする効果もあります。アロエベラが含まれる製品は薬局などで手に入りますが、アロエベラを買って切り口の液をつけるのが1番いい方法かもしれません。ジェルのようなアロエベラの液は直接皮膚につけることができ、洗い流す必要もありません。
    • ティーツリーオイルは皮膚をきれいにする作用があるので、アロエベラのジェルに1、2滴混ぜればさらに効果が上がります。
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    氷を使ってみましょう。氷はすぐに使える治療薬で、肌の炎症を抑え赤みを減らすことでニキビ跡が薄くなるのを助けます。清潔なタオルまたはペーパータオルで角氷を1つ包み、肌の感覚がなくなるまで1分から2分ほどニキビ跡に押し当てます。
    • 水を凍らす代わりに、濃いめの緑茶を凍らせた角氷をニキビ跡に当ててもいいでしょう。緑茶には抗炎症作用がある成分が含まれているので、さらに効果が高まります。
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    サンダルウッドのペーストを作りましょう。サンダルウッドは鎮静効果があり、手軽に手に入れることができます。サンダルウッドの粉大さじ1杯にローズウォーターまたは牛乳を数滴加えてペースト状にします。ペーストをニキビ跡とその周辺に塗り、30分以上置いてから洗い流します。ニキビ跡が消えるまでこれを毎日繰り返しましょう。
    • サンダルウッドの粉と少量の蜂蜜を混ぜたペーストをニキビ跡につけるのもいいでしょう。
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    リンゴ酢を試してみましょう。リンゴ酢は肌のpHを整える効果があり、使用し続けると肌の調子がよくなり、ニキビ跡の赤みを薄くします。リンゴ酢と水を1対1の割合で混ぜた液をコットンに含ませ、ニキビ跡になじませます。ニキビ跡が薄くなるまで毎日続けましょう。
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4の方法4:
肌を刺激から守る
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    太陽の光から肌を守りましょう。紫外線は肌の色素産生細胞を刺激するため[11]、紫外線に当たるとニキビ跡の色がさらに濃くなる可能性があります。太陽の下で過ごす場合は、SPF30以上の日焼け止めを塗り、つばの広い帽子をかぶり、出来る限り日陰にいるようにしましょう。
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    低刺激なスキンケア製品を使いましょう。ニキビ跡やニキビによる変色を消すことに必死になり、あらゆる治療法や製品を試した結果、肌を傷つけ状態を悪くしてしまう人も少なくありません。肌の状態を常に確認しましょう。ある製品を使うと肌の状態が悪くなる場合は、すぐに使用を中止します。洗顔料、メイク落とし、乳液、スクラブなどは低刺激の製品を使って、肌を落ち着かせましょう。
    • 乾燥した肌には乳液を使うのがいいと多くの人が誤解しています。しかし、潤いのある肌に乳液を使う方が、肌の細胞に乳液がいきわたり、さらに効果が高まります。
    • 通常の乳液の代わりに、お気に入りの顔用クリームに少量のアロエベラのジェルを加えたものを使いましょう。アロエは自然な保湿剤として空気中の湿気を肌に集めるので、非常に高い保湿効果があります。
    • 顔を洗うときは高温のお湯を使わないようにしましょう。高温のお湯は肌をとても乾燥させるので、少し温度を下げたお湯を使用しましょう。
    • きめの粗い洗顔用タオル、スポンジ、ヘチマスポンジで顔を洗わないようにしましょう。肌を傷つける可能性があります。
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    定期的に角質除去をしましょう。角質除去をすることで、古い角質が取り除かれ、新しく柔らかい皮膚が表面に現れます。敏感肌用の顔用スクラブを使って角質除去を行いましょう。
    • 低刺激性の顔用タオルを使った角質除去もよいかもしれません。温かいお湯で顔用タオルを濡らし、小さく円を描きながらタオルで顔をなぞります。
    • 最低1週間に1度、最大1日に1度の角質除去を行います。ひどい乾燥肌の人は1週間に3、4度に抑えましょう。
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    ニキビ跡は触らないようにしましょう。触りたい気持ちは理解できますが、ニキビ跡に触れると肌の自然な治癒が阻害され、さらに悪化するかもしれません。手についている細菌が顔に移り、肌が傷ついたり炎症を起こす可能性があります。そのため、とにかくニキビ跡を触らないことが大切です。
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    十分な水分補給と栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。水分補給とバランスの取れた食事を続けることでニキビ跡が劇的に変わるわけではありませんが、体の調子が整い、肌の自然治癒力が上がります。水分を取ることで体から毒素が排出され、張りのある健康な肌になります。1日コップ5杯から8杯の水分を取るようにしましょう。ビタミンA、CとEも肌を健康的に保ち潤いのある肌にする役割があります。
    • ビタミンAはブロッコリー、ほうれん草、人参に多く含まれ、ビタミンCとEはオレンジ、トマト、さつまいも、アボカドに多く含まれます。
    • 油分、脂肪分、澱粉質の多い食事はできるだけ避けましょう。こうした食事は肌トラブルのもとになります。
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ポイント編集

  • 十分な水分補給はとても重要です。長期的に健康で潤いのある肌を保つだけでなく、肌の自然治癒力も高めます。
  • ニキビ跡の治療は早く行うとさらに効果が高まります。
  • ニキビ跡の治療には忍耐力が必要です。新しく産生されたコラーゲンがニキビ跡を治癒するまで数カ月かかりますが、ニキビ跡は次第に消えていくでしょう。[12]
  • レモン汁、小麦粉、牛乳を混ぜたものをニキビ跡に塗る治療法もあります。
  • ココナッツオイルやオリーブオイルをニキビ跡周辺に塗るのもいいでしょう。
  • きゅうりや蜂蜜も効果的です。
  • ニキビを潰すと細菌が周辺に広がり、ニキビがさらに増えるかもしれません。
  • 蜂蜜と重曹を混ぜて、綿棒でニキビ跡周辺に塗りましょう。
  • 生卵を使うと肌の毛穴を素早くきれいにすることができます。卵白のみをペースト状になるまで混ぜ、ニキビに塗布して、20分ほど待ってから洗い流します。ニキビは半分のサイズになり、赤みも減っていることでしょう。
  • ニキビ跡にティーツリーオイルを混ぜた温かいタオルを乗せましょう。
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このwikiHow記事について

wikiHow共著者の一人、Luba Lee, FNP-BCがこの記事を共著しています。wikiHow共著者は、可能な限り正確でわかりやすい記事を提供するため、wikiHow編集者と緊密に協力しあっています。

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