ドライタイプのドッグフードをおいしくする方法

共同執筆者 Pippa Elliott, MRCVS

飼い犬にドライタイプのドッグフードを与えるのは、利点がたくさんあります。例えば、保存が簡単なうえに、ウエットフードより腐りにくいなどです。また、ドライフードは犬の歯にも良い効果があり、自然な研磨剤として食べかすや細菌を除去します。とはいえ、犬も人間のように好き嫌いがあり、同じドライフードを与え続けると、食べるのを拒否することがあります。ドライフードの食感に変化をつけたり、違う風味を加えることで、お金をかけずに飼い犬の興味をそそるドッグフードに変えることができます。

2の方法1:
ドライフードに液体を加えておいしくする

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    ウエットフードに徐々にドライフードを混ぜて切り替える ドッグフードをウエットからドライに切り替える場合は、いきなりドライフードに替えるより、2種類の餌を混ぜて与えると、犬は早く新しい餌に慣れます。まず獣医師に飼い犬の餌をドライフードに替えても問題がないかを尋ね、最初の週はウエットフードとドライフードを半々に混ぜて与えます。2週目は、ウエットフード1/4、ドライフード3/4の割合で混ぜます。3週目には、ドライフードのみを与えます。[1]
    • ドライフードからウエットフードへの段階的な切り替えのほうが、犬にとっては気付きにくい変化です。
    • ドライフードはまた、犬の歯にこびりついたウエットフードを取り除きます。[2]
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    ドライフードにお湯を加えて柔らかくする 単にドライフードの食感を嫌ったり、あるいは歯が敏感になっていて噛むと痛んだりする場合もあります。ドライフード1カップにつきお湯1/4カップ(50ml)を加えて食べやすくします。スープのような状態ですぐに与えたり、ドライフードがお湯を完全に吸収するまで待ち、柔らかくして与えてもよいでしょう。粒の大きさにもよりますが、水分が完全に吸収されるまで3~5分ほどかかります。[3]
    • 柔らかくした餌を長時間放置してはいけません。ウエットフードと同様に傷む場合があります。
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    ドライフードに低塩のブイヨンを注いで風味を加える チキンやビーフから簡単なブイヨンをとったり、固形ブイヨンを購入してお湯に溶かしてもよいでしょう。購入の際、低塩の固形ブイヨであることを確認しましょう!ブイヨンの風味がドライフードに加わると、犬の食欲がわくでしょう。餌をブイヨンに浸すのではなく、大きなスプーン1杯(約30ml)のブイヨンをドライフードの上に振りかけるだけで十分です。[4]
    • 家庭で簡単なブイヨンを作るには、調理済みの鶏1羽、刻んだニンジン2本分、刻んだジャガイモ2個分を鍋に入れ、水をひたひたに入れます。水が沸騰するまで強火で煮て、それから火を弱めて2時間静かに煮立てます。そして、鍋を火から下ろして冷まし、鶏と野菜を取り出します。ブイヨンをガラスの容器に入れ、冷蔵庫で最長2週間保存できます。
    • 一度ブイヨンを作ると、冷蔵庫に保存して毎日ドライフードに使うことができます。ブイヨンは暖かくても冷たくても構いませんが、暖かい方が豊かな香りがします。
    • 過剰な塩分の摂取は、犬の腎臓を傷める原因となります。
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2の方法2:
ドライフードに固形の食物やシーズニングを加える

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    ドライフードに卵を加える スクランブルエッグ、固ゆで卵、半熟の目玉焼きなど、卵を使うと素早く簡単にドライフードに変化をつけることができます。しかも卵は、犬の皮膚や被毛を健康に保つ効果があります。また、卵には豊富なタンパク質と必須アミノ酸および必須脂肪酸が含まれており、胃の痛みやむかつきを緩和します。卵を調理する際、塩やバターを入れてはいけません。味付けをしなくても、十分効果があります。[5]
    • ドッグフードに固ゆで卵を加える場合、最初に殻を剥きましょう。
    • 卵1個あたりのカロリーは約70kcalで、中型から大型犬に十分な量です。小型犬には半分の卵を与えましょう。
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    ドッグフードに刻んた野菜や果物を加える ニンジン、さや豆、リンゴ、ブルーベリー、バナナなどが適しています。ただし、餌の大半はドッグフードにします。全体のうちドッグフード3/4 、野菜や果物は1/4の割合で混ぜましょう。野菜や果物は一口大に切り、ただ振りかけるのではなくドッグフードとよく混ぜ合わせます。[6]
    • サツマイモも適していますが、ドッグフードに加える前に、洗って皮を剥き、調理をする必要があります。[7]
    • 野菜や果物はドッグフードに風味を加えるとともに、異なる食感をもたらすため、犬の食欲をそそります。
    • 野菜や果物を与える前に、犬に有害ではないかを必ず確認しましょう。インターネットで調べるか、獣医師に尋ねましょう。
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    胃腸の健康促進にドライフードとプレーンヨーグルトを混ぜる 無脂肪・無糖のヨーグルトを選び、ドライフードに少量加えます。上に載ったヨーグルトだけを食べて餌を残さないように、しっかりと混ぜ合わせましょう。小型犬には、ヨーグルトは60mlで十分です。大型犬の場合は、120mlのヨーグルトを与えましょう。[8]
    • ヨーグルトに含まれるプロバイオティクスは、人間と犬の胃腸では異なる働きをします。飼い犬には、犬用のプロバイオティクスを与えましょう。
    • 飼い犬が牛乳を消化できなかったり、飲んだ後に下痢をする場合は、ヨーグルトでも同じ症状が現れるかもしれません。
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    ドライフードにハーブを振りかける 犬にも味蕾があり、日頃使っているハーブのなかには、犬の健康促進にも効果的なものがあります。例えば、オレガノには抗酸化作用があり、ローズマリーには鉄分や繊維が含まれており、ペパーミントは消化を助けます。生のハーブを使う場合は、洗ってから葉を細かく刻み、ドッグフードに加えましょう。ドライハーブを使っても構いませんが、生のハーブほど香りはせず、健康効果も減少します。大さじ1/2杯のハーブをドッグフードに加えましょう。[9]
    • 以下のハーブを犬に与えてはいけません。ペニーロイヤルミント、ティーツリーオイル、ヒレハリソウ(コンフリー)、ホワイトウィローバーク(セイヨウシロヤナギ)、マオウ、ニガヨモギ、ユッカ、ニンニク[10]
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ポイント

  • 犬が喉を詰まらせないように、ドッグフードに加える食物は一口大に切りましょう。
  • ドッグフードに変化をつけた後、数日経ってもまだ餌を食べない場合は、獣医師の診察を受けましょう。深刻な健康問題や歯科疾患を抱えているかもしれません。
  • ドライフードの代用としてブイヨン、野菜、果物を与えてはいけません。ドライフードには犬の健康維持に必要な他の栄養素も含まれています。
  • ドッグフードに入れる食物に、塩やバターを加えてはいけません。
  • 一般的には安全な食物やハーブでも、アレルギー反応を起こす犬がいます。犬に以下の症状が現れたら、その食物を与えるのを中止し、獣医師の診察を受けましょう(涙目、鼻水、くしゃみ、痒み、腫れ、下痢、嘔吐)。[11]
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このwikiHow記事について

この記事はPippa Elliott, MRCVSが共著しています。 獣医であり、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるエリオット医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得してます。エリオット医師は生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
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