ステーキをバーベキューグリルで焼く方法

裏庭のバーベキューグリルで完璧に焼いたステーキほど美味しいものはありません。美味しいステーキを焼くコツは肉の部位と調理法にあります。ステーキにはあなたの味覚に合う最高の味付けをしましょう。

  • 下準備(「昔ながらの焼き方」の場合):40分
  • 調理:10~20分
  • 合計:50~60分

2の方法1:
昔ながらの焼き方
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    肉は厚みのあるものを選びます。大抵の場合、肉は厚ければ厚いほど上手く焼けます。特に外はカリカリ、中は薄ピンクでジューシーな仕上がりを求めているのならば、なおさらです。厚さが3cm-4cmあるステーキ肉を探してみましょう。一人分には多すぎると思ったら、何人かで分けて食べることも、残しておいて後で食べることもできます。
    • 厚いステーキはなぜ薄いステーキよりよいのでしょうか?厚いステーキは薄いステーキより火の通りが遅いからです。薄いステーキは外側をカリカリに焼いている間に中心に火が通って、焼きすぎてしまう可能性があります。厚いステーキなら時間をかけて外側をカリカリに焼いても、中心にまで火が通る心配はありません。
    • グリルは高温になりやすいので、薄いステーキには不向きです。火加減を調節できないグリルならば特に厚いステーキが適しています。
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    ステーキを焼く40分以上前に肉にまんべんなく塩をふって味付けします。塩は肉の水分を引き出すので、焼く直前に塩をふると大変なことになります。その代わり、焼く40分前から数日前に塩で味付けします。(そう、数日です!)[1]
    • 40分前に塩をふるとどうなるのでしょうか?塩が肉の水分を外に引き出しますが、行き場を失った水分は結局は柔らかくなった肉に吸収されます。塩をつけておく時間が長ければ長いほど、肉は柔らかくなり、水分も肉に吸収されます。
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    焼く前に肉を室温に戻します。室温に戻したステーキは冷蔵庫から取り出したばかりの中心が冷えているステーキよりも均等に火が通ります。そのため、むらなく均等に焼きあがります。また、室温の肉は調理時間も短くてすみます。
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    上手くステーキを焼くためにはメスキートのような堅木の炭を燃料に選びましょう。堅木の炭がなければ練炭を使うこともできますが、練炭は低温で長時間燃えます(堅木の炭は高温で短時間燃えます)。着火燃料を使う代わりに、火起こしを使いましょう。
    • 炭や練炭を使うバーベキューグリルがなくても心配は要りません。ガス・グリルで十分です。ただガス・グリルでは程よく煙であぶったような結果は得られません。また、ガス・グリルは炭や練炭を使ったグリルほど高温にはならないので、ステーキを焼くのに多少時間がかかります。
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    グリル内の片方に炭を置き、残りの半分は空にします。こうすることで高温サイドと低温サイドを分けます。肉汁たっぷりな美味しいステーキを焼くには主に低温サイドを使います。
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    ステーキを低温サイドに置き、グリルの蓋を閉めます。グリルでステーキを焼く場合、最初に高温で焼いて肉汁を閉じ込める、と書かれたものがよくありますが、それは間違いです。[2]本当のところは、肉汁が流れ出すのは肉の温度が何度になる「まで」焼くかによって決まり、何度「で」肉を焼くかで決まるわけではありません。
    • 最初に肉の表面を高温で焼くと、肉汁がすぐに流れ出してしまいます。また、肉の中身がきちんと焼ける前に表面が焼きあがってしまいます。
    • 一方、直火から離して時間をかけてステーキを焼くと、全体的に火が通り、表面はゆっくりとカリカリに仕上がります。必要ならば火から下ろす直前に高温サイドで表面にきれいな焼き色をつけることもできます。
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    何度も裏返します。低温でステーキを焼く時は、何度も裏返すことで均等に火が通るようになります。裏返す時はフライ返しやトングを使います。肉調理用のフォークを使ってはいけません。肉汁が流れ出てしまいます。
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    ステーキが焼けたかどうかは肉用温度計で確かめます。確かに、肉が焼けたかどうかを電子機器で確認するのは男らしさに欠けますが、これはとても便利です。肉の中心が焼けているかを覗いてみたいのはやまやまですが、表面を見ているだけでは判断できないからです。肉用温度計がなければ、指で焼け具合を調べることもできます。
    • 48.8℃=レア
    • 54.4℃=ミディアム・レア
    • 60℃=ミディアム
    • 65.5℃=ミディアム・ウェル
    • 71.1℃=ウェルダン
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    好みの焼き加減の温度より約8℃低いところで、ステーキの表面にさっと焼き色をつけます。ゆっくりと低温で焼いたステーキはきれいな焼き色をつける準備が整っています。焼き色をつける時間は両面1-2分で十分です。
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    好みの焼き加減の温度より3℃ほど低いところでステーキを火から下ろして、しばらくそのまま置きます。ステーキを寝かせることはとても大切です。火から下ろしたばかりのステーキは、外側の繊維がまだ比較的硬く、肉汁を肉の中心に送ります。その時に肉を切ると、一部に集中している肉汁がすべて外に出てしまうため、パサパサとした仕上がりになります。
    • ステーキを切る前にしばらく寝かせておくと、肉の繊維が緩んで肉汁が全体に行きわたります。こうすることでアイスホッケーのパックのような硬い肉ではなく、完璧に焼きあがったステーキになります。
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    夏らしいつけ合わせと一緒にステーキをいただきましょう。ポテトサラダや焼きズッキーニや自家製ポテトチップスなどはいかがでしょうか。
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2の方法2:
漬け汁やスパイスミックスを使ったステーキ
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    ビール、ライム、チリパウダーの漬け汁 この漬け汁はメキシコ料理風ですが、どんな人にも人気があります。挽きたてのコショウ、塩、ライム、ビール、チリパウダーを使います。
    • ビール1本(ダークまたはライト)をボウルに入れます。肉を柔らかくして味付けをするためなので、ボウルは肉が完全に浸る大きさのものを選びましょう。漬け汁にライム1個の絞り汁を加え、チリパウダーで味付けします。
    • 肉を最低30分以上漬け汁に浸けます。冷蔵庫で最高6時間まで漬け込むことができます。
    • 焼く直前にステーキに挽きたてのコショウと塩を摺りこみます。上記の方法でステーキを焼きます。
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    しょうゆ、レモン、にんにく、ハチミツの漬け汁 これは脇腹肉のステーキによく使われる漬け汁ですが、普通のステーキにもよく合います。この漬け汁にはしょうゆ、オリーブオイル、レモン汁、にんにく、しょうが、ハチミツを使います。
    • ミキサーで次の材料を混ぜ合わせます。
      • にんにく 2片
      • しょうが 小さじ2
      • しょうゆ 2/3カップ
      • オリーブオイル 大さじ4
      • レモン汁 大さじ4
      • ハチミツ 大さじ4
    • 肉を最低30分以上漬け汁に浸けます。冷蔵庫で最高6時間まで漬け込むことができます。
    • 焼く直前にステーキに挽きたてのコショウと塩を摺りこみます。上記の方法でステーキを焼きます。
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    五香粉(ウーシャンフェン)を作ります。[3]五香粉はアジア風なドライミックスで、甘さ、燻製の香り、辛さの要素を備えています。鶏肉などの他の肉類にもとてもよく合います。
    • コーヒーミルで次の材料を混ぜ合わせます。
      • 花椒の実 大さじ1
      • 八角 6個
      • 丁子 小さじ11/2
      • シナモン 1本
      • フェンネルの種 大さじ2
    • これをステーキ全体にまぶして、そのまま室温に戻るまで置きます。上記の方法でステーキを焼きます。
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ポイント編集

  • ステーキが焼きあがったかどうかはどう調べればよいのでしょうか?厚さ2.5cmのステーキの例をここに挙げました。
    • レア (内部がすべて赤い状態)49℃ -52℃ 力を緩めたときの親指と人差し指の間の部分の柔らかさ
    • ミディアム・レア (内部の中心がピンク色の状態)52℃ -60℃
    • ミディアム/ミディアム・ウェル (内部が一部ピンク色で他はグレーの状態)63℃ -68℃ 指を伸ばした時の親指と人差し指の間の部分のような感触
    • ウェルダン (ピンクの部分がない状態)71℃以上 力を入れた時の親指と人差し指の間の部分のような感触
  • 肉は最低3時間から最高24時間まで漬け汁に漬け込みます。注意:リブアイ・ステーキのような柔らかい部位の場合は、長時間漬ける必要はありません。
  • ステーキを焼く約1時間前に肉を室温に戻します。
  • 失敗せずにミディアムにステーキを焼き上げるには、まず片面だけをよく焼いて、表面に血が浮き上がってきたら裏返して、同じぐらい焼きます。
  • 少量のウスターソース、しょうゆ、液体スモーク、黒こしょうを加えましょう。
  • 小さな刷毛があったら、容器に入れた余分な漬け汁、または好みのステーキソースや照り焼きのたれをグリルで焼いているステーキに塗ります。
  • 焼いている間に漬け汁を塗る場合は、肉に漬ける前に塗る分の漬け汁を分けておきます。生肉を漬けた漬け汁を焼いているステーキに塗るのは絶対に避けましょう。有害な細菌が発生するばかりか、せっかくの肉の味を損ないます。
  • 高温のグリルにステーキを置いて表面を3-5分焼きます。裏返してさらに3-5分焼きます。レアな焼き加減にしたいのなら、これで出来上がります。ミディアムに焼き上げる場合は、低温サイドに移してさらに数分焼きます。ステーキを火から下ろして寝かせている間にベークドポテト、焼きとうもろこし、サラダを準備して、美味しい食事をいただきましょう。
  • 浅い皿に次の材料を混ぜ合わせて、ペーストを作ります。
    • オリーブオイル 1カップ + しょうゆ、または照り焼きのたれ 1/2カップ
    • 挽きたてコショウと塩 適量
    • レモン汁 ½個分
    • 粒マスタード、またはチリソース 小さじ1
    • 好みのスパイス(クミン 小さじ1、コリアンダー 大さじ1 など)
    • 黒砂糖 大さじ1 と ビール適量(漬け汁にする場合は、350mlの黒ビールを加えて一晩寝かせます。その他にリンゴジュースを使うこともできます。)
  • 肉にペーストを塗って30分置き、裏にも同様に塗って再び30分置きます。
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注意事項編集

  • トングを使いましょう。グリル用のフォークはステーキに穴を開けるので、肉汁が流れ出てしまいます。
  • ステーキを焼き過ぎないように注意しましょう。
  • 別の方法として、全てのバーナーをつけてグリルを5分間予熱します。グリルのふたを開けてステーキを載せます。この時、バーナーは高温に設定します。ふたを閉めて、ステーキの厚さや好みの焼き加減(ミディアム・レア、ミディアム、ウェルダンなど)によって片面を約4分焼きます。裏返してさらに4分焼きます。高温ではすぐに火が通るので、焦がさないように注意しながら焼きましょう。
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このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む47人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
カテゴリ: 食・おもてなし

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