サルモネラ菌による食中毒を治す方法

共同執筆者 Jurdy Dugdale, RN

サルモネラ菌に感染した水や食物によって中毒を発症します。症状は発熱、下痢、激しい腹痛などで、一般に食中毒と呼ばれます。2~48時間以内に症状が出て、長ければ7日間続くことがあります。自然に治りますがごく稀に合併症を起こすことがあります。サルモネラ感染症の治しかたと、予防方法について説明します。

パート1(全3パート):サルモネラ菌による食中毒か確認する

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    症状を観察しましょう。サルモネラ菌による食中毒は、菌に感染した肉や卵などを生や過熱が不十分な状態で食べると発症します。直後から2日以内に症状が出て胃腸炎の症状が続きます。[1] サルモネラ感染症の一般的な症状は次の通りです。
    • 絶え間なく続く嘔吐と下痢
    • 吐き気
    • 悪寒
    • 発熱
    • 頭痛
    • 血便
    • 非常な高温
    • 冷や汗
    • 鼻風邪
    • 鼻水
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    医師の診察を考えます。重篤になることは稀ですが、エイズ、鎌状赤血球症、炎症性腸疾患などを発症して免疫力が低下している場合は、合併症を発症する恐れがあります。子供や高齢者も重篤な合併症のリスクが高くなります。合併症の恐れがあり症状が続く場合は直ちに医師の診察を受けましょう。また次の症状がある場合も直ちに医療機関での治療が必要です。
    • 「脱水」。尿量や涙の減少、口の渇き、目が落ち窪むなどの症状です。摂取した水分以上の量を嘔吐や下痢で失う場合は医療機関での治療が必要です。
    • 稀なケースでは「菌血症」。サルモネラ菌が血管に入り、脳、脊髄、心臓、骨髄などの組織に感染を起こすことがあります。症状は、急な発熱(高熱)、悪寒、頻拍、重篤な病状などです。通常は自然に菌が排出され、このような重篤な状態になることは稀です。
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    サルモネラ感染の検査を受けましょう。特別な治療をしなくても菌は排出されるので、医師は症状を確認し、水分を十分に取り症状が治まるまでゆっくり休むように指示するでしょう。必要に応じて、検便による検査をする場合があります。[2]
    • 血液検査で菌血症の有無を確認することもあります。
    • サルモネラ感染が消化器系に広がっている場合は、抗生剤が処方されます。
    • 脱水が酷いと入院して点滴静脈注射による治療が必要になることもあります。
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パート2(全3パート):手当てする

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    水を十分に摂りましょう。嘔吐や下痢で体内から水分が失われると脱水の危険があります。水、ハーブティー、ジュース、だし汁などを飲んで失った水分を補充します。水分を摂ることで体が回復し症状も改善するので、水分補給を心がけましょう。
    • アイスキャンディーや氷、シャーベットなどは水分と糖分を一度に摂ることができます。
    • 酷い嘔吐や下痢の後は、水をたくさん飲みましょう。
    • 子供にはオーエスワンや気の抜けた炭酸飲料など水分補給用飲料を与えて、水分と電解質を補給します。
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    回復するまで食事は控えましょう。消化器官が過敏になっているので、食事をすると症状が悪化する恐れがあります。症状がなくなったり治療を開始するまでは食事を控えましょう。
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    ヒートパッドなどで温めます。腹部を温めると痛みが和らぎます。湯たんぽやシャワーも効果があります。
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    休んで体の回復を待ちましょう。体に負担がかかると回復に時間がかかります。サルモネラ菌と戦っている体にそれ以上の負荷をかけなければ早く回復するでしょう。下痢や嘔吐が続いている間はほかの人に感染しやすいので、仕事や学校を数日間休みましょう。
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パート3(全3パート):感染を防ぐ

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    動物性の食品は十分に過熱します。生の動物性の食品を飲食しないようにします。これがサルモネラ菌感染の最も多い原因です。外食の場合、過熱が不十分な肉、鶏肉、卵などは遠慮せずに再調理を頼みましょう。
    • サルモネラ菌は動物性の食品に多く存在しますが、野菜も感染することがあります。調理前に野菜をしっかり洗いましょう。
    • 生の鶏肉、牛肉、豚肉、卵などが触れた個所や手を洗いましょう。
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    動物やその糞に触れた後も手を洗いましょう。動物もサルモネラ感染の原因の一つです。鳥や爬虫類は健康でもサルモネラ菌を保有していることがあり、猫や犬の糞にもサルモネラ菌が存在します。動物やその糞に触れたら必ず石鹸で手を洗いましょう。
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    子供に爬虫類や若い鳥を触らせないようにします。ひよこ、トカゲ、亀などはサルモネラ菌を顔に保有しています。子供が抱くと菌に触れる恐れがあります。子供の免疫力は大人より弱く感染すると重篤になりやすいので、保菌動物との接触を禁止するのが最適です。[3]
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ポイント

  • 爬虫類、両生類、ケージなどを扱う際は手袋をすると安心です。手袋を使用しなかったら必ず手をしっかり洗います。
  • 過熱が不十分な肉、鶏肉、卵を食べないように、そして生の肉に触れたら手洗いをして、サルモネラ感染を防ぎましょう。
  • 卵は十分に加熱して食べます。生卵からサルモネラ菌に感染することがあります。
  • 生肉を触る前後と食事の前には手を洗いましょう。
  • トイレの後は手を洗い、サルモネラ菌を保有するリスクを減らします。
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注意事項

  • サルモネラ菌に感染したら完全に回復するまでは菌の保有者であり、他の人に伝染する可能性があります。
  • フルーツや野菜を生肉の近くに保存しないように気を付けます。肉汁がフルーツや野菜に付着するとサルモネラ菌に感染する恐れがあります。
  • 生肉、鶏肉を扱った器具や場所からの二次感染に気を付けましょう。
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必要なもの

  • ヒートパッド、湯たんぽ
  • 抗生物質

このwikiHow記事について

治験審査委員
この記事はJurdy Dugdale, RNが共著しています。 ジューディー・ダグデールはフロリダ州在住の正看護師です。1989年にフロリダ州の看護師委員会より、正看護師として認定されています。
カテゴリ: 全般的健康

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