コンドームを使う方法

誰かと親密な関係になったとき、用意周到であることは当然のルールです。まだセックスに慣れていない時期や、長く付き合った彼女と別れたばかりでデートシーンに戻ったときなどには、コンドームは必須アイテムです。また、コンドームは正しく使うとHIVなどの性感染症を予防する一番の方法です。またもともとの目的である避妊にもかなりの効果があります。以下の説明に従って、男性用コンドームを正しく使いましょう。

ステップ編集

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    コンドームの包装を切れ目に沿って開封します。袋の端は破きやすいようにジグザグになっています。
    • 焦って袋を破らないようにしましょう。包装を引きちぎったり、袋をはさみ、歯、刃物や先の尖ったもので切らないでください。コンドーム自体を一緒に破いてしまう恐れがあります。
    • 最後のコンドームを破いてしまったら、そこでおしまいです!
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    コンドームがどちら向きで巻かれているか確認しましょう。暗闇の中では見分けるのが難しいかもしれません。目で見て確かめるのではなく、指で触って確認しましょう。
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    精子溜めは上向きに!先端の精子溜めの部分が正しい方向をむいているようにしましょう。精子溜めはすでに外側に向いているはずですが、包装の際に反対側に入り込んでしまう場合があります。精子溜めの向いている方向とは逆にコンドームを広げていくようにしましょう。
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    潤滑剤を使いましょう。包茎のペニスの場合、水性潤滑剤を精子溜めの中に少し垂らすことにより、包皮とコンドームがなじみます。[1] 使用量はほんの少しで十分です。たくさん使いすぎると、精子が溜まるスペースがなくなってしまうことに注意しましょう。
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    完全に勃起した状態で使いましょう。コンドームは空気などが入らず、密着するように作られています。完全に勃起していない状態で装着すると、不快な装着感だけでなく、セックスの間に外れたり、破れたりします。
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    コンドームの先端にある精子溜め全体をつまんでください。こうすることで装着時にコンドームの中に余計な空気が入ることを防ぎ、破損の恐れが減少するほか、射精時に精子がきちんとコンドーム内に収まります。
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    コンドームを装着しましょう。陰茎にそって根元まで簡単にコンドームを装着できるはずです。もしコンドームを裏表逆に装着してしまったことに気がついたら、それはすぐに処分して、最初からやり直してください。勃起したペニスからは精子を含んだ体液が少しずつ漏れています。もしコンドームがその液体に触れてしまった場合は裏表を戻して装着し直したとしても、妊娠や性病の原因につながります。コンドームの装着方法は包茎かそうではないかによって異なります。
    • 割礼済みのペニス:片手で精子溜めをつまみ、コンドームを亀頭の先に置きます。もう片方の手で陰毛を巻き込まないようにしながら、ペニスにそってコンドームを根元まで巻き下ろし、空気が入ってしまったら押し出します。
    • 包茎状態のペニス: 片手で精子溜めをつまみ、コンドームを勃起した状態の亀頭の先に置きます。もう片方の手で陰毛を巻き込まないようにしながら、コンドームを少しずつペニスの先から巻きおろし、包皮をゆっくり引き上げてください。精子溜めをつまんでいた手をコンドームのリングの部分におろし、ペニスの根元まで巻き下ろします。片手でコンドームとペニスの根元をおさえ、もう片方の手で包皮をコンドームの中に押し上げます。[1] ここで空気が入ってしまったら押し出しましょう。
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    必要であればコンドームを装着した状態で潤滑剤を使いましょう。セックス時に潤滑剤を使うことにより、コンドームの破損を防ぐだけでなく、セックスの際のリスクを軽減します。潤滑剤によっては妊娠の可能性を減少させる殺精子剤を含むものもあります。特にアナルセックスをする場合、コンドームが十分に滑らかでないときは、コンドームと相手の性器両方に潤滑剤を塗りましょう。
    • 摩擦は刺激にもなるので、潤滑剤を使いすぎないようにしましょう。
    • ラテックス(天然ゴム)素材のコンドームにはオイルや油性潤滑剤を使わないでください 製品の質が悪化してしまいます。[2] 水性、シリコン性の潤滑剤はラテックスと使うことができます。水性潤滑剤は洗い落とすのも簡単で、ベッドシーツに染みをつくりません。[3]
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    コンドームに破損がないことを時々確認してください。コンドームが破損していたり、緩んでいたりなどしたら、すぐに新しいものを装着し直し、モーニングアフターピルなどの服用を検討しましょう。モーニングアフターピルとは、排卵を遅らせたり、受精卵が子宮に着床することを防ぐ妊娠予防薬であり、中絶薬ではありません。[4]
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    性行為によりコンドームを取り替えるようにしましょう。例えば、アナルセックスから膣への挿入に変えるときなど、コンドームを取り替えることにより感染のリスクを減らします。大腸菌は深刻な感染症の原因となることがあります。[5])
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    射精をしたあとはすぐにペニスを膣から抜き、コンドームを外しましょう。コンドームの根元の部分をしっかり持って、精子がもれたりこぼれたりしないよう注意しながらペニスを抜いてください。勃起状態が緩んでからペニスを抜くと、コンドームが外れて膣内に残ったままになってしまうこともあります。
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    目立たないように捨てましょう。開いている部分を結んで精子がこぼれないようにし、トイレットペーパーやティッシュなどでくるんでゴミ箱に捨てます。

ポイント編集

  • 使用前に使用期限を確認しましょう。
  • ライフスタイルに合わせて、男性用・女性用コンドームを使い分けることもできます。
  • もし相手にラテックス(天然ゴム)アレルギーがある場合は、ポリエチレン製のコンドームを手に入れましょう。
  • お使いの潤滑剤が水性か油性か判断がつかない場合のおおまかな判断の目安としては、家庭でよく使われるもの(ワセリン、ローション、アロエなど)は大抵油性です。
  • 購入時、また装着時にかならず破損がないかどうか確認しましょう。破損などがあった場合、性交時に痛みが伴ったり、性感染症にかかってしまう恐れもあります。
  • 性病科などのヘルスクリニックでは安全な性交を推奨するために無料でコンドームを配っています また、コンドームはスーパーマーケットや薬局などで手に入れることができます。

注意事項編集

  • コンドームをトイレに流さないようにしましょう。水詰まりの原因となります。水道屋さんに来てもらって使い終わったコンドームの処理をしてもらうほうが、コンドームを紙に包んで捨てるよりずっと恥ずかしいと思いませんか。
  • コンドームを重ねて使わないようにしてください。余計な摩擦を起こしてコンドームが破けてしまいます。
  • オーラルセックスの際に、コンドームを相手の舌にかぶせたり自分の口の中に入れないようにしてください。窒息死する恐れがあります。男性用コンドームはペニスにのみ使用する目的で作られています。
  • 最近出てきた暗闇で光るタイプのコンドームでは避妊や性病感染を防ぐことは難しいかもしれません。ただ、味付きタイプのコンドームは避妊、性病感染の防止として使用できます。詳しくはパッケージの記載を参照してください。
  • ラテックス(天然ゴム)製のコンドームには油性潤滑剤はくれぐれも使わないでください。油性のものはラテックスをすぐに悪化させて、コンドームが破れてしまいます。ハンドローションやワセリン、化粧落とし、ベビーオイル、リップクリームも油性ですので、注意してください。
  • 大勢でのマスターベーションは、もし誰かの体液が手についた場合など、性感染症の原因となります。よくあることではありませんが、まったくないとも言えないので注意してください。
  • 動物の膜からできたコンドームは他の素材で出来ているコンドームのような避妊や感染を防ぐ効果はありません。ラテックス製、またはポリエチレン製のコンドームのみを使うようにするか、他の選択肢の有無を医師に相談してみましょう。
  • 使い方次第でコンドームでの予防性は低下してしまいます。また、正しく使っても、まれに妊娠をしたり、性感染症にかかることがあります。
  • 包装がすでに破れていたり、穴があいていることを使用前に見つけた場合は、絶対に使用しないでください。
  • 財布の中にコンドームを入れないようにしましょう。体温と財布の中身に押されて、コンドームが破れてしまう恐れがあります。
  • コンドームの再利用は絶対にしてはいけません  一度コンドームを外したときに、何も液体がついていないように見えても、装着しなおすことは避けてください。
  • コンドームを重ねて使うのはやめましょう。 2枚以上コンドームを重ねて使うことは大変危険です。性交時に痛みを伴うだけでなく、摩擦によりコンドームが破れる原因となります。

必要なもの編集

  • コンドーム
  • 水性の、できれば殺精子効果のある潤滑剤(もしあれば)


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