コロナウイルスを特定する方法

最近、コロナウイルスの流行がニュースになり、不安に思っている人もいるでしょう。コロナウイルスは一般的な風邪、MERS(中東呼吸器症候群)、SARS(重症急性呼吸器症候群)、その他の呼吸器系疾患と同じような症状を起こすウイルスの仲間です。さらに2020年1月には、中国衛生当局が肺炎のような重篤な合併症を引き起こす新型コロナウイルスの流行を確認しました。 [1]コロナウイルスに感染した疑いがあれば、他の人にうつさないように家に留まることが大切です。また、コロナウイルスの治療薬はありませんので、症状を軽減して身体を楽にする治療を行います。

3の方法1:
症状を調べる

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    咳、鼻水などの呼吸器系の症状をチェックする コロナウイルスは呼吸器の感染症なので、主な症状は咳と鼻水です。咳と共に痰が出ることも、そうでないこともあります。咳や鼻水がコロナウイルスによるものだと思われる場合は、医療機関に連絡しましょう。[2]
    • 咳や鼻水はアレルギーやコロナウイルス以外の呼吸器感染症でも見られる症状ですので、あまり心配しないようにしましょう。医師の診察を受ければ原因がわかります。
    • 周りに病気の人がいなかったかどうか考えてみましょう。病気の人がいれば、うつされた可能性が高いと言えます。

    知っていましたか? コロナウイルスの発生は、現在のところ世界の特定の地域に限られています。そのため、発生が確認されている地域以外に関しては、あまり心配しないようにしましょう。ニュースによれば、2020年1月時点で、感染の可能性があるのは中国に居住もしくは旅行している人だけですが、タイ、日本、韓国でも感染者が報告されています。[3]

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    咳と喉の痛みがあるかどうかチェックする コロナウイルスの症状には喉の痛みもあるため、感染の証拠と言えます。これは一般的に感染初期に現れる症状で、咳の出すぎによる痛みとは異なります。そのため、コロナウイルスに感染したかもしれないと思う場合は、いつ喉の痛みが始まったか思い出してみましょう。[4]
    • 喉の痛みは温かいお茶やのど飴で軽減しましょう。
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    頭痛、体の痛み、全身倦怠感があれば休む ほかの呼吸器感染症と同様に、コロナウイルスも頭痛や、体の痛み、倦怠感などの全身症状を引き起こします。こういった症状はコロナウイルス以外の呼吸器疾患にも見られます。[5]
    • 病原菌が何か、医師に診断してもらいましょう。コロナウイルスかもしれませんが、一般的な風邪やインフルエンザなど、他の感染症の可能性もあります。
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    発熱があるか、体温を測定する 発熱はコロナウイルスの主な症状です。感染が心配であれば、必ず体温をチェックしましょう。38.0 °C以上の熱があればコロナウイルスもしくはそれ以外の感染症の可能性があります。[6] 発熱が認められた場合は、医療機関に相談しましょう。[7]
    • 熱がある場合は人にうつす可能性があるので、人との接触を避けましょう。
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    息切れや呼吸の症状に注意する コロナウイルスは重篤な症状である呼吸困難を起こすことがあります。呼吸がしにくい場合は直ちに受診するか、救急車を呼びましょう。コロナウイルスなど重篤な感染症を起こしている可能性があります。[8]
    • 呼吸の症状にはさらなる治療が必要かもしれません。息切れなどの症状が見られたら必ず受診しましょう。

    ポイント: 2020年1月に中国で始まったコロナウイルスの感染では、肺炎を起こしている患者も見られます。呼吸の症状が出ている場合、迷わず受診しましょう。[9]

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3の方法2:
きちんと診断を受ける

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    感染が疑われる場合、医師に連絡する 医師にコロナウイルス感染症のような症状が出ていることを告げ、検査に行く必要があるかどうか尋ねましょう。家で休むように勧められるかもしれませんが、病院で検査を受け、感染を確認するように言われるかもしれません。感染を拡大することなく回復できるよう、医師の指示に従いましょう。[10]
    • コロナウイルスの治療薬はないので、治療薬は処方してもらえないことを覚えておきましょう。

    ポイント:最近旅行をしたり、動物と接触したことがあれば医師に告げましょう。コロナウイルス感染かどうか確認するのに役立ちます。[11]

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    医師の推奨があれば検査を受ける 病院では鼻から綿棒を入れて粘膜を取る迅速検査や血液検査が行われます。こういった検査で他の感染症の可能性を排除でき、おそらくコロナウイルスの診断がつくでしょう。正しい診断を下せるように、迅速検査や血液検査をしてもらいましょう。[12]
    • いずれの検査も痛くはないはずですが、少々の不快感はあるかもしれません。
    • 基本的にこういった検査は外来で行われ、ものの数分で結果が出ます。

    知っていましたか? 2020年1月現在、世界保健機構(WHO)は中国で発生したコロナウイルスの感染状況を調査しています。コロナウイルス感染の疑いがあるとされた場合、医師は患者のデータをWHOに送信するでしょう。

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    息切れがある場合は、救急治療を受ける 気にしすぎることはありませんが、重篤なコロナウイルス感染症は肺炎などの合併症を引き起こすことがあります。呼吸困難がある場合は病院もしくは救急病院へ行きましょう。一人の時は助けを呼んで連れて行ってもらうか、救急車を呼びましょう。[13]
    • 呼吸の症状が出た場合、合併症の可能性があります。回復のために必要な治療を病院で受けましょう。
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3の方法3:
コロナウイルスの治療をする

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    人にうつさないよう、家から出ない 人にうつす可能性があるので、調子が悪い間は家から出てはいけません。体調が回復するまで家でゆっくり快適にしていましょう。さらに、病気だから家に来ないようにと周りの人に伝えましょう。[14]
    • 病院に行く際はマスクを着用し、ウイルスの拡散を防ぎましょう。
    • いつ普通の生活に戻っても良いか、医師に確認しましょう。数日から10日間程度は人に感染させる可能性があります。
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    ゆっくり休んで回復を助ける 自分でできる治療は、身体が感染症と闘っている間、ゆっくりと休むことです。ベッドに横になるか、ソファにクッションをいくつか重ね、上半身を預けて横たわります。さらに、寒くないように毛布も用意しましょう。[15]
    • 上半身を起こしておくと、咳の発作を予防できます。クッションがあまりない場合は毛布やタオルを折りたたんで使い、上半身を起こしましょう。
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    市販の鎮痛・解熱剤を服用する コロナウイルス感染症ではよく身体の痛みや発熱が見られます。ありがたいことに、これにはイブプロフェン、ナプロキセン、アセトアミノフェンなどの市販薬が効果を発揮します。市販の鎮痛・解熱剤を服用してもよいかどうか、医師に確認しましょう。そして製品に記載された使用上の注意に従って服用しましょう。[16]
    • 薬があまり効かなかったとしても、ラベルに記載された以上の量を摂取してはいけません。
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    加湿器で喉と気道を楽にする おそらく喉の痛みや痰が出るでしょう。それには加湿器が効果を発揮します。加湿器の蒸気で喉と気道が潤い、喉の痛みが軽減します。さらに、湿気により痰が切れやすくなります。[17]
    • 使用上の注意を守り、安全に使用しましょう。
    • 誤ってカビが混入しないように、加湿器は使用するたびに石鹸と水で洗いましょう。
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    水分をたくさん摂り、回復を助ける 水分は体が感染症と戦う助けになり、また痰を切る働きもあります。 水、お湯、お茶などを飲み、水分補給しましょう。さらに、だし汁などで水分の摂取量を増やしましょう。[18]
    • 喉の痛みを抑えるには温かい液体が最適です。お湯やお茶にレモンを絞り、はちみつをスプーン1杯入れてみましょう。
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ポイント

  • コロナウイルスの潜伏期間は5日程度です。そのため、感染した直後には症状は出ません。[19]
  • 世界中の空港で、感染の拡大を制限するために中国から来た旅行者の健康チェックが行われています。[20]
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注意事項

  • コロナウイルスに感染すると重篤な合併症を起こすことがあります。そのため、息切れや症状の悪化を感じたら病院で診察を受けましょう。[21]
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このwikiHow記事について

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