エッセンシャルオイルでフェイシャルスチームを行う方法

共同執筆者 Zora Degrandpre, ND

フェイシャルエステはどこのエステティックサロンでも、通常、高い料金がかかりますが、サロンに行かなくても、自宅で簡単に蒸気を使った贅沢なフェイシャルエステを行うことができます。必要な道具は大抵どこの家庭にもあり、あとはお好みのエッセンシャルオイル(精油)を入れるだけです。目的に合った作用を持つエッセンシャルオイルを選んで、血行促進、肌の不純物除去、または単なるリラックスに役立てましょう。

パート1(全3パート):エッセンシャルオイルを選ぶ

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    鼻腔を開いて風邪を治しましょう。風邪の症状を緩和し、鼻腔の通りをよくする効果があるオイルにはいくつかの種類があります。ペパーミント、ユーカリ、またはオレガノオイルを合わせて3~7滴ほど加えます。[1] 鼻が詰まっている場合は、オレガノが鼻炎や副鼻腔炎の症状緩和に役立ちます。ペパーミントのエッセンシャルオイルは鼻腔の詰まりからくる頭痛を和らげ、ユーカリは鼻詰まりそのものを治します。また、ユーカリオイルは呼吸器の問題も緩和します。[2]
    • シダーウッド、タイム、フランキンセンス、マジョラム、ミルラ(没薬)、セージ、サンダルウッドやティーツリーのエッセンシャルオイルも風邪の症状緩和にに効果があります。[3]
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    リラックスして緊張をほぐしましょう。ストレスを感じているのならば、ラベンダーが気持ちを落ち着かせ、ゆったりと眠りにつく手助けもします。セージのエッセンシャルオイルも不安、ストレスや落ち込んだ気持ちを和らげます。合わせて3~7滴のエッセンシャルオイルをフェイシャルスチームに使いましょう。[4]
    • リラックス効果のあるそのほかのエッセンシャルオイル:チュベローズ、バニラ、ウィンターグリーン(冬緑油)[5]
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    気分を高めましょう。落ち込んでいるときやとにかく気分を明るくしたいときには、レモン、ローズマリーやローズのエッセンシャルオイルを使いましょう。ローズは抗うつ剤として使用されることが多く、ローズマリーには活力の回復効果があります。レモンなどの柑橘類はどれも気分や集中力を向上させます。[6] 合わせて3~7滴のエッセンシャルオイルをフェイシャルスチームに使いましょう。
    • イランイラン、パチュリ、ジャスミンやカモミールも気分を明るくするエッセンシャルオイルです。[7]
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    ニキビを治しましょう。にきびやにきび跡などに悩んでいるのならティーツリー、ユーカリやローズマリーのエッセンシャルオイルでフェイシャルスチームを行ってみましょう。これらのオイルが持つ抗菌作用がにきびを治し、にきび跡を防ぎます。[8] 合わせて3~7滴のエッセンシャルオイルをフェイシャルスチームに使用しましょう。
    • 抗菌作用のあるそのほかのエッセンシャルオイル:オレガノ、セージ、バジル、パイン
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    肌のお手入れをしましょう。傷跡、妊娠線やニキビ跡にはローズのエッセンシャルオイルを使いましょう。ローズには抗酸化作用があり、肌の治癒を早めます。また、収斂効果もあるので毛穴を引き締めて肌に張りを与えます。[9] 合わせて3~7滴のエッセンシャルオイルをフェイシャルスチームに使いましょう。
    • ゼラニウムはローズと合わせると相性がよく、血行促進効果で肌を治癒するなど、その効果の多くがローズと似ています。[10]
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    パッチテストをしましょう。エッセンシャルオイルに対するアレルギー反応が心配な場合は、フェイシャルスチームにオイルを使用する前に肌の一部でパッチテストをしましょう。少量のキャリアオイル(ベビーオイルなど)にエッセンシャルオイルを混ぜたものを絆創膏の布の部分に数滴垂らします。絆創膏を腕の内側に貼り、48時間そのままにします。48時間後、皮膚に赤味、炎症や水膨れなどのアレルギー反応、もしくは過敏反応がないかを確認します。[11]
    • エッセンシャルオイルの多くはきちんとアレルギーテストが行われていないので、妊娠中や授乳中に使用する場合は事前に医師に確認をしましょう。
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パート2(全3パート):フェイシャルスチームの準備をする

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    必要なものを用意しましょう。必要なものが足りずに慌てているうちにせっかくの蒸気がなくなってしまわないように用具はすべて事前に準備をしておきましょう。お湯がすぐ使える台所や浴室で行うとよいでしょう。以下のものを用意します。
    • やかん
    • エッセンシャルオイル(精油)3~7滴
    • 厚めの清潔なタオル
    • 大きめの洗面器、またはボウル
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    水を用意しましょう。やかんにきれいな水を入れて沸騰させます。沸騰したお湯を耐熱性のボウルか洗面器に注ぎ、エッセンシャルオイルを加えます。熱湯を注ぐときや熱湯の入ったボウルを移動させる際は慎重に行いましょう。[12]
    • 電子レンジで水を沸騰させる場合は、必ず木製のスプーン、台所用具や箸を一緒に水に入れましょう。こうすることで水が沸騰しすぎてあふれるのを防ぎます。
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    ボウル、または洗面器の上に顔を持っていきましょう。洗面器またはボウルをテーブルに置き、椅子に座って、湯気の出ている洗面器(またはボウル)の上に顔を持っていきます。頭からタオルをかぶり、蒸気を逃さないように洗面器まですっぽり覆います。[13]
    • 熱湯に顔を近づけすぎないように気をつけましょう。
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    蒸気を吸入しましょう。5分から10分間、もしくは湯気がなくなるまで蒸気の中で深く呼吸をします。必要ならば、お湯を温めなおして再度蒸気をおこしてもよいでしょう。[14]
    • お湯を足してエッセンシャルオイルを追加すれば、お湯が蒸発するまで再利用できます。
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    顔をすすぎましょう。蒸気によって毛穴が開くので、フェイシャルスチームが終わったあとは冷たい水で顔をすすぎます。冷たい水には収斂効果があり、毛穴を引き締めます。[15]
    • さらに肌を保湿するために、フェイシャルスチームが終わったらすぐに化粧水(乳液)をつけましょう。
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パート3(全3パート):皮膚を洗浄する

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    顔を洗いましょう。顔をぬるま湯(熱いお湯は避けましょう。)で濡らし、洗顔クリームをのせます。指先でなでてクリームを優しく肌になじませます。気に入ったエッセンシャルオイルが配合された洗顔料を使いましょう。ぬるま湯で洗顔料をすすぎ、柔らかいタオルでトントンと優しく水をふき取ります。肌が痛むので顔をゴシゴシとこすらないようにしましょう。[16]
    • フェイシャルスチームを始める前に顔を洗うと、ファンデーションや余分な皮脂が落ち、一層の効果を得られます。もしくは、毛穴の奥を洗浄するためにフェイシャルスチームのあとに顔を洗ってもよいでしょう。
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    フェイスマスク(パック)をしましょう。肌質にあったフェイスマスクを購入します。水と混ぜて使用するタイプのフェイスマスクは、それぞれの取扱説明書に従って使用します。混ぜる必要がなく、すぐに使用できるマスクもあります。指先を使い、マスクを均一に顔全体に塗ります。使用書に書かれている時間が経過するまでそのまま待ちます。時間になったら清潔な布でふき取り、ぬるま湯で洗い流します。フェイスマスクの種類には以下のものがあります。[17][18]
    • クレイ(泥):クレイは油分を取り除きます。(混合肌、脂性肌)
    • 保湿:保湿用マスクは肌に潤いを与えます。(乾燥肌、パサパサした肌)
    • ピーリング(角質除去):ピーリングマスクには少量のスクラブが配合され、古い角質を取り除くことでくすんだ肌を明るくします。
    • ミネラル(栄養):ミネラルの入ったマスクは炎症を起こした敏感肌を落ち着かせます。
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    トナー(ふき取り化粧水)を使いましょう。コットンボールにトナーをつけ、優しく顔をふきます。トナーには収斂効果があるので余分な皮脂や顔に残った洗顔料を取り除き、肌のpH(ペーハー) を整えます。[19] トナーには、通常、ティーツリー、ローズ、ラベンダーやグレープフルーツなどのエッセンシャルオイルが入っています。
    • トナーを購入する際は、アルコールが入っていないものを選びましょう。アルコールは肌を乾燥させることがあります。
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    肌を保湿しましょう。洗顔のあとは必ず保湿化粧水(乳液)をつけて水分を保ちましょう。十分な水分を保つことは肌の健康のためにとても重要です。適切に保湿された肌は皺が出にくくなります。肌に潤いをもたらすためには、保湿化粧品を毎日同じ時間につけることが大切だということを覚えておきましょう。[20]
    • 保湿化粧品は自分の肌タイプ(脂性肌、乾燥肌、敏感肌、混合肌)に合う、紫外線防止効果(SPF15など)のあるものを選びましょう。
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ポイント

  • エッセンシャルオイルを入浴に使うこともできます。浴槽にお湯をはり、エッセンシャルオイルを数滴垂らします。湯船につかって蒸気を吸い込みましょう。
  • エッセンシャルオイルがなければ、ドライハーブやドライフラワーを使いましょう。
  • フェイシャルスチームや洗顔のあとに肌に赤味が出ることがあります。通常、赤味はすぐに消えますが、水膨れや腫れの症状が出たり、赤味が取れない場合は皮膚科医の診察を受けましょう。スキンケア製品にかぶれている可能性があります。
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注意事項

  • 熱湯を注いだ直後のボウルや洗面器はとても熱くなっているので、触らないようにしましょう。
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このwikiHow記事について

自然療法医
この記事はZora Degrandpre, NDが共著しています。 デグランプリ医師はワシントン州在住の自然療法医です。2007年に自然療法医科大学、「National College of Natural Medicine」にてND(自然療法医師学位)を取得しています。

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