インド式ヘッドマッサージをする方法

チャンピサージ(インドの方言で頭のマッサージを意味する「チャンピ」と英語の「マッサージ」の造語)あるいはインド式ヘッドマッサージは、約4000年前に遡る古代アーユルヴェーダの治療法を基盤にしています。このマッサージは上部3つのチャクラ(ヴィシュッダ、アージュニャー、サハスラーラ)に働きかけ、[1]身体の調和、治療、活力向上、そして伝統的なリラクゼーションなどのために行われます。このマッサージの効果を見るだけでも、近年欧米を中心に人気が高まってきていることに納得いくでしょう。この記事では、このインド式ヘッドマッサージの実践法を紹介します。

パート1(全3パート):準備をしてマッサージを開始する

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    準備をする 気の散らない静かな場所を見つけましょう。部屋の温度は快適に保つようにします。
    • 穏やかな音楽をかけてもよいでしょう。
    • ろうそくを数本灯すことで、部屋の雰囲気づくりにもなります。
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    マッサージを受ける相手を椅子に座らせ、くつろいでもらう これから行うマッサージの説明をし、マッサージの最中に不快感や痛みを感じた場合、すぐに伝えるよう言いましょう。相手の後ろに立ち、両肩に軽く手を置いて、一緒に 数回深呼吸します
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    肩をマッサージする 背中の上部、両肩、両腕、首をマッサージして、緊張や疲れをほぐしていきます。首の付根のあたりから、僧帽筋上部を優しくつまむようにして肩の方に下りていきましょう。徐々に圧力を強くしながら、この動作を3回繰り返します。
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    背骨に向かってほぐす 両手を首の両脇に戻し、襟元下あたりの背骨の両側に親指を当て、小さな円を描くように揉みほぐします。
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    肩の上部をマッサージする 前腕を首の両脇に当て、手首を回して腕を外側に向かって回転させます。腕を少しずつずらしながら、肩の先にくるまで同じ動作を繰り返し行います。腕が肩の先にたどり着いたら再度首の両脇に戻し、一連の動作をあと2回繰り返しましょう。
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パート2(全3パート):首をマッサージする

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    頭蓋底のところまでほぐす 首の後ろの下から、親指で円を描くようにしながら髪の生え際辺りまでほぐしていきましょう。髪の生え際まで来たら両手を肩の位置まで戻し、あと2回同じ動作を繰り返します。
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    首をマッサージする マッサージをする相手の横に立ち、片手を首の付根に当て、もう一方の手を額に優しく当てて頭が前に倒れないようにします。首の付根に当てた手の親指を開いた状態で、下から上になで上げましょう。この時、頸椎に直接圧力をかけてはいけません。
    • 髪の生え際まで来たら後頭部に手で軽く圧力をかけ、少しの間そのままの状態を保ちます。その後、手を首の下に戻して同じ動作を繰り返しましょう。首の緊張が顕著な場合には、下から上になで上げる際に円を描く動きを加えてもいいでしょう。この動作を約5回繰り返した後、そのまま次の動作に続きます。
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    無理をしたり力を入れずに、自然に倒れるところまでゆっくりと頭を前方に倒す 1つ前の動作の繰り返しを行った後、最後に下から上になで上げる際、同時に頭を前方にゆっくりと倒します。手は髪の生え際のところに当てたままにしましょう。
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    頭を後方に倒す ゆっくりと頭を起こし、そのまま後方に倒していきます。この時も無理をしたり力を入れたりしないようにし、首が自然に動く範囲で行います。
    • この頭を前後に倒す動きを3回繰り返しましょう。
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パート3(全3パート):頭をマッサージする

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    頭をマッサージする マッサージを受ける相手の後方に立ち、相手の髪が縛ってある場合には解きます。両手を開き指を上に向けて、頭の両側に当てましょう。軽い圧力をかけながら、シャンプーをするような動きでゆっくりと上に動かしていきます。この際、手根と指は頭皮から離さないようにします。
    • 頭の天辺まで来たらそっと両手を離して頭の下に戻し、初めとは異なる頭の部位に両手を当て再度同じ動作を行います。頭皮全体にマッサージが行き渡るよう、この動作を4、5回繰り返しましょう。
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    頭皮を揉む マッサージを受ける相手の後頭部に片手の手根を当て、もう一方の手は額に当て支えにします。後頭部に当てた手を前後に勢いよく動かしながら、頭皮を揉んでいきます。頭の片側の頭皮を揉み終えたら、手を替えてもう片側の頭皮も同様に揉みましょう。
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    両手の指だけを使い、頭皮全体を軽快に揉む 約1分間行います。
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    後頭部から前方に向かって、指で頭皮をなでるように動かす 同時に頭をわずかに後方に倒していきます。指が額まで来たら、指を眉間から眉に沿ってこめかみまで下ろしていき、こめかみの部分に指で小さな円を描くようにします。この一連の動きを3回繰り返しましょう。
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    仕上げ 額から後方に向かい、指の部分を使ってゆっくりとなでる動作を行いましょう。徐々に指にかける圧力を弱くしながら約1分間この動作を繰り返し、最後は羽根がふんわりと飛ぶように手を頭から離します。
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    期待できる効果を知る インド式ヘッドマッサージの持つ治療効果は広範囲に渡るため、健康管理のための日課の一部にするとよいでしょう。期待できる効果には以下のものが含まれます。
    • 顔、首、背中上部そして肩の筋肉のこりや痛みの緩和
    • 首関節の柔軟性の向上
    • 緊張や二日酔いからくる頭痛、目の疲れ、顎関節の痛み、鼻詰まりの症状の緩和
    • エネルギーの回復
    • 鬱や不安、その他ストレス関連疾患の減少
    • より高い創造力、思考の明晰さ、集中力と記憶力の向上
    • 平穏で落ち着いた感覚と心身ともに前向きな状態
    • 気持ちのよい目覚めを促す安眠
    • 深く穏やかな呼吸
    • より強い免疫システム
    • 皮膚の健康状態の向上
    • 健康な頭皮と頭髪
    • より高い自己認識による自尊心の向上
    • バランスの取れたチャクラ
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ポイント

  • 通常アーユルヴェーダのオイルを使用しますが、オイル使用はあくまでも任意になります。オイルを使用する場合は、少なくとも人肌の温度まで温めてから使いましょう。
  • マッサージを受ける人がリラックスして座れる場所を選びましょう。
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注意事項

  • マッサージオイルを使用する際には、マッサージを受ける相手にアレルギーがないことを確かめましょう。
  • マッサージの最中に痛みを感じた場合には、直ちにマッサージを中止します。
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このwikiHow記事について

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