のどのかゆみを和らげる方法

共同執筆者 Marsha Durkin, RN

アレルギーの時期や風邪をひいた時に、のどが痛み、イガイガする人は多いでしょう。幸いなことに、のどの不快感を素早く効果的に和らげる方法は、自然療法でも医薬品でもいろいろあります。症状をしっかりと観察して重症度を把握し、医師の診断が必要な場合を見極めることが大切です。

3の方法1:
自然療法

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    塩水でうがいしましょう。240 ccのぬるま湯に塩小さじ1/2杯を加えてよく混ぜます。口に含んで10秒間うがいし、吐き出します。飲み込んではいけません。
    • 塩が過剰な痰(のどがイガイガ、ムズムズする原因)を切って、炎症を鎮めます。
    • のどの調子が良くなるまで、これを一日に2~3回行います。
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    蜂蜜を食べましょう。蜂蜜は素晴らしい自然薬です。のど粘膜を保護して、痛みやイガイガを素早く和らげます。効果を得るには、大さじ1杯の蜂蜜を毎朝食べましょう。
    • 入手可能なら、地元産の生の蜂蜜を使いましょう。アレルギーに対する抵抗力が高まります。
    • 生ものが苦手な人は、大さじ1杯の蜂蜜を紅茶に加えてもよいでしょう。
    • 1歳未満の子どもには蜂蜜を絶対に与えてはいけません。蜂蜜に含まれるバクテリアが乳児ボツリヌス症を引き起こす場合があり、死に至る危険があるからです。
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    蜂蜜レモンジンジャーティーを作りましょう。カップに少量の蜂蜜を入れ、お湯をいっぱいまで注ぎます。
    • 次に、くし形に切ったレモン1~3切れを絞って入れます。最後に少量の生姜を下ろし入れてかき混ぜます。
    • のどのイガイガ・痛みを和らげるためには、一日数回飲みましょう。
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    ウコン入りミルクを飲みましょう。牛乳にウコンを入れるのは、のどの不快感に対する民間療法として昔から知られています。
    • 就寝前にカップ1杯の牛乳にウコン小さじ1杯を加えて鍋で温めます(お好みで牛乳の代わりに水を使用してもよいでしょう)。
    • 飲む前に少し冷まします。イガイガが解消されるまで毎晩飲みましょう。
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    リンゴ酢を飲みましょう。リンゴ酢は民間療法で多く使われており、健康に対していろいろな効果があります。その一つがのどの不快感の緩和です。
    • 240 ccのお湯にリンゴ酢大さじ1杯を加え、ゆっくり飲みましょう。
    • お好みで蜂蜜を大さじ1杯ほど加えると、美味しく飲めます。蜂蜜の味が苦手な人はメープルシロップでも代用できます。
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    ホースラディッシュ(西洋わさび)を試してみましょう。ホースラディッシュで作った飲み物は、のどの痛みを和らげる民間薬としてロシアで昔からよく使われています。
    • グラスにすりおろしたホースラディッシュ大さじ1杯(ソースに加工したものでなく、生のもの)、蜂蜜小さじ1杯、クローブ粉末小さじ1杯を入れて混ぜます。
    • グラスにお湯を注いで、よくかき混ぜて溶かし、ゆっくり飲みます。
  7. 7
    加湿器を使いましょう。とても乾燥した場所で生活したり眠ったりすると、のどが乾燥してイガイガすることがあります。
    • リビングや寝室に加湿器を置いて空気中の湿度を高めると、のどの不快感が和らぎます。
    • 加湿器を買いたくない場合は、大きなボウルに水を入れて暖房の下に置いたり室内に植物を置いたりしても、同様の効果が得られます。
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    水をたくさん飲みましょう。のどのイガイガの原因として最もよくあるのが脱水症状です。のどが乾燥し、敏感な組織を潤して保護する粘液が不足するからです。
    • 一日に最低8杯の水を飲むよう心がけましょう。緑茶やハーブティーをたくさん飲むようにしましょう。
    • 風邪のときは水を飲むのが特に重要です。発熱して汗をかいたり、くしゃみや鼻水で体内の水分が大量に失われるからです。
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3の方法2:
のどを保護する

  1. 1
    悪い習慣を止めましょう。ある種の物質は多用すると脱水症状を引き起こし、そのせいでのどに痛みや不快感が生じることがあります。
    • コーヒー、紅茶、ソーダなどのカフェインを含む飲料は脱水症状を引き起こす(かつ睡眠に影響を与える)ので、飲むのを止めるか飲む量を減らしましょう。
    • ある種の薬物(抗鬱薬など)には脱水作用があり、のどに炎症を引き起こします。
    • 喫煙はのどをたいへん乾燥させ、不快感や炎症(同時にその他の健康問題も)を引き起こします。禁煙するか、せめて喫煙数を減らしましょう。
  2. 2
    声を保護しましょう。話したり、怒鳴ったり、歌ったりのし過ぎでのどを酷使すると、のどが脱水症状になりイガイガが生じます。
    • のどの酷使が原因だと思われるなら、一日に最低1~2時間は声を使わないようにしましょう。話す、歌う、怒鳴るなどの行為を控えて、のどを休ませます。
    • 声をたくさん使う仕事の場合は、いつも必ず水を側に置いて、脱水症状にならないよう一日中のどを潤しましょう。
  3. 3
    アレルギー対策をしましょう。特定の食べ物、植物、花粉などに対するアレルギー反応には、目のかゆみ、くしゃみ、鼻詰まり、のどのイガイガがあります。
    • 抗ヒスタミン薬で症状が軽減するか試してみましょう。
    • また、食べた物の記録をつけたりアレルギー検査を受けたりして、アレルギーの正確な原因を突き止めましょう。
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3の方法3:
市販薬の使用

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    のど飴や咳止めトローチを舐めましょう。普通ののど飴では大した「治療」はできませんが、痛みを和らげる効果はあります。
    • 飴を舐めることで唾液が出てのどを潤し、不快感を和らげます。
    • 一方、飴の中の薬効成分がのどの感覚を鈍らせて、痛みを感じないようにします。
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    抗ヒスタミン薬を服用しましょう。人体にはヒスタミンという化学物質が存在しますが、これがのどのかゆみを引き起こします。抗ヒスタミン薬には、このヒスタミンの作用を抑える働きがあります。「ドリエル」、「コンタック鼻炎Z」、「クラリチンEX」などの抗ヒスタミン薬は、のどの不快感・痛みを解消する狙いがあります。
    • 抗ヒスタミン薬は副作用として、口内の乾燥やめまい、頭痛などを引き起こす場合があります。
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    鎮痛薬を試しましょう。昔からあるアスピリンやイブプロフェンなどの鎮痛薬も、のどの痛みを和らげる働きがあります。用量については箱の説明を参照してください。
    • アスピリンは、水痘やインフルエンザが治っていない19歳以下の子どもには絶対に与えてはいけません。稀ですがライ症という重病を引き起こす場合があります。[1]
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    のどスプレーを使用しましょう。のどの不快感やムズムズする乾いた咳を和らげるには、のどスプレーが大活躍します。のどスプレーは通常フェノール(または類似成分)を含み、のどの感覚を鈍らせます。
    • のどスプレーはたいていの薬局で売っており、比較的安価です。
    • ミントなどの味がついたのどスプレーもあります。
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    口腔洗浄液でうがいしましょう。一日2回メントール入りの口腔洗浄液(「リステリン」など)でうがいをすれば、のどの感覚が鈍くなって、炎症やイガイガが緩和されます。
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    症状が深刻あるいは長引くようであれば、医師の診察を受けましょう。のどのかゆみは家庭で対処できることがほとんどです。しかし、10日以上にわたって症状が続く、急激に悪化する、高熱を伴うなどといった場合は、医師に相談する必要があります。喘鳴や呼吸困難、じんましん、顔の腫れ、のどの激しい痛み、発熱、嚥下障害などが見られたら、すぐに医師の診察を受けましょう。これらの症状はいずれも重度の健康障害の現れである可能性があります。
    • 食品や薬剤へのアレルギー反応として、のどがイガイガすることがあります。こうしたアレルギー反応は、抗原の摂取から数分~数時間後に起こります。アレルギー反応により死に至る場合もあります。
    • 細菌感染やウイルス感染により起こるのどのかゆみもあります。連鎖球菌性咽頭炎、扁桃炎、インフルエンザなどの感染症には医師の治療が必要です。
    • イガイガの原因は胸やけや、ACE阻害薬などの高血圧治療薬の副作用であることもあります。
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注意事項

  • 妊娠中の女性や呼吸器疾患のある方は、のどスプレーの使用を控えましょう。
  • 過去に市販薬で何か問題があった方は、薬を服用する前に医師に相談しましょう。
  • どんなに痛んでも、風邪薬を服用する際は用法・用量を守りましょう。また、塩水を飲み込んではいけません。
  • 蜂蜜を食べる前に、アレルギーがないかを確認しましょう。
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このwikiHow記事について

正看護師
この記事はMarsha Durkin, RNが共著しています。 マーシャ・ダーキンはウィスコンシン州在住の正看護師です。1987年に同州にあるコミュニティーカジッジ、「Olney Central College」にて看護学の準学士号を取得しています。
カテゴリ: 全般的健康

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